みやま市ジュニア卓球大会と老松宮の大銀杏

本日は第5回みやま市オープン ジュニア卓球大会を見てきました
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みやま市以外からも福岡市・北九州市・熊本県などから合計240名ほどの小中学生が集まり、筑後広域公園の体育館に32面の卓球台がびっしりと配置され熱戦が繰り広げられていました。
全然知らなかったのですがみやま市立瀬高中学校の女子卓球部は近年非常に強いそうで、昨年は団体戦で県大会2位、個人戦は上位4名の内3名が瀬高中学だったそうです。指導者の層も厚いらしく、市卓球協会の越智会長の熱い卓球談義に関心しきりでした。卓球は幅広い年齢層でも楽しめるスポーツ、2月には年齢関係ない初心者も歓迎のオープン大会を開催予定とのこと。競技人口の裾野を広げてこの地域が卓球で盛り上がることが出来れば良いですね。

先週の事ですが、上長田の老松宮にて大銀杏祈願祭に出席してきました。
こちらの大銀杏は直径8メートル高さ25メールもあり、その太さで日本一と言われているそうです。近づいてみると幹が8本ぐらい寄り集まっているように見えますが実はこれは一本の木。わざわざ九大にDNA鑑定までしてこの銀杏が根っこを同じくした一本の木であることを証明して貰ったそうです。
その時撮った写真が綺麗だったので掲載したく一週間遅れのブログとなりました。まだまだ見頃だと思いますのでお近くにお立ち寄りの際は是非!
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12月議会開会&九州筑後げんき計画

本日から12月、福岡県議会も12月定例議会が開会致しました。総額32億円余の事業費等を含む21件の議案が審議されます。

また早速本日「国の出先機関原則廃止に向けた新たな広域行政実施体制づくりを確実に推進するよう求める意見書」が全会一致で採択されました。昨年6月に国の出先機関を原則廃止し事務権限の地方自治体への委譲を進めることが閣議決定された事を受けて、九州地方知事会はその受け皿となる「九州広域行政機構」の創設を国に提言しました。来年冒頭の通常国会にていよいよ広域行政機構の関連法案が国会に提出される見通しである事を踏まえ福岡県議会から国会へ再度の後押しをするために意見書を提出する運びになったものです。

先日の大阪府知事・市長ダブル選挙で維新の会陣営が圧勝した流れからも、国と地方自治体の関係が大きく見直される機運は高まっていると思います。大阪都構想に続き、九州からは広域行政機構でそれを実現させるべく自民党県議団はじめ各会派力を合わせて努力していきます。

話は変わりますが、今日県庁の一階を通りかかったら
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グッドデザイン賞の2011年度グッドデザイン特別賞を受賞した九州ちくご元気計画の展示会が行われていました。
我がみやま市からは、私もスーツでお世話になってるクロキビスポークルームのカフリンク「NOC」が展示されてました。
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NOCは特設サイトが出来てたり、テレビ出演が決定したり勢いがありますね!そしてなによりクロキビスポークルーム代表の黒木雄平君自身が楽しみながら面白がりながら街作りをやってる姿が私はとても良いと思ってます。普段の活動を通じて、みやま市には自然体で地域を楽しみ地域を盛り上げる人が本当に沢山いらっしゃるのをひしひしと感じると同時に、みやまのポテンシャルは高いと感じている次第です。私も議員の立場でしっかりと皆さんの活動を応援しこの地域をもっともっと元気に楽しくしていきたいと思います。

ノリ初入札会&ひっぱりぐっちょ

昨日は平成23年度ノリ初入札会を視察してきました
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初めての経験で、実は築地のセリみたいな光景を想像してましたが全然違って、買い付け業者さんが「入札手板」と呼ばれる出品リストを手に一枚一枚ノリをじっくり値踏みする緊張感の有る重厚な雰囲気でした。朝9時半頃から夕方4時まで入札は行われ、
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福岡県内の水産業売上の6割を占める海苔ですが、11月の長雨などで今年は出来が例年の6割程度だそうで、今後の巻き返しを期待したいところです。
その後柳川市大和町にある海苔協業施設を視察してきました。
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海苔生産は大きく分けて「養殖」と「加工」の作業が有り、設備投資負担の軽減と経営安定化の為に昨今力を入れているのが加工設備を集約した海苔協業施設です。家内工業による人出の問題や後継者問題の解決策として有効な手段の一つだと思います。

そうそう、遅れましたが先週末みやま市では「まるごとみやま秋穫祭」が開催されました。その中で私が一番好きなイベント「ひっぱりぐっちょ」、「ぐっちょ」とは地元の方言で「競争」とか「ゲーム」という意味です。米俵を載せた重さ約300キロのキジ車を6名のメンバーで引っ張りタイムやパフォーマンスを競います。そのパフォーマンスが今年も最高でしたのでちょっと紹介します
IMG_2561IMG_2562左はミカンや茄子等地元名産品の被り物をした女性チーム、右はマイケルジャクソンの仮装をした男女混合チーム
IMG_2565IMG_2566これは高田町の祇園祭で催されている江戸時代の雲助の寸劇。タイムなんか全く無視で、競技の途中で寸劇が入ります。これが妙にツボに入りました。
もちろん競技として賞金目指して頑張っているチームも多数ありますが、こういう遊び心満載の馬鹿馬鹿しくも明るく楽しい連帯感大好きです!来年も皆さんのパフォーマンス楽しみにしてます!そして前日までの大雨でイベントを担当していた商工会青年部の皆さんは準備が大変だったと思います、本当にご苦労様です。

