2月議会終了!任期折り返し地点

本日2月定例議会最終日です。知事保留質疑の内容を纏めておきます。

2月26日知事保留質疑「水害を解消する防災減災対策について」
農林水産部において質問した「農地の湛水被害を解消する防災減災対策」ですが、部署が複数にまたがる事もあり知事に対して再度全庁的な対応をお願いするために知事保留質疑としました。
ポイントはクリーク防災事業はH11年から始まり、地域の貯留排水等ポケットとしての防災機能を強化することを目的の一つとしています。しかし、気象状況の変化や、福岡県が推進する施設園芸による農地環境の変化等があり、事業計画の見直しや湛水被害の原因を徹底究明すべきと考えます。これについて知事から原因究明を行うよう約束して頂きました。
また、河川管理、湛水防除、高潮対策はそれぞれ管理する法律も部署も違います。住民にしてみれば「水害」なのですが、窓口が違い分かり難い。それに総合的な水害対策が行えるか疑問でした。今回知事は農林水産部農山漁村振興課を総括窓口にすると回答頂きました。

予算特別委員会を挟む、2月議会は本当に長丁場でした。
この中で私は一般質問1件、予算委員会での質問5件、知事保留質疑1件を行いました。それぞれ程度の差はあれ成果が取れたと思っています。
しかしこれは私だけの力ではなく、自民党県議団のチームプレイの賜物です。先輩・同期に助けて頂いた事に感謝です。
2月議会の結果が福岡県政に確実に反映されることを期待します。

昨日は上庄保育園の卒園式にお招き頂きました。
こちらの保育園は卒園証書を園長先生が子供に渡すと、会場中央の特設ステージで待つ母親の元へ向かい、卒業証書を渡した後に子供から感謝の一言、そして母親から労いの一言の交換が行われました。
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これが泣けて泣けて。もう人の卒園式で泣きすぎです。
でもどこの親もいつの時代も「父母はただその病をこれ憂う」ですね。

3月も終わり、議員としての4年任期の折り返し地点です。
常任委員会や県連の役職も変わる予定ですが、初心を忘れず、常に新鮮な気持ちで物事に当たりたいと思います。

予算特別委員会中間報告その2

予算特別委員会、前回ご報告した「県と企業の包括提携について」の質問が3月21日付け朝日新聞に取り上げて頂いていました(画像をクリックすると拡大します)
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福岡県と企業の包括協定については昨年6月・11月にも取り上げ、今回が3回目の質問ですが、ちゃんと経緯を取材していただいて記事にして頂けると質問して良かったなと思います。
地方議会は国会と違い、記者の注目度がとても低いです。2月議会は2013年度の1兆6千億円の予算を話し合う大事な議会にも関わらず、新聞の地方欄で議会の内容に関する記事を目にすることは殆どありません。他県の地方紙の中には、議会中は丸々1ページを議会のニュースに割く新聞もあるだけに寂しい限りです。

さて、前回に引き続き予算特別委員会2回目の中間報告です。新たに2件の質問を行いましたので質問と回答要旨を纏めておきます。

3月21日「入札参加資格申請・迅速な復旧復興に資する組織体制について」
県の公共事業発注について入札参加資格者名簿というのが作成されます。今年から新たに地域貢献度が評価点に加わるのですが、決算期によって会社毎に有利不利が起こらないよう要請し、救済措置を設けることになりました。
また昨年の豪雨災害及び自民党政権になり景気回復のための財政出動が行われますが、それらによる負担増をしっかり消化できる人員・組織体制を構築するよう要望しました。平成25年度に福岡県県土整備部は新たに43人を採用しますが、円滑な教育訓練と、また人員配置にも配慮をするよう要請しました。

3月22日「体罰の無い環境における指導体制について」
大阪市立桜宮高校の体罰問題以降、巻き起こった体罰是非に関する論争により、教育現場において指導に悩む教師が増えたり、教師を軽んじる一部問題生徒により学校秩序に問題が起きたりしています。
まず最初に「教育委員会が守るべきは、真面目に学校に通い学力や人間性の向上を目指す大多数の生徒達」という事を杉光教育長と確認しました。
その上で、学校教育法において明確に体罰が禁止されている以上、どうやって学校の秩序を守り、指導を進めて行くのかガイドラインをハッキリさせ、負担が増える教育現場に対して人的支援や新しい指導体制を確立するよう要請。今後取り組む事になりました。
また、場合によっては教育委員会が矢面に立って教師を守り、流した汗が報われる教育現場を作ることを教育長と確認することが出来ました。答弁は力強かったので、今後ちゃんと進捗しているかどうかをチェックして、生徒達が安心して学業に取り組める環境が構築されるようにしたいと思います。

それぞれ、公式な議事録が上がってきたら、「議会における活動」コーナーに掲載する予定です。

残すは3月26日の知事保留質疑。これは委員会の中での部長答弁では足りない場合、知事に直接質疑を行う事です。
私は「湛水被害を解消する防災減災対策」について知事保留質疑を行う予定です。

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ちょっと早い桜前線に祝福されるように、卒園・卒業式シーズン真っ盛りです。今日は瀬高保育園の卒園式に来賓としてお招き頂きました。
保育証授与では卒園児一人一人が演台に立って、将来の夢をスピーチしてくれました。花屋さん、ケーキ屋さん、車の修理工場、恐竜博士、柔道の先生等々、元気に夢を語る子供達の表情を見ていてついついニコニコしてしまいました。
そう言えば、野球やサッカー等プロスポーツ選手という夢はいなかったなぁ。これも時代でしょうか。

