【🌸花がつなぐ絆。農の未来へ🚀】

 恒例のJAみなみ筑後花き部会の皆様との意見交換会を開催しました

 花き部会は、品目や個数の面で難しさはあるものの、主力品目であるダリアの産地維持と、高収益が期待できるトルコギキョウの産地化を推進されており、非常に大きなチャンスがあると確信しています。少し前になりますが、令和6年度には、杉本副部会長(杉本神籠園様)が農林水産大臣賞を受賞されるという明るいニュースがありました。しかし、初期生育時の高温対策や出荷本数の減少など、引き続き多くの課題に直面されています。


 そうした中で、皆様の挑戦は続いています。特に、昨年の懇談会で皆様からいただいた物流課題へのご意見をヒントに、物流クラウドシステム「FMBIZ」を導入し、出荷情報のデジタル化を推進されました。これは南地区での新しい取り組みとして素晴らしい成果です。このシステム導入により、生産者側の労務が約20%、JA側の労働時間が約40%削減される見込みであり、目覚ましい効率化が期待されます。


 また、ダリアについては、部会が全国平均よりも高い単収 を維持されており、その高度な技術力と誇り を深く尊敬しております。

 今後、横浜で開催予定の花博 といった時流も捉え、地域農業の未来を切り拓く花き部会のご活躍に心より期待いたします!

【🛫国防の要・佐賀へ🪖 安全保障の現場。🇯🇵】

 佐賀市ガーデンテラス佐賀ホテル&リゾートにて開催された「第20回 九州・沖縄防衛議員連盟連絡協議会総会」に出席いたしました。


 総会後には、元陸上幕僚長 岩田清文様より「国際情勢の激変と我が国の防衛〜オスプレイ導入の背景〜」と題する防衛講話を拝聴しました。岩田様からは、我が国を取り巻く安全保障環境が「戦後、最も厳しく複雑な状況」にあることや、南西防衛の強化に至る背景について、深く解説いただきました。


 その後、陸上自衛隊佐賀駐屯地へ移動し、水陸機動団の運用を担うV-22オスプレイの視察を実施。このティルトローター機が、滑走路を必要とせず、九州から与那国島まで約3時間半で展開可能な高い機動性を持つことを学び、南西諸島防衛体制の喫緊の必要性を肌で感じました。


 そして夜の交流会では、陸上自衛隊の西部方面隊総監である鳥海誠司陸将にご挨拶する機会を得ました。実は鳥海総監とは約25年前、私が伊藤忠商事に勤務していた際に、官民交流プログラムで同社に2年間出向されており、机を並べて共に働いた「かつての同僚」という貴重なご縁があります 。日本の安全保障の最前線でご活躍されるトップとの再会は、大変光栄で感銘を受けました。

【感動😳300年の歴史を持つ👺「新開能」を観覧✨】

 昨日、福岡県指定無形民俗文化財「寶満神社奉納能楽」(新開能)まいピア高田能舞台にて観覧しました。この伝統は、享保元年(一七一六)に柳川藩主立花氏が能楽を奉納したことに始まります。

 本年より諸般の事情で、会場が神社境内からまいピア高田能舞台へ変更されましたが、地元の氏子の方々が舞うという新開能独自の熱意 は健在で、300年以上の歴史がみやま市(新開地区)で受け継がれていることを肌で感じました。


 冒頭、地元小学生達によるお謡三番にはじまり、狂言『柿山伏』は、柿を盗み食いした山伏が、畑主に見つかって鳥や猿などの物まねを強いられ、最後は飛び降りて腰を痛めるという、コミカルで痛快な演目でした。
 能『嵐山』は、嵐山の桜を見に来た臣下の前に、の夫婦の神が現れ、夜には蔵王権現の三神一体の威容を現すという荘厳な舞台。その威厳に圧倒されました。


 みやま市の誇るべき伝統文化に感謝です!

