【💫有明の恵み🌊次代へ繋ぐ想い】

 令和7年11月11日、福岡県有明海漁業振興対策協議会が開催され、有明海の水産業を次世代へ確実に引き継ぐため、福岡県に対して提出予定の9項目の重要要望事項(案)について審議が行われました。

 令和6年度のノリ養殖は、高水温の影響に加え、12月中旬以降の植物プランクトン増殖による「色落ち」が長期化しました。その結果、生産枚数は平年の約7割にあたる7億7,000万枚にとどまりましたが、単価が高く推移したため、生産額は約190億円に達しました。
 一方、アサリについては、覆砂や稚貝移植などの資源管理対策の成果により、本格的な漁獲再開につながる回復の兆しが見え始めています。
 更に、漁業者の減少や高齢化、さらに漁場環境の変化が今後の大きな懸念材料として指摘されました。

 協議会では、有明海再生の継続を最重要課題と位置づけるとともに、高水温対策としてのノリ養殖技術開発を第2位に繰り上げ、さらにノリ輸入枠(IQ枠)の堅持を強く要望。
 そのほか、漁港泥土処理、アサリ・カキ養殖の推進、燃油免税の恒久化、河川ごみ対策、新規漁業者支援など、全9項目にわたり、持続可能な漁業経営の実現を福岡県に求めました。
 また、会議ではノリのカモによる食害被害が深刻化している現状も共有され、今後の要望書に新たな課題として盛り込む方向で検討が進められています。


 今年度のノリ採苗(種付け)は11月4日に開始され、これは過去最も遅いスタートとなりました。11月10日現在、水温は19.3℃で平年並みに低下していますが、7月以降は栄養塩(DIN)の不足状態が続いています。プランクトン沈殿量は平年並みに推移しているものの、今後の栄養塩動向は予断を許さない状況です。
 有明漁連の堤会長からは「現時点でノリの色調は良好だが、引き続き注意が必要」との意見が述べられ、研究所は海況の詳細な把握ときめ細やかな技術指導を継続して行う方針を示しました。

【🍊山川みかん進化中✨若手と築く新ブランド🍊】

 JAみなみ筑後柑橘部会の皆様と、農政懇談会を開催いたしました。

 柑橘部会の部会員数は現在246名で、わずかに減少傾向にありますが、20代・30代の若手生産者の新規加入も見られ、次世代への継承が着実に進んでいます。生産面積は240haで、毎年7〜8haの改植・更新が計画的に行われています。


 本年の生産予想量は合計5,335tと、豊作であった令和5年とほぼ同水準を見込んでいます。特に極早生品種は、計画の850tを大きく上回る見込みです。一方で、温暖化の影響は深刻で、今年の生育では満開日が平年より約1週間遅れ、着色も10日ほど遅れるなど、気候変動による影響が顕著となっています。

 山川みかんは、「早味かん」の増産を基本方針とし、高品質みかんの安定生産を目指しています。既存品種の整理が進む中で若木の比率が高まり、国庫補助事業などを活用した改植の成果が着実に現れています。

 特筆すべきは、品質向上への強い意欲です。産地の活性化を目的として導入された「マル特」園地制度では、高品質ブランド「博多マイルド」「ハニーみかん」を目指しており、令和7年度のシートマルチ被覆率は前年度の75%から83%へと大幅に上昇しました。また、甲田地区での大規模園地回収工事も着工するなど、将来を見据えた基盤整備が進められています。

 懇談の中では、部会側から「早味かん」や「北原早生」といった強力なブランドによって9〜10月は日本一の価格を維持できている一方、11月以降の中生・普通品種で他産地との差別化が難しいとの課題が示されました。そのため、山川ならではの特色を持つ新品種の開発を求める強い要望が出されました。

 今後の課題は、「美味しさ」に加え、消費者が重視する「皮の薄さ」や「食べやすさ」を兼ね備えた独自品種を生み出し、早生品種の強みを年間を通じて発揮できる体制を築くことです。さらに、高額な贈答品市場、たとえば黒箱を超える「プレミアム」ラインを意識した戦略によって、ブランド全体の価値向上を図ることも重要です。

 私自身、皆様の現場での努力が適正な価格に結びつき、持続可能な農業経営が実現できるよう、現場の声をしっかりと県政に届け、必要な支援策を講じてまいります。今後とも、山川みかんのさらなる発展のために全力を尽くしてまいります。

【💫歴史的瞬間🎤高市新総理が語る「ワンヘルス」推進への決意✨】

 長年にわたり、日本国内、なかでも福岡県が先導してきた「ワンヘルス」の取り組みが、新政権でも重要な政策のひとつとして明確に位置づけられました。
 日本初の女性総理となった高市早苗総理は、11月5日に開かれた臨時国会で初めて答弁に立ち、自民党参議院議員会長の松山政司議員の代表質問に対し、ワンヘルスの理念を踏まえた政策推進への強い意欲を示しました。