もう一つ感動したのが、約1時間半という式の間、卒園児・在園児がきちんと立派に参加していたこと。大人だって1時間半ってのは結構大変ですが、おしゃべりも無く厳粛な雰囲気の中で式が行われました。
保護者の皆さんも目を細めてその様子をご覧になっていました。本当におめでとうございます。

予算特別委員会が佳境です

3月15日から予算特別委員会が開催されています。私は2011年7月以来2度目の予算特別委員として2013年度の福岡県予算について慎重審議しております。
昨日まで既に3つの質問をしましたので簡単に内容と執行部からの回答を纏めておきます:

3月18日「実態に即した自殺対策について」
福岡県ではゲートキーパーの養成を自殺対策の主軸に据えていますが、自殺対策推進を目指すNPO法人ライフリンクが纏めた自殺実態白書2013などを参考に、自殺の危機要因を分析の上効果の高い職種(弁護士、司法書士、葬儀社等)を対象にゲートキーパーの養成を行い、事業効果を高めることを求めました。執行部からも同意を得て、今後どの団体に対し行うかを検討したいとの事。

3月19日「子育て支援・県と企業の包括提携について」
子育て支援については、専業主婦の社会参加に着目し、専業主婦故社会参加しようとすると託児の問題が発生することを指摘。県のセミナーなどから託児コーナーを設ける事を提案。また民間含めた諸団体が子育て世代の女性向けにセミナーなどを行う際、託児コーナーを設置しやすいよう何か方策を検討するよう要請。まずは県の行事から託児コーナー設置を行い、市町村にも要請していくとの回答。また託児コーナーの普及のために県が行っている「子育てマイスター制度」を積極活用し、制度設計を行うとの事。
県と企業の包括提携に関しては、昨年6月議会及び決算特別委員会での指摘を踏まえ、新たに締結されたローソンとの包括協定が公平・公正を損なっていないか確認。中小企業が置いてけぼりにならないよう県側も汗をかくよう合意。また、ローソン始め、今後協定を締結したり、更新する企業とは、社員に対し地元自治会に加入を呼びかけるように要請すること約束しました。これは県としては画期的な事だと思います。

3月19日「園芸施設へのチップボイラーの推進・農地の湛水被害を解消する防災減災対策について」
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原油高・円安のトレンドの中、省エネ事業として県が検証を行う「園芸施設ハイブリッド暖房システム(福岡方式)モデル」を一刻でも早く実施に向かわせるようスピードアップするよう要請し、執行部からも同意を得ました。
また、湛水防除につき、県単独予算を引き続き付けて推進することを要請。現在県土整備部、農林水産部、水産局等に分かれている水害対策を統括する窓口を作るよう要請。こちらは今後継続して要請をしてくつもりです。

政権も交代し、自民党県議団としても無責任な批判だけはできませんので、しっかりと実を取る質問になるよう頑張っています。
21日は、県土整備部に対し迅速な復旧復興を進めるための組織体制づくりに関して質問します。また22日は教育庁に対し、体罰に関する質問を行います。

一問一答の予算特別委員会はじっくりと議論するのには適しておりますが、堂々巡りにならないよう問題点を明確にし、執行部から明解な後で検証できる答弁を引き出すことが必要です。
その為にはこちらもしっかり勉強が必要で、今回のように途中で祝日が挟まると助かります。
議員の仕事というと、議会に出ているだけが仕事と勘違いしている方もいらっしゃいますが、あくまで議会や委員会は最後の仕上げの場で有り、そこに向かうまでの地元の意見集約、会派における議員間の調整、執行部からの情報収集と粘り強い折衝が無ければ成果は得られません。断言します。そういう部分はなかなか公にし辛い部分も有りますが、直接質問頂ければ出来る限りお答えしたいと思います。

一問一答形式の予算委員会は録画中継がありません。また正式な議事録が上がってくるのに何ヶ月か時間が掛かりますが、公開次第ご紹介しますので、興味の有る方は是非ご覧下さい。
ということで、やっと昨年の決算特別委員会で行った私の質問の議事録が公開され始めました。私のホームページの「議会における活動」コーナーにてご紹介しています。

下記3つの質問が公開されています:
平成23年度決算特別委員会質問
2012年10月30日「自主防災組織の育成と災害時の情報収集」
2012年11月2日「福岡県の海外戦略」
2012年11月6日「県と私企業の協定について」

一般質問終了、議場での黙祷

昨日、無事一般質問が終了しました。今回はみやま市の木蝋や天然樟脳を例に、伝統産業の維持・振興をテーマに質問を致しました。
録画中継は3月15日頃からこちら(click!)で公開されます、また正式な議事録が上がってくるまでは質問原稿をこちらに公開しておきます。

特に今回問題視したのは、「存亡の危機にある伝統産業を県として把握する仕組みが無い」「伝統産業について広範な部署が様々な政策で関与しているが、それを取り纏めする窓口が無い」の2点でした。

知事からはそれらに対し

(1)現在ある特産民工芸品の指定制度を活用して、希少性の高い伝統産品の実情把握を行う。
(2)伝統産業の維持・振興は今まで広範な部署が政策目的に応じて支援を行っていたが、新たに商工部中小企業振興課を窓口にして各部署との連携を図り、伝統的な産品の支援に努める

と回答を頂きました。特に窓口を作って頂いたのは大きな進歩だと思います。今までは市町村や担い手の方が伝統産業の維持・振興の相談を県にしようにもどこに相談して良いか分からなかった問題が解消されます。また伝統産業に対する事業を行っている部署同士が連携を図り、効果が一層上がる事を期待します。

Facebookなどでお伝えしておりましたが、3月11日は東日本大震災から丁度2年目。福岡県議会でも午後2時46分に議場で黙祷を捧げました。私の質問は黙祷直後でしたが、黙祷の厳粛な雰囲気が心に残ったままでどうもテンションが上がらず、口も滑らかに回らずお聞き苦しい点があったかもしれません。
その様子が朝日新聞の地方面に掲載されていました。
20130312朝日新聞震災議会黙祷記事