【🍆✨JAみなみ筑後 瀬高なす部会🤝 農政懇談会!🚀🎉】

 昨年度(令和6年)は、台風や水害の被害がほぼなく出荷が順調に進み、部会長の報告の通り、数量、単価、金額すべてにおいて前年を上回る素晴らしい実績を達成されました(合計出荷量6,773トン、販売金額28億8,934万7千円)。

 現在、異常なほどの記録的な高温による高温障害や、年々上昇する生産・物流コストが大きな課題です。部会が掲げる令和7年度の販売目標30億円、生産目標7,000トン達成に向け、県として引き続き全力で支援してまいります。

 特に、過去の取り組みが実を結び、ICT研究会員は部会平均より1.2倍程度の増収を達成しており、「活力ある高収益型産地育成事業」による高性能機械や新規施設の導入を今後も推進します。

 懇談会では、施設の長寿命化対策事業における申請タイミングの柔軟化や、物価高騰に見合う販売単価の向上策について貴重なご意見をいただきました。これらの要望について、運用面の検討を進めてまいります。

 また、みやま市の将来の活性化策として、令和9年開設予定のワンヘルスセンター計画についてご報告しました。これは、保健環境衛生所と家畜保健衛生所を統合した県の総合施設であり、約140名規模(職員約100名、臨時約40名)の雇用創出をみやま市にもたらし、地域経済の起爆剤となるものです。

 今後も、みやま市の代表的な産物であるナスの産地強化と地域振興に邁進してまいりますので、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。

【🛶柳川の秋🍁おにぎえ👹大盛況でした!🎉】

 三柱神社御鎮座二百年を記念した「御賑会大競演会」に参加!「大賑わい」が語源とされる「御賑会(おにぎえ)」 は、まさに言葉通りの歴史的な熱狂でした。
 昨晩は、歴史と共に柳川の地を盛り上げてきた各町のどろつくどん、踊り山を含めた全ての山車 が、三柱神社境内の高畑公園 に結集。もの凄い人出と熱気で、会場は超満員の野外フェス状態!
 御賑会連絡協議会会長の兼子勝吉様 が、この賑わいに安堵されたという話を聞き、伝統が次世代に繋がっていくことへの喜びを感じました。
  次世代に伝統を繋ぐ力強い舞!柳河小学校の子供達が披露した「どろつくどん」。


 そして踊り山で奉納された、少年剣士たちの凛々しい舞に会場一体となったコールアンドレスポンス?😂


 熱狂が最高潮に達した「菓子投げ」のシーン!壇上からお菓子が投げ込まれ、観衆が手を伸ばす姿はまさに「夏フェス」!最高に盛り上がりました!


 秋の柳川を彩る「おにぎえ」は3日間の祭りとして本日13日(月・祝)に終幕します。高畑公園では「戦国柳川パークinおにぎえ」が同時開催中です。
 そして本日最大のクライマックス!この三柱神社は、柳川市が招致を進めるNHK大河ドラマの主人公候補である「立花宗茂」「誾千代」を祀るゆかりの地。招致成功を目指し、本日15時45分から、PRイベントが行われます。私ももちろん参加予定!祭りのフィナーレを力強く彩るこの瞬間をお見逃しなく!

【柳川警察署 Autumnコンサート in みやま】

 令和7年10月11日、まいピア高田で開催された「柳川警察署 Autumnコンサート in みやま」にご招待いただきました。日頃より県民の安全・安心の確保にご尽力されている福岡県警察音楽隊(隊長以下35名編成)の皆様による特別演奏会を、心ゆくまで拝聴いたしました。


 オープニングを飾った「西部警察メインテーマ」は圧倒的な迫力で、冒頭から会場全体を熱気に包み込み、第二部の「わたしの一番かわいいところ」では、女性警察官で構成されたカラーガード隊の皆様が、アイドルさながらのキュートさと、カラフルで華やかな演技を披露。アンコール曲「マツケンサンバ」ではノリノリのドラムソロに合わせ、会場が一体となって盛り上がり、華やかなフィナーレを迎えました。


