【🌸 祝・卒業 🎓山門高校卒業式🏫新体育館での新たな門出✨】

 本日、みやま市唯一の高校であり、私の母校でもある県立山門高等学校の卒業証書授与式に出席してまいりました。今年の卒業式は、完成したばかりの真新しい体育館で行われる初めての式典でした。

 式典では、大久保佳史校長からの、失敗の中にこそ成長と進化の源泉がある、とチャレンジ精神を説く式辞や、井上正明同窓会長からの、家に帰ったら家族にありがとうございましたと伝えること、年齢に関わらず挑戦を続ける限り青春は終わらないという祝辞など、これから羽ばたく若者たちへの深い愛情にあふれたメッセージが心に残りました。


 そして、山門高校の卒業式といえば、伝統的に式歌として仰げば尊しを歌い、その後に校歌斉唱へと続きます。最近の卒業式では流行のポップスなどを歌う学校も多いようですが、仰げば尊しわが師の恩、から始まる古き良き歌詞は、いつの時代も世代を超えて深く胸に染み渡ります。その感動の余韻のまま、同窓会をはじめ卒業生も一緒に起立して、全員で校歌を歌い上げるこの一連の流れに、毎年なぜか自然と涙が溢れてきます。

 退場時には、卒業生たちが来賓席や父母席の前に整列し、深々と一礼をしてから会場を後にする姿がありました。その誇らしげで凜とした横顔を見つめながら、卒業生たちのこれからの長い人生に幸あれと心から願うばかりでした。

 本当に素晴らしい卒業式でした。卒業生の皆さん、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。

【第6回福岡県ワンヘルス国際フォーラム〜地域の取り組みが築く健康な未来〜】

 2月21日にアクロス福岡で開催された「第6回福岡県ワンヘルス国際フォーラム」に出席してまいりました。昨日行われた第221回特別国会の高市早苗総理所信表明演説で「ワンヘルスの推進」が宣言された事も有り、会場は熱気を帯びていました。


 今年のテーマは「都市と生命(いのち)の共存を考える〜気候変動時代のワンヘルス・アプローチ〜」でした。開会式では、服部誠太郎福岡県知事より、人、動物、環境の健康を一つのものと捉えて一体的に守る「ワンヘルス」の理念実践に向けたご挨拶がありました。福岡県は全国初の推進基本条例を制定しており、2027年度中の供用開始を目指して「ワンヘルスセンター」の整備を進めています。また、世界獣医師会次期会長で全国都道府県議長会会長のの藏内勇夫先生からも、感染症対策には世界が一つになる必要があり、最近みやま市でワンヘルスセンターの起工式を行ったとの力強いご報告がありました。


 続いて、世界医師会会長のジャクリーン・キトゥル博士による特別講演が行われました。博士はご出身のケニアからの視点を交え、「世界医師会はワンヘルス・アプローチを強力に支持し、人間、動物、環境の緊密な連携を提唱している」とスピーチされました。さらに、「COVID-19は人獣共通感染症のパンデミックがいかに壊滅的な影響をもたらすかを露呈した」と語り、気候変動や環境悪化が疾病リスクを高める現代において、分野を超えたグローバルな連携がいかに重要であるかを訴えかけられました。
 その後、ワンヘルス実践発表会が行われました。九州大学の横田文彦准教授の英語での発表では、大学の分野横断的な取り組みや、AIを活用した新型コロナウイルスの音声検出研究などが紹介されました。大変感激したのは、日本の公開データを用いてワンヘルスの浸透度を分析した研究の報告です。その中で、「福岡県内においてみやま市のワンヘルス浸透度が突出して高い」という大変素晴らしい結果が示されました。地域産業や行政と連携した実践的な社会実装モデルが、みやま市で着実に実を結んでいる事実は、私たちの活動の大きな励みとなります。


 また、久留米筑水高校の生徒たちによる実践報告にも大変感銘を受けました。地域の伝統産業である櫨の木の保全活動を通じ、廃棄される剪定枝と放置竹林の竹を組み合わせた着火剤や、肌に優しい竹エキス入りハンドクリーム、廃棄野菜を活用したクレヨンなどを開発したそうです。人、環境の健康と地域資源の循環を繋ぎ、若い世代がワンヘルスを自分事として見事に社会実装している姿は非常に頼もしく感じられました。


 地域社会との連携による草の根の活動が、みやま市や高校生たちの取り組みのように確かな形となっていることは、私たちの希望です。今回のフォーラムで得た知見と国際的な連帯の輪を糧に、皆様と共にワンヘルスの理念を地域にさらに広げ、より健康で安全な未来を築くための活動を加速させてまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

【総務企画地域振興委員会 管内視察 〜 福岡市・うきは市】

2月9〜10日に、私が所属する総務企画地域振興委員会の管内視察が行われました。今回の視察先は、外国人支援、地域防災、そして次世代エネルギーという、いずれも福岡県の将来を左右する重要な現場です。それぞれの取り組みについて、備忘録代わりに纏めます。

◎ ルール遵守と治安維持の拠点として「FUKUOKA IS OPENセンター」
 初日は、アクロス福岡3階に昨年10月開設された「FUKUOKA IS OPENセンター」を訪問しました。福岡県内の在留外国人数は2024年末時点で約11万3千人と過去最高を更新しています。労働力不足を補う存在として期待される一方、言葉の壁や生活習慣の違いから、ゴミ出しのルール違反や騒音など、地域住民との間で摩擦が生じる懸念も高まっています。


 このセンターの重要な役割は、外国人が日本の法律や社会のルールを正しく理解し、地域社会の一員として規律ある生活を送れるよう導くことにあります。県、入管、労働局、弁護士会などが連携し、就労から生活相談までをワンストップで管理・指導できる体制を整えました。
 視察では、実際に24言語対応の通訳を介して相談を行う様子を確認しました。適切な指導を行う場があることは、外国人の孤立や生活困窮を防ぎ、結果として犯罪やトラブルの芽を未然に摘むことにつながります。外国人支援は「彼らのため」だけでなく、私たち日本人が安心して暮らせる治安と生活環境を守るための「防波堤」としても機能していることを確認しました。

◎ 観光拠点が命を守る砦に「防災道の駅うきは」
 うきは市の「道の駅うきは」は、年間売上13億円超を誇る九州屈指の人気スポットですが、今回はその裏側にある「広域防災拠点」としての機能を確認しました。国土交通省から「防災道の駅」に選定されており、観光振興だけでなく、有事の際の自衛隊や緊急車両の活動拠点(ベースキャンプ)としての役割を担っています。


 特筆すべきは、視察した「コンテナ型トイレ」の性能です。このトイレは屋根に太陽光パネル、内部に蓄電池と独自の循環式浄水システムを備えており、停電や断水が起きても独立して稼働できます。実際、令和6年の能登半島地震では、このトイレが石川県穴水町などの避難所へ派遣され、約1ヶ月間で6000回以上利用されました。被災地では水不足が深刻だったため、大変感謝されたそうです。