記事の中で、私が質問の前に発した決意の言葉も取り上げて頂きました、有り難うございます
20130312朝日新聞震災議会黙祷記事2

がんばろう日本、がんばろう県南の気持ちを忘れずに今後も福岡県議会の立場から震災復興のお手伝いをしてまいります。

3月11日に一般質問します

現在開会中の2月議会にて一般質問を行いますが、日程と質問要旨が決まりましたのでお知らせします。

日時:3月11日(月)14時頃 (午後の部で4番目、公明党壹岐和郎議員の後に登壇)
要旨:「伝統産業のレッドデータについて」

私が住んでいるみやま市には荒木製蝋という櫨の木の実を原料に木蝋を作っている会社と、内野樟脳という楠を原料に天然樟脳を作っている会社があります。これらの会社は昔ながらの製法を江戸時代から引き継いでいますが、これらを例に県内の残る希少価値がある伝統産業の維持・振興をテーマに質問する予定です。
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生中継を「福岡県議会中継」のページで見ることが出来ます(スマホもOK!)
見逃した方も3月15日(金)頃から「福岡県議会中継−録画中継」のページで録画中継が公開されます。
是非ご覧下さい。

福岡県はここ数日とても良い天気に恵まれていますが、黄砂とPM2.5の影響かうすくモヤがかかっているような気がします。
私自身鼻水が出て喉が痛かったりしますし、もともと喘息持ちの長男は昨日から酷く咳き込んでいて病院で点滴を打ちました。一昨日、荒尾市では幼稚園や小学校に対し校庭での授業や遊びを控えるよう通達されたそうです。中国由来の大気汚染ですから、そういう受け身の対策しか取れないのが残念です。住みよい、住みたい福岡県にする為に、県としても主体的な対策を打たないといけません。県として何が出来るのか?国に働きかけるのか?まずは実態をよく把握したいと思います。

そんごくうのちょっとした奇跡

我が家の長男長女は私が卒業した幼稚園に通っています。

帰宅すると一心不乱に読書をしている娘。9時近かったので「もうそろそろ寝なさい」と言うと、「じゃぁお父さんこの本、寝るとき読んで」とお願いされました。手に取ってみると随分黄ばんでいて色々と修繕テープが貼ってある年期の入った「そんごくう」。幼稚園の図書館から借りてきた本だそうです。
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もう少しで読み終わるから最後まで読んでとねだられ、ちょっと時間は掛かりましたが最後まで読んで裏表紙をめくるとそこには「初版発行昭和38年」の文字。
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間違いなく私が生まれる前に発行された本です。
って事はこの本は私が幼稚園の頃、あの幼稚園の図書館で手に取っていた、大好きだったあの「そんごくう」
幼稚園の図書館には何種類か「そんごくう」の本が置いてあるらしいですが、時間を超えて自分の子供が全く同じ本を手に取る感動!

この「そんごくう」を娘の子供(つまり私の孫)が手に取ることはないかも知れないけど、子供達には「本は大事に扱えばいつまでも読める」ことと、「自分の大好きな本を大切にとっておいて、将来自分の子供が読んでくれると嬉しいよ」と教えておやすみなさいをしました。
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ちょっと暖かい気持ちになったので、これから一般質問の原稿作り頑張ります。

3つの旅立ち

2月26日から2月議会が始まり目が回るような忙しさの中、一昨日昨日と3校の卒業式に出席しました

先ず、我が母校山門高校。創立百周年を向かえ、記念事業の一環だった新しい校門がつい先日完成していました
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門の上部が今までの百年とこれからの百年を繋ぐ架け橋をイメージしているそうです。そう思って見ると真ん中の校章が握手をしているように感じます。
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今年の卒業生は入学時から「山門高校百周年の時に3年生だからな」とプレッシャーを与え続けられてきたそうです。しかし見事にその期待に応え、十指に余る百周年記念事業を成功させたのは見事としか言いようがありません。私も体育祭福島県浪江高校野球部を招いての交流試合、文化祭、百周年記念式典と多くの事業に参加させて頂いていたので卒業生の答辞を聞きながらまるで自分の想い出のように感情移入できました。

交流試合を行った福島県浪江高校の校長先生から温かい祝電も届いていました。山門高校と同じ3月1日に野球部10名を含む47名が卒業した浪江高校。野球部は休部となるそうですが、交流試合で触れた福岡でのおもてなしに御礼を頂き、再興したら是非福島へ来て欲しいとの事。この交流が末永く続く事を期待します。

続いて伝習館高校。通常県立高校は3月1日に一斉に卒業式が行われますが、現在校舎が全面改修で体育館が建設途中の為、今年は伝習館の卒業式が3月2日に柳川市民センターにて開催されたので千載一遇のチャンスとばかり出席させて頂きました。
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全日制・定時制の二つの課程を持つ伝習館。校舎の改修の為3年間色々と不便が多かった卒業生ですが、逆境をものともせず勉学、学校行事、クラブ活動に励んでいた事が校長先生の式辞や在校生送辞で伝わってきました。そして卒業生答辞で図らずも落涙してしまいました。歳を取ってくると惜別の涙を流す機会はよくありますが、久しぶりに爽やかな感激の涙を流した気がします。
また、自分自身定時制課程についての知見があまり無かったのですが、定時制課程の答辞を聞き個々人を取り囲む環境が複雑になればなるほど定時制が持つ意味合いも高まってきていると感じました。

