法律の壁

 板橋さとし後援会の名誉会長をお引き受け頂いている、日本医師会副会長の横倉義武さんにお会いした。現在日本医師会の震災対策本部長の職にも就かれているそうで多忙を極めておられる中、貴重なお話を伺うことが出来た。

 今回の支援策についても色々と構想は有れど法律の壁に阻まれ断念することも多々あるとの事。例えば空からの物資投下も法律的な問題が有るらしい。緊急事態だからと言ってなんでもかんでも超法規的措置にするのは考え物だが、うまくバランスが取れないものだろうか。

 今日の福岡、冷たい雨が降り続く。

疎開受け入れ

東京では食料等の買い占めで混乱が起こっているらしい。スーパーでは米を買うのに整理券が配られるような状況との事。

農林水産省からは米の備蓄は潤沢にあるので買い溜めしないよう呼びかけているが、自分の身は自分で守るしかないという意識が強く働いた結果だろう。ある意味これは政治不信の表れだ。

一方、大阪府をはじめとする非被災地からは被災者の疎開受け入れを申し出る声が上がっている。
津波被害の状況をTVで見る限り、そもそもインフラからの根本的な復旧に相当な日数が必要で、仮設住宅の意味は薄いのではないだろうか。疎開は一つの解決策だろう。

みやま市もそうだが地方には空き家がたくさんある。若干の手入れは必要かも知れないが、仮設住宅よりよっぽどコストは安上がり。そもそも休眠資産なので貸す側も借り手がいれば万々歳。福岡県も是非前向きに検討すべきだと思う。

判断

連日の震災報道を見ているとブログの更新だけでなくTweetするのも躊躇われる。しかし前のエントリーでも書いたとおり、震災の影響を殆ど受けていない九州で出来ることと言えば義援金と献血、そして大いに経済活動を行うことだと思う。

3月21日に予定している激励集会。この開催の是非についても大いに議論があったが、「最終的に過剰な自粛は逆に経済を萎縮させる」「被災地に想いを馳せ、これからの福岡について考える機会にすべき」「国民の生命・財産を守るのが政治」などの判断から開催を決定した。

もちろんこの判断にもいろいろな反応があると思うが、これが現時点での見解。

激励集会は福岡県知事選挙に出馬予定の小川洋さんがゲストとして参加予定。みやま市でお話をしてもらう初めての機会になると思う。お彼岸と重なり参加者数の見通しがつきにくいが一人でも多くの方に参加して頂ければと思う。

自粛ムード

一昨日全線開通した九州新幹線でしたが、東日本大震災を考慮して記念式典は全て中止されました。その影響かは不明ですが乗車率は52%程度だったとの事。

昨日は晴天に恵まれ、各地で色々とイベントが開催されていました。私も朝からグランドゴルフ大会、敬老会、酒蔵開きなどのイベントにご招待頂いていましたが、主催者の立場の方は最後まで開催するかどうか悩んだとのこと。

確かに被災された方、救助活動に当たる方が多数いらっしゃる中、そういうイベントを自粛しようという気持ちもよく分かる。一方で自粛ムード一色になり全国的なイベント・大会含む経済活動の停滞はより一層事態を深刻化させるだけだと思う。

被災地に想いを馳せ、自分に出来るお手伝い(具体的には義援金)をしっかりしたうえで、今、生きている幸せを噛みしめ日常生活を行っていくことが、被災していない地域に住む我々の出来る事かなと思う。

東北太平洋沖地震

東北地方太平洋沖地震発生から一日が過ぎ想像を絶する被害の状況が徐々に明らかになってきた。
被災された皆様へ心からのお見舞いを申し上げます。

震源地から遠く離れた九州においても津波が押し寄せ、津波警報・注意報が日本全ての沿岸に出されるなど、未曾有の国家規模の災害になってしまった。

国会で与野党は政治的休戦に合意し、速やかな予算審議など冷静な対応をとっている。二次災害対策や取り残されて孤立している人々の救助、避難している人への食料・生活物資そして精神的なケア、目の前にも課題山積。国民が一致団結してこの国難を乗り切らなければならない。

とにかく希望を失わず、自分の身の回りの出来ることから一つ一つやっていこう。

突然の来訪者

自分がそういう立場になって初めて分かったが、政治家の人でブログやツイッターをマメに更新してる人は凄い。各所への挨拶回りの移動時間中にツイート出来ればと思っているが、移動中は移動中で電話したり車内で打ち合わせしたりとiphoneを取り出す暇もない。

本日は高田町を中心に挨拶回り。
地元の雇用を支える事に信念を持つ社長さん、世界に3社しかない和蝋燭のメーカーさん、人作りが街作りに繋がるという信念を貫く幼稚園の理事長さん等々、思わず話し込んでしまう魅力的な方々とお会いできた。押せ押せスケジュールになり同行していただいた方申し訳ありません。

その後事務所に戻ると早稲田大学の後輩の小島君がひょっこり訪ねてきてくれた

大牟田で仕事だったらしく、博多まで帰る途中にわざわざ立ち寄ったとの事。しかも選対事務所の場所もしらないから実家まで出向いて探してくれたそうだ。激励を受けて後輩の心遣いに本当に感謝!

