【🤝福岡モデルの共創🌸 地域課題を越えてゆく🚀 「福岡よかとこビジネスプランコンテスト2025」 】 

 福岡県庁で開催された「福岡よかとこビジネスプランコンテスト2025」の受賞者表敬訪問に出席してまいりました。このコンテストは平成27年度(2015年)から開催され、地域課題の解決や地域の強みを活かした新しいビジネス創出を目的としていますが、回を重ねるごとに右肩上がりに盛り上がっている ことが肌で感じられる、大変熱量の高いイベントでした。
 今回の表彰式では、受賞された方々が、それぞれの課題を「身を以て自分のものとして」捉え、解決しようとする熱意に強く心を打たれました。単なる机上のプランではなく、「地に足がついた」フットワークのある事業ばかりでした。


 個人的に嬉しかったのは、大賞を受賞された我らが仲良し、石橋鉄工所の石橋香織さんです!
 石橋さんのプラン「アイアン スイーツ」は、生まれ育った柳川で、嫁ぎ先の鉄工所の精密技術とスイーツを掛け合わせるという、ユニークで甘くて熱い挑戦です。コアとなるのは、柳川の伝統工芸品「柳川まり」をモチーフにしたベビーカステラで、その焼き型には鉄工所の技術が活かされた複雑で密なデザインが施されています。柳川駅前への出店を目指す など、地域応援の思いが込められた素晴らしい事業で、今後の展開が楽しみです。


 大賞の石橋さんに加え、学生部門大賞の九大生・石井泰地さんの「街のギルド」にも注目しました。地域課題をクエスト化し、ハードル低い挑戦機会を提供する。学生の学びを町の資産にするという、我々の若い時にはなかった発想に感心しました。


 また、特に現代社会の切実な課題に取り組むプランに強い関心を持ちました。
 特別賞を受賞された牛島 智絵さんは、多胎育児(双子・三つ子)に特化した世界初のコミュニティアプリ「moms」を開発されました。実は私自身も双子の父なのですが、多胎育児家庭の虐待率が単胎家庭の2.5倍から4倍、離婚率も1.5倍から2倍高い というデータを聞き、改めてその課題の深刻さを痛感しました。牛島さんの「moms」は、情報格差を解消し、すでに220の自治体と連携を完了 しているとのこと。福岡県内どこで双子や三つ子が生まれても最低限の支援が受けられる体制 を目指す活動は、当事者として強く応援したいと感じました。

 優秀賞の福田 滋さんが提案された不登校支援モデルも重要です。不登校の子どもの約38%(13万人)が相談指導を受けられていない という現状に対し、メタバースと地域の拠点を連携させることで「相談指導を受けられない子どもをゼロにする」 という目標を掲げています。

 そして、地域活性化賞を受賞された、手島園の手嶋 洋司さん!農産物盗難対策のGPSタグ「フルーツ銭形君」を提案されましたが、何よりもブドウの被り物をして登場された手嶋さんのユニークな姿には、本当に度肝を抜かれました!
 この「フルーツ銭形君」は、ブドウの袋の中にGPSタグを隠し入れ、「盗まれた時の追跡」よりも、泥棒に「時間がかかる」「見つかる」と思わせる「抑止力」を高める ことが鍵だという発想に感銘を受けました。


 今回の表彰式を通じて、行政だけでは手が回らない社会課題を、民間の活力が補い、解決に向かっていることを実感しました。江口副知事も、ご自身の体験を踏まえ、受賞者の方々が直面する課題解決への努力に深い理解を示されていました。
 私も、こうした挑戦者たちの活動を、今後もしっかりと発信し、応援していきたいと思います。福岡の未来は明るい!そう確信できた一日でした。

【🌾みやまの誇り、日本一へ🇯🇵 🥇セルリー部会、快挙達成🌿】

 JAみなみ筑後 瀬高町セルリー部会(みやま市)との農政懇話会を開催。
 その中で、長年にわたり冬春セロリのトップ産地であった静岡県を抜き、JAみなみ筑後 瀬高町セルリー部会が冬春セロリ出荷量日本一を達成したことが披露されました。歴史的な大躍進です!