3つ目は、柳川山門医師会看護高等専修学校。
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上記二つの県立高校と違い、総勢37名、年齢も二十歳位から上は40代半ばまでと幅広い卒業生ですが看護の道を目指す志は同じ。卒業生の答辞を聞いていても様々な背景を持った仲間が理解し合い助け合いながら厳しいカリキュラムを乗り越えていったのが良く伝わってきました。皆さんは医療・福祉の最前線へこれから旅立つ訳ですが、辛く厳しい時も仲間と過ごした二年間を忘れず助け合いながら更なる高みを目指して欲しいものです。

それにしても仰げば尊しは良いですね。3つの卒業式、それぞれの感慨を覚えて拝聴させて頂きました。皆さんから頂いた元気を胸に、私も2月議会に臨みたいと思います。
おめでとうございます、そしてありがとうございます。

平成25年度当初予算案勉強会

昨日福岡県の平成25年度当初予算案勉強会に参加しました。
ニュースなどでもご存じの通り歳入歳出規模は1兆6,317億円、昨年比4億円増とほぼ横ばいですが、平成24年度2月補正予算と一体となった14ヶ月予算として、国の緊急経済対策を最大限活用し「景気・経済・雇用対策」に全力で取り組む編成になっています。
主要施策は大きく4つの項目に分かれます

1.「景気・経済・雇用対策」 グリーンアジア総合特区の活用、金融円滑化法期限切れを見据えた中小企業対策、ILC・水素エネルギー・次世代有機EL等成長産業への種まき、国内外からの誘客拡大、農林水産物ブランド力強化・6次産業化、物流拠点のインフラ整備、就職支援等の施策が含まれます

2.「安全・安心で、災害に強い福岡県づくり」 社会インフラの整備促進、社会福祉施設等の耐震化、老朽化した公共土木施設の保全長寿命化、防災危機管理体制強化、暴力団・飲酒運転・性犯罪対策、環境対策等の施策が含まれます

3.「誰もがいきいきと活躍できる社会の実現」 70歳現役社会づくりの促進、介護予防ポイント制度の普及促進、女性が活躍する社会づくり、教育力向上、児童虐待・いじめ対策、共助社会づくりなどの施策が含まれます

4.「福岡の元気と魅力を発信する取組」 平成25年度に福岡で開催される大規模イベントや行事において福岡県の元気と魅力を国内外へ発信していきます

こう纏めてしまうとあっさりしていますが、概要を記した資料だけでこんな感じです↓
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全てブログで説明するのは難しいので、県に掲載されている予算資料へのリンクを張っておきます。ご興味の有る方は是非ご覧下さい。

約7時間駆け足でしたが総務部から始まり12の組織からそれぞれ説明を受けました。これを元に2月議会及び予算特別委員会で活発な議論が行われることになります。

私も2度目の予算特別委員に就任させて頂く見通しです。頭使いすぎて知恵熱が出そうでしたが、だんだんと2月議会・予算特別委員会に向けて燃えてきたのも事実です。しっかり資料を読み解き、福岡県の安全・安心・安定を確立できるよう議員として役割を果たしたいと思います。
その模様はまたブログやFacebookでお伝えする予定ですので宜しく応援の程お願いします。

新エネルギーと海苔の視察

いよいよ来週から2月の予算議会が始まります。今週は議員総会や予算勉強会が目白押しで、いよいよ始まるなぁという雰囲気。議会棟も活気づいています。

先週は私が所属している総務・企画地域振興常任委員会の管内視察で、嘉麻市・苅田町・田川市・北九州市などを訪問しました。
所管するエネルギー政策室で取り扱う、県内における再生エネルギー・新エネルギーの取組などを中心に視察しました。
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写真左上:嘉麻市。再生可能エネルギー固定買取価格制度が始まってすぐに運用開始されたメガソーラー発電所
写真右上:世界記憶遺産に昨年指定された、山本作兵衛コレクションが保管される田川市石炭記念館。人創り、街創りに山本作兵衛さんの作品を活用しようと奮闘される田川市長らのお話しを伺いました
写真左下:北九州次世代エネルギーパーク。風力発電等の自然エネルギー、バイオマス発電、石油備蓄基地などを備える北九州エネルギーパーク。エネルギーの企業間連携(地産地消)の考え方は北九州の特性を上手く活用されています。
写真右下:嘉麻市やみやま市にてメガソーラー発電所を運営する、日本の太陽光発電ビジネスの先端モデルを構築する芝浦ホールディングス新地会長のご講演。「メガソーラーの事なら私より詳しい人間は日本にいない」と豪語されるだけの豊富な知識と独創的なアイディア、流石でした。

石炭から太陽光、バイオマスまで、エネルギーと一口にいっても多種多様ですが、それぞれ一長一短あります。どういうベストミックスで電力の安全安心安定を図りながら、日本の国力を維持するかは大変重要な課題です。県政の場でも継続して議論していきます。

また昨日は小川知事が有明海の海苔漁場視察に同行しました。
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西田有明漁連会長によると海苔の品質・出来高も上々ですが、単価が例年より悪いのが心配だそうです。
海苔摘みを視察させて頂いた漁家は親子だそうです。有明漁連では三分の一程度の漁家で後継者がしっかり育っているらしく、頼もしい限りです。
小川知事も予想以上にオートメーション化されている海苔摘みの様子に感嘆の声を上げていらっしゃいました。
小川知事は昨年の九州北部豪雨災害以降、色々な形で現地の復旧復興の様子を直接確かめて頂いております。報告だけに目を通すより、直接視察して頂ければ、現地の状況は勿論ですが、付随して産業の実態や住民の空気感に対して理解を深めて頂いたり、マスコミの取材によって広報して頂けたりとプラスαのメリットが多く、有り難いことです。