北陸視察に行ってきました

所属している総務企画地域振興委員会で石川県庁・富山県庁・志賀原子力発電所を視察してきました。

先ず石川県庁では地域振興課が推進している「奥能登ウェルカムプロジェクト」について説明を受けました。
奥能登は能登半島の奥にある2市2町を指しますが、高齢化率が全国平均20%(H17年度データ)のところなんと35.7%。人口減少も著しく。昭和35年と比較すると約半減しているそうです。その中で「食」「風景」「体験観光」をテーマに、地元住民の皆さんとプロジェクトを立ち上げ外客誘致に努力されていました。ポイントは事業を如何に民間に移行して独り立ちさせるか。
私の地元でもあるみやま市及び周辺も高齢化率が進んでおり、食産業が盛んという共通項もあるため、特に「能登丼」のプロジェクトについては大変参考になりました。筑後七国のプロジェクトに応用できないかなぁ。

その後議会棟を見学させて貰ったのですが、建設してまだ8年という事もありとても綺麗でした。ビックリしたのが傍聴席の近さ。最後尾の議員席なら手元資料まで覗き見できそうなくらい近かったです。
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富山県議会では防災危機管理課においては原子力防災についての話を中心に視察させて頂きました。
富山県は原発防災という観点では非常に福岡県と似ている地域です。隣県である石川県が原発を保有し、富山県との距離は20キロ以上あるためEPZ(緊急時計画区域、Emergency Planning Zone) には当たらないという点が、玄海原発と糸島市の関係と非常に類似しており、その対応や方針はとても参考になりました。今回の福島の原発事故が起こる2年前に既に県民向けの「原子力防災のしおり」という冊子を配っていたり、北陸電力との関係構築も良好のようで、この点は見習わなければなりません。富山県知事は元消防庁長官という事もあり「危機管理」行政には一日の長があると感じました。

そして最後に志賀原子力発電所を視察。西野所長より3.11以降の安全強化策について説明を受け、原子炉・タービン・オペレーションセンター等を見学させて頂きました。
津波及び電源喪失についての対策については福島の教訓からかなり念入りなものになっています。発電所の敷地は海岸に隣接しているとはいえ、海面から一番低いところで11メートル、一番高いところは標高35メートルもあり対策が講じやすいとは思いますが、シミュレーターを使った本番さながらの災害訓練を行っていたり、緊張感を持って対策を講じておられるのは理解できました。一方で「想定外」を想定しなければならない難しさはつきまといます。

志賀原発からの帰りしな、テレビのニュースで県民幸福度ランキングのニュースが。福岡は残念ながら39位でしたが、丁度視察中の北陸三県が上位三位を独占という快挙。確かに言葉で説明するのが難しいですが居心地の良い土地柄であるのは間違いないです。この点良く研究して福岡県の幸福度アップに繋げなければと思います。

そんなこんなで地域振興から危機管理まで大変有意義な視察でした、今後の活動に積極的に取り入れていきたいと思います。

白秋祭水上パレード

今日、11月2日は柳川出身の詩人・北原白秋の命日。柳川では毎年「白秋祭水上パレード」が行われており、1日・3日の前後夜祭を含めて3日間大変な人出で賑わいます。
今回私は初めてご招待を頂き、水上パレードに参加しました。
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琴奨菊関の大関昇進水上パレードは昼間でしたが、薄暮の迫るお堀に、提灯でデコレーションされた約70艘のどんこ舟が集結する光景は幻想的!これだけでも十分楽しめたのですが、その後舟が漕ぎ出された後、お堀沿いで市民の皆さんが様々な催し等で歓待する姿に心から感激しました。
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沖の石太鼓や雅楽があったり、コーラスや琴・吹奏楽などで白秋の唄を奏でたり。
一般のご家庭でも
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花火をしたり、シャボン玉を飛ばしたり、手を振ったり。「おいでめせ〜」「こんばんわ〜」の声が飛び交い、柳川の夜のお堀は白秋一色に染まります。
もちろん観ている方は感動しますが、同時に迎える側も楽しんでいる感が伝わってきて、「白秋」を市民が愛し、「白秋」というソフトを上手に街作りに活かしているのが窺えます。