公式サイトに早く事務所へのアクセスを載せなければ!でも今日は無理かな〜。

きくち胃腸科内科クリニックでご挨拶

昨日は朝、きくち胃腸科内科クリニックさんの朝礼にお邪魔してご挨拶。こちらは内視鏡検査に実績があり、自分も毎年お世話になっているクリニックです。菊池院長は青年会議所の先輩でもあり、御家族共々おつきあいさせて頂いている上に内視鏡検査までして頂いて、正真正銘自分の全てを知っている先生。今回も快くご挨拶をさせて頂く機会を設けて頂きました、有り難うございます。

今後高齢化が進むにつれ医療費の膨張は深刻な問題です。内視鏡検査による早期発見・早期治療は医療費抑制に効果があるのはもちろん、我々自身が健康で長生きするためにも重要であることがもっと認知されるべきだと考えています。

事務所開設

ブログ、Twitter、Facebook、メール等いろいろとお言葉有り難うございます。目は通してますが返信する時間が無いことどうぞお許し下さい。

家でPCに向かう時間が無い、というか電話どころかiPhoneの画面を見る時間すら覚束ない状態。
もうちょっと役割分担を上手くしないと本格的に回らなくなる恐れがあるなぁ。

今日から後援会事務所がなんとか使える状態になったのでミーティング。

現在の活動報告や今後の方針などを話し合う。結構活発な議論になり予定時間を大幅にオーバー。詰めなければならないことが大きな事から小さな事まで有りすぎる。焦るなぁ、まぁ焦るときこそ冷静に落ち着かなくては。

本来なら事務所開きを大大的に行いお世話になっている皆様をご招待すべき所ですが、走りながらのスタートです、準備時間が圧倒的に足りないため事務所開きは少数のスタッフのみで神事を執り行なう事にすることどうぞご了承下さい。事務所は下記の場所にあります、気軽に立ち寄れる雰囲気作りを目指しますので、どうぞお気軽に!:

大きな地図で見る
明日は某クリニックの朝礼でご挨拶を皮切りに挨拶挨拶挨拶。頑張ります!

東京出張中

昨日は伊藤忠勤務中にお世話になった取引先にご報告とご挨拶。ばたばたの引継ぎで迷惑をお掛けしたにも関わらず温かい励ましのお言葉を頂き感謝。
池袋でしか売ってないんですよ、とわざわざ餞別のお菓子まで用意してくれたKさん、美味しく頂きます!

相当疲れが溜まっていたのかホテルでは倒れこむように眠る。久しぶりにぐっすり眠って朝は気分爽快。ぐっすり眠れると言う事はまだまだ頑張れるということ。

本日は地元国会議員の先生方中心にご挨拶。独特の風圧に吹き飛ばされないよう気合いを入れねば!

記者会見に行ってきた

昨日は大牟田記者クラブで福岡県議選に向けての決意表明をさせて貰った。大手新聞4社、地方紙2紙それとNHKの記者さんに集まっていただいた。まだ海のものとも山のものとも知れぬ自分にこれだけの人が集まって頂けて余計に緊張する。

会見前に先ずは写真撮影。今後の記事で使われるのであろう、正面バストアップ。自分の名前が書いてある紙を持たされてるのが何か悪い事した人みたいで笑ってしまった。


その後記者会見開始。会社の就職面接のような感じで「お名前は?」「自己PRを三十秒でお願います」なんて雰囲気で進むのかと思いきや、思いっきりフリースタイルで戸惑った。
なるべく冗長にならない範囲で思いを伝えるよう努力したが、端から見てどうだったかは分からない。ちゃんと記事にしてもらえるかなぁ。

今日明日は東京出張で国会議員の先生や地元の大先輩などにご挨拶。三時間睡眠の朝五時起きだったので飛行機では寝させて貰おう。嫁さんがせっかく作ってくれた朝飯に手を着けられなかったのが心残り。