 松山議員の質問と高市総理の答弁は、下記の動画でご覧いただけます。
 ぜひ、この歴史的な瞬間をご確認ください。
 ↓↓↓

 ワンヘルス(One Health)は、「人と動物の健康、そして環境の健全性はひとつにつながっている」という考え方のもと、分野の垣根を越えて協力し、地球規模の課題に取り組む国際的なアプローチです。
 この理念は、2013年に日本獣医師会長に就任した藏内勇夫先生(現・世界獣医師会次期会長)と、当時日本医師会会長だった横倉義武先生(現・名誉会長)が、人と動物の感染症に対する危機感を共有したことをきっかけに、具体的な取り組みが本格的に進められるようになりました。

 松山議員は質問の中で、世界人口や人・物の移動が増える中、新型コロナウイルスのような人獣共通感染症(パンデミック)のリスクが高まっている現状を指摘。
 さらに、動物由来の感染症や薬剤耐性菌などの課題に対して、ワンヘルスの考え方に基づく取り組みが広がっていることに触れました。


 福岡県では、「ワンヘルス推進条例」の制定や、県内全60市町村での「ワンヘルス宣言」採択など、全国でも先進的な取り組みが進められています。
 また、アジアのゲートウェイという地理的特性を活かし、「ワンヘルスセンター」の整備や、アジア獣医師会連合(FAVA)ワンヘルスオフィスの開設など、国際的にも注目される活動が行われてきました。

 国レベルでも、人獣共通感染症や薬剤耐性菌への対策を担う「アジア新興人獣共通感染症センター」の設立に向けた準備が進められており、来年4月には31年ぶりに世界獣医師大会が日本で開催される予定です。
 さらに、ワンヘルスの理念は政府の「骨太の方針」やG7広島サミット、日中韓サミットなど、国際的な場でも繰り返し確認されています。


 松山議員が「高まる脅威に対し、内閣としてどのように体制を強化していくのか」と問いかけたのに対し、高市総理は「人・動物・環境という分野横断的な課題に、関係者が連携して取り組むことが重要であり、ワンヘルスの考え方に基づいて総合的に対応していく」との考えを示しました。

 そのうえで、今後の具体的な取り組みとして次の三点を挙げました。
 ① 人・動物・環境を含めた監視体制の強化
 ② 分野横断的な連携の推進
 ③ 地方での取り組み支援(福岡県のワンヘルスセンターなどを参考に)

 この答弁によって、国としてもワンヘルスアプローチを本格的な政策の柱とし、福岡県の先進事例を生かしながら、人・動物・環境が連携する仕組みを全国へ広げていく方針が示されました。
 パンデミックなどの地球規模の脅威に備えるための新たな一歩として、大きな意義を持つ答弁といえます。

【🌸戦後80年:平和への想いを未来へ繋ぐ🕊️✨】

 令和7年11月8日(土)、福岡市天神のFFGホールにて「戦後80年平和記念講演」が開催されました。戦争の悲惨な記憶と平和の尊さを次世代へ伝えることを目的としたもので、当初は8月に予定されていましたが、豪雨災害により延期されていました。


 冒頭、服部知事は、先の大戦で約310万人もの命が失われたこと、福岡市も昭和20年6月に大空襲の被害を受けたことに触れ、犠牲者への哀悼の意を表しました。そして、「二度と戦争の惨禍を繰り返さぬよう、平和の尊さを語り継ぐ責任がある」と述べ、「笑顔あふれる平和な福岡を築いていく」と力強く誓いました。


 続いて挨拶に立った藏内勇夫県議会議長は、「いま私たちが享受する平和は、多くの犠牲の上に築かれたものであり、決して忘れてはならない」と強調。ロシアによるウクライナ侵攻など、世界でなお紛争が続く現状に触れ、「県議会としても平和への意思を国内外に発信していく」と述べました。


 第1部では、福岡県遺族連合会副会長の田中玉喜氏が、自身が6歳の時に父を旧満州で亡くした体験を語り、戦後を生き抜いた母や祖父の姿を通して、戦争の痛みと平和への願いを訴えました。特に、認知症が進んだ母が晩年もなお軍歌「戦友」を口ずさんでいたエピソードは、家族の深い祈りを象徴するものでした。


 田中氏はまた、朝日新聞に掲載された「戦後70年 軍服の速写写真から描く戦争」という記事に心を打たれ、取材対象だった行橋市出身の芸術家・丸山里奈さんを訪ねたことを紹介。彼女が描いた18枚の肖像画は、戦争の記憶を次世代へ伝える貴重な作品として大刀洗平和記念館に展示されました。当日、会場には丸山さんも出席し、「平和は戦没者と遺族の歩みの上に築かれたもの」と語り、今後も芸術を通じて平和を訴えていく決意を示しました。

 本講演は、戦争の記憶と教訓を改めて心に刻み、平凡な日常の尊さを再認識する機会となりました。二度と戦争を繰り返さず、平和な社会を次の世代へとつなげていくことを誓い合う一日となりました。

【🌸筑後から広がる✨ワンヘルスが紡ぐ未来🌿💫】

 筑後広域公園 九州芸文館にて、「第六回 ワンヘルスフェスタ2025 in筑後」が盛大に開催されました。

 今回のフェスタは、福岡県のワンヘルス推進において歴史的な節目の開催となりました。それは、県内60の全市町村が先月までに「ワンヘルス推進宣言」を完了し、「全市町村宣言」という快挙を達成した直後だったためです。この成果により、福岡県の取り組みは「新たなステージへと進んだ」と高く評価されています。