パレードの終点は御花裏。そこでジュニアコーラスグループによる白秋ソングのメドレーから花火打ち上げ。
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約2時間の素晴らしい一時を、柳川の皆さんの「おいでめせ」精神に包まれて堪能させて頂きました
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ところで一つ複雑な心境になったことがあります。
北原白秋の代表的な作品であり、詩碑にも刻まれている帰去来という詩は「山門は我が産土(やまとはわがうぶすな)」というフレーズから始まります。
山門とは明治の頃から存在する山門郡のことで、柳川市となる前の柳河町や上瀬高町・下瀬高町及び21の村で構成されていました。その山門を産土(うぶすな)と詠んだ白秋のこの地域に対する一方ならぬ想いを感じます。しかしその後何度か行われた合併や移行を経て、最終的に三橋町・大和町・瀬高町・山川町で構成されていた山門郡は平成の大合併により、三橋町・大和町は柳川市に併合され、瀬高町・山川町は三池郡高田町と合併しみやま市となり2007年に歴史有る「山門郡」という地名は消滅してしまいました。

帰去来の「山門は我が産土」の一節が刻まれている水上パレードのメインステージを見て、将来、これから生まれる子供達が帰去来の詩に触れたとき「山門は我が産土」の意味が心の中にスッと入ってこないような気がして寂しい気持ちになったのは私だけでしょうか?
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只今待機中

決算特別委員会が揉めています、理由はこのニュース

福岡県は、来年度・平成24年度の当初予算案の編成方針をまとめ、景気の下支えなどのため、県単独の公共事業費については前の年度から大幅に増額した今年度とほぼ同じ水準にする方針です。
福岡県は、来年度の当初予算案の編成に向けて基本方針を決定しました。
(中略)
このほか一般の政策にあてる行政施策費については、ことし夏に行った各部署の事業点検の結果、あわせておよそ60億円の事業を見直すとしていますが、その半分の30億円については新規の事業の実施や既存の事業の拡充などにあてる方針です。
福岡県の来年度の当初予算案の編成は、11月25日から財政課で査定が始まり、知事の査定を経て来年2月上旬に予算案が固まる見通しです。
11月01日 07時03分
引用元: 県単独公共事業費ほぼ同水準 – NHK福岡のニュース

「何が問題なん?」と思われる方も多いかも知れませんが、現在は決算特別委員会で決算について知事率いる執行部(執行機関)が県政の議決機関である議会側と話し合っている最中に、来年度の予算関連情報が公表されたのは「二元代表制」の根幹に関わる議会軽視と見なされるからです。

我々県議会議員をはじめとする地方議員の役割がなかなか理解されにくいのは、国会の「議院内閣制」のイメージで県議会を捉えられる場合が多いのが一因ではないでしょうか。その誤解を解き、地方自治体における議会の役割をきちんと理解して頂くために、私は県政報告会のような場で最初に二元代表制について説明をさせて頂いています。

二元代表制についてはWEB上にも沢山解説が載っています。ご興味の有る方は是非検索してみて下さい。三重県議会の解説(click)なんか分かり易くてお勧めです。

ということで、決算特別委員会が再開されるまで控室で待機中。折角の時間ですので先輩議員の方から農業白書の件についてレクチャーを受けたりしながら過ごしています。中途半端な状況ですが窓の外は最高の秋晴れで気分も晴れ晴れしますね。

議会における活動記録を作成しました

福岡県議会は決算特別委員会真っ最中です。私は予算特別委員だったので今回は傍聴席にて奮闘されている委員の皆さんを応援する立場です。麻生県政16年の総決算として、当時設立された外郭団体などに関しても厳しい質問が飛んでいます。

ところで、私が参加していた予算特別委員会の議事録が公開されました。本会議も併せて私の質問の部分を抜き出して「議会における活動」として纏めております(右側の「MENU」欄からもリンクしてます)。
過去どのような質問をして、県執行部よりどのような回答を引き出したか時系列的に把握しておくのは私個人としても重要です。ご興味の有る方はご一読頂ければと思います。
特に7月15日に質問した「県立高校の魅力向上」については、少子化と地域振興の中で県立高校の果たすべく役割につき教育長と思いを一つにし納得のいく回答が得られたと思っています。

自民党県議団は当選1期生だけでも12名いますので私も毎回質問が出来るわけでは無いですが、機会を頂いた時には的確な質問が出来るよう心がけるつもりです。住民ニーズにマッチした的確な質問を作るには普段から有権者の皆さんとのコミニュケーションが重要だと思っています。今後とも積極的に皆さんの声に触れるよう活動していきます。

新開能

昨日は高田町にある宝満神社で開催された「新開能」の奉納能を鑑賞してきました。
新開能の紀元として1640年に立花藩お抱えの能楽師が宝満神社に猿楽能を奉納した事が史料として残っています。当初は専門の能楽師が奉納しておりましたが、徐々に地元の農民の手に移っていき「農民能」として高田町の新開地区に伝えられる全国的にも貴重な伝統民俗芸能です。

約3ヶ月前から練習を開始し、この舞台も新開能狂言保存会の皆さんがこの日のために設営されるのだそうです。この舞台があるスペース、実は普段は参道なんです。
演目は嵐山(能)、萩大名(狂言)など全部で8つ。能と狂言を交互に演じて単調にならないようにしてあります。午後3時から始まった奉納能ですが、午後9時頃まで続くとのこと。昔は夜中1〜2時までやってたとか。凄いです。ただお客さんの雰囲気もお菓子や果物をつまみながらのんびり楽しんでいるお祖父ちゃんお婆ちゃんの集団がいたりして、地域と共に根付いている文化だと実感しました。