最後に、前回のブログで告知していた清水山ロードレース、無事完走しました!
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左がスタート地点、私の向かって左側の黒いウエアの女性が名古屋国際女子マラソン優勝や世界陸上出場の輝かしい履歴をもつ藤永佳子さんです。今回のゲストランナーでした。
右がゴール直前。
初めて経験する清水山を登り降りする9.7キロ、高低差200m以上のロードレース、登りは本当に地獄でした。逆に下りは天国(笑)。そして翌日は普段のジョギングでは経験しないような物凄い筋肉痛、そしてやっぱり襲ってきた膝痛(苦笑)。色々ありましたが沿道の皆さんの応援のお陰で本当に楽しく走らせて頂きました。また多くのボランティアの方、寒い中交通整理など有り難うございます。
今回第40回大会ですが、この大会がみやまの名物レースとして益々盛り上がるよう私も今後ともしっかり走らせて貰いますよ!

地方分権議論の現状&明日は清水山ロードレース

私が副委員長を務める広域行政推進調査特別委員会は2月7-8日に高知県と岡山県を視察して参りました。
地方分権の流れの一つで、国の出先機関を地方へ移管する受け皿としてまず関西広域連合が立ち上がりました。我が九州においても九州地方知事会と各県議会が足並みを揃え地方分権の動きを進めているところです。今回は国内で広域連合を設立する動きのある四国地方・中国地方をそれぞれ訪問し、知事会や議会の動き政権交代を受けて今後の進め方を調査する事が目的です。
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民主党政権では出先機関改革が地方分権議論の前面に押し出されていましたが、先の衆議院選挙で「道州制」を公約に掲げた自民党が政権を奪還したため、今までの流れもかなり影響を受ける可能性があります。

実際高知県、岡山県においても国の出方を見ながらどう仕切り直すか様子見の部分も多くご説明頂いた職員の方の歯切れも今一つでした。例えば本年秋に四国4県で設立予定の四国広域連合は「見直しもあり得る」という事を徳島県知事が公言しており、情報収集始め種々ご苦労が絶えないようです。

九州地方知事会においては、国の出先機関改革については以前の自民党政権下の地方分権改革推進委員会にて審議されたものであり、道州制に向けてのステップとして議論を前に進めるよう要請しています。このような大きな議論は総論賛成各論反対になりがちですが、九州は地政学的にも道州制に適した地域ですので、知事会・議会が協力して議論を前進させて行きたいと思いました。ついつい熱く語ってしまうのは高知龍馬空港の坂本龍馬像に触発された部分も大いにあるかもしれません。
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さて、明日は「清水山ロードレース」。第40回の記念大会、私も参加予定です。
昨年は5キロの部に参加しましたが、9.7キロの部の折り返し地点でお手伝いをされていた商工会青年部の方から「県議を探したけどみつからんやった」とお叱りを受けましたので今回は9.7キロの部に挑戦です。
普段のジョギングは10キロ走ってますので距離的には全然大丈夫なのですが、なんせ清水山を登るロードレース。膝や腰が故障せず、ちゃんと走れるか心配です。

明日はこのTシャツで出走予定。
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これはライオンズクラブの皆様が昨年水害を受けた本郷校区の運動会用に贈呈された「がんばろう本郷」Tシャツです。復興の想いも重ねて私も「がんばろう」!
沿道の皆さん、温かい声援期待しております!

景気の「気」

今朝の産経新聞(左)と朝日新聞(右)の一面見出しです
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同じ平成25年度予算案の記事ですが、短い見出しですがこれほど読み手の印象を大きく変えることが出来るとは新聞記者さんの表現力は素晴らしいですね。

多くの報道や政府の会見で周知のことですが、安倍政権は経済再生を一丁目一番地にしており、三本の矢と名付けた方針を打ち出しています
1)大胆な金融政策ー日銀
2)機動的な財政政策ー財務省
3)民間投資を喚起する経済戦略ー経産省

民主党が掲げた「コンクリートか人へ」にひっかけてるのでしょうが、昨年の総選挙の時から上記のような経済対策を公言していた訳で、公約通りに予算編成を進めていると思います。その意味で産経新聞の「配分から成長へ」は分かり易く予算の狙いを表現していると思います。

また、ワイドショーなどでは2013年の春闘において経団連会長が賃上げより雇用維持を前面に押し出している事について「アベノミクスでも給料は上がらない」「早くも行き詰まりか?!」みたいな論調でおもしろおかしく報道しています。しかし、昨年末NHKにおいて麻生副総裁が「三本の矢でデフレ脱却を進めるが、給与への影響は企業の業績向上の後になるのでそのタイムラグを乗り切る施策が必要である」旨の発言をされていたように、政府としては織り込み済みの話。今後の報道に期待するのは、そのタイムラグに対する施策が適切に打たれるかどうか、効果があるかどうかの検証です。

昨年の総選挙後、サービス業の方々のお話を聞くと市中の景況感が上向いていると実感します。景気の「気」は気分の「気」、この上向いている気分を振り出しに政府の矢継ぎ早の対策を期待していますし、県もその流れを上手く受けて福岡の経済再生を進めなければなりません。

暴力団追放総決起大会

本日は柳川市・みやま市の暴力団追放総決起大会に参加しました。
両市の安全安心まちづくり推進協議会と柳川警察署が主催で、各種後援団体や一般市民など約1000名が参加されました
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福岡県警本部暴力団対策部組織犯罪対策課課長より「筑後地区の暴力団情勢と対策について」という演題で講演がありました、要点は
福岡県内の暴力団構成員は2970人、事務所170箇所。人口で割ると0.058%。一万人に6人。一方、柳川・みやま両市にいる暴力団構成員は260人で人口で割ると0.054%でほぼ平均値でしょうか。
県内の発砲事件は平成23年度18件で全国一位でしたが、昨年は4件に減りました。しかしながら、その内容はすべて人を狙ってのもので重大さは増したとのこと。
また昨年施行された改正暴力団対策法の要点についての解説があり、これらを新たな武器としてしっかり活用し徹底した暴力団対策を行うと頼もしい言葉もありました。