 うきは市は上水道がなく地下水を利用している地域であり、災害時の水源確保は死活問題です。現在、敷地内ではさらに防災倉庫の建設や、無停電化対策が進められています。平時は多くの観光客を受け入れ、災害時には即座に地域住民と支援部隊を守る砦へと変貌する施設整備は、県内他地域のモデルとなる取り組みでした。

◎ 鉄道ホームで挑む次世代発電「JR博多駅 ペロブスカイト太陽電池」
 2日目はJR博多駅のホームへ向かいました。ここでJR九州が実証実験を行っているのが、日本発の次世代技術「ペロブスカイト太陽電池」です。従来のシリコン製パネルは重くて硬いため、設置場所が限られていましたが、この新型電池は「薄い・軽い・曲がる」というフィルムのような特性を持っています。


 実験が行われているのは、博多駅の第2ホーム(北九州方面)の屋根上です。鉄道のホームは、列車の通過による激しい振動、架線からの高電圧、鉄粉や黄砂、台風など、精密機器にとっては極めて過酷な環境です。あえてこの厳しい条件下でデータを取ることで、耐久性と実用性を検証しています。


 現地でモックアップを確認しましたが、従来のパネルとは全く異なり、軽量なシートを貼り付けるだけで設置が完了するため、施工時間が大幅に短縮できる点も大きなメリットです。今回の実験で発電した電気は、すでにホーム上の待合室の照明に利用されています。もしこの技術が確立されれば、耐荷重の低い古い建物の屋根や、ビルの壁面、列車の車体そのものなど、都市のあらゆる場所を発電所に変えることができます。脱炭素社会の切り札として、福岡から技術革新が進むことに大きな期待を寄せました。

 今回の視察を今後の県政運営に反映させるべく努力して参ります。

【🚌議会運営委員会管外視察〜🎖️県議会の誇りを胸に〜全国都道府県議会議長会総会・神奈川県議会🏛️】

私が委員長を務める議会運営委員会で、 1月21日から22日にかけて管外視察を行ってまいりました。

今回の視察の最大の目的は、現在、全国都道府県議会議長会の会長という要職にある、我らが福岡県議会の藏内勇夫議長を表敬訪問し、その激務の一端に触れるとともに、議長会事務局からのレクチャーを通じ、全国組織の中心でどのような議論が行われているかを肌で感じることでした。また、議会の災害対策の取組やバリアフリー化に先進的な取り組みを行っている神奈川県議会を訪問し、今後の議会運営に資する知見を得てまいりました。

■ 🇯🇵全国都道府県議会議長会 藏内会長への表敬と総会視察 🏛️ ■
初日は、東京の都道府県会館にある「全国都道府県議会議長会」を訪問しました。 まず、藏内勇夫会長(福岡県議会議長)への表敬訪問を行いました。会長室はまさに「地方議会の内閣」とも呼べる重厚な雰囲気。事務局の方によると、藏内会長は就任からわずか7ヶ月で、延べ100名を超える国会議員や関係省庁への要請活動を行われているそうです。 地方財政の確保や物価高対策、そして藏内会長がライフワークとして取り組まれている「ワンヘルス(人と動物の健康と環境の健全性を一つと捉える考え方)」の推進など、国を動かすダイナミックな活動を目の当たりにし、同じ福岡県議会の一員として大変誇らしく感じました。


その後、第183回全国都道府県議長会定例総会にオブザーバーとして出席いたしました。 総会には林芳正総務大臣も出席され、国と地方が連携して課題に取り組む姿勢が強調されました。 この総会の中で特に印象深かったのが、本県議会の香原勝司議員(前議長)による「議員提案政策条例」についての報告です。


福岡県議会では、「政策条例検討会議」という常設機関を設け、法制スタッフと連携しながら、「飲酒運転撲滅条例」や「ワンヘルス推進基本条例」など、全国に先駆けた条例を議員提案で作ってきました。この福岡モデルが全国の議長の皆様に向けて発信されたことは、本県議会の政策立案能力の高さを証明するものであり、議会運営委員長として胸が熱くなりました。

また、石川県議会の安居知世議長(男女共同参画委員会委員長)からは、女性や若者が立候補しやすい環境づくりについての提言報告がありました。産前産後の欠席期間の見直し(産前6週を8週へ)や、ハラスメント対策など、多様な人材が輝く議会への改革は待ったなしの課題で、福岡県議会としても以前より取り組んでいたものですが、これらを全国都道府県議会議長会として、政府へ直接的に働きかけることで施策の推進力は増大します。

全国議長会会長を福岡県から輩出する価値というものを、委員一同心から実感した次第です。

■ ✨神奈川県議会での調査🏛️🔍 ■
2日目は横浜へ移動し、神奈川県議会を訪問しました。 調査テーマは「大規模災害時における議会の対応」です。


能登半島地震などの教訓もあり、災害時に議会・議員がどう動くべきかは喫緊の課題です。神奈川県議会では、阪神・淡路大震災や熊本地震を教訓に「議員災害活動要綱」を整備されています。 具体的には、安否確認システム「Biz安否確認」の導入や、全議員が常に携帯する「災害対策カード(災害等対応必携カード)」の作成など、発災直後の動きが明確化されていました。 特に、「情報は議会局の災害情報センターに一元化するが、議員は参集指示があるまでは地域での情報収集・発信に努める」という役割分担は、混乱を防ぐ上で非常に参考になる視点でした。


また、議場の見学もさせていただきました。 神奈川県議会の議場はバリアフリー化が進んでおり、スロープの設置や、各席に小型モニターやカメラが設置されるなど、ハード面でも「開かれた議会」を体現されていました。私たち福岡県議会でもバリアフリー化の検討を進めており、大変参考になりました。

■ 👥主権者教育と地方議会の未来(高原事務総長レクチャー)🔍 ■
最後に、全国都道府県議会議長会の高原事務総長より、地方議会を巡る最新動向についてレクチャーを受けました。


特に力を入れられているのが「主権者教育」です。 驚いたことに、人気漫画『葬送のフリーレン』とコラボレーションした主権者教育用リーフレットを作成されていました! 若い世代に政治に関心を持ってもらうため、かなり攻めてる広報戦略です。 学校現場では「政治的中立性」への懸念から議会との連携が進みにくい現状がありますが(連携率はわずか3.9%)、学習指導要領への明記を目指して文部科学省へ要請を行うなど、国レベルでの働きかけが行われています。 富山県議会での高校生向け出前講座の実践例(予算1万円の使い道をグループワークで議論するなど)も紹介され、単なる講義ではなく「対話」重視のアプローチの重要性を学びました。


また、地方議員のなり手不足解消、多様な人材の確保や、国土の均衡ある発展の為に「人口が少ない地域の議員定数確保」など地方議会が抱える諸課題についても、藏内会長の強力なリーダーシップのもと、国会や関係省庁への働きかけが行われ、法改正に向けた調整が大詰めを迎えているとのお話がありました。これは地方自治の持続可能性に関わる極めて重要な問題です。