農民能とはいえ、直前は夜10時過ぎまでみっちり練習を積んだ成果でしょう鑑賞素人の私には十分素晴らしいものに思えました。
特に「萩大名」という狂言(上記写真右側)。記憶力の悪い田舎大名の笑い話なんですが、農民能ならではの絶妙のキャスティングがツボにはまってもの凄く面白かったです。

ただ心配もあります。生活様式が変化したこの時代にこの文化を残し続けるのは厳しいものがある。毎年10月17日に奉納だから曜日も関係なし。厳しい練習が3ヶ月も続く。相当なモチベーションを継続的に維持することが必要だし、企業を巻き込んだ地域の理解も必要。昨日はちょうど西原みやま市長と同席しておりましたが、これらの課題を行政・議会の立場からも考えていきたいと思います。

柳川の熱い一日-琴奨菊関大関昇進水上パレード

本日は柳川出身の琴奨菊関の大関昇進を祝って水上パレードが行われました。
水郷柳川はお堀を「どん小舟」と呼ばれる小さな船で移動する「川下り」が有名ですが、大関から更に上を狙って貰わなきゃいけませんので縁起を担いでパレードは御花を出発して三柱神社へ向かう「川上り」。
船の数も「15勝(しょう)」とかけて「15艘(そう)」。
私は、琴奨菊関の御家族と一緒の2番船に乗せて頂きました。御家族の手により船には琴奨菊のお祖父さんの遺影が。
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思わずパレードが始る前からうるうるしてしまいました。

しかし今日の柳川は凄かった。一体どこからこんなに人が集まってくるんだろうと思うほどの人人人
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掘割り沿いに途切れること無く琴奨菊関への祝福を送る人たちで埋め尽くされました。その全ての人たちが笑顔笑顔!その様子はあの九州新幹線のCMを彷彿とさせられウルウルしそうに。同乗した方も「こんなにみんなが笑っているのは久しぶりに見た」と満足そうでした。

そして市民栄誉賞授与式の行われる三柱神社に到着、ここもまた凄い人
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後援会長である立花柳川商工会議所会頭も「ここにこんなに人が集まるのは初めてじゃないと?!」と目を白黒させていらっしゃいました。柳川警察の牧野署長によると署員の半分が琴奨菊関連の警備に当たっていたとのこと。また新聞によると約2万人の人出だったそうです。
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柳川名物どろつくどんもお出迎え。
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拝殿にて参拝後、式典会場にて市民栄誉賞が授与されました。副賞は琴奨菊関の体重と同じ174キロのお米と有明海で取れた海苔。これで更にパワーアップして九州場所も是非好成績を残して欲しいです。
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琴奨菊関の受賞スピーチは人柄が滲み出てくるような朴訥で誠実なものでした。
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最後は歓喜の万歳。私は壇上右から三番目に映ってます。

この地域は高齢化率が高いと言われています、でも今日のパレードの熱気に触れ事でこの地域の底力を感じました。琴奨菊関から頂いた元気をきっかけに、柳川が、この地域が益々元気になることを心から祈っています。そして次は初優勝の凱旋パレード、そして横綱昇進パレード、夢は膨らむばかりです。頑張れ琴奨菊!
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9月議会終了!&美術展に出品しました

9月議会は10月7日に無事終了しました。また私の一般質問も福岡県議会のWEBサイトにて公開されたようです

平成23年9月定例会
10月3日 一般質問
自民党県議団  板橋 聡
一、筑後広域公園について
一、県職員の研さんについて
一、福岡県総合計画について

前回よりちょっとはゆっくり喋れていますが、カミカミになっている箇所が多くこれは反省。午後3番手ということもあり議場の雰囲気がちょっと疲れていたからでしょうか、私ももうちょっと元気を出して議場を巻き込むくらいの迫力が必要だったかも知れません。一方、知事の再答弁に対する最後の要望は個人的には熱く語れたなと思います。一歩一歩前進するよう努力を続けなければなりません。

さて本日はまいピア高田という施設で「第五回みやま市総合美術展」が開催されました。
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第5回ということもあって年々レベルが高くなっております。
私も写真の部に出品し入選させて頂いたため、会場に作品が飾ってあります。10月14日まで開催されておりますので皆さん是非のぞきに行ってください!

