予算特別委員会中間報告その2

予算特別委員会、前回ご報告した「県と企業の包括提携について」の質問が3月21日付け朝日新聞に取り上げて頂いていました(画像をクリックすると拡大します)
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福岡県と企業の包括協定については昨年6月・11月にも取り上げ、今回が3回目の質問ですが、ちゃんと経緯を取材していただいて記事にして頂けると質問して良かったなと思います。
地方議会は国会と違い、記者の注目度がとても低いです。2月議会は2013年度の1兆6千億円の予算を話し合う大事な議会にも関わらず、新聞の地方欄で議会の内容に関する記事を目にすることは殆どありません。他県の地方紙の中には、議会中は丸々1ページを議会のニュースに割く新聞もあるだけに寂しい限りです。

さて、前回に引き続き予算特別委員会2回目の中間報告です。新たに2件の質問を行いましたので質問と回答要旨を纏めておきます。

3月21日「入札参加資格申請・迅速な復旧復興に資する組織体制について」
県の公共事業発注について入札参加資格者名簿というのが作成されます。今年から新たに地域貢献度が評価点に加わるのですが、決算期によって会社毎に有利不利が起こらないよう要請し、救済措置を設けることになりました。
また昨年の豪雨災害及び自民党政権になり景気回復のための財政出動が行われますが、それらによる負担増をしっかり消化できる人員・組織体制を構築するよう要望しました。平成25年度に福岡県県土整備部は新たに43人を採用しますが、円滑な教育訓練と、また人員配置にも配慮をするよう要請しました。

3月22日「体罰の無い環境における指導体制について」
大阪市立桜宮高校の体罰問題以降、巻き起こった体罰是非に関する論争により、教育現場において指導に悩む教師が増えたり、教師を軽んじる一部問題生徒により学校秩序に問題が起きたりしています。
まず最初に「教育委員会が守るべきは、真面目に学校に通い学力や人間性の向上を目指す大多数の生徒達」という事を杉光教育長と確認しました。
その上で、学校教育法において明確に体罰が禁止されている以上、どうやって学校の秩序を守り、指導を進めて行くのかガイドラインをハッキリさせ、負担が増える教育現場に対して人的支援や新しい指導体制を確立するよう要請。今後取り組む事になりました。
また、場合によっては教育委員会が矢面に立って教師を守り、流した汗が報われる教育現場を作ることを教育長と確認することが出来ました。答弁は力強かったので、今後ちゃんと進捗しているかどうかをチェックして、生徒達が安心して学業に取り組める環境が構築されるようにしたいと思います。

それぞれ、公式な議事録が上がってきたら、「議会における活動」コーナーに掲載する予定です。

残すは3月26日の知事保留質疑。これは委員会の中での部長答弁では足りない場合、知事に直接質疑を行う事です。
私は「湛水被害を解消する防災減災対策」について知事保留質疑を行う予定です。

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ちょっと早い桜前線に祝福されるように、卒園・卒業式シーズン真っ盛りです。今日は瀬高保育園の卒園式に来賓としてお招き頂きました。
保育証授与では卒園児一人一人が演台に立って、将来の夢をスピーチしてくれました。花屋さん、ケーキ屋さん、車の修理工場、恐竜博士、柔道の先生等々、元気に夢を語る子供達の表情を見ていてついついニコニコしてしまいました。
そう言えば、野球やサッカー等プロスポーツ選手という夢はいなかったなぁ。これも時代でしょうか。

もう一つ感動したのが、約1時間半という式の間、卒園児・在園児がきちんと立派に参加していたこと。大人だって1時間半ってのは結構大変ですが、おしゃべりも無く厳粛な雰囲気の中で式が行われました。
保護者の皆さんも目を細めてその様子をご覧になっていました。本当におめでとうございます。