 来賓挨拶では、藏内勇夫福岡県議会議長が、国会関係者との意見交換を踏まえ、野生動物との共生を「短期的な対処」と「中長期的な目標」の両面から考える必要性を強調されました。
 現在、熊が人里に降りてくる問題が深刻化しています。短期的には「人命に関わるため、防除を行わざるを得ない」という現実を受け止めつつも、中長期的には「野生動物と人間が共に生きる社会のあり方を構築することが重要だ」と述べられました。大きな生態系の破壊は、最終的に人間社会にも影響を及ぼすものであり、国際的な信頼にも関わると指摘。ワンヘルスの理念は、人間が引き起こした環境変化を見つめ直し、自然との共生を回復する道を示しています。

 福岡県の取り組みは、国レベルでも注目されています。国の「骨太の方針」(経済財政運営と改革の基本方針)にもワンヘルスアプローチが言及され、国会では高市大臣が「福岡県のワンヘルスセンターの取組を参考に、人共通感染症の脅威に対応していく」と答弁されました。
 また国際的にも、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏の財団関係者が国際フォーラムに派遣され、特に福岡県の高校生による学びの姿勢とその吸収の早さに深い感銘を受けたとのエピソードが紹介されました。


 会場の九州芸文館では、体験型の企画が多数展開されました。ワンヘルス子ども研究所やダンボール工作教室、八女工業高校生によるワークショップのほか、「ワンヘルス宣言事業者」による認証商品の販売や展示も実施。屋外では、ふれあい動物園や謎解きウォーキング、グルメキッチンカー、保護猫の譲渡会も開かれ、来場者で賑わいました。


 高校生の研究発表では、山門高校のブースにて、ニホンウナギの持続可能な水環境維持に関する研究が披露されました。ウナギの育成水槽に落ち葉を入れ、付着した微生物がアンモニアを吸収して水質を保つという、自然の浄化力を活用した発想が注目を集めました。

 今回のフェスタを通じ、ワンヘルスの理念が一層県民に浸透し、健やかで持続可能な暮らしへと繋がっていくことを心より期待しています。


(個人的には、NHKキャスターでワンヘルスの伝道師の佐々木理恵さんと一緒に写真が撮れたのはラッキーでした😁 )

【🌿「ワンヘルスの聖地」✨ 福岡県ワンヘルスセンター起工式】

2025年11月5日、、旧保健医療経営大学跡地において「福岡県ワンヘルスセンター」の起工式が執り行われました。長年にわたり尽力してきた跡地活用が、ついに形となり、感無量の一日となりました。

このセンターは、老朽化が進んでいた保健環境研究所(築52年)と家畜保健衛生所(築55年)の機能を統合し、人・動物・環境の調和を目指す「ワンヘルス」の中核拠点として整備されます。単なる移転ではなく、相互連携による研究・検査・教育の融合拠点が誕生します。


この実現の背景には、「ワンヘルス」という理念を日本に根付かせた二人の偉大なリーダーの存在があります。
世界獣医師会次期会長の藏内勇夫先生は、2013年に当時の日本医師会長・横倉義武先生と共にワンヘルスの共同推進を開始し、「日本で初めてのワンヘルス条例」を福岡県議会で制定されました。藏内先生は、このセンターを「研究・検査・サービス」に加え、「教育・体験の場」として発展させたいという強い思いを語られました。

一方、元世界医師会長であり、福岡県ワンヘルス推進協議会会長の横倉義武先生は、ご自身のルーツがみやま市にあることに触れ、このセンターが「世界で初めての拠点」として「人類の幸福に貢献する」と喜びを述べられました。


そして忘れてはならないのが、みやま市と多くの関係者の皆様の深いご理解とご尽力です。
みやま市と市議会をはじめ、市民の皆様が、県への用地・建物の提供に深いご理解を賜り、このプロジェクトの礎が築かれました。まさに「官民一体」の英断に、心より敬意を表します。

特筆すべきは、県民が学び・体験できる「ワンヘルス体験学習ゾーン(仮称)」の整備です。既存建物を改修した屋内ゾーン(ワンヘルス棟)と、1960年代の筑後の里山・掘割の景観を再現する約1万㎡の屋外ゾーンで構成され、子どもから大人まで、ワンヘルスを「自分ごと」として学べる場となります。


本日の起工式は、ゴールではなく、ここからが新たなスタートです。
この地から、福岡県、そして日本全体にワンヘルスの理念を広げるため、地元選出の県議として、これからも全身全霊を注いで推進に尽力する覚悟です。建設工事の安全を祈念するとともに、このセンターが地域に愛され、地域と共に発展し、世界に誇る「ワンヘルスの聖地」となるよう、全力を尽くしてまいります。

「福岡県といえばワンヘルス」――その言葉が世界に響く日を目指して。

【🌸ルーツは福岡 夢は世界へ🌈県人会世界大会🌏✨】

去る11月5日から8日にかけて、6年ぶりとなる「第12回海外福岡県人会世界大会」が、故郷・福岡の地で盛大に開催されました。新型コロナウイルスによるパンデミックという困難を乗り越え、世界各地から約400名の海外福岡県人会の皆様が一堂に会しました。