やはり、各都道府県の議会がそれぞれで政府に働きかけるのと、全国都道府県議会議長会として働きかけるのではスピード感が違うと、そのトップが福岡県から輩出されている意義と価値を再度得心した次第です。

■ 📌視察を終えて ■
今回の視察を通じ、全国の議会をリードする福岡県議会の役割の大きさを再認識するとともに、他県の優れた取り組みや、国政と連携した制度改革の動きを学ぶことができました。 藏内会長が全国の先頭に立って汗をかかれている姿に刺激を受け、私たち議会運営委員会も、県民の負託に応えるより良い議会づくり、そして災害時にも機能する強い議会づくりに向けて、改革を加速させていく決意を新たにしました。
今回の学びを、今後の議会運営にしっかりと反映させてまいります。 対応いただいた関係者の皆様、誠にありがとうございました。

【柳川市みやま市暴力団追放総決起大会】

 柳川市民文化会館「水都やながわ」にて開催された「令和8年度 柳川市・みやま市暴力団追放総決起大会」に出席いたしました。 会場には、両市の地域住民、事業者、警察、行政関係者などが集結し、暴力団のない安全で安心できるまちづくりに向けて結束を固めました。


 福岡県における暴力団対策の転換点は、平成22年(2010年)です。全国に先駆けて「福岡県暴力団排除条例」が制定されました。 それ以降、歴代の警察本部長を筆頭に、不退転の決意で壊滅作戦が展開されました。特に平成26年(2014年)には、北九州で猛威を振るっていた工藤会に対し「頂上作戦」が決行され、当時私は警察委員会副委員長でしたが、当時の樋口警察本部長が示した「魂が震えるような決意」は、今も語り草です。

 こうした官民一体となった徹底的な排除活動と取締まりの結果、県内の暴力団勢力はピーク時の約4分の1にまで減少しています。が、その一方で福岡県は依然として指定暴力団の数が全国最多(5団体)であり、予断を許さない状況が続いています。

 講演の部では、かばしま法律事務所の塩村貴秀弁護士による講演「近年の暴力団の不当な要求の手口やその対策等について」が行われ、非常に実践的な学びを頂きました。


 先人たちが築いた安全な社会を守り抜くため、私たちも地域の小さな異変に目を光らせ、連携していきたいと思います。

 本日は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

【新成人・二十歳の節目を迎えられた皆様、おめでとうございます!】

 みやま市総合市民センターで開催された「みやま市二十歳のつどい」に来賓として出席いたしました。

 演壇から新成人の皆さんの顔を拝見していると、凛々しいスーツや艶やかな振袖姿の中にも、まだあどけなかった小学生の頃の面影がチラホラと垣間見え、胸が熱くなりました。 また、観覧席に目を向けると、よく存じ上げている親御さんの姿もチラホラ。小さかった我が子と手を繋いで歩いたあの頃を思い出しながら、立派に成長した姿を晴れがましくも、少し寂しい思いで見つめられていたのではないでしょうか。本当におめでとうございます。

 彼らが生まれた2005年の出生数は106万人。私たちが生まれた頃(200万人)の約半分です。 今の日本において、彼らは本当に貴重な「宝」です。これから社会に出て、壁にぶつかることもあるかもしれませんが、今日見せたその笑顔があればきっと大丈夫です。私たち大人も、彼らが失敗を恐れず挑戦できるよう、全力で支えていく社会を作らねばと決意を新たにしました。

 新成人の皆さん、 皆さんは今、誰もが羨む輝かしい二十歳のスタート地点に立っています。 故郷みやま市から、皆さんの輝かしい未来を心より応援しています。

【令和8年 みやま市消防出初め式】

これまで屋外で開催されていたみやま市消防出初め式が、今年から会場を「みやま市総合市民センター」に移して開催されました。


時代の変化とともに、消防団も住民の生命・財産を守る使命を全うするため、守るべき伝統は大切にしつつ、変革すべき部分は見直しながら、活動の在り方を改善されています。女性団員も2名誕生していました!


久保田団長をはじめ、みやま市消防団の皆様の献身的な活動に、心から感謝申し上げます。


第二部では屋外で、山川東部分団が披露した小隊訓練も素晴らしかったです!

2か月以上の訓練を乗り越えてきた団員の皆さんが、一糸乱れぬ動きで駆け足呼唱を行う姿には、胸が熱くなり、思わず涙が出そうになりました。

今年も一年、みやま市の安全・安心のため、どうぞよろしくお願いいたします。

【今年もフルスペック開催、新春の集い!】

明けましておめでとうございます!
昨年は福岡県政初となる藏内勇夫全国都道府県議会議長会長が誕生し、私はその議長を支え議会運営に携わる議会運営委員長に選任されました。またみやま市に設置予定で日本初となるワンヘルスセンターの起工式が挙行され、高市早苗総理はじめ国においてもワンヘルスに大きく注目が集まった一年でした。
今年の干支は、飛躍を象徴する午年。福岡県政を更に飛躍すべく努力して参ります。

恒例の「新春の集い」、今年も懇親会有りのフルスペックで開催します!
最新の情報はコチラ↓

2026年 新春の集い 最新情報


皆様のご来場を心よりお待ちしております!
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板橋さとし県政報告会「新春の集い」
会場:みやま市総合市民センター MIYAMAX
日時:2026年1月25日(日)
開場:16:30- 開会17:00-
会費:2000円
※ 県政報告終了後、新春懇親会を行います。
 飲酒運転の無いようご配慮下さい
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【🚀小学校から世界へ🌏広がるワンヘルス教育💫】

 11月20日、みやま市立瀬高小学校で開催された「ワンヘルス教育」研究発表会と、それに連携した「ワンヘルス楽校」は、日本、そして世界の未来を考える上で大変意義深い取り組みとなりました。

 今回は、全国都道府県議会議長会会長であり世界獣医師会次期会長の藏内勇夫会長、日本医師会名誉会長の横倉義武先生という、医療・獣医療双方の第一人者をパネリストにお迎えし、子どもたちの学びが専門家の視点と交わる貴重な場となりました。

■ 瀬高小学校の挑戦:「つながろう ひろげよう ワンヘルス」

 瀬高小学校は、令和5年度から3年間、みやま市教育委員会から研究指定を受け、ワンヘルス教育を推進しています。研究発表会のテーマである「つながろう ひろげよう ワンヘルス」は、人・動物・環境の健康が一体であるという理念を端的に示したものです。

 オープニングでは、全校児童によるワンヘルス隊が合唱とダンスで「緑の星」を披露。助け合いをテーマにした歌詞が、子どもたちの連帯感と学びの姿勢を象徴していました。


 児童代表挨拶では、「私のワンヘルス宣言」として、毎日元気に遊ぶこと、食を大切にすること、犬の散歩を続けることなど、生活の中で実践している取り組みが紹介されました。


