【⚔️剣士たちの秋✨ 🌾米一俵の栄光を】

 みやま市立高田体育館にて「第8回 JAみなみ筑後旗争奪少年剣道大会」が盛大に開催されました。筑後地域で盛んな剣道を通じ、青少年の健全育成と地域の絆を深めることを目的に、JAみなみ筑後が8年前に創設したこの大会。創設当時の組合長は、現在JA福岡中央会会長を務める乗富幸雄さんで、地域農業の発展とともに青少年育成にも力を注がれた想いが今も息づいています。


 本大会には、筑後・八女・柳川・大牟田など県南一円から多数の少年少女剣士たちが参加。開会式では、緊張した面持ちで整列する選手たちの前に優勝旗が掲げられ、体育館いっぱいに響く気合いの声が印象的でした。試合は小学生・中学生の部に分かれて白熱の展開。互いに気迫を込めて打ち合う姿に、応援席からは大きな拍手と歓声が送られました。


 今年の大会では、優勝チームへの副賞として「米一俵」が用意されました。JAらしい地域色あふれるこの賞品は、みやまの豊かな実りを象徴するもので、会場には実際の米俵を展示。その迫力に、子どもたちは驚きの声を上げ、笑顔が広がりました。

 地域のJA関係者や剣道連盟、保護者らが一体となって大会を支え、子どもたちの努力と成長を温かく見守る姿が印象的でした。剣道を通じて礼節と感謝の心を学ぶこの大会は、地域の未来を担う子どもたちにとって、かけがえのない経験と誇りの舞台となっています。竹刀を交えた若き剣士たちのまなざしに、地域の未来を感じた一日でした。