今回の大会のキャッチフレーズは、「ルーツは福岡 夢は世界へ ~繋がる世代、広がる未来~」。
本県からの海外移住は、1885年のハワイへの移住に始まります。移住された先人の方々は、言葉や気候、文化の異なる異国の地で多くの困難を乗り越え、その国や地域の発展に大きく貢献されてきました。現在、福岡県人会は世界24の国・地域に39の組織を有し、遠く離れた人々の心の支えとなっています。


何より嬉しかったのは、世界各地で活躍されている多くの県人会の皆様との再会でした。
特に、前回2022年にペルーで開催された第11回世界大会で親交を深めた皆様に再びお会いでき、あの時、会場を熱く盛り上げてくださった躍動的なダンスの御礼をお伝えできたこと。
また、長年にわたり交流を重ねてきたハワイ州から、ハワイ福岡県人会長のクックさんが来福され、再会を果たせたことも格別でした。「ウェルカムバック!」と声を掛け合った瞬間の感激は忘れられません。海外の県人会の皆様は、国や地域を越えて経験や思いを共有し、福岡から新たな繋がりを生み出すことを願っておられます。


大会記念式典の終盤では、福岡県立朝倉高等学校音楽部の皆さんによる合唱が披露されました。
「上を向いて歩こう」や「川の流れのように」といった名曲が会場を包み、そしてクライマックスは、毎回恒例となっている参加者全員による「故郷(ふるさと)」の合唱でした。


「兎追いし かの山、小鮒釣りし かの川」
「志をはたして いつの日にか 帰らん、山は青き 故郷、水は清き 故郷」
この歌を口ずさむ中で、海外で長年にわたり苦労を重ねてこられた先人たちの姿、そして今も遠い地で故郷を思い活動を続ける皆様の想いがひとつになったのを感じました。

福岡県と海外県人会、そして県人会同士の絆がさらに強まり、この活動が未来を担う若い世代へと確実に受け継がれていくことを願ってやみません。
「ルーツは福岡、夢は世界へ」を合言葉に、この大会で得たエネルギーと絆を力に変え、また次回、この故郷・福岡で皆様と笑顔で再会できる日を楽しみにしています。

【⚔️剣士たちの秋✨ 🌾米一俵の栄光を】

 みやま市立高田体育館にて「第8回 JAみなみ筑後旗争奪少年剣道大会」が盛大に開催されました。筑後地域で盛んな剣道を通じ、青少年の健全育成と地域の絆を深めることを目的に、JAみなみ筑後が8年前に創設したこの大会。創設当時の組合長は、現在JA福岡中央会会長を務める乗富幸雄さんで、地域農業の発展とともに青少年育成にも力を注がれた想いが今も息づいています。


 本大会には、筑後・八女・柳川・大牟田など県南一円から多数の少年少女剣士たちが参加。開会式では、緊張した面持ちで整列する選手たちの前に優勝旗が掲げられ、体育館いっぱいに響く気合いの声が印象的でした。試合は小学生・中学生の部に分かれて白熱の展開。互いに気迫を込めて打ち合う姿に、応援席からは大きな拍手と歓声が送られました。


 今年の大会では、優勝チームへの副賞として「米一俵」が用意されました。JAらしい地域色あふれるこの賞品は、みやまの豊かな実りを象徴するもので、会場には実際の米俵を展示。その迫力に、子どもたちは驚きの声を上げ、笑顔が広がりました。

 地域のJA関係者や剣道連盟、保護者らが一体となって大会を支え、子どもたちの努力と成長を温かく見守る姿が印象的でした。剣道を通じて礼節と感謝の心を学ぶこの大会は、地域の未来を担う子どもたちにとって、かけがえのない経験と誇りの舞台となっています。竹刀を交えた若き剣士たちのまなざしに、地域の未来を感じた一日でした。

【🌕水の都・柳川に灯る詩情✨ 白秋祭水上パレード2025🚤🎶】

 本日、柳川市で開催された「第73 回白秋祭」の水上パレードに参加・乗船いたしました。
 午後5時30分から白秋詩碑苑で行われた開会式では、江口副知事、松永柳川市長をはじめ、多くの来賓・関係者の皆様とともに、北原白秋ゆかりの名曲「砂山」と「帰去来」を合唱。夕暮れの詩碑苑に響く旋律は、白秋が愛した故郷・柳川の情景と重なり、心に深く残る瞬間となりました。


 その後、灯りがともる乗船場に移動し、水上パレードがゆるやかに始まりました。
 お堀沿いには、行灯と提灯の柔らかな光が並び、舟の列が静かに進むさまはまるで詩の世界。岸辺から手を振る市民の笑顔、太鼓や合唱の音、街全体に漂う温かな空気——それらすべてが柳川らしい「おもてなしの心」に満ちていました。


 特に印象的だったのは、市民やボランティアの皆さん一人ひとりが、大人も子供も自分たちのまちを誇りに思い、心を込めて来訪者を迎えておられること。舟の上から見たその光景には、地域が一体となって白秋の精神を受け継ぐ姿がありました。


