恒例のJAみなみ筑後花き部会の皆様との意見交換会を開催しました
花き部会は、品目や個数の面で難しさはあるものの、主力品目であるダリアの産地維持と、高収益が期待できるトルコギキョウの産地化を推進されており、非常に大きなチャンスがあると確信しています。少し前になりますが、令和6年度には、杉本副部会長(杉本神籠園様)が農林水産大臣賞を受賞されるという明るいニュースがありました。しかし、初期生育時の高温対策や出荷本数の減少など、引き続き多くの課題に直面されています。

そうした中で、皆様の挑戦は続いています。特に、昨年の懇談会で皆様からいただいた物流課題へのご意見をヒントに、物流クラウドシステム「FMBIZ」を導入し、出荷情報のデジタル化を推進されました。これは南地区での新しい取り組みとして素晴らしい成果です。このシステム導入により、生産者側の労務が約20%、JA側の労働時間が約40%削減される見込みであり、目覚ましい効率化が期待されます。

また、ダリアについては、部会が全国平均よりも高い単収 を維持されており、その高度な技術力と誇り を深く尊敬しております。
今後、横浜で開催予定の花博 といった時流も捉え、地域農業の未来を切り拓く花き部会のご活躍に心より期待いたします!