藤林警察署長がご挨拶でおっしゃいましたが、市民からの情報が暴力団取締には一番大切との事。明るく安全安心な街作りに住民の皆さんの協力は欠かせません。

その後、2007年に武雄市の病院で起こった、暴力団抗争に巻き込まれ一般人が誤って射殺された事件のご遺族が「犯罪被害に遭って、今、思うこと」という演題で講演されました。
奥さんも子供もいる、自営業を営まれていたなんの罪も無い男性が人違いで射殺されてしまう、その無念さを思うと言葉もありません。同時に、自分の身に置き換えるとゾッとします。
ご遺族が仰った「今の社会は平和でも安全でも無い」という言葉を噛みしめなければなりません。講演の最後に「暴力団と対峙する一般市民の保護対策をもっと充実してほしい」と仰いました、県のレベルでは出来る事は限られますが国会への働きかけも含めて検討しなければなりません。

私自身、究極の暴追は「新たな組員を作らない」事だと思っています。
福岡県警では中高生向けに「こんなはずじゃなかったのに」という漫画を配信し暴力団に対する間違った認識を正し、暴力団に関わらないよう呼びかけています。ネットでも話題になっているそうですが、ストーリーといい絵といい凄いインパクトがある漫画です。是非ご一読頂き、お子さんがいらっしゃるご家庭では家族で話有ってみては如何でしょうか?

航空自衛隊芦屋基地視察

1月17日に私の所属している福岡県防衛議員連盟にて、遠賀郡にある航空自衛隊芦屋基地を視察して参りました。

この基地司令である柏原敬子空将補は、日本初そして唯一の女性空将補であり女性基地司令。ちなみに航空自衛隊員は約47,000名、内空将補の定員はわずか50名(医官含む)。
女性の目線からの自衛隊について約1時間の講演を頂きましたが、大変勉強になりました。
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自衛隊が女性幹部を採用して間もない頃の話で、女性に対する反発は根深いものがあったそうです。しかし女性として男性隊員の教育を任されたのが転機となり、今の立場まで上り詰められました。18回の転勤を経験し、ご主人とは結婚した後もずっと離ればなれ。女性の社会進出や、家族のあり方について色々と考えさせられました。

講演の中で出されたクイズが面白かったです
Q1 次の職業の中で女性の比率が一番低いのはどれ?
  a 自衛官  b 警察官  c 裁判官  d 都道府県議会議員

Q2 女性に戦闘機パイロットとしての搭乗を認めていないのはどの国?
  a 韓国   b 中国   c パキスタン d 日本

Q3 隊員に対して育児休暇を認めていないのはどの国?
  a アメリカ b 英国   c フランス  d 日本

答えはこのエントリーの最後に

また芦屋基地には地対空誘導弾「ペトリオット」が配備されております
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2年に一回演習を行いますが、国内で演習できる土地が無い為アメリカに渡って訓練するそうです。日本国内でも探せば不可能では無いでしょうが、費用対効果を考えればアメリカで行う事は現実的だと思います。

戦闘機というのは空では百獣の王ですが、地上においては全く無防備。それ故航空自衛隊では地上における戦闘やゲリラ対策にも力が入れてあります。
約100mの距離をもつ射撃場
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これは陸上自衛隊にもないハイテクな装備だそうです。

九州は北朝鮮・中国と地理的に近く、国家安全保障上とても重要な場所です。柏原基地司令はじめ皆様が崇高な使命感をもって任務に当たられているのを目の当たりにし大変頼もしく感じました。
一度地域の皆さんと見学会でも出来ればと思います。

(クイズの答え、1.a 2.d 3.a)

気になるデータと小さな一歩

福岡県総合計画審議会委員を仰せつかっております。昨年度今後10年を見据えた福岡県の総合計画を知事に答申致しましたが、その平成24年度の取組状況について先日会議が開催されました。
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グリーンアジア国際戦略総合特区、きめ細やかな就職支援、暴力団・飲酒運転・性犯罪対策、70歳現役社会づくり、女性の活躍推進、等の具体的取組について説明がありました。
それぞれ担当部局により知事のリーダーシップの下着実に前進していると思います。特に県南地域に住むものとして70歳現役社会作りに注目したい。新しい長寿社会のモデルを全国に発信し、アジアの高齢化社会対応のトップランナーになるというコンセプトは、私も新春のつどいでお話しさせて頂いた通り、是非県南地域で実現するべく努力する所存です。

一方で一つだけ気になるデータがありました。
福岡県が昨年10月に実施した「県民意識調査」において「福岡県に生まれて良かった、生活して良かったと思うか」という問いについて、筑後地域だけ約10%近く昨年より下落し、県内最低水準になっていました(福岡・北九州・筑豊はほぼ前年と比較してほぼ横ばい)。
他の問いに対する回答などから推測するに九州北部豪雨災害の影響が出ているとの分析でしたが、これ程まで明確に住民意識に反映するのかと驚きました。

この様なアンケートはその数値に一喜一憂するのでは無く、前年比などで特異な結果が出たときはその原因を追及し、施策などで対策を打つべきと意見を致しました。

また、先日私の所属する総務企画地域振興委員会にて「県有施設等の避難所としての利用促進について」県消防防災指導課よ「地域防災計画の見直しと九州北部豪雨災害における避難状況を踏まえ避難態勢の整備を検討し、県有施設を避難所として利用推進する」という説明がありました。
更に特筆すべきは、当該施設について隣接する市町村についても利用を可能とするよう手続きなどを整備するという事でした。
これは私が昨年9月議会の一般質問で小川県知事に質問した内容が反映されたとの事で、現地被災者の思いを少しだけ繋げることが出来たと自負しております。小さな一歩ですが、今後とも地域の人の声を一つ一つ反映させていきたいと誓いました。