 そしてフィナーレには、高畑公園から打ち上げられた花火が夜空を彩り、水面に映る光とともに祭りの余韻を美しく締めくくりました。静寂と歓声が交錯する中、柳川の文化の力と人の温もりを改めて感じたひとときでした。


 ご準備に尽力された関係者の皆さま、温かく迎えてくださった市民の皆さまに心より感謝申し上げます。この美しい伝統を、次の世代へしっかりとつないでいけるよう、引き続き全力で応援してまいります。


#柳川市 #白秋祭 #水上パレード #北原白秋 #おもてなしの心 #砂山 #帰去来 #福岡県 #伝統文化 #地域の誇り

【🍁森と歩こう🌿🚶‍♀️みやま発「ワンヘルスの秋」🍂】

 本日、みやま市瀬高町の清水山荘に隣接する「森の小径」で、オープニング記念イベントが盛大に開催され、来賓としてご挨拶をさせていただきました。市民の健康づくりと自然との共生をテーマに整備されたこの散策路は、「人」「動物」「環境」の調和を目指す“ワンヘルス”の理念を、日常の中で体感できる場として、福岡県の補助金などを利用して、誕生したものです



 当日は、みやま市ウォーキング協会の丸尾会長から、ウォーキングの健康効果や正しい歩き方について解説があり、50名を超える参加者の皆さんとともにスタート地点の清水山荘を出発。秋の澄んだ空気の中、木々の香りを感じながら、ゆったりとしたペースで森の小径を歩きます。途中には鳥のさえずりや木漏れ日があふれ、まさに「心が深呼吸する」ような癒しの時間となったことでしょう。


 清水山荘前では、地元の方々によるプチマルシェも開催されており、地域の特産品や軽食が並び、会場はとても和やかな雰囲気でした。山荘内のカフェ「Cache Cache(カシュカシュ)」では、手づくりサンドイッチとドーナツをいただき、地元の素材を生かした優しい味わいに心も満たされました。さらに、以前から気になっていた「街ガチャinみやま」にも挑戦。可愛い地元モチーフのカプセルトイに、思わず笑顔がこぼれました。




 森林浴には、ストレス軽減や免疫力向上など、心身を整える効果があるといわれています。今回のウォーキングイベントも、単なる健康づくりにとどまらず、地域の自然や人とのつながりを再確認する貴重な機会を生みます。

 この秋、皆さんもぜひ「森の小径」を訪れ、木々の香りや鳥の声に包まれながら、五感で“ワンヘルスの秋”を体験してみてはいかがでしょうか。自然の中で歩くことで、自分の心と体、そして地域の豊かな環境とのつながりを感じられるはずです。

【🤝福岡モデルの共創🌸 地域課題を越えてゆく🚀 「福岡よかとこビジネスプランコンテスト2025」 】 

 福岡県庁で開催された「福岡よかとこビジネスプランコンテスト2025」の受賞者表敬訪問に出席してまいりました。このコンテストは平成27年度(2015年)から開催され、地域課題の解決や地域の強みを活かした新しいビジネス創出を目的としていますが、回を重ねるごとに右肩上がりに盛り上がっている ことが肌で感じられる、大変熱量の高いイベントでした。
 今回の表彰式では、受賞された方々が、それぞれの課題を「身を以て自分のものとして」捉え、解決しようとする熱意に強く心を打たれました。単なる机上のプランではなく、「地に足がついた」フットワークのある事業ばかりでした。


 個人的に嬉しかったのは、大賞を受賞された我らが仲良し、石橋鉄工所の石橋香織さんです!
 石橋さんのプラン「アイアン スイーツ」は、生まれ育った柳川で、嫁ぎ先の鉄工所の精密技術とスイーツを掛け合わせるという、ユニークで甘くて熱い挑戦です。コアとなるのは、柳川の伝統工芸品「柳川まり」をモチーフにしたベビーカステラで、その焼き型には鉄工所の技術が活かされた複雑で密なデザインが施されています。柳川駅前への出店を目指す など、地域応援の思いが込められた素晴らしい事業で、今後の展開が楽しみです。


 大賞の石橋さんに加え、学生部門大賞の九大生・石井泰地さんの「街のギルド」にも注目しました。地域課題をクエスト化し、ハードル低い挑戦機会を提供する。学生の学びを町の資産にするという、我々の若い時にはなかった発想に感心しました。


 また、特に現代社会の切実な課題に取り組むプランに強い関心を持ちました。
 特別賞を受賞された牛島 智絵さんは、多胎育児(双子・三つ子)に特化した世界初のコミュニティアプリ「moms」を開発されました。実は私自身も双子の父なのですが、多胎育児家庭の虐待率が単胎家庭の2.5倍から4倍、離婚率も1.5倍から2倍高い というデータを聞き、改めてその課題の深刻さを痛感しました。牛島さんの「moms」は、情報格差を解消し、すでに220の自治体と連携を完了 しているとのこと。福岡県内どこで双子や三つ子が生まれても最低限の支援が受けられる体制 を目指す活動は、当事者として強く応援したいと感じました。

 優秀賞の福田 滋さんが提案された不登校支援モデルも重要です。不登校の子どもの約38%(13万人)が相談指導を受けられていない という現状に対し、メタバースと地域の拠点を連携させることで「相談指導を受けられない子どもをゼロにする」 という目標を掲げています。