 公開授業では、1年生から6年生まで全学年でワンヘルス視点を取り入れた学習が展開。


 3・4年生の「菌で健康チャレンジ」「大好き!! 矢部川!!」、高学年による食料生産やまちづくりへの提言など、これを子供達と先生だけで完結させるのでは無く、市職員・JA・農家・飲食店の皆様など地域の人材が実際に関わることで実践的な学びが深められました。

■ 世界的権威が集結した「ワンヘルス楽校」

 研究発表会に続き、毎月開催されている市民講座「ワンヘルス楽校」が行われました。
 パネルディスカッションには、藏内会長・横倉先生のほか、藤岡育代教育長、芝田良倫氏(ワン・ヘルス・クリエイツ理事長)、黒木千佳氏(株式会社クロキ)が登壇。瀬高小・瀬高中・山門高校の児童生徒が自身の研究を発表し、専門家から助言を受けました。

【児童・生徒のハイレベルな発表】

 小学生からは、食品ロス削減、マイクロプラスチック汚染、野生動物との共生など、多様な問題提起が行われました。

 特に注目されたのが、山門高校ワンヘルスクラブによる「ウナギ」をテーマにした研究です。
 100年の森づくり、水質改善、生ゴミ堆肥由来の栄養塩溶液を用いたウナギの行動研究など、高度な内容が披露され、ウナギの遡上行動の一端を示唆する興味深い発見が紹介されました。

 最後に、横倉先生は「子どもたちの主体的な取り組みを高く評価したい」と賞賛し、藏内会長は「皆さん一人ひとりが『マイ・ワンヘルス』を見つけてほしい」と励ましの言葉を贈りました。

■ 未来へ向けた大きな希望

 今回の研究発表会とワンヘルス楽校は、子どもたちの主体的な学びと、国内外のトップレベルの専門家の知見が融合する貴重な機会となりました。

 人・動物・環境の健康という普遍的な課題に対して、子どもたちが自ら考え、行動し始めている姿は、持続可能な社会を実現する上で大きな希望と言えます。

 この流れをみやま市から県・国・世界へ広げていきたいと心から願っています。

https://youtube.com/shorts/VnlwQXfTmew?si=GXJcWfJz2pa1ZtVH

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【総務企画地域振興委員会管外視察 ⚠️危機管理の核心を探る。🗾石垣・那覇視察】

私が所属する総務企画地域振興委員会が7年11月17日から19日にかけ管外視察を行いました。備忘録代わりに書き留めておきます。

◎ 石垣市役所新庁舎:離島の切実な危機管理と特定避難施設
 最初に訪問した石垣市役所新庁舎は、令和3年11月15日に供用開始された新しい庁舎です。


 石垣市の直面する最大の課題は、武力攻撃を想定した特定臨時避難施設(シェルター)の整備です。石垣島は沖縄本島から410km、お隣の台湾からはわずか280kmと近接しており、広域避難の困難性がある地域と見なされています。国は、武力攻撃よりも十分に先立って住民の広域避難を完了することが最も重要としつつも、避難が困難な地域では一定期間(2週間程度)避難可能で堅牢な特定臨時避難施設の整備が必要である、との考え方を示しています。


 石垣市では、市役所隣接地に整備予定の防災公園の地下を、平時は駐車場として利用し、有事の際に特定臨時避難施設として活用する計画を進めています。収容人数は500名を想定し、1人あたり2㎡として概ね1,000平米の施設規模が計画されています。構造体は、外部に面する壁などが厚さ30cm以上の鉄筋コンクリート造が基本です。


 この計画に対し、委員からは、有事の際に民間航空機が飛ぶ保証があるのかという広域避難の実行性への疑問が率直に提起されました。広域避難が不可能に近いのならば、500人規模ではなく、より多くの市民を守るための大規模な地下施設(シェルター)を国が責任を持って整備すべきではないか、という切実な意見も出されました。この議論は、離島地域特有の、危機管理の根幹に関わる重く困難な課題を浮き彫りにしました。

◎ チャレンジ石垣島:地域課題を乗り越える若者の自立
 民設民営の「チャレンジ石垣島」を訪問しました。この施設は、イベントスペースとコワーキングスペースを併設した地域の発信拠点です。


 特筆すべきは、高校生を対象とした市の委託事業である「石垣市公営塾」です。この塾は学力向上を目的とせず、「自分と向き合う場所」をコンセプトに、キャリア教育や探究学習を提供しています。生徒たちは、島内の課題をテーマにプロジェクトを立ち上げ、単なるレポートで終わらず、といった「形にする」実践的な活動を行っています。講師は、答えを与えるのではなく、「どうしたらいいと思う?」と問いを返す伴走者としての対話重視の指導を徹底しており、この活動が総合型選抜(旧AO入試)での大学進学に直結している事例が多く見受けられました。

◎ 那覇第2地方合同庁舎3号館:災害時の命綱、簡易設備の革新
 那覇新都心地区に整備された那覇第2地方合同庁舎3号館は、災害応急対策に従事する4つの国官署が集約された防災拠点庁舎です。ここでは、停電時に最大1週間(168時間)連続稼働できる大容量の自家発電設備を備えるなど、強固な災害対策が施されています。
 特に注目したのは、災害発生時に帰宅困難者や職員の生活を支える「かまどベンチ」と「マンホールトイレ」といった簡易ながら実用性の高い設備です。


 かまどベンチは庁舎前の前庭に設置されており、普段はバス停のベンチとして使われています。災害時には、座面を外して炊き出し用のかまどとして使用し、温かい食事を提供できます。デモンストレーションでは、ベンチが容易にかまどへと変形する様子が確認でき、災害時の食料確保の重要性を再認識しました。


 庁舎の敷地内には、緊急時に利用できるマンホールトイレが5箇所設置されています。地震などで下水管が断絶し、通常のトイレが使えなくなった場合、下水道の経路を切り替え、マンホールの下にある貯蔵層に排水を貯める仕組みです。デモンストレーションでは、マンホールの上に便座と簡易テントが設置される様子が示され、この便座にはロック機構があり、内側から施錠することでマンホールが動かないようになっているなど、実用性への工夫が確認できました。合計5つのホールがあるため、男性用、女性用、車椅子用などに分けて利用可能であり、その簡易性と機能性は、災害時の衛生環境維持にとって極めて重要な対策だと感じました。


◎ まとめ
 今回の沖縄視察は、特に危機管理と防災の分野において、離島地域と本土側の最前線の取り組みを深く比較検討する機会となりました。

 石垣島における特定臨時避難施設の議論は、広域避難の困難性という地理的制約と、それに対処するための堅牢なシェルターの規模に関する本質的な課題を提起しました。これは、単なる地方行政の枠を超え、国の安全保障政策における責任と財政措置のあり方について、私たち総務企画地域振興委員会が今後も深く検討すべきテーマです。