新春のつどい無事終了

1月14日の新春のつどい「県政報告会」にはまいピア高田の会場がほぼ満席となる500名近くのご参加を頂き大変有り難うございました
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藤丸敏衆院議員、松山政司参院議員、西原親市長、みやま市議会議員・柳川市議会議員をはじめ多くのご来賓の方にも花を添えて頂きました。

今年は「九州北部豪雨への福岡県の対応」「総選挙結果の福岡県に対する影響」「見直そう県南の底力」の3つをテーマに、スライド約60枚、ムービーや写真等を出来るだけ使用し分かり易く興味を持って頂ける内容を心がけました。
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今回は県南の視点からの問題提起やお話しとなりましたが、各地域別の詳細なお話しについては、今後地域別の県政報告会を行うように致しますのでそちらでお話し出来ればと思います。
本当は新春のつどいをみやま市内の旧三町それぞれで開催したいのですが適当な会場がないもので、皆様にご不便を掛けるとは思いつつも現在はまいピア高田一箇所で開催しております。これはこれで一大イベントとして今後も行っていきたいのですが、もうちょっと地域密着型で、地区毎の問題点を吸い上げるような場を設けるつもりです。先ずは地域の後援会が立ち上がっている所からになるかも知れませんが、一カ所でも多く開催するつもりですのでどうぞご協力の程宜しくお願いします。

あと嬉しかったのは、今年も多くの方々にボランティアで会場のお手伝いをして頂きました。本当に有り難うございます。そして今年も託児コーナーは元気いっぱいの子供達で大賑わいでした
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「みんな、沢山遊んだ?楽しかった?」と聞くと「うん、楽しかった!!」の大合唱。いやーこれはこれで嬉しい。

また「みやまいいまち会」さんのブログや有明新報さんでも会の模様を取り上げて頂きました、有り難うございます。
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大きなイベントが終わってホッとするのも束の間、公務等々で御礼もなかなかままならず不義理をしていることもあるかと存じますがどうぞご理解のほど宜しくお願い致します。

日本を取り巻く環境は大変厳しく云々はやめよう

三連休最終日です。
一昨日はみやま市消防出発式が開催されました。
絶好の天気で気温も例年より高く、コンディションは最高でしたが、それにも増してみやま市消防団の皆さんの気合いの入った立ち居振る舞いに清々しい気持ちにさせられました。
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南第一分団がポンプ車操法、山川南部第一・第二分団が小隊訓練をそれぞれ披露しましたが、団員の皆さんはお仕事や家族を抱えているにも関わらず、厳しいも練習の後が窺える一糸乱れぬ様子に感動。また他の分団の皆さんはその訓練披露に対して温かい声援を送っていて、消防という使命を通じて結ばれた堅い絆が感じられます。消防団のみなさんは昨年の九州北部豪雨の際、献身的な避難誘導活動や復旧活動を行う姿が目に焼き付いていただけに胸にグッと来るものがありました。

今年はみやま市の計らいで、市内の中学生が見学に来ていましたが、消防団員達の崇高な使命感に裏打ちされた規律正しい行動に感銘を受けたのではと思います。是非来年以降もこういう機会を設けて頂きたいです。

そして昨日は成人式にお招き頂きました
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今年みやま市で成人を迎えられたのは417人。昨年より30人近く減っているのが気になります。しかし、昨年のブログにも書きましたが、今年の成人式も私語など殆ど無く素晴らしい式典でした。また、新成人代表の御礼の挨拶はみやまへの想いと家族への感謝、そして若者としての決意に満ち溢れており、とても感動しました。

我々は「今の日本を取り巻く環境は大変厳しく云々」などとついつい暗く重いトーンで話をしがちですが、現状を嘆いても何も生まれません。出初め式と成人式に出て、これからの若者の為にも責任世代として攻めの姿勢を忘れず前向きに頑張っていきたいと改めて感じます。消防団員と新成人の皆さんに勇気と元気を頂きました、ありがとう!

そして三連休最終日の本日は5時から私の年一回の一大イベント新春のつどい「県政報告会」が開催されます。なんだかんだで三連休も準備の時間が余り取れず、ちょっと不安ですがご来場者の皆さんに少しでも満足して頂けるようスタッフ共々一所懸命準備しましたのでどうぞ宜しくお願いします。内容についてはまたブログにて報告します。

環有明の視点

本日の有明新報で私の新春のつどいをご案内して頂きました。しかも一面で。
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有り難うございます。

有明新報は有明海沿岸の地域に根ざした新聞社で、大牟田を中心にみやま・柳川・大川、そして熊本県荒尾市の郷土の日刊紙として45年にわたり愛されています。
つい先日も有明新報社主催の有明地区新春年賀交換会にお招き頂いたのですが、出席者は福岡、熊本、佐賀のまさに「環有明」エリアの各界の代表が揃い踏みでした。その中で、バルーンフェスタでもお世話になった佐賀県の坂井副知事と再会したのですが、有明海沿岸道路とはまさにその「環有明」を結ぶ自動車専用道路。有明海を中心に、この道路が新たな導線として福岡・佐賀・熊本の県境をまたぐ80万住民を抱える生活圏を造り出すよう県を超えて頑張りましょうとお互いエールを交換しました。環有明の視点も私の一つの大きなテーマです。

1月14日の私の新春のつどい「県政報告会」にはFacebookページでも思いもよらず多くの皆さんから参加表明を頂いております。
座席は可能な限り準備しておりますが、混雑を避けるためになるべくお早めにご来場頂ければと存じます。

そして私は夏休み最終日のノリで県政報告の資料を必死に作成しております。その一枚をちょっとだけ
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うん、なるほど、面白かった、と言って頂けるよう今年も頑張ります!