 音楽隊は、県民の皆様と警察を結ぶ“音の架け橋”として、犯罪や事故の起きにくい社会の実現を目指し、県内各地で幅広く活動されています。休憩時間には、生活安全課による「ニセ電話詐欺」や「SNS型投資・ロマンス詐欺」対策の寸劇も上演され、安全・安心への意識を高める貴重な機会となりました。

 柳川警察署長からも「安全なまちづくりは地域の皆様のご協力なくして成り立たない」との力強いお言葉がありました。日頃より献身的に活動されている柳川警察署の皆様、そして福岡県警の皆様に、心より感謝と敬意を表します。
 私も県議会議員として、今後も警察活動への理解と支援体制の強化、そして地域社会の安全確保に全力を尽くしてまいります。

福岡県警察音楽隊は、2025年12月23日にアクロス福岡(福岡シンフォニーホール)で第61回定期演奏会を開催します。ご興味ある方は下記のリンクで詳細を!

福岡県警察 福岡県警察音楽隊第61回定期演奏会開催申込みについてhttps://www.police.pref.fukuoka.jp/somu/koho/ongakutai/teien/61st_regular_3.html

【AI汚染が招く“認知戦”の時代】

高市早苗総裁誕生の話題で書きそびれていましたが、総裁選前日の10月3日、栗原渉衆議院議員の政経セミナーが盛大に開催されました。

栗原先生のご挨拶をはじめ、来賓の皆様のお話はいずれも示唆に富む内容でしたが、特に印象に残ったのが小野寺五典 前自民党政調会長(元防衛大臣)による講演でした。ぜひ皆さんと共有させていただきます。

現代の安全保障と「認知戦」

講演のテーマは「現代の安全保障」。その中でも特に印象的だったのが、「認知戦(Cognitive Warfare)」という、目に見えない新たな戦いの実態でした。

小野寺氏はまず、アサヒビールが受けたサイバー攻撃やウクライナ侵攻の事例を挙げ、戦争の形が「ハイブリッド戦」へと進化していることを説明しました。
サイバー攻撃によって通信やGPSが妨害され、国家機能そのものが麻痺する――。物理的な戦闘よりも、情報空間の掌握が勝敗を左右する時代になっていると指摘しました。

「戦わずして勝つ」認知戦の恐怖

さらに踏み込んで語られたのが「認知戦」です。
これは、国民の考え方そのものを変えてしまう戦いであり、「戦わずして勝つ」ことを目的とする、極めて高度で静かな戦争です。

特に危険視されたのが、生成AIの悪用です。
小野寺氏は、中国製の生成AI「DeepSeek」に「尖閣諸島はどこの領土か」と尋ねたところ、「中国の領土だ」と回答した事例を紹介しました。こうしたAIが世界中で利用されれば、意図的に作られた“誤った真実”が国際世論を侵食していく危険性があります。
アメリカでは既に政府機関で中国製AIの使用を禁止していますが、日本はまだ十分な対応を取れていないのが現状です。

日本語情報の「AI汚染」構造

小野寺氏はまた、生成AIの学習データがすでに汚染されている現状にも警鐘を鳴らしました。
中国などが日本語の不自然な偽ニュースサイトを多数立ち上げ、それらがAIの学習データとして取り込まれているというのです。日本の研究者による調査では、少なくとも30以上の偽ニュースサイトが確認されており、そこに掲載される偏った情報が、世界中のAIに“日本語情報”として吸収されています。

一方で、日本の大手新聞社や通信社など、信頼性の高い情報源は記事の肝心な部分を有料化しています。AIは有料記事の内容を学習できないため、結果として“無料でアクセスできる”偽ニュースの方ばかりを吸収してしまう構造が生まれています。
つまり、「有料化によって正しい情報がAIから遠ざかり、偽情報がAIの主流になる」という逆転現象が起きているのです。