 令和6年産シーズンの集荷実績は 311,734箱(10kg箱換算) に達し、静岡県の 311,490箱 をわずかに上回る快挙です。販売金額も過去最高となる 8億8,300万円超 を記録しました。

 この成果は、「30万ケース出荷」を長年にわたり維持・発展させてきた部会員のたゆまぬ努力の賜物です。特に生産者の皆さんは、高温対策や割れ防止などの課題に対し、経験と技術革新を重ねて克服してきました。

 一方で、生産資材や燃料費の高騰など、農業を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。部会では、「責任ある産地・信頼される産地をめざして」、物価高への価格転嫁を進めるとともに、予約販売・契約販売などの有利販売拡大による適正価格の実現を図っています。

 令和7年産では、出荷32万箱・販売9億2,800万円を目標に掲げ、日本農業の転換期において、新たなモデルを示す産地として、瀬高町セルリー部会のさらなる挑戦にご期待ください。

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【🏆両横綱が来庁!🎌九州場所を応援だ! 💪🎉】

 11月9日(土)から福岡国際センターで初日を迎える大相撲九州場所のPRのため、第75代横綱・大の里関と第74代横綱・豊昇龍関、そして九州場所担当部長の浅香山親方(元大関魁皇)が、福岡県庁にお越しくださいました。


 上田哲子副知事もご臨席のもと、福岡県議会大相撲九州場所を応援する会の香原勝司会長代理(私は幹事長として)をはじめ、多数の顧問議員が出席し、両横綱を熱烈に歓迎いたしました。上田副知事からは、県民の皆さんと一緒に応援していくとの力強いお言葉をいただいております。


 大の里関は、場所の初日に最高の状態で臨むため、「初日に間に合うように最善の準備を尽くしたい」と決意を表明されました。 豊昇龍関は「力を出し切れるように頑張りたい」と意気込まれ、横綱として迎える初めての九州場所での初優勝に期待が高まります。また、九州場所は豊昇龍関が新弟子検査を受けた思い出の地でもあるとのことです。


 特に印象的だったのは、豊昇龍関が福岡の食文化について述べられたコメントです。「食べ物がうまいんで1年間ずっと待ってました」と笑顔を見せてくださり、来福後すぐに博多ラーメンを楽しまれたそうです。さらに、立浪部屋の宿舎がある糸島名物の牡蠣も大変お好きだとうかがいました。福岡の食が、力士の皆様の力になることを期待いたします。
 九州場所は、昭和32年(1957年)から始まり、今年で68回目を迎える福岡の11月の風物詩として定着しております。私たち「応援する会」は、県議会を挙げて九州場所を応援するため、昨年10月に発足いたしました。この応援会は、全国の都道府県議会で唯一の発足であり、県民一丸となって場所を盛り上げるため活動しています。
 両横綱をはじめ力士の皆様の熱戦を期待し、皆様ぜひ会場でのご声援をお願い申し上げます。

【👑 福岡の誇り🔥「秋王」 と「山川みかん」 🍊 の最前線 🤖✨】

 県果樹振興議員連盟で、福岡県を代表する二大果樹産地を視察しました。

■ 奇跡の柿「秋王」(JAにじ)
 まず、うきは市にあるJAにじ管内の柿「秋王」の栽培ほ場へ向かいました。秋王は栽培開始から10年以上が経過しており、横に切っても縦に切っても種がないという点で「世界にこの秋王しかない」と言われる福岡県ブランドの種無し柿です。試食では、その甘さとサクサクとした歯ごたえ、そして非常に身が大きい点 に感動しました。


 JAにじは県内の柿生産の6割以上を占めています。しかし、秋王は樹勢が弱いため、生産安定には課題もあります。その解決策として、生理落果を防ぐための環状剥皮(かんじょうはくひ)という幹の形成層を剥ぐ技術 や、樹勢を落ち着かせるための中間台木「FDR」の導入 など、生産安定に向けた技術開発と普及が進められています。販売は東京、大阪、福岡の市場を主とし、JAにじ管内だけで県全体の秋王販売量の約半分(約100トン)を占めています。

■ 高度な選果技術「山川みかん」(JAみなみ筑後)
 次に、みやま市にあるJAみなみ筑後山川選果場へ移動しました。この施設は、平成26年度の事業で導入された本選果ラインに加え、令和3年度にはプレ選果設備や製品プールラインが導入され、大幅に刷新されています。


 この施設は非常に高度であり、高精度カメラでみかんのサイズ、色、傷、腐敗などを瞬時に計測し、等級判定を行っています。特に、糖度を測定し、糖度12度以上の高品質なみかんは、専用の「北原」黒箱に選別され、高いブランド力を維持しています。この高品質ブランド化への取り組みにより、販売の単価も上がり、9月、10月は日本一の単価を取っている状況です。


 プレ選別機の導入は、収穫後の夜間の家庭選別の負担を撤廃し、生産者の労力軽減に大きく貢献しています。また、生産者や面積が減少している中でも、販売額は年々上昇しており、取り組みが成果を上げていることがうかがえます。施設内の直売所では、規格外品も販売され、時には1日で150万円の売上を記録するほどの人気があるそうです。