 一方、那覇で確認したかまどベンチやマンホールトイレは、災害発生時の「生きるための環境」を確保する上で、いかに日常的なインフラの整備と、簡易的な設備の備蓄が重要かを明確に示しました。これらの視察結果は、福岡県の防災・危機管理体制の強化、そして地域振興の企画を進める上での具体的な教訓となりました。

 今回の視察を今後の県政運営に反映させるべく努力して参ります。
https://youtube.com/shorts/WHF8y8UhsBo?feature=share

【🔥心を繋ぐ駅伝の力🏃‍♂️💨 福岡60市町村の激走🌟】

 11月16日(日)、県内すべての市町村から60チームが参加する「令和7年度スポーツフェスタ・ふくおか 第68回福岡県民スポーツ大会 スポーツの総合祭典 第12回市町村対抗福岡駅伝」が、筑後市とみやま市にまたがる県営筑後広域公園にて盛大に開催されました。

https://youtube.com/shorts/xrf0tVLjSZ4?si=fTpnnOa56g2TjzI4

 この大会は、ランナーが“わがまち”の誇りを胸に駆け抜けることで、世代間交流や地域の絆の醸成を図ることを目的としており、長年にわたり「地域の思いを託す総合スポーツイベント」として親しまれています。中学生からシニアまで幅広い世代の選手が、周回コース全8区間・総距離25.7kmを舞台に熱戦を展開しました。


 開会式では、主催者として服部誠太郎知事が挨拶に立ち、駅伝とは単に個々の選手が全力で走るだけでなく、「心と力を一つにしてタスキをつなぐ」競技であり、チームとしての総合力が問われると強調されました。さらに、青山学院大学の原監督から伺ったエピソードを引用し、思うように走れなかった選手がいる時こそ、仲間が「少しでも楽に走らせよう」「よし、挽回するぞ」と支え合う姿こそが、真のチーム力だと力強く語られ、選手たちを激励されました。


 続いて来賓として祝辞を述べられた藏内勇夫福岡県議会議長は、競技を通して県民の健康を守る願いが込められた「ワンヘルス カーボンゲート」に言及されました。生命の原点であるDNAをモチーフに作られたこのゲートには、人と地球の健康を守るという理念が込められており、60市町村の絆を象徴する存在として紹介されました。議長は、県議会としてもスポーツを通じた健康づくりとスポーツ振興に今後とも尽力していく決意を述べられました。


 さて、熱戦の結果をご報告いたします。全60チームが出場した総合レースでは、福岡市が1時間18分55秒で見事総合優勝を飾りました。続いて行橋市が1時間19分34秒で2位、3位には北九州市(1時間19分47秒)が入りました。

 選手の皆様、そして大会運営を支えてくださったすべての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
 今後とも県営筑後広域公園を拠点として、県南はもとより福岡県全体のスポーツ文化のさらなる発展に努めてまいります。

#福岡駅伝 #福岡県民スポーツ大会 #スポーツフェスタふくおか #市町村対抗駅伝 #タスキの絆 #走る力 #郷土愛 #福岡の熱気 #地域の誇り #スポーツ好きと繋がりたい

【🤝地域の声を聞く夜🏛県政の今を共有】

先日、飯江地区にて県政報告会を開催いたしました。会場となったのは、飯江の“人間交差点”として親しまれている「柿原酒店」です。参加者の皆様と率直に地域課題について意見を交わすことができ、大変有意義な時間となりました。

■ 冒頭の県政報告:県南飛躍への大きな可能性

冒頭では、私が県議会や自民党県連で務めている役職をご報告し、あわせて福岡県議会が初めて全国議長会会長を輩出したこと、その意義とメリットについて説明いたしました。

また、みやま市のみならず県南地域の将来を左右する「一大事業」であるワンヘルスセンターの進捗状況について詳しくお伝えしました。この施設は、10ヘクタールの土地を県へ無償譲渡いただくことで実現したものです。一部には「無償」に対する懸念の声もありましたが、具体的な企業誘致の目途がなかった当時、財政規模の小さいみやま市が管理するより、規模が約100倍の県が直轄で整備・管理する方が大きなメリットを生むことを、改めて丁寧に説明しました。

現在、令和9年の開設に向けて建設工事がすでに進行しており、同じタイミングでみやま柳川インター前に「(株)ワイテック」の工場移転も決定しています。過去に例を見ない規模の雇用創出が期待される中、この好機を確実に生かすため、「住宅施策」や「教育施策」の強化について、みやま市執行部へ働きかけていることもご報告しました。

■ 地域が抱える課題:車座での率直な意見交換

続く車座での意見交換では、地域の皆様が抱える切実な課題について、直接ご相談をお受けしました。特に印象に残ったのは、次のようなご意見です。

深刻化するイノシシ等の害獣対策
地域行政への要望を効果的に伝える方法
地元高校(山門高校)存続の重要性
議員定数削減と地方の声の行方

飯江地区での今回の報告会は、地域の皆様のリアルな声を伺い、行政としてどのように解決の道筋を描くべきかを考える、大変貴重な機会となりました。

今後、他の校区でも開催を予定しております。「ぜひ我が地元でも」とのお声があれば、どうぞお気軽に事務所へご連絡ください。これからも地域に根差した活動を一層進めてまいりますので、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

【💖若者の本能に響く✨幼児とのふれあい体験👶】

https://youtube.com/shorts/8F5nn6Ye3Fs?si=nOBUwybpYgtrgSW9

 令和7年度 福岡県『中高生と乳幼児のふれあい体験』が、上庄ひいらぎこども園で開催されました。

 これは、社会が直面する「少子化」という深刻な課題に対し、人間の「種の保存」本能に直接働きかける“エモーショナルな施策”として、昨年の予算特別委員会で提案した「中高生と乳幼児のふれあい体験」を県執行部から形にして頂いたものです。

 参加したのは、私の母校である福岡県立山門高等学校の2年生12名(男子6名・女子6名)と、同園の3〜5歳児クラス49名。

🎨ふれあいの時間:一緒に笑い、一緒に学ぶ

 開会挨拶ののち、高校生たちは3つのクラスに分かれて園児との交流を深めました。
 交流タイムでは、ニックネームを交えた自己紹介に続き、手作りおもちゃを一緒に作る「おもちゃづくりタイム」が行われました。

 3歳児は紙コップけん玉づくり、4歳児はゆび風車づくり、5歳児は手裏剣づくりなどで、それぞれが笑顔で触れ合い、ゲームを楽しみ、最後には、園児と高校生が一緒に給食を楽しむ「給食タイム」が設けられ、教室中が笑顔であふれました。