情報の歪みが国家を揺るがす

この情報環境の歪みこそ、まさに「認知戦」が成立する土壌です。
AIを通じて流布される歪んだ言説が、私たちの判断や価値観を静かに侵食し始めています。利便性の裏で、国家の意思形成そのものが揺らぎかねない状況にある――。
小野寺氏は、「日本が独立国として存在感を保ち続けるためには、日本独自のAIを開発し、情報の健全性を監視する体制を整えることが急務だ」と結びました。

AIが日常に浸透した今、私たちの思考や感情もまた、見えない戦場の一部になっていることを、改めて強く意識する必要がありそうです。

【高市早苗総裁誕生!】

自民党総裁選が行われ、ご存じの通り高市早苗新総裁が誕生しました。

自民党結党70年初の女性総裁、そして今後野党が一本化しない場合、日本初の女性総理となります。

本当におめでとうございます🎉

総裁選を戦った4候補、そしてそれぞれを支援された国会議員・党員党友の皆様も、新総裁の下一致団結して、日本の為に日本の未来の為に、それぞれの持ち場で頑張って参りましょう!

【福岡の日本酒がGI指定!】

「日本酒の日」である10月1日に、福岡の日本酒が国の地理的表示(GI)に指定され、県酒造組合の山口組合長が議長室へご報告にお越しになりました。

GIとは、地域ならではの特性を持つ産品の名称を知的財産として保護する国の制度です。国税庁長官の指定により、その産地名を独占的に名乗れるようになります。これにより、他製品との差別化やブランド価値の向上が期待できます。

世界的に有名なGIは「シャンパン」。シャンパーニュ地方で生産される発泡ワインとしてGI指定されています。

福岡の日本酒は、良質な水と伝統的な醸造法により、「馥郁(ふくいく)たる香りを持ち、旨味に富み余韻がきれいな酒質」という特徴が育まれました。

今後は、GI福岡のロゴマークを付けた日本酒が市場に登場します。このロゴマークは、福岡県産米(国産米)と県内の水を使用し、県内で製造・貯蔵されたという基準を満たした上で、審査会で認められた製品だけが使用できるものです。

「日本酒の日」という記念すべき日に指定を受けたGI福岡。海外輸出の促進にも繋がることが期待されています。皆様もぜひGIマークの付いた福岡の日本酒にご注目ください!

【福岡県ワンヘルスシンポジウム in 大阪・関西万博】

9月28日、福岡県が主催するワンヘルスシンポジウムが大阪・関西万博のEXPOホール「シャインハット」にて開催されました。午前の部と午後の部を合わせて延べ3600人が参加し、大盛況のうちに終了しました。


本シンポジウムは「健康な地球を未来に引き継いでいくために」をテーマに掲げ、「ワンヘルス」の考え方、すなわち「人の健康」「動物の健康」「環境の健全性」を一つの健康として一体的に守る重要性を発信しました。


午前は九州大学の横田文彦准教授によるオープニング講演、宇宙飛行士の毛利衛さんによる記念講演が行われました。新型コロナの教訓を踏まえ、気候変動が人獣共通感染症のリスクを高めることなどが科学的知見に基づいて語られました。


午後は、服部誠太郎知事・俳優の金子貴俊さんらが登壇した「海を守る」トークショー に続き、「森を守る」をテーマとしたパネルディスカッションでは、藏内勇夫次期世界獣医師会長・タレントのつるの剛士さんらが登壇。森林が分断化されることで野生動物と人との距離が縮まり、感染症リスクを高める現状などが議論されました。


本シンポジウムは、私たちが自然の一部であり、その中で生かされている存在であることを再認識させてくれました。このシンポジウムが、私たち一人ひとりが日々の生活の中で何ができるかを考え、行動を起こす力強い第一歩となることを期待しています。

【青年会議所「FUKUOKAコンファレンス」】

 日本青年会議所福岡ブロックと県が共催で9月27〜28日トリアス久山で開催。テーマはワンヘルス🐶️
高校生によるワンヘルスの取組発表では、我が母校山門高校、糸島農業高校、福岡農業高校、柏陵高校、第一薬科大付属高校、福岡第一高校の6校が若者らしいユニークな視点で発表を行いました。