その後山中地区の若宮神社の竣工奉祝祭に行ってきました。
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若宮神社は県道湯辺田瀬高線の拡幅整備工事に伴い、移転する事となり約110年振りに再築することとなりました。古くからの地権者が30名以上いらっしゃり所在が不明な方も多い中、その手続きは困難を極めましたが建設委員長である田中区長はじめ皆様のご尽力により今日の竣工を迎えることができました。
多くの方々が男泣きをされているのを目にして、この神社が地域の皆様に愛され地域の発展を今までもこれからも見守っていくのだなぁと感動しました。
奉祝祭後の直会では施工業者さん及び棟梁と「今日の酒が一番旨か!」と満面の笑みで杯を酌み交わさせて頂きました。本当に関係者の皆様ご苦労様でした。

東日本大震災における陸上自衛隊第四師団の活動

先日のブログでご報告しましたが、去る9月28日に私が所属している防衛議連にて講話会が開催されました。講師は陸上自衛隊第四師団長 陸将木野村謙一氏。演題は「東日本大震災に伴う災害派遣における第四師団の活動」。

講話は15分間の災害派遣活動の模様を移したビデオ鑑賞から始りました。約70日間の活動をBefore/Afterで表現したりして、自衛隊の皆さんの活動が如何に被災地に貢献したかひしひしと感じられるものでした。特に映像の最後、派遣活動から引上げるシーン、避難住民の見送りの姿に涙が止まりませんでした。「自衛隊の皆さんがいるだけで安心できました」という横断幕を掲げ、笑顔で手を振る被災者。救助活動、遺体捜索、瓦礫除去だけでなく炊き出し、医療、慰問演奏などまで幅広くまさに粉骨砕身努力してきた自衛隊の皆さんに対する厚い信頼を感じる映像でした。
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その後、木野村師団長から講話がありましたが、印象的な部分をご紹介します:

  • 地震当日の正式な出動命令は22:45だったが、14時の段階で出動を予想し準備を整えていた。
  • 九州北部は地政学的に自衛隊オペレーションの要であり、7000人いる師団ではあるが、全員を派遣するわけにはいかなかった。最大で4000名程度の派遣
  • 救助出来たのは1名、遺体捜索は521体の発見。これは震災後2日以上経って現地に入ったため。初動という意味では地方駐屯地の重要性が改めて認識された。
  • 震災復興においては首長のリーダシップと市民の意識が問題。常日頃からの首長と市民の距離が大切。
  • 自助・共助の気持ちを失わないよう、何でもかんでも自衛隊がやらない。そうしないと自衛隊依存に陥って、本当の復興から遠のいてしまう。
  • 自衛隊員は被災地の悲惨な状況に過剰適応してしまい、ハイな状態になり頑張りすぎてしまう傾向有り。無理にでも休ませるよう努力した。
  • マスコミのスタンスはこれまでの自衛隊活動ではあり得なかった程概ね好意的。ただ相変わらず伝聞情報でいい加減な事を書くマスコミもいた。その場合、傷つくのは自衛隊では無く、共に行動しているボランティアだったり市職員だったりする。

また最後に今回の活動を通じて、今後の災害対応のための提言も頂きました:

  • 防災と防衛は似て非なる物。国の防衛においては彼我の心理的要素が抑止力となるが、防災に情けは通用しない。
  • 駐屯地の存在意義の再認識。過去駐屯地を集約せよという議論もあったが、今回の震災で、初期行動が救助出来る人数に大きく影響する事が痛感された。遠方から被災地に乗り込んでも時間的に助けられる人は少ない。
  • ワーストケースシナリオに基づく防災計画が必要。発生予測が高い災害に対して準備することは大事だが、それだけでは不足している。①蓋然性の高いもの(台風・地震など) ②蓋然性は低いが被害が大きいもの(原発) ③複合事態となるもの(気仙沼では津波で油タンクが破損。燃料が街中に広がり大火災を引き起こした)のように優先順位をつけてあらゆる事態に対処できるよう立案すべき。
  • 平素からの行政・指定公共機関などと自衛隊の連携が大切。自衛隊運用を熟知した人間の行政機関への登用が有効では。村井宮城県知事は自衛隊出身で、今回の震災に於いて宮城県が一番自衛隊との連携はスムースではなかっただろうか?(ちなみに福岡県には自衛隊OBの受け入れは無い)
  • イベント的訓練から「みちのくアラート2008」のような実践的訓練への深化。

私の備忘録みたいになってしまいましたが本当に素晴らしい講演でした。ご興味の有る方はお問い合わせくださればもうちょっと詳しくご説明します。とにかく自衛官の皆さんの士気の高さがひしひしと伝わってくる講話でした。本当に有り難うございました。

想いを語る夢を語る

10月3日(月)に一般質問をさせていただく事になりました。今回は筑後広域公園や県職員の研鑽について県民幸福度の視点から質問をしたいと思います。私の順番は午後3番目ですので恐らく2時半過ぎかと予想します。傍聴ご希望の方連絡下さい。またこちらのページ(http://www.fukuoka-pref.stream.jfit.co.jp/)で生中継を行ってますので、ご興味有る方は是非ご覧下さい。

議会中、特に質問をする場合とにかく忙殺されます。議会の前後に執行部に資料要求したり、外部の方含め関連各所にヒアリングなどをする為昼の休憩時間すらもったいなく思える程です。そんな中で2つほど感動的な事がありました。
陸上自衛隊第四師団長木野村謙一様御講話
1つは所属している防衛議員連盟が開催した懇話会。陸上自衛隊第四師団の木野村謙一師団長が東日本大震災に災害派遣された第四師団の活動についてお話して頂いたのですが、これが素晴らしかった。第四師団7000人を率いるトップマネジメントしての使命感、被災地復興に対する想い、そして冷静沈着な分析に震えました。是非皆様にお伝えしたい内容ですので、議会が落ち着いたらブログにて報告したいと思います。