 そして、地域活性化賞を受賞された、手島園の手嶋 洋司さん!農産物盗難対策のGPSタグ「フルーツ銭形君」を提案されましたが、何よりもブドウの被り物をして登場された手嶋さんのユニークな姿には、本当に度肝を抜かれました!
 この「フルーツ銭形君」は、ブドウの袋の中にGPSタグを隠し入れ、「盗まれた時の追跡」よりも、泥棒に「時間がかかる」「見つかる」と思わせる「抑止力」を高める ことが鍵だという発想に感銘を受けました。


 今回の表彰式を通じて、行政だけでは手が回らない社会課題を、民間の活力が補い、解決に向かっていることを実感しました。江口副知事も、ご自身の体験を踏まえ、受賞者の方々が直面する課題解決への努力に深い理解を示されていました。
 私も、こうした挑戦者たちの活動を、今後もしっかりと発信し、応援していきたいと思います。福岡の未来は明るい!そう確信できた一日でした。

【🌾みやまの誇り、日本一へ🇯🇵 🥇セルリー部会、快挙達成🌿】

 JAみなみ筑後 瀬高町セルリー部会(みやま市)との農政懇話会を開催。
 その中で、長年にわたり冬春セロリのトップ産地であった静岡県を抜き、JAみなみ筑後 瀬高町セルリー部会が冬春セロリ出荷量日本一を達成したことが披露されました。歴史的な大躍進です!


 令和6年産シーズンの集荷実績は 311,734箱(10kg箱換算) に達し、静岡県の 311,490箱 をわずかに上回る快挙です。販売金額も過去最高となる 8億8,300万円超 を記録しました。

 この成果は、「30万ケース出荷」を長年にわたり維持・発展させてきた部会員のたゆまぬ努力の賜物です。特に生産者の皆さんは、高温対策や割れ防止などの課題に対し、経験と技術革新を重ねて克服してきました。

 一方で、生産資材や燃料費の高騰など、農業を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。部会では、「責任ある産地・信頼される産地をめざして」、物価高への価格転嫁を進めるとともに、予約販売・契約販売などの有利販売拡大による適正価格の実現を図っています。

 令和7年産では、出荷32万箱・販売9億2,800万円を目標に掲げ、日本農業の転換期において、新たなモデルを示す産地として、瀬高町セルリー部会のさらなる挑戦にご期待ください。

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【🏆両横綱が来庁!🎌九州場所を応援だ! 💪🎉】

 11月9日(土)から福岡国際センターで初日を迎える大相撲九州場所のPRのため、第75代横綱・大の里関と第74代横綱・豊昇龍関、そして九州場所担当部長の浅香山親方(元大関魁皇)が、福岡県庁にお越しくださいました。


 上田哲子副知事もご臨席のもと、福岡県議会大相撲九州場所を応援する会の香原勝司会長代理(私は幹事長として)をはじめ、多数の顧問議員が出席し、両横綱を熱烈に歓迎いたしました。上田副知事からは、県民の皆さんと一緒に応援していくとの力強いお言葉をいただいております。


 大の里関は、場所の初日に最高の状態で臨むため、「初日に間に合うように最善の準備を尽くしたい」と決意を表明されました。 豊昇龍関は「力を出し切れるように頑張りたい」と意気込まれ、横綱として迎える初めての九州場所での初優勝に期待が高まります。また、九州場所は豊昇龍関が新弟子検査を受けた思い出の地でもあるとのことです。


 特に印象的だったのは、豊昇龍関が福岡の食文化について述べられたコメントです。「食べ物がうまいんで1年間ずっと待ってました」と笑顔を見せてくださり、来福後すぐに博多ラーメンを楽しまれたそうです。さらに、立浪部屋の宿舎がある糸島名物の牡蠣も大変お好きだとうかがいました。福岡の食が、力士の皆様の力になることを期待いたします。
 九州場所は、昭和32年(1957年)から始まり、今年で68回目を迎える福岡の11月の風物詩として定着しております。私たち「応援する会」は、県議会を挙げて九州場所を応援するため、昨年10月に発足いたしました。この応援会は、全国の都道府県議会で唯一の発足であり、県民一丸となって場所を盛り上げるため活動しています。
 両横綱をはじめ力士の皆様の熱戦を期待し、皆様ぜひ会場でのご声援をお願い申し上げます。

【👑 福岡の誇り🔥「秋王」 と「山川みかん」 🍊 の最前線 🤖✨】

 県果樹振興議員連盟で、福岡県を代表する二大果樹産地を視察しました。

■ 奇跡の柿「秋王」(JAにじ)
 まず、うきは市にあるJAにじ管内の柿「秋王」の栽培ほ場へ向かいました。秋王は栽培開始から10年以上が経過しており、横に切っても縦に切っても種がないという点で「世界にこの秋王しかない」と言われる福岡県ブランドの種無し柿です。試食では、その甘さとサクサクとした歯ごたえ、そして非常に身が大きい点 に感動しました。