 確実に次世代を担う若者達へワンヘルスの考え方が浸透し実践されつつあることを感じ頼もしく思いました。


 企画していただいた植木会長はじめ青年会議所の皆さんありがとうございます。

【JA福岡県青協久留米地区 農政懇談会】

この懇談会は、昨年度の県青協役員との意見交換会で「地区ごとにも開催してほしい」とのご要望を受け実現したものです。事前にいただいた物価高騰、高温、鳥獣害対策などの課題について、県の取り組みをご説明した後、活発な意見交換を行いました。


現場からは、
* 露地野菜栽培のための潅水設備(井戸)への単独補助
* 深刻化する農業の後継者不足
* 生産コストに見合った農産物の価格転嫁
* 中山間地域における小規模経営への支援

など、多くの切実なご意見やご要望をいただきました。

皆様の故郷と農業を守りたいという熱い思いを直接お伺いし、大変心強く感じるとともに、改めて身が引き締まる思いです。持続可能な福岡県の農業を実現するため、いただいたご意見を県政に反映すべく、我々自民党県議団も全力で取り組んでまいります。

【FOFを支援する集い2025開催】

 藏内勇夫全国都道府県議長会会長就任を記念して盛大に開催されました。


 石破茂総理大臣や林芳正官房長官からビデオメッセージ。マイクロソフト創業者で現在は世界の世界の健康課題解決を目指しているビル・ゲイツ氏と藏内会長が会談した際の秘話などが披露されました。


 地方六団体の一つである全国都道府県議長会に、福岡県政初となる会長就任をされた藏内会長からは、地方の声を国に届ける重要性を強調。九州を一つにする成長戦略を推進し、福岡県が九州のリーダーとして、新たな時代を築く決意も表明されました。


 祝賀会では世界的建築家の隈研吾先生より、ワンヘルスの考え方を取り入れた建築の重要性について講演があり、ワンヘルス・カーボンゲートの記念模型が藏内会長に贈呈されました。

【㈱フコクが「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に】

 9月5日、江口勝副知事から古賀新一社長へ指定書が交付されました。

本社は柳川市ですが、これから田川市への進出が予定されており、北部九州の自動車産業(年間生産台数百五十万台以上、県内自動車関連企業約600社)の高度化に一層貢献される事が期待されています

元々は布団を製造していた会社ですが、その原料であった繊維素材を改良することで、遮音性と軽量化を両立する自動車用吸音材メーカーとして業容を転換。今では国内主要な自動車メーカーと取引をするまでに成長されています。

 2012年の九州北部豪雨では、本社のある柳川市三橋町中山が浸水被害を受けるなどの逆境も有りましたが、古賀社長はじめ社員一丸となり復活。
今回新たにグリーンアジア国際戦力総合特区の指定法人となることで、更なる飛躍が期待される企業です😊

【片山さつき参議院議員 セミナー in福岡】

 片山さつき議員主催、政治ジャーナリスト田﨑史郎氏を特別講師にお迎えしたセミナーin福岡が、大盛況のうちに開催されました!満員御礼。服部知事、藏内議長はじめ各界から素晴らしい方々にご登壇いただきました。
 セミナーでは「今の政治」をテーマに、片山先生の著書「常識の保守」をはじめ、今後の石破政権の状況、外国人との共生といった、多岐にわたる重要な議論が交わされました。



 特に、GDP1000兆円構想については、片山先生がご自身の著書で提唱し、岸田総理にも提言、骨太の方針にも盛り込まれたものの、具体的なロードマップが未だ不十分であると指摘。国民の金融資産の活用や「働きたくても働けない日本人」の問題提起などを通じ、国際競争力と経済力向上の重要性が強調されました。
 また、外国人との共生についても踏み込んだ議論が展開されました。片山先生は、昨年の選挙でこの問題が有権者の投票行動に大きく影響したことに触れ、田﨑氏からは、安倍元総理が保守の指針を示してきた役割の大きさと、その不在が保守層の混乱を招いている現状に言及がありました。
 個人的には、ソフトな語り口と、幅広く丁寧な取材により的確な現状分析をされる田﨑史郎先生と直接お話し出来たことは大変勉強になりました。片山先生は貴重な機会をお与え頂き有り難うございました🙇