もう一つは、昨日行われた一般質問で日本開催が決まっている2019年ラグビーワールドカップの福岡誘致について自民党福岡県議団の先輩でもある鬼木誠議員が質問されたのですが、議場の全ての会派からあれだけの万雷の拍手(しかも大変前向きな答弁をした知事にまで拍手)が起こったのには驚きと共に感動しました。なにかと暗い話題が多い昨今ですが、だからこそ夢・理想を語り人々を鼓舞し自ら先頭に立ち行動する事が必要なんだと思い知らされました。この質問内容は来週水曜日頃には先程紹介した福岡県議会中継のページに動画がアップされると思いますので、ご興味有る方は是非ご覧下さい。

祝!新割引切符

10月1日から九州新幹線の日帰り二枚切符が発売されるそうです。博多ー筑後船小屋 片道2260円が往復3200円になります。ただし有効期限は一日限り。

博多ー筑後船小屋間の選択肢は、4000円で30日間有効な二枚切符と3200円で1日だけ有効な日帰り二枚切符の二種類なります。先日九州自立の会でJR九州唐池社長にお目に掛かった際「もっと安くして下さい!4枚切符は出来ませんか?」とお願いしたら「4枚切符は難しいですが・・・」と言ってニヤリとされたのはこの事だったのでしょうか。この割引切符のお陰で地方から博多へのアクセスはもっと身近になること間違いなしですが、それだけで満足せず逆に筑後船小屋はじめとする各駅周辺の魅力を向上させて博多からのお客様を呼び込むチャンスと捉えなければと思います。

そう言えば、先日山門青年会議所が九州クリエイターズマーケット内で作成したモザイクアートが九州新幹線筑後船小屋駅構内に展示されることになりました。
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現在展示するために保護加工を施しているそうで準備に時間が掛かっていますが、4ヶ月間程度の期間、改札を入って右手奥にて皆様のお目にかかれる予定です(展示されたらまた報告します)。約15000枚の写真を幅7.2mx高さ2.4mの巨大パネルに貼り付け筑後船小屋駅から見える風景を表現したモザイクアート。是非ご覧下さい!

ちなみに私も多数プライベート写真を提供しております。10年以上前の飲み会の写真とか懐かしい(恥ずかしい?)想い出写真も混じってますが、万が一見つけても見て見ぬ振りをして下さい。

9月議会開始&新地方公会計制度勉強会

本日より9月の定例議会が始りました。
冒頭小川県知事より提出議案の説明があり、補正予算案をはじめ暴力団廃止条例改正案や副知事人事など20の議案が提出されました。
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恒例のニュース画像です。上段中央が私、その手前の面々は同期当選の方々です。議会がはじまると議員控室の雰囲気もピリッといつも以上に引き締まり、我々一期生の表情にも緊張が滲んでます。代表質問は9月27日、一般質問は29日からの予定です。

今日は本会議終了後、全議員を対象に「新地方公会計制度勉強会」が日本公認会計士協会北部九州会の篠原会長、関西学院大学の石原教授、新日本有限責任監査法人吉村副室長を迎えて開催されました。これがもの凄く面白かった。
2時間の勉強会でしたが、時間が全く足りない位でした。石原教授の「住民は一つ一つの行政サービスに掛かるコストの情報が不十分。受益額とコストが透明になると増税論議も建設的になるはず」という見解は正鵠を射ていると思います。また吉村副室長は「発生主義」「複式簿記」の視点から福岡県の財務諸表を用いて財務分析をして頂き、現在の県財政に対する危機感を煽られてしまいました。
私自身は民間企業の複式簿記で育ってきたので、どうしても自治体財務諸表には違和感と煙に巻かれるような消化不良を感じています。ただ、自治体の特殊性もありますので全く民間企業と同じシステムを適用するのも難しいでしょうが。。引き続きこの件については研鑽を積みたいですね。

これからも笑顔を宜しくお願いします

本日はとある特別養護老人ホームの敬老祭に出席してきました。
入所者・デイケア併せて約90名のお年寄りとその御家族が参加されており大盛況でした。100歳の入所者が2名いらっしゃって、お二人には総理大臣・県知事・市長からの表彰状と記念品が有りました。もちろん総理や知事はお越しではないので、たまたま私がご指名にあずかり総理大臣と県知事の表彰状を代読させて頂きましたが、代読とはいえ「内閣総理大臣野田佳彦」と言うところは緊張したなぁ。
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敬老祭の最後に入所者とデイケアサービスを受けている方からそれぞれ謝辞がありましたが、入所者の100歳の女性が立派にご挨拶をされたのにはびっくりしました。またデイケアの男性は「笑顔は良いですね、職員のみなさんの笑顔のお陰でまだまだ生きております。これからも笑顔を宜しくお願いします。」と謝辞を締めくくられ、その暖かい心遣いに胸を打たれると同時に笑顔でいる事の大切さを思い知らされました。
高齢化社会と言われる現状ですが、逆に言えば日本はお年寄りが多い国。お年寄りに元気になって貰うことが日本の活力のために重要です。来年もホームの皆さんの笑顔に触れることが出来ればと思います。