 今回の視察を通じて、福岡県の果樹生産者が、高いブランド力と最新技術を駆使して競争力を強化している現状を肌で感じることができました。今後の福岡県果樹振興のため、議員連盟としてさらに尽力してまいります。

【💖 親方の優しさ溢れる 😊 名物ちゃんこ千人前 🍲】

 大相撲九州場所が近づくなか、秀ノ山親方(元大関琴奨菊)の故郷である柳川市にて開催された「第一回 秀ノ山会 柳川市民感謝祭」に出席。この感謝祭は、元大関 琴奨菊関こと秀ノ山親方のご出身地である柳川市の市民に対し、日頃の感謝を伝え、地域とのつながりを深める機会として開催されました。秀ノ山親方は、現在、11月の九州場所に向け、柳川宿舎等の準備を進めているところです。


 秀ノ山親方とは大関昇進の頃からのお付き合いですが、その優しいお人柄そのままに部屋の運営をされていることが、お弟子さんたちとの温かい接し方から深く伝わってきました 。


 特に来場者に大人気だったのが、子ども相撲体験や、力士とのふれあい相撲教室です。子ども、大人も(女性も!)土俵に上がり力士の胸を借りて、爽やかな汗を流す力士とのふれあいに、会場は大変な盛り上がりでした。


 そして、感謝祭の目玉は、温かいちゃんこ鍋のふるまいです。昨年のイベントでは500人前を用意したところ、あまりの大盛況で一瞬で無くなってしまったため、今年は気合を入れて、寸胴を7つ用意し、先着1000人前を準備されたとのこと。


 地域に対する親方の熱い思いと、お弟子さんたちの真摯な姿勢が感じられる、非常に心温まる一日でした。私は現在、「福岡県議会 大相撲九州場所を応援する会」で幹事長を仰せつかっておりますが、今後も秀ノ山部屋を故郷柳川から力いっぱい応援してまいります!

【🌸花がつなぐ絆。農の未来へ🚀】

 恒例のJAみなみ筑後花き部会の皆様との意見交換会を開催しました

 花き部会は、品目や個数の面で難しさはあるものの、主力品目であるダリアの産地維持と、高収益が期待できるトルコギキョウの産地化を推進されており、非常に大きなチャンスがあると確信しています。少し前になりますが、令和6年度には、杉本副部会長(杉本神籠園様)が農林水産大臣賞を受賞されるという明るいニュースがありました。しかし、初期生育時の高温対策や出荷本数の減少など、引き続き多くの課題に直面されています。


 そうした中で、皆様の挑戦は続いています。特に、昨年の懇談会で皆様からいただいた物流課題へのご意見をヒントに、物流クラウドシステム「FMBIZ」を導入し、出荷情報のデジタル化を推進されました。これは南地区での新しい取り組みとして素晴らしい成果です。このシステム導入により、生産者側の労務が約20%、JA側の労働時間が約40%削減される見込みであり、目覚ましい効率化が期待されます。


 また、ダリアについては、部会が全国平均よりも高い単収 を維持されており、その高度な技術力と誇り を深く尊敬しております。

 今後、横浜で開催予定の花博 といった時流も捉え、地域農業の未来を切り拓く花き部会のご活躍に心より期待いたします!

【🛫国防の要・佐賀へ🪖 安全保障の現場。🇯🇵】

 佐賀市ガーデンテラス佐賀ホテル&リゾートにて開催された「第20回 九州・沖縄防衛議員連盟連絡協議会総会」に出席いたしました。


 総会後には、元陸上幕僚長 岩田清文様より「国際情勢の激変と我が国の防衛〜オスプレイ導入の背景〜」と題する防衛講話を拝聴しました。岩田様からは、我が国を取り巻く安全保障環境が「戦後、最も厳しく複雑な状況」にあることや、南西防衛の強化に至る背景について、深く解説いただきました。


 その後、陸上自衛隊佐賀駐屯地へ移動し、水陸機動団の運用を担うV-22オスプレイの視察を実施。このティルトローター機が、滑走路を必要とせず、九州から与那国島まで約3時間半で展開可能な高い機動性を持つことを学び、南西諸島防衛体制の喫緊の必要性を肌で感じました。