【地元食材と県産酒のマリアージュ事業キックオフ会】

先日8月22日、柳川 白柳荘にて盛大に開催されました!
この事業は、地域経済の活性化と観光振興を目指し、柳川の豊かな地元食材と福岡県産酒の新たな魅力的な組み合わせ(マリアージュ)を推進するものです。特に、柳川で初めて完成した「海苔会席」には大きな期待が寄せられています。柳川市では観光消費額のうち食事代が約27億円を占めており、この取り組みは滞在期間の延長や食の消費拡大、そして夜間観光の新たな楽しみ方を創出すると期待されています。


キックオフ会では、「やながわ食の学校」における海苔会席の開発経緯、有明海の高品質な海苔の魅力、福岡県産酒のプロモーションの重要性、そして「筑後七国日本酒文化」を通じた地域活性化の取り組み などが紹介されました。


参加者からは、地元食材と県産酒のマリアージュがもたらす新たな可能性への期待が寄せられ、今後の取り組みに弾みがつきました。引き続き、地域一丸となって福岡の食文化と県産酒の魅力を発信してまいります!


#柳川 #地元食材 #県産酒 #マリアージュ #観光振興 #地域活性化

【国連ハビタット福岡本部、FAVAワンヘルス福岡オフィスと協力覚書締結!】

 本日2025年8月18日、国連ハビタット福岡本部と、アジア獣医師会連合ワンヘルス福岡オフィス(FAVAワンヘルス福岡オフィス)との間で協力覚書が締結されました。
 この覚書は、国連ハビタットが目指すSDGs目標11「住み続けられるまちづくり」「ワンヘルス」(人・動物・環境の健康を一体と捉え、互いに強く影響し合うという考え方)概念の推進において、相互に協力し、相乗効果をもたらすことを目的としています。


 国連ハビタットは、アジア太平洋地域における持続可能なまちづくりを推進する九州唯一の国連機関として、長年にわたり極めて重要な役割を果たしてきました。今回の連携強化により、福岡から世界へ、より健康で安全、持続可能な都市の未来を築く取り組みを加速させます。
 この新たな協力が、地域ひいては世界のウェルビーイング向上に大きく貢献することを期待しています!

【終戦記念日に——再び故郷の戦争の記憶を】

2023年に、みやま市遺族会のご協力のもと制作した、戦没遺族の証言をまとめた『故郷から見たアジア太平洋戦争』の朗読版(YouTube)とブログ版(note)。

戦後80年を迎えた今年、改めてご紹介します。


戦争を直接知らない世代が9割を超える今、語り部の高齢化も進み、生の声を聞く機会は限られています。

この記録を通じて、故郷が経験した戦争の現実を知り、次世代へつなげていただければ幸いです。


▼朗読版(YouTube)
戦前編 https://www.youtube.com/watch?v=nxuFC44BGDI
戦中編 https://www.youtube.com/watch?v=6qXLA_AsIk8
戦後編 https://www.youtube.com/watch?v=LB4LXNaqyN8
▼ブログ版(note)
https://note.com/itahashisatoshi/n/n7b4ae1ff1c61
目次 https://note.com/itahashisatoshi/m/meb5e0d3c6f27

【「立花宗茂と誾千代」NHK大河ドラマ招致委員会】

柳川市が主催する令和7年度「立花宗茂と誾千代」NHK大河ドラマ招致委員会総会が開催されました。


松永柳川市長は、生嶋亮介副知事や蔵内勇夫福岡県議会議長、県内首長はじめとする来賓の皆様に、日頃から多大なご理解とご協力に感謝を述べました。
生嶋副知事からは、福岡県のバスツアーに三柱神社が含まれ、宗茂と誾千代への認識が深まっているとのご紹介がありました。
何よりも心強いのは、本委員会の顧問もある藏内勇夫議長が、全国47都道府県議会議長会の会長に就任されたことです。