今年もやります、新春のつどい

平成25年になりました、今年も宜しくお願いします。

普段ばたばたしていてなかなか落ち着いて出来ないのが書類や本の整理。この年末に事務所と自宅のデスク周りを整理しました。
しかしこの書類というのが、捨てようと思って中身を確認すると、ついついじっくり目を通してしまったりしてなかなか厄介なんですよね。忘れていることがあったり、以外と「あ、これちゃんと覚えてるな」と再確認できたり、記憶の補強には役に立つんですが。必要な書類と、必要かどうか判断が付かない書類はスキャンして検索出来るPDFに変換してPCに保存。
本も、出張や長時間の移動の際に買うことが多いのですが、読み切れずに積ん読してるものを一気に整理。今後はKindleのような電子書籍へ本格的にシフトしていくべきか悩み中です。

年明けはお年始のお客様対応しながら年賀状の整理、一段落してから家族で近所の神社へ初詣、夜は帰省している親族と共に賑やかに晩ご飯。慌ただしい中ですがお正月気分を満喫させて頂きました。

県議会議員の任期4年の折り返し地点がまもなくやってきます。あっと言う間のようですが、振り返ると濃い内容でした。
今年も県政報告会を開催させて頂きます、Facebook等でも案内させて頂く予定ですが、特に九州北部豪雨に関する県の対応や衆議院議員選挙結果が与える県政への影響などを中心にお話しをする予定です。要項は下記の通り:

福岡県議会議員 板橋聡を囲む
第二回 新春のつどい「県政報告会」ご案内
日時:1月14日(月・祝) 受付16:30 開会17:00
場所:まいピア高田
会費:2000円
◎ 託児コーナー有ります。お母さん大歓迎(事前に後援会事務所まで御連絡下さい)

これから報告会用の資料作成に追われますが、自分の話をじっくり有権者の皆さんに対して出来る機会は少ないので気合いを入れて作りたいと思います。皆さん奮ってご参加下さい。(写真は去年の様子)
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年末特別警戒

一昨日からみやま市は年末特別警戒。地域の消防団の皆さん、寒い中地域の為に本当にご苦労様です。
私も激励に消防小屋を回ったのですが、7月14日の九州北部豪雨の際、腰まで水に浸かりながら避難指示や安全確認をされていた団員の姿が目に浮かびグッと胸に来るものがありました。
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ある分団長に話を聞くと、未経験の大水害、しかも広域の災害対応を他地域の分団とも連携を取りなんとか対応出来た事はその後の消防活動に対する大きな自信に繋がったそうです。
消防小屋で待機する団員達の雰囲気は和やかなものですが、地域の安全安心に対する使命感や共助の意識を受け継ぐ消防団に敬意を表すると同時に、様々な形で支援していかねばと思います。

年末特別警戒は今晩までですが、皆さんも夜消防の鐘の音を聞いたら団員の皆さんの事に想いを馳せて頂ければ幸甚です。

昨日までで仕事は終わり、今日と明日は我が家の大掃除です。家の仕事は普段完全に嫁さん任せになってしまい申し訳ない限りです。挽回するまではいかないでしょうが、なるべく頑張ります。。。

総選挙と12月議会について短く

12月16日の総選挙でバタバタのままとうとうクリスマスです。ただでさえ12月議会に始まり師走の由なし事で結構大変な12月の予定がすっかり先送りされて、いまだペースが取り戻せておりません。挨拶回りはあるし年賀状はあるし、新春の集いの準備もあるし、デスクワークも溜まってるし。ざっとなかです。
ブログも一ヶ月近く更新してないし。
これは忙しさのみならず、選挙期間中は公職選挙法の関係で更新が難しいという理由もありますが。それでもマメに情報発信する事は地味ですし、なかなか直接的な手応えって無いですが、ジワジワ効いてくる部分もあるので頑張ります、頑張りたいです。

さて、その総選挙ですが自民党が294議席の獲得となりました、ご支援頂いた皆様本当有り難うございます。我が福岡第七選挙区では古賀誠代議士後継の藤丸さとし氏が圧勝し、後継指名の期待に応える事が出来ました。
一方で気になるのは、比例の自民党票の得票率が、藤丸氏の得票率ほど伸びていない事です。報道でも再三述べられていますが、自民党が勝利したのでは無く、民主党が転けたんだということでしょう。
私の住んでいる地域は保守層が多いと言われる中でこの結果ですから、議席数が伸びたからといって気を緩めず、新しい自民党が有権者の皆さんに受け入れて頂けるよう慎重に丁寧により一層の努力が必要だという事だと思います。

県政では12月議会が12月20日に閉会しました。12月補正予算で、私も9月議会の一般質問で要請させて頂いた沖端川をはじめとする矢部川水系への監視カメラ・水位計設置に対する予算が付きました。
自分の質問が予算という形になるのは格別の想いです。今回のように一気に予算化まで捗るケースはなかなか無いと思いますが、今後とも地域の声をしっかりと県政の場に反映できるよう努力します。

ところで、先日JR九州を訪問した際に発見
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私の大好きな,今見ても何故か無性に涙腺が緩くなるJR九州新幹線全線開業のCMがカンヌ国際広告祭で金賞を受賞したときのトロフィーだそうです。
結構無造作に置かれていたのでビックリしました。