佐賀市ガーデンテラス佐賀ホテル&リゾートにて開催された「第20回 九州・沖縄防衛議員連盟連絡協議会総会」に出席いたしました。
総会後には、元陸上幕僚長 岩田清文様より「国際情勢の激変と我が国の防衛〜オスプレイ導入の背景〜」と題する防衛講話を拝聴しました。岩田様からは、我が国を取り巻く安全保障環境が「戦後、最も厳しく複雑な状況」にあることや、南西防衛の強化に至る背景について、深く解説いただきました。
その後、陸上自衛隊佐賀駐屯地へ移動し、水陸機動団の運用を担うV-22オスプレイの視察を実施。このティルトローター機が、滑走路を必要とせず、九州から与那国島まで約3時間半で展開可能な高い機動性を持つことを学び、南西諸島防衛体制の喫緊の必要性を肌で感じました。
そして夜の交流会では、陸上自衛隊の西部方面隊総監である鳥海誠司陸将にご挨拶する機会を得ました。実は鳥海総監とは約25年前、私が伊藤忠商事に勤務していた際に、官民交流プログラムで同社に2年間出向されており、机を並べて共に働いた「かつての同僚」という貴重なご縁があります 。日本の安全保障の最前線でご活躍されるトップとの再会は、大変光栄で感銘を受けました。