九州の自立を考える会設立総会

昨日は「九州の自立を考える会」設立総会が福岡県庁議会棟本会議場にて開催されました。
九州広域行政機構の呼びかけ人でもある大分県の広瀬勝貞知事が基調講演を行い、来賓として各県の議会を代表して佐賀・熊本・大分・鹿児島の県議会議長そして九州議長会会長、九州財界からもJR九州唐池社長はじめ多数のご列席を賜りました。
九州広域行政機構の構想は既に九州知事会で合意していますが、その運営には地域住民の意思を反映する仕組みなどが必須となり、組織イメージは二元代表制となります。故に各県議会が広域行政機構の二元代表の一翼を担うべく議会主導で「九州の自立を考える会」が発足するに至りました。今後は考える会をベースに各県の議会と連携を取りながら広域行政機構の実現に向けて邁進することとなります。
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総会後の懇親会では金子万寿夫鹿児島県議会議長が二元代表制の中での県議会議員の重責について熱く感動的なスピーチをされました(上記写真がその模様)。
ところで私はこの総会/懇親会にて進行役を担当させて頂いたのですが、初めて本会議場の執行部側の席(つまり普段は知事達が座っている側)に座って議事進行をしました。議員席はもちろん傍聴席や記者席からの視線をまともに受ける執行部の雛壇は、普段とは全く違うプレッシャーがある事を知り、来週からの定例議会に向けて良い経験をさせて貰いました。

先日「軽油取引税等の免税措置恒久化実現福岡県漁民大会」に参加したのはブログでご報告した通りですが、その際ご臨席されていた福岡県選出の松山政司参議院議員が本日(9月16日)13時から代表質問に立たれ、早速軽油取引税免税措置などについても質問されるそうです。漁連関係者の方にもお知らせして、NHKで放送があるようなので私はTVかラジオにて応援したいと思います。

福岡県総合計画審議会

本日は福岡県総合計画審議会に委員として参加してきました。
この審議会、昭和61年に発足したようです。麻生県政時には14年間の長期計画を策定していましたが、時代の変化に遅れない為にも、今回は小川新県政の下で10年先を見据え、実効性のある5年間の長期計画を立てるのが目的です。前職のサラリーマン時代にお世話になった北九州市の政策部長と偶然再会したり、唯一の学生から選出された委員が我が地元みやま市出身だったりと、不思議なご縁を感じる会でした。
夜のNHKニュースを見ていたらちょっとだけ取り上げられてました
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おっと右上に私の姿が↓
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報道の内容としてはプレスリリースをそのまま取り上げるような感じで、ちゃんと議論の場まで取材していないのが伝わってきて寂しい気がします。

その後県庁議会棟に立ち寄ると一階に「九州の自立を考える会」のオフィススペースが出来てました
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着々と動き出しているなぁ。15日の九州自立の会設立総会では懇親会の司会を仰せつかる予定です。

「九州の自立を考える会」と都久志会館の想い出

先日「九州の自立を考える会」の記者発表がありました。

九州の道州制を視野に入れて地方分権推進の政策提言をする「九州の自立を考える会」が、福岡の県議や経済人によって15日に設立される。今後、福岡以外の九州各県でも県議会主導で同様の組織をつくるよう働きかけ、相互に連携を図るという。(略)
引用元: asahi.com(朝日新聞社):「九州の自立を考える会」設立へ 福岡の県議ら分権推進 – 社会

私もこの会には参加しておりますし、私が副委員長を務める広域行政推進対策調査特別委員会(以下『広域行政特別委員会』)は地方分権や九州広域行政機構を調査することが一つのテーマとなっています。
道州制や地方分権等は馴染みがあるもののなかなか奥が深いです。(1)国の持つ財源・権限を地方に渡していくという分権と、(2)既に地方自治体がもっている権限を集約して横断的に執り行うボトムアップの分権と、(3)国の出先機関が行っている広域性のある事務を新しい枠組み(具体的には九州各県が受け皿となる広域行政機構を設立する)に移管する分権等があります。

(3)については橋本府知事で有名な関西広域連合があります。ただし、九州広域行政機構に関しては九州知事会として合意をしておりますが、関西広域連合は奈良県が不参加を表明しており国の出先機関の権限委譲については効果が懸念されます(奈良県の為だけに国の出先機関が必要となる可能性あり)。法制度的には(2)の既存権限を集約して広域で執り行う事については整備が進んでいますが、(3)については対応案(ただし財源については不明)が内閣府から出された状況でまだまだ整理していかなければならない部分多いです。