 そして夜の交流会では、陸上自衛隊の西部方面隊総監である鳥海誠司陸将にご挨拶する機会を得ました。実は鳥海総監とは約25年前、私が伊藤忠商事に勤務していた際に、官民交流プログラムで同社に2年間出向されており、机を並べて共に働いた「かつての同僚」という貴重なご縁があります 。日本の安全保障の最前線でご活躍されるトップとの再会は、大変光栄で感銘を受けました。

【感動😳300年の歴史を持つ👺「新開能」を観覧✨】

 昨日、福岡県指定無形民俗文化財「寶満神社奉納能楽」(新開能)まいピア高田能舞台にて観覧しました。この伝統は、享保元年(一七一六)に柳川藩主立花氏が能楽を奉納したことに始まります。

 本年より諸般の事情で、会場が神社境内からまいピア高田能舞台へ変更されましたが、地元の氏子の方々が舞うという新開能独自の熱意 は健在で、300年以上の歴史がみやま市(新開地区)で受け継がれていることを肌で感じました。


 冒頭、地元小学生達によるお謡三番にはじまり、狂言『柿山伏』は、柿を盗み食いした山伏が、畑主に見つかって鳥や猿などの物まねを強いられ、最後は飛び降りて腰を痛めるという、コミカルで痛快な演目でした。
 能『嵐山』は、嵐山の桜を見に来た臣下の前に、の夫婦の神が現れ、夜には蔵王権現の三神一体の威容を現すという荘厳な舞台。その威厳に圧倒されました。


 みやま市の誇るべき伝統文化に感謝です!

【🍆✨JAみなみ筑後 瀬高なす部会🤝 農政懇談会!🚀🎉】

 昨年度(令和6年)は、台風や水害の被害がほぼなく出荷が順調に進み、部会長の報告の通り、数量、単価、金額すべてにおいて前年を上回る素晴らしい実績を達成されました(合計出荷量6,773トン、販売金額28億8,934万7千円)。

 現在、異常なほどの記録的な高温による高温障害や、年々上昇する生産・物流コストが大きな課題です。部会が掲げる令和7年度の販売目標30億円、生産目標7,000トン達成に向け、県として引き続き全力で支援してまいります。

 特に、過去の取り組みが実を結び、ICT研究会員は部会平均より1.2倍程度の増収を達成しており、「活力ある高収益型産地育成事業」による高性能機械や新規施設の導入を今後も推進します。

 懇談会では、施設の長寿命化対策事業における申請タイミングの柔軟化や、物価高騰に見合う販売単価の向上策について貴重なご意見をいただきました。これらの要望について、運用面の検討を進めてまいります。

 また、みやま市の将来の活性化策として、令和9年開設予定のワンヘルスセンター計画についてご報告しました。これは、保健環境衛生所と家畜保健衛生所を統合した県の総合施設であり、約140名規模(職員約100名、臨時約40名)の雇用創出をみやま市にもたらし、地域経済の起爆剤となるものです。

 今後も、みやま市の代表的な産物であるナスの産地強化と地域振興に邁進してまいりますので、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。

【🛶柳川の秋🍁おにぎえ👹大盛況でした!🎉】

 三柱神社御鎮座二百年を記念した「御賑会大競演会」に参加!「大賑わい」が語源とされる「御賑会(おにぎえ)」 は、まさに言葉通りの歴史的な熱狂でした。
 昨晩は、歴史と共に柳川の地を盛り上げてきた各町のどろつくどん、踊り山を含めた全ての山車 が、三柱神社境内の高畑公園 に結集。もの凄い人出と熱気で、会場は超満員の野外フェス状態!
 御賑会連絡協議会会長の兼子勝吉様 が、この賑わいに安堵されたという話を聞き、伝統が次世代に繋がっていくことへの喜びを感じました。
  次世代に伝統を繋ぐ力強い舞!柳河小学校の子供達が披露した「どろつくどん」。


 そして踊り山で奉納された、少年剣士たちの凛々しい舞に会場一体となったコールアンドレスポンス?😂


 熱狂が最高潮に達した「菓子投げ」のシーン!壇上からお菓子が投げ込まれ、観衆が手を伸ばす姿はまさに「夏フェス」!最高に盛り上がりました!


 秋の柳川を彩る「おにぎえ」は3日間の祭りとして本日13日(月・祝)に終幕します。高畑公園では「戦国柳川パークinおにぎえ」が同時開催中です。
 そして本日最大のクライマックス!この三柱神社は、柳川市が招致を進めるNHK大河ドラマの主人公候補である「立花宗茂」「誾千代」を祀るゆかりの地。招致成功を目指し、本日15時45分から、PRイベントが行われます。私ももちろん参加予定!祭りのフィナーレを力強く彩るこの瞬間をお見逃しなく!