💬心の変化:理屈ではなく「感じる」体験

 参加した女子生徒の多くは保育士志望で、
 > 「実際に子どもと触れ合って、将来の夢がより具体的になった」
 と目を輝かせて話してくれました。

 男子生徒も、
 > 「最初は緊張したけど、最後は本当に楽しかった!」
 と笑顔で語ってくれました。

 園児たちも感情を素直に表現し、大いにはしゃぎ、笑い、おしゃべりして、別れ際には
 > 「帰らないで〜〜😭」
 と泣き出す子もいたほどです。

 私からは、子育てをした経験を踏まえて、「どんなに仕事で嫌なことが有っても、子供の寝顔を見るだけで全てのストレスが吹っ飛んで明日も頑張ろうって気になる。それ位子供が与えてくれるパワーって凄い!」と、高校生達に子を持つ親の本音をお伝えしました。

 短い時間ではありましたが、園児と高校生の心が確かに通じ合ったことを、肌で感じました。

🧠なぜ今、乳幼児とのふれあいが必要なのか

 近年、社会全体でタイパ(タイムパフォーマンス)やコスパ(コストパフォーマンス)が重視され、
 「出産・育児は非効率」とする価値観が若い世代に広がりつつあります。

 しかし、結婚や出産は理性や効率だけでは成り立ちません。
 私は令和6年度予算特別委員会(2024年3月13日)で、
 > 「結婚には理屈を超えた“エモーション(情緒・感情)”が不可欠である」
 と訴えました。

📎 ご参考:
令和6年度予算特別委員会「福岡県の少子化対策〜乳幼児との触れ合い体験について」https://itahashi.info/blog/20240313172351
令和6年度予算特別委員会 知事保留質疑「福岡県の少子化対策〜乳幼児との触れ合い体験について」https://itahashi.info/blog/20240319122904

 知識や情報ではなく、実際に赤ちゃんを抱き、肌のぬくもりや甘い匂いを感じる——。
 その瞬間に脳内でドーパミンがあふれ、「命って尊い」と心が震えます。
 この感覚こそ、若者に“未来の家族像”を描かせる最も根源的な体験だと確信しています。

🤝縦割りを超えた連携と感謝

 この事業を実現するには、教育庁(高校生側)と福祉労働部(保育側)の連携が不可欠でした。
 私は知事保留質疑(2024年3月19日)で服部知事に対し、
 > 「知事自らが市町村長や教育長に働きかけてほしい」
 と求めたところ、知事から前向きな答弁をいただきました。

 今回の成功は、県職員の皆様、上庄ひいらぎこども園、そして山門高校の皆様のご尽力の賜物です。
 心より感謝申し上げます。

🌱未来へ:若者の心に“命のぬくもり”を

 少子化対策は、一朝一夕に成果が出るものではありません。
 しかし、若者の心に「命の尊さ」を直接届ける取り組みこそ、最も確実で、未来へと続く第一歩です。

 これからも、地道に、そして情熱をもってこの取り組みを広げてまいります。
(ちなみに、私はお爺ちゃんになった時の予行演習の気分で、めっちゃ楽しませていただきました😁)

*写真・動画は掲載許可を頂いております

#少子化対策 #ふれあい体験 #山門高校 #子育て支援 #本能に響く教育 #福岡県議会 #みやま市 #上庄ひいらぎこども園 #次世代への投資 #地域で子どもを育む

【💫有明の恵み🌊次代へ繋ぐ想い】

 令和7年11月11日、福岡県有明海漁業振興対策協議会が開催され、有明海の水産業を次世代へ確実に引き継ぐため、福岡県に対して提出予定の9項目の重要要望事項(案)について審議が行われました。

 令和6年度のノリ養殖は、高水温の影響に加え、12月中旬以降の植物プランクトン増殖による「色落ち」が長期化しました。その結果、生産枚数は平年の約7割にあたる7億7,000万枚にとどまりましたが、単価が高く推移したため、生産額は約190億円に達しました。
 一方、アサリについては、覆砂や稚貝移植などの資源管理対策の成果により、本格的な漁獲再開につながる回復の兆しが見え始めています。
 更に、漁業者の減少や高齢化、さらに漁場環境の変化が今後の大きな懸念材料として指摘されました。

 協議会では、有明海再生の継続を最重要課題と位置づけるとともに、高水温対策としてのノリ養殖技術開発を第2位に繰り上げ、さらにノリ輸入枠(IQ枠)の堅持を強く要望。
 そのほか、漁港泥土処理、アサリ・カキ養殖の推進、燃油免税の恒久化、河川ごみ対策、新規漁業者支援など、全9項目にわたり、持続可能な漁業経営の実現を福岡県に求めました。
 また、会議ではノリのカモによる食害被害が深刻化している現状も共有され、今後の要望書に新たな課題として盛り込む方向で検討が進められています。


 今年度のノリ採苗(種付け)は11月4日に開始され、これは過去最も遅いスタートとなりました。11月10日現在、水温は19.3℃で平年並みに低下していますが、7月以降は栄養塩(DIN)の不足状態が続いています。プランクトン沈殿量は平年並みに推移しているものの、今後の栄養塩動向は予断を許さない状況です。
 有明漁連の堤会長からは「現時点でノリの色調は良好だが、引き続き注意が必要」との意見が述べられ、研究所は海況の詳細な把握ときめ細やかな技術指導を継続して行う方針を示しました。

【🍊山川みかん進化中✨若手と築く新ブランド🍊】

 JAみなみ筑後柑橘部会の皆様と、農政懇談会を開催いたしました。

 柑橘部会の部会員数は現在246名で、わずかに減少傾向にありますが、20代・30代の若手生産者の新規加入も見られ、次世代への継承が着実に進んでいます。生産面積は240haで、毎年7〜8haの改植・更新が計画的に行われています。


 本年の生産予想量は合計5,335tと、豊作であった令和5年とほぼ同水準を見込んでいます。特に極早生品種は、計画の850tを大きく上回る見込みです。一方で、温暖化の影響は深刻で、今年の生育では満開日が平年より約1週間遅れ、着色も10日ほど遅れるなど、気候変動による影響が顕著となっています。

 山川みかんは、「早味かん」の増産を基本方針とし、高品質みかんの安定生産を目指しています。既存品種の整理が進む中で若木の比率が高まり、国庫補助事業などを活用した改植の成果が着実に現れています。

 特筆すべきは、品質向上への強い意欲です。産地の活性化を目的として導入された「マル特」園地制度では、高品質ブランド「博多マイルド」「ハニーみかん」を目指しており、令和7年度のシートマルチ被覆率は前年度の75%から83%へと大幅に上昇しました。また、甲田地区での大規模園地回収工事も着工するなど、将来を見据えた基盤整備が進められています。

 懇談の中では、部会側から「早味かん」や「北原早生」といった強力なブランドによって9〜10月は日本一の価格を維持できている一方、11月以降の中生・普通品種で他産地との差別化が難しいとの課題が示されました。そのため、山川ならではの特色を持つ新品種の開発を求める強い要望が出されました。