いずれにせよ、今大きく状況が変化しつつある分野ですのでとてもやりがいのある仕事なので楽しみです。

さて、昨日は「軽油取引税等の免税措置恒久化実現福岡県漁民大会」に参加してきました。
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もともと軽油・A重油の軽油取引税は道路特定財源だったので、道路整備とは縁の無い漁業用船舶や農林水産業の作業機械の燃料として使用する場合は恒久免税されていたのですが、平成21年4月に軽油取引税が一般財源化されたため、3年間の臨時措置として免税されていたのですがいよいよ平成24年3月末にて免税期間が終了。野田新内閣が増税路線に舵を切っている中、特別措置では無く恒久免税化を要望するために行われた集会です。私の地元有明海の海苔漁家の方々も多く参加されており、会場には大漁旗が四方に飾られて凄く勢いを感じると同時に漁家の皆さんの切実な想いがひしひしと伝わってきました。

余談ですが、この大会が行われた「都久志会館」はコンサートでも使われることが多く、若かりし頃何度か足を運んだ記憶があります。あの憧れのアーティスト達が演奏していたステージに座ってるのかと思うとなんとも言えない不思議な感慨がありました。ホノルルマラソンを2006年に一緒に走ったジェイクシマブクロさんが10月にはコンサートを予定しているようですね。久しぶりに観客として都久志会館に行ってみようかな。

柳河特別支援学校訪問

本日は柳河特別支援学校を訪問してきました。
柳河特別支援学校
創立は明治42年、柳河訓盲院として視覚障害者の教育を行ったのが始まりで、現在は筑後地域の視覚障害・肢体不自由・病弱の3つの部門の教育を担う県立学校です。
視覚障害においては一番多いときは150名ほどの生徒数だったそうですが、医療の発達により早期の発見治療が可能になり、普通学校にて治療を受けながらの教育が進み現在の生徒さんは10名でした。一方、昨年筑後支援学校から移管された肢体不自由部門は50名の生徒さんがいらっしゃいます。
医療的ケア体制など学校生活をおくる上でのハードルは大きいのですが、校長先生はじめ教職員の皆さん限られた予算の中でも一所懸命安心安全を確保し充実した学校生活が送れるよう努力されている姿勢がよく伝わってきました。一方で、普通学校の感覚では見過ごされがちな施設面の細やかな配慮が足りない部分もあり、こういう点は出来るだけ速やかに改善するよう働きかけていきたいと思います。

学校説明の時に、「我が校の校歌を是非聴いて下さい」と紹介された校歌は本当に素晴らしかった。
詞は柳川出身の詩人北原白秋が昭和11年6月に寄贈、曲は「赤とんぼ」等数々の名曲を生み出した山田耕筰が昭和11年9月に寄贈しています。是非メロディーと一緒にご紹介したい所ですが、詞だけ掲載しておきます

一 人なり思へ朝     明らかに色に観ずとも
  日の光額に感じ    心眼つねにひらく  
  あふれよ歓喜     生きて われら輝く 

二 水の上きけよここに  かぎりなく柳吹くもの
  微風を頬に感じ    心耳よひとり澄ぬ  
  さぐれよかの空    生きてわれら輝く  

三 幸ありゆけよともに  陰ながら誠ある道  
  世の命 指に感じ   心頭つひにすずし  
  報せよ國恩      生きてわれら輝く

この歌詞は「柳河盲学校校歌」として寄贈されましたが、昨年学校再編で柳河盲学校から柳河特別支援学校となった際も校歌はそのまま残したとの事です。

そして、白秋自身も晩年眼底出血により視力を失っていたというエピソードを教頭先生から紹介されました。「だからこんなに視覚障害を真っ正面から捉え、切なくも力強く美しい歌詞が書けたのか!」と一人勝手に納得していましたが、よく調べてみると実は白秋が視力を喪失したのは昭和12年。この歌詞を寄贈した翌年の事でした。改めて北原白秋の才能に感動しました。

この歌詞に込められた「心眼」「心耳」「心頭」は柳川特別支援学校の教育信条にもなっています。この学校で学んだ生徒さん達が「心眼」「心耳」「心頭」を磨き社会へ羽ばたけるよう、私も県議の立場でできる限りの努力をさせて頂きたいと思います。

ささやかなサプライズ

台風一過で今朝は秋の気配が感じられます。
9月は20日より「9月定例議会」が開催されます。それに合わせて所属している総務企画地域振興常任委員会が明日開催。また副委員長を務める広域行政推進対策特別委員会の勉強会が明後日開催。来週は議員総会と、議会モードに突入です。6月議会が7月下旬まであったので、あっという間に次の議会。本当に慌ただしい気がします。今回も一般質問を出来ればしたいと思っていますが、同期当選の自民党県議団の中でもまだ一般質問をされていない先生がいらっしゃるので、状況を見ながらの対応になりそうです。いずれにせよ突然の指名が有っても良いように準備だけは進めるつもりです。

みやま市の月刊広報誌が先日配布されたのですが表紙を見てびっくり。我が家の息子達が表紙に!
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嫁さんに聞くと、先日みやま市の「つどいの広場」に子供を遊ばせに行った時に市の広報の方が写真撮影にお越しになっていたとの事。「良い写真が有ったら広報誌に使うかも知れません」と一言説明は有ったものの、スナップ撮影のような雰囲気でパシャパシャと色んな子供を撮っていたので気にもとめてなかったそうです。
ささやかなサプライズを有り難うございました。