 JAにじは県内の柿生産の6割以上を占めています。しかし、秋王は樹勢が弱いため、生産安定には課題もあります。その解決策として、生理落果を防ぐための環状剥皮(かんじょうはくひ)という幹の形成層を剥ぐ技術 や、樹勢を落ち着かせるための中間台木「FDR」の導入 など、生産安定に向けた技術開発と普及が進められています。販売は東京、大阪、福岡の市場を主とし、JAにじ管内だけで県全体の秋王販売量の約半分(約100トン)を占めています。

■ 高度な選果技術「山川みかん」(JAみなみ筑後)
 次に、みやま市にあるJAみなみ筑後山川選果場へ移動しました。この施設は、平成26年度の事業で導入された本選果ラインに加え、令和3年度にはプレ選果設備や製品プールラインが導入され、大幅に刷新されています。


 この施設は非常に高度であり、高精度カメラでみかんのサイズ、色、傷、腐敗などを瞬時に計測し、等級判定を行っています。特に、糖度を測定し、糖度12度以上の高品質なみかんは、専用の「北原」黒箱に選別され、高いブランド力を維持しています。この高品質ブランド化への取り組みにより、販売の単価も上がり、9月、10月は日本一の単価を取っている状況です。


 プレ選別機の導入は、収穫後の夜間の家庭選別の負担を撤廃し、生産者の労力軽減に大きく貢献しています。また、生産者や面積が減少している中でも、販売額は年々上昇しており、取り組みが成果を上げていることがうかがえます。施設内の直売所では、規格外品も販売され、時には1日で150万円の売上を記録するほどの人気があるそうです。

 今回の視察を通じて、福岡県の果樹生産者が、高いブランド力と最新技術を駆使して競争力を強化している現状を肌で感じることができました。今後の福岡県果樹振興のため、議員連盟としてさらに尽力してまいります。

【💖 親方の優しさ溢れる 😊 名物ちゃんこ千人前 🍲】

 大相撲九州場所が近づくなか、秀ノ山親方(元大関琴奨菊)の故郷である柳川市にて開催された「第一回 秀ノ山会 柳川市民感謝祭」に出席。この感謝祭は、元大関 琴奨菊関こと秀ノ山親方のご出身地である柳川市の市民に対し、日頃の感謝を伝え、地域とのつながりを深める機会として開催されました。秀ノ山親方は、現在、11月の九州場所に向け、柳川宿舎等の準備を進めているところです。


 秀ノ山親方とは大関昇進の頃からのお付き合いですが、その優しいお人柄そのままに部屋の運営をされていることが、お弟子さんたちとの温かい接し方から深く伝わってきました 。


 特に来場者に大人気だったのが、子ども相撲体験や、力士とのふれあい相撲教室です。子ども、大人も(女性も!)土俵に上がり力士の胸を借りて、爽やかな汗を流す力士とのふれあいに、会場は大変な盛り上がりでした。


 そして、感謝祭の目玉は、温かいちゃんこ鍋のふるまいです。昨年のイベントでは500人前を用意したところ、あまりの大盛況で一瞬で無くなってしまったため、今年は気合を入れて、寸胴を7つ用意し、先着1000人前を準備されたとのこと。


 地域に対する親方の熱い思いと、お弟子さんたちの真摯な姿勢が感じられる、非常に心温まる一日でした。私は現在、「福岡県議会 大相撲九州場所を応援する会」で幹事長を仰せつかっておりますが、今後も秀ノ山部屋を故郷柳川から力いっぱい応援してまいります!

【🌸花がつなぐ絆。農の未来へ🚀】

 恒例のJAみなみ筑後花き部会の皆様との意見交換会を開催しました

 花き部会は、品目や個数の面で難しさはあるものの、主力品目であるダリアの産地維持と、高収益が期待できるトルコギキョウの産地化を推進されており、非常に大きなチャンスがあると確信しています。少し前になりますが、令和6年度には、杉本副部会長(杉本神籠園様)が農林水産大臣賞を受賞されるという明るいニュースがありました。しかし、初期生育時の高温対策や出荷本数の減少など、引き続き多くの課題に直面されています。


 そうした中で、皆様の挑戦は続いています。特に、昨年の懇談会で皆様からいただいた物流課題へのご意見をヒントに、物流クラウドシステム「FMBIZ」を導入し、出荷情報のデジタル化を推進されました。これは南地区での新しい取り組みとして素晴らしい成果です。このシステム導入により、生産者側の労務が約20%、JA側の労働時間が約40%削減される見込みであり、目覚ましい効率化が期待されます。


 また、ダリアについては、部会が全国平均よりも高い単収 を維持されており、その高度な技術力と誇り を深く尊敬しております。

 今後、横浜で開催予定の花博 といった時流も捉え、地域農業の未来を切り拓く花き部会のご活躍に心より期待いたします!