藏内会長は、地方の声を国に届ける重要な役割を担い、首相官邸を訪問して地方創生について意見交換する機会もあると述べられました。これは、招致活動にとって、国やNHKへの働きかけにおいてこれまでにない強力な推進力となります。


松永市長のもと、「第2章」に入った招致活動は、NHK東京本部や福岡放送局への継続的な要望活動に加え、博多どんたく港まつりや大牟田大蛇山祭りへの参加、さらには大分県での大野川合戦まつりへの参加や専門家を招いた講演会の開催など、広域的な連携を強化し、実現に向けた機運を一層高めてまいります。皆様の引き続きのご支援、ご協力をお願いいたします。

【総務企画地域振興委員会管内視察 古賀市 北九州市】

私の所属する総務企画地域振興委員会の管内視察が8月4-5日に行われました。備忘録代わりに書き留めておきます。

◎ 粕屋北部消防本部
粕屋北部消防本部は古賀市と新宮町を管轄し、約9.2万人の人口と約4.1万世帯をカバーしています(令和7年4月1日現在)。105名の消防職員と497名の消防団員が地域の安全に尽力しています。令和6年には、火災13件、救急4,610件(搬送人員4,088人)、救助69件に対応しました。特に救急出動は前年比2.3%増で、救急車の適正利用を市民に広く呼びかけているとのことです。3,548件の予防対象物への活動や、福岡市圏消防指令センターとの共同運用、福岡県内での消防相互応援協定など、広域連携体制も整備されており、大変心強いです。
視察の最後には、実践さながらの救助訓練が披露されました。


◎ 古賀市快生館
古賀市の新しい働き方を提案する「快生館」を訪れました。この視察では、田辺一城市長から、古賀市が推進する「お役所仕事」改革の一環としての働き方改革やDX(デジタルトランスフォーメーション)についての具体的な説明がありました。快生館は、築100年以上の歴史ある薬王寺温泉の旅館を2021年10月にワークスペースとして再生した施設であり、温泉と仕事、地域交流を融合させた「地域交流拠点」として、多様な働き方をサポートする役割を担っています。


この施設は、古賀市が目指す「働く場をシェアし、フリーアドレスを拡大する」という方針を具現化したもので、ドロップイン利用のコワーキングスペース、貸切利用のスモールオフィスやフリースペース、宿泊施設としての「ワーケーション」プランを提供しています。利用者満足度は非常に高く(97%が「満足」以上)、「快適な空間」「温泉でリラックス」などの声が寄せられています。
また市長の説明では、市役所における窓口受付時間の短縮(9:00〜16:00)、フリーアドレスの導入、男性職員の育児休業取得率100%達成、そしてDX推進アドバイザーの受け入れなど、具体的な取り組みが紹介されました。市民サービス向上と職員の働きがい向上を目指す市の姿勢を実感させていただきました。



◎ 北九州西県税事務所
福岡県内の税務行政を担う北九州西県税事務所からは、税務運営の現状について説明を受けました。北九州市(若松区・戸畑区・八幡東区・八幡西区)、中間市、遠賀郡(岡垣町・芦屋町)、鞍手郡(鞍手町・小竹町)を管轄しており、所長と副所長のもと、59名の職員が配置されています。個人県民税、法人県民税、事業税、不動産取得税、軽油引取税、自動車税、ゴルフ場利用税など、多岐にわたる税の課税・徴収業務を行っています。令和6年度の管轄地域における税目別調定額は242億円と報告され、県民生活を支える堅実な税務運営を改めて認識しました。

今回の視察は、地域の安全、働き方改革、そして行政の透明性という多角的な視点から、私たちの生活を支える仕組みについて深く理解する貴重な機会となりました。
今回の視察を今後の県政運営に反映させるべく努力して参ります。