小川知事被災地視察と6月定例議会開会!

6月3日は前日の荒れ模様から一転して梅雨の中休みの素晴らしい晴天にめぐまれました。
その中、小川洋県知事が昨年7月14日の九州北部豪雨災害の被災地であるみやま市・柳川市を視察に訪れました。知事は被災以降、公式・非公式含め事あるごとに当地を訪れて頂いており、地元の区長さんともお互い声を掛け合える関係を築いてもらいました。
今回は梅雨時期を前に災害復旧の現状と被災企業等の状況を把握して貰う事が大きな目的です。

沖端川の決壊箇所は梅雨を前にここまで復旧が進みました。
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右側が新たに築堤された部分ですが、養生するまで3年程度時間が必要なので左側の土嚢で作られた仮堤防もその間しっかりバックアップ機能を果たします。
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マスコミの取材も多く、復旧の現状を多くの方に知って頂けたのではないでしょうか。

被災した企業も訪問しました。
一つは本郷の松木漬物食品。地元名産の高菜漬けなどを生産販売しておられ、TV番組などで紹介されたそうで地元のみならず全国的に伸びていた会社です。昨年の9月に視察した時は、製造機器や冷蔵庫などが水に浸かり大変な状況でした。食品製造業ですので衛生第一。相当な負担だったと想像しますが、新たに設備投資を行い営業を再開されていました。社長のご子息に丁寧にご対応頂きました。
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次に訪問したのは中山の(株)フコク。元々綿製品を作っていた会社ですが、その技術を派生させ今は自動車の内装材や建材の分野で成長しています。沖端川の決壊箇所のすぐ裏に工場があり、被災時は腰の辺りまで水没し大変な状況でしたが、社員のみならず取引先や知人・友人が一丸となって復旧活動を行い予想以上に早く元通りの生産が開始出来たとのこと。
視察に伺うと全社員そろってのお出迎え。胸が熱くなりました。
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大変嬉しかったのは松木漬物食品もフコクも若き経営者、これからの地域の経済界を引っ張っていって欲しい世代です。水害という大変な困難に見舞われても前を向き、一歩一歩着実に踏み出している姿に私の方が逆に勇気と元気を頂きました。
本当にありがとうございました。

6月7日より定例議会が開会されました。被災地視察の件はもっと早く書きたかったのですが、議会前のバタバタですっかり遅れてしまいました。今回私は一般質問を行う予定です。恐らく6月18日(火)または19日(水)になると思います。詳しい内容が決まりましたら告知致しますのでどうぞ宜しくお願いします。