【🛫国防の要・佐賀へ🪖 安全保障の現場。🇯🇵】

 佐賀市ガーデンテラス佐賀ホテル&リゾートにて開催された「第20回 九州・沖縄防衛議員連盟連絡協議会総会」に出席いたしました。


 総会後には、元陸上幕僚長 岩田清文様より「国際情勢の激変と我が国の防衛〜オスプレイ導入の背景〜」と題する防衛講話を拝聴しました。岩田様からは、我が国を取り巻く安全保障環境が「戦後、最も厳しく複雑な状況」にあることや、南西防衛の強化に至る背景について、深く解説いただきました。


 その後、陸上自衛隊佐賀駐屯地へ移動し、水陸機動団の運用を担うV-22オスプレイの視察を実施。このティルトローター機が、滑走路を必要とせず、九州から与那国島まで約3時間半で展開可能な高い機動性を持つことを学び、南西諸島防衛体制の喫緊の必要性を肌で感じました。


 そして夜の交流会では、陸上自衛隊の西部方面隊総監である鳥海誠司陸将にご挨拶する機会を得ました。実は鳥海総監とは約25年前、私が伊藤忠商事に勤務していた際に、官民交流プログラムで同社に2年間出向されており、机を並べて共に働いた「かつての同僚」という貴重なご縁があります 。日本の安全保障の最前線でご活躍されるトップとの再会は、大変光栄で感銘を受けました。

【感動😳300年の歴史を持つ👺「新開能」を観覧✨】

 昨日、福岡県指定無形民俗文化財「寶満神社奉納能楽」(新開能)まいピア高田能舞台にて観覧しました。この伝統は、享保元年(一七一六)に柳川藩主立花氏が能楽を奉納したことに始まります。

 本年より諸般の事情で、会場が神社境内からまいピア高田能舞台へ変更されましたが、地元の氏子の方々が舞うという新開能独自の熱意 は健在で、300年以上の歴史がみやま市(新開地区)で受け継がれていることを肌で感じました。


 冒頭、地元小学生達によるお謡三番にはじまり、狂言『柿山伏』は、柿を盗み食いした山伏が、畑主に見つかって鳥や猿などの物まねを強いられ、最後は飛び降りて腰を痛めるという、コミカルで痛快な演目でした。
 能『嵐山』は、嵐山の桜を見に来た臣下の前に、の夫婦の神が現れ、夜には蔵王権現の三神一体の威容を現すという荘厳な舞台。その威厳に圧倒されました。


 みやま市の誇るべき伝統文化に感謝です!

【🍆✨JAみなみ筑後 瀬高なす部会🤝 農政懇談会!🚀🎉】

 昨年度(令和6年)は、台風や水害の被害がほぼなく出荷が順調に進み、部会長の報告の通り、数量、単価、金額すべてにおいて前年を上回る素晴らしい実績を達成されました(合計出荷量6,773トン、販売金額28億8,934万7千円)。

 現在、異常なほどの記録的な高温による高温障害や、年々上昇する生産・物流コストが大きな課題です。部会が掲げる令和7年度の販売目標30億円、生産目標7,000トン達成に向け、県として引き続き全力で支援してまいります。

 特に、過去の取り組みが実を結び、ICT研究会員は部会平均より1.2倍程度の増収を達成しており、「活力ある高収益型産地育成事業」による高性能機械や新規施設の導入を今後も推進します。

 懇談会では、施設の長寿命化対策事業における申請タイミングの柔軟化や、物価高騰に見合う販売単価の向上策について貴重なご意見をいただきました。これらの要望について、運用面の検討を進めてまいります。

 また、みやま市の将来の活性化策として、令和9年開設予定のワンヘルスセンター計画についてご報告しました。これは、保健環境衛生所と家畜保健衛生所を統合した県の総合施設であり、約140名規模(職員約100名、臨時約40名)の雇用創出をみやま市にもたらし、地域経済の起爆剤となるものです。

 今後も、みやま市の代表的な産物であるナスの産地強化と地域振興に邁進してまいりますので、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。

【🛶柳川の秋🍁おにぎえ👹大盛況でした!🎉】

 三柱神社御鎮座二百年を記念した「御賑会大競演会」に参加!「大賑わい」が語源とされる「御賑会(おにぎえ)」 は、まさに言葉通りの歴史的な熱狂でした。
 昨晩は、歴史と共に柳川の地を盛り上げてきた各町のどろつくどん、踊り山を含めた全ての山車 が、三柱神社境内の高畑公園 に結集。もの凄い人出と熱気で、会場は超満員の野外フェス状態!
 御賑会連絡協議会会長の兼子勝吉様 が、この賑わいに安堵されたという話を聞き、伝統が次世代に繋がっていくことへの喜びを感じました。
  次世代に伝統を繋ぐ力強い舞!柳河小学校の子供達が披露した「どろつくどん」。


 そして踊り山で奉納された、少年剣士たちの凛々しい舞に会場一体となったコールアンドレスポンス?😂


 熱狂が最高潮に達した「菓子投げ」のシーン!壇上からお菓子が投げ込まれ、観衆が手を伸ばす姿はまさに「夏フェス」!最高に盛り上がりました!


 秋の柳川を彩る「おにぎえ」は3日間の祭りとして本日13日(月・祝)に終幕します。高畑公園では「戦国柳川パークinおにぎえ」が同時開催中です。
 そして本日最大のクライマックス!この三柱神社は、柳川市が招致を進めるNHK大河ドラマの主人公候補である「立花宗茂」「誾千代」を祀るゆかりの地。招致成功を目指し、本日15時45分から、PRイベントが行われます。私ももちろん参加予定!祭りのフィナーレを力強く彩るこの瞬間をお見逃しなく!