 今後の課題は、「美味しさ」に加え、消費者が重視する「皮の薄さ」や「食べやすさ」を兼ね備えた独自品種を生み出し、早生品種の強みを年間を通じて発揮できる体制を築くことです。さらに、高額な贈答品市場、たとえば黒箱を超える「プレミアム」ラインを意識した戦略によって、ブランド全体の価値向上を図ることも重要です。

 私自身、皆様の現場での努力が適正な価格に結びつき、持続可能な農業経営が実現できるよう、現場の声をしっかりと県政に届け、必要な支援策を講じてまいります。今後とも、山川みかんのさらなる発展のために全力を尽くしてまいります。

【💫歴史的瞬間🎤高市新総理が語る「ワンヘルス」推進への決意✨】

 長年にわたり、日本国内、なかでも福岡県が先導してきた「ワンヘルス」の取り組みが、新政権でも重要な政策のひとつとして明確に位置づけられました。
 日本初の女性総理となった高市早苗総理は、11月5日に開かれた臨時国会で初めて答弁に立ち、自民党参議院議員会長の松山政司議員の代表質問に対し、ワンヘルスの理念を踏まえた政策推進への強い意欲を示しました。

 松山議員の質問と高市総理の答弁は、下記の動画でご覧いただけます。
 ぜひ、この歴史的な瞬間をご確認ください。
 ↓↓↓

 ワンヘルス(One Health)は、「人と動物の健康、そして環境の健全性はひとつにつながっている」という考え方のもと、分野の垣根を越えて協力し、地球規模の課題に取り組む国際的なアプローチです。
 この理念は、2013年に日本獣医師会長に就任した藏内勇夫先生(現・世界獣医師会次期会長)と、当時日本医師会会長だった横倉義武先生(現・名誉会長)が、人と動物の感染症に対する危機感を共有したことをきっかけに、具体的な取り組みが本格的に進められるようになりました。

 松山議員は質問の中で、世界人口や人・物の移動が増える中、新型コロナウイルスのような人獣共通感染症(パンデミック)のリスクが高まっている現状を指摘。
 さらに、動物由来の感染症や薬剤耐性菌などの課題に対して、ワンヘルスの考え方に基づく取り組みが広がっていることに触れました。


 福岡県では、「ワンヘルス推進条例」の制定や、県内全60市町村での「ワンヘルス宣言」採択など、全国でも先進的な取り組みが進められています。
 また、アジアのゲートウェイという地理的特性を活かし、「ワンヘルスセンター」の整備や、アジア獣医師会連合(FAVA)ワンヘルスオフィスの開設など、国際的にも注目される活動が行われてきました。

 国レベルでも、人獣共通感染症や薬剤耐性菌への対策を担う「アジア新興人獣共通感染症センター」の設立に向けた準備が進められており、来年4月には31年ぶりに世界獣医師大会が日本で開催される予定です。
 さらに、ワンヘルスの理念は政府の「骨太の方針」やG7広島サミット、日中韓サミットなど、国際的な場でも繰り返し確認されています。


 松山議員が「高まる脅威に対し、内閣としてどのように体制を強化していくのか」と問いかけたのに対し、高市総理は「人・動物・環境という分野横断的な課題に、関係者が連携して取り組むことが重要であり、ワンヘルスの考え方に基づいて総合的に対応していく」との考えを示しました。

 そのうえで、今後の具体的な取り組みとして次の三点を挙げました。
 ① 人・動物・環境を含めた監視体制の強化
 ② 分野横断的な連携の推進
 ③ 地方での取り組み支援(福岡県のワンヘルスセンターなどを参考に)

 この答弁によって、国としてもワンヘルスアプローチを本格的な政策の柱とし、福岡県の先進事例を生かしながら、人・動物・環境が連携する仕組みを全国へ広げていく方針が示されました。
 パンデミックなどの地球規模の脅威に備えるための新たな一歩として、大きな意義を持つ答弁といえます。

【🌸戦後80年:平和への想いを未来へ繋ぐ🕊️✨】

 令和7年11月8日(土)、福岡市天神のFFGホールにて「戦後80年平和記念講演」が開催されました。戦争の悲惨な記憶と平和の尊さを次世代へ伝えることを目的としたもので、当初は8月に予定されていましたが、豪雨災害により延期されていました。


 冒頭、服部知事は、先の大戦で約310万人もの命が失われたこと、福岡市も昭和20年6月に大空襲の被害を受けたことに触れ、犠牲者への哀悼の意を表しました。そして、「二度と戦争の惨禍を繰り返さぬよう、平和の尊さを語り継ぐ責任がある」と述べ、「笑顔あふれる平和な福岡を築いていく」と力強く誓いました。


 続いて挨拶に立った藏内勇夫県議会議長は、「いま私たちが享受する平和は、多くの犠牲の上に築かれたものであり、決して忘れてはならない」と強調。ロシアによるウクライナ侵攻など、世界でなお紛争が続く現状に触れ、「県議会としても平和への意思を国内外に発信していく」と述べました。


 第1部では、福岡県遺族連合会副会長の田中玉喜氏が、自身が6歳の時に父を旧満州で亡くした体験を語り、戦後を生き抜いた母や祖父の姿を通して、戦争の痛みと平和への願いを訴えました。特に、認知症が進んだ母が晩年もなお軍歌「戦友」を口ずさんでいたエピソードは、家族の深い祈りを象徴するものでした。


 田中氏はまた、朝日新聞に掲載された「戦後70年 軍服の速写写真から描く戦争」という記事に心を打たれ、取材対象だった行橋市出身の芸術家・丸山里奈さんを訪ねたことを紹介。彼女が描いた18枚の肖像画は、戦争の記憶を次世代へ伝える貴重な作品として大刀洗平和記念館に展示されました。当日、会場には丸山さんも出席し、「平和は戦没者と遺族の歩みの上に築かれたもの」と語り、今後も芸術を通じて平和を訴えていく決意を示しました。

 本講演は、戦争の記憶と教訓を改めて心に刻み、平凡な日常の尊さを再認識する機会となりました。二度と戦争を繰り返さず、平和な社会を次の世代へとつなげていくことを誓い合う一日となりました。

【🌸筑後から広がる✨ワンヘルスが紡ぐ未来🌿💫】

 筑後広域公園 九州芸文館にて、「第六回 ワンヘルスフェスタ2025 in筑後」が盛大に開催されました。

 今回のフェスタは、福岡県のワンヘルス推進において歴史的な節目の開催となりました。それは、県内60の全市町村が先月までに「ワンヘルス推進宣言」を完了し、「全市町村宣言」という快挙を達成した直後だったためです。この成果により、福岡県の取り組みは「新たなステージへと進んだ」と高く評価されています。


 来賓挨拶では、藏内勇夫福岡県議会議長が、国会関係者との意見交換を踏まえ、野生動物との共生を「短期的な対処」と「中長期的な目標」の両面から考える必要性を強調されました。
 現在、熊が人里に降りてくる問題が深刻化しています。短期的には「人命に関わるため、防除を行わざるを得ない」という現実を受け止めつつも、中長期的には「野生動物と人間が共に生きる社会のあり方を構築することが重要だ」と述べられました。大きな生態系の破壊は、最終的に人間社会にも影響を及ぼすものであり、国際的な信頼にも関わると指摘。ワンヘルスの理念は、人間が引き起こした環境変化を見つめ直し、自然との共生を回復する道を示しています。

 福岡県の取り組みは、国レベルでも注目されています。国の「骨太の方針」(経済財政運営と改革の基本方針)にもワンヘルスアプローチが言及され、国会では高市大臣が「福岡県のワンヘルスセンターの取組を参考に、人共通感染症の脅威に対応していく」と答弁されました。
 また国際的にも、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏の財団関係者が国際フォーラムに派遣され、特に福岡県の高校生による学びの姿勢とその吸収の早さに深い感銘を受けたとのエピソードが紹介されました。


 会場の九州芸文館では、体験型の企画が多数展開されました。ワンヘルス子ども研究所やダンボール工作教室、八女工業高校生によるワークショップのほか、「ワンヘルス宣言事業者」による認証商品の販売や展示も実施。屋外では、ふれあい動物園や謎解きウォーキング、グルメキッチンカー、保護猫の譲渡会も開かれ、来場者で賑わいました。


 高校生の研究発表では、山門高校のブースにて、ニホンウナギの持続可能な水環境維持に関する研究が披露されました。ウナギの育成水槽に落ち葉を入れ、付着した微生物がアンモニアを吸収して水質を保つという、自然の浄化力を活用した発想が注目を集めました。

 今回のフェスタを通じ、ワンヘルスの理念が一層県民に浸透し、健やかで持続可能な暮らしへと繋がっていくことを心より期待しています。


(個人的には、NHKキャスターでワンヘルスの伝道師の佐々木理恵さんと一緒に写真が撮れたのはラッキーでした😁 )

【🌿「ワンヘルスの聖地」✨ 福岡県ワンヘルスセンター起工式】

2025年11月5日、、旧保健医療経営大学跡地において「福岡県ワンヘルスセンター」の起工式が執り行われました。長年にわたり尽力してきた跡地活用が、ついに形となり、感無量の一日となりました。

このセンターは、老朽化が進んでいた保健環境研究所(築52年)と家畜保健衛生所(築55年)の機能を統合し、人・動物・環境の調和を目指す「ワンヘルス」の中核拠点として整備されます。単なる移転ではなく、相互連携による研究・検査・教育の融合拠点が誕生します。


この実現の背景には、「ワンヘルス」という理念を日本に根付かせた二人の偉大なリーダーの存在があります。
世界獣医師会次期会長の藏内勇夫先生は、2013年に当時の日本医師会長・横倉義武先生と共にワンヘルスの共同推進を開始し、「日本で初めてのワンヘルス条例」を福岡県議会で制定されました。藏内先生は、このセンターを「研究・検査・サービス」に加え、「教育・体験の場」として発展させたいという強い思いを語られました。

一方、元世界医師会長であり、福岡県ワンヘルス推進協議会会長の横倉義武先生は、ご自身のルーツがみやま市にあることに触れ、このセンターが「世界で初めての拠点」として「人類の幸福に貢献する」と喜びを述べられました。


そして忘れてはならないのが、みやま市と多くの関係者の皆様の深いご理解とご尽力です。
みやま市と市議会をはじめ、市民の皆様が、県への用地・建物の提供に深いご理解を賜り、このプロジェクトの礎が築かれました。まさに「官民一体」の英断に、心より敬意を表します。

特筆すべきは、県民が学び・体験できる「ワンヘルス体験学習ゾーン(仮称)」の整備です。既存建物を改修した屋内ゾーン(ワンヘルス棟)と、1960年代の筑後の里山・掘割の景観を再現する約1万㎡の屋外ゾーンで構成され、子どもから大人まで、ワンヘルスを「自分ごと」として学べる場となります。


本日の起工式は、ゴールではなく、ここからが新たなスタートです。
この地から、福岡県、そして日本全体にワンヘルスの理念を広げるため、地元選出の県議として、これからも全身全霊を注いで推進に尽力する覚悟です。建設工事の安全を祈念するとともに、このセンターが地域に愛され、地域と共に発展し、世界に誇る「ワンヘルスの聖地」となるよう、全力を尽くしてまいります。

「福岡県といえばワンヘルス」――その言葉が世界に響く日を目指して。

【🌸ルーツは福岡 夢は世界へ🌈県人会世界大会🌏✨】

去る11月5日から8日にかけて、6年ぶりとなる「第12回海外福岡県人会世界大会」が、故郷・福岡の地で盛大に開催されました。新型コロナウイルスによるパンデミックという困難を乗り越え、世界各地から約400名の海外福岡県人会の皆様が一堂に会しました。


今回の大会のキャッチフレーズは、「ルーツは福岡 夢は世界へ ~繋がる世代、広がる未来~」。
本県からの海外移住は、1885年のハワイへの移住に始まります。移住された先人の方々は、言葉や気候、文化の異なる異国の地で多くの困難を乗り越え、その国や地域の発展に大きく貢献されてきました。現在、福岡県人会は世界24の国・地域に39の組織を有し、遠く離れた人々の心の支えとなっています。


何より嬉しかったのは、世界各地で活躍されている多くの県人会の皆様との再会でした。
特に、前回2022年にペルーで開催された第11回世界大会で親交を深めた皆様に再びお会いでき、あの時、会場を熱く盛り上げてくださった躍動的なダンスの御礼をお伝えできたこと。
また、長年にわたり交流を重ねてきたハワイ州から、ハワイ福岡県人会長のクックさんが来福され、再会を果たせたことも格別でした。「ウェルカムバック!」と声を掛け合った瞬間の感激は忘れられません。海外の県人会の皆様は、国や地域を越えて経験や思いを共有し、福岡から新たな繋がりを生み出すことを願っておられます。


大会記念式典の終盤では、福岡県立朝倉高等学校音楽部の皆さんによる合唱が披露されました。
「上を向いて歩こう」や「川の流れのように」といった名曲が会場を包み、そしてクライマックスは、毎回恒例となっている参加者全員による「故郷(ふるさと)」の合唱でした。


「兎追いし かの山、小鮒釣りし かの川」
「志をはたして いつの日にか 帰らん、山は青き 故郷、水は清き 故郷」
この歌を口ずさむ中で、海外で長年にわたり苦労を重ねてこられた先人たちの姿、そして今も遠い地で故郷を思い活動を続ける皆様の想いがひとつになったのを感じました。

福岡県と海外県人会、そして県人会同士の絆がさらに強まり、この活動が未来を担う若い世代へと確実に受け継がれていくことを願ってやみません。
「ルーツは福岡、夢は世界へ」を合言葉に、この大会で得たエネルギーと絆を力に変え、また次回、この故郷・福岡で皆様と笑顔で再会できる日を楽しみにしています。