踏み出す

本格的な選挙準備が始まった。祝福するような青空の下、朝と夕方は地元の行政区でお世話になっている方々にご報告。暖かい言葉をかけて頂き身が引き締まる。
そしてみやま市長を、皮切りに挨拶回り。お辞儀し過ぎると悪化するかな、と心配していた前日に寝違えた腰も途中から気にならなくなった。
途中寄った柳川商工会議所前に飾ってあった下げもんの雛飾りに和む。


曜日どころか時間の感覚すら薄れる状態だが、明日は雛祭りか。新博多駅の開業も明日。賑わうんだろうな。

感無量

十九年間勤めた伊藤忠商事に出勤するのも今日が最終日。感無量。春の温かみを帯びた小雨模様の天気も心にぐっと染み入る。
まだまだ挨拶が終わっていないお世話になった方々もたくさんいる。いろんな人と出会ったなぁ。衝突したこともしばしばだけど、皆真剣だった。
将来この決断を振り返ったときに、胸を張って間違ってなかったと言えるようにしたい。

「与謝野氏は名古屋市民に失礼で許し難い」 河村市長が反論

河村たかし名古屋市長は22日、公約の市民税減税について与謝野馨経済財政担当相が「(減税分を)市債残高を減らすのに使うべきだ」と批判したことに対し、「市で自由に使える金を減らそうというのなら、地域主権は全然進まない」などと反論した。

引用元: 「与謝野氏は名古屋市民に失礼で許し難い」 河村市長が反論 – MSN産経ニュース.

これは無茶苦茶なロジックでは。

「市の借金はそのまま、国から貰う交付金もそのまま、で市民税は減らす」

って事でしょう?それって前回総選挙の民主党のマニフェストそのままに見えるんですが。まったくの財源無視。

地域主権を振りかざすなら、先ずは自主独立出来るように財政健全化を目指すべきかと思います。「自由」と「責任」の議論に似たモヤモヤとした感覚。

市債発行してでも景気・雇用対策をするって言うのならまだ議論の余地はあるだろうけど。まぁ市債は基本的に市の借金だから国にとやかく言われる筋合いがないとも言えるだけに、与謝野大臣も「市債残高」より「地方交付税」の視点で発言したらもっと議論が深まったでしょう。

つぶやきで政策論争可能?

簡易投稿サイト「ツイッター」での政策論争は是か非か--。大阪府の橋下徹知事が、大阪市の平松邦夫市長に仕掛けた議論を巡り、論争が広がっている。橋下知事は「議論を府民に見てほしい」としてツイッターでの意見交換をあおるが、平松市長は「字数が少なく議論に不向き」と応じていない。専門家の間でも賛否が分かれる政治家の「つぶやき論争」。4月の統一地方選を前に、果たして広がりを見せるのか。
(中略)
 政治とネットに詳しい国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの庄司昌彦・主任研究員は「(字数の)制限があるので、やり取りが簡潔になる。一問一答形式になりやすく、会話がかみあう」と、「140字制限」がむしろ論戦に適していると評価。昨春に国会議員同士のツイッター対談をした民主党の藤末健三参院議員も「文字がネット上に残り、どんどん広がる。若い世代にアプローチできるのも大きい」とメリットを語る。

 これに対し、メディアジャーナリストの津田大介さんは「ツイッターは議論がまとまらない。ネットで生中継して意見交換したケースもあり、公開討論が望ましい」と否定的。服部孝章・立教大教授(メディア法)も「実際に本人がツイッターをしているのか分からないし、果たして社会的責任の持てる言論なのか。140字では真意は尽くせず、政治家の言葉とは異なる」と批判する。

引用元: <ツイッター>つぶやきで政策論争可能?橋下知事・平松市長(毎日新聞) – Y!ニュース.

Twitterでの議論については自分は否定的。発言が断片的になるし、それぞれの発言の関連性などがわかりにくいし参考資料などを絡めた説明は難しい。140文字に含まれた言葉のインパクトだけで印象が決まってしまうような、口喧嘩的結末になりそうな気がする。

一方でTwitterの面白いところは凄いフラットでオープンな点。
e-mailもフラットだけど、その発言が万人の目に触れるという点では断然Twitterの存在意義が増す。フォロワーが相当数いるような有名人に対してメールしても「見てないだろうな」って感じがするが、Twitterだとやりとりがネットに公開されている点でリアクションが有ろうが無かろうが満足度は高い。
その意味で情報発信より、情報収集の点で政治家にはTwitterは有効な手段ではないだろうかと思っている。

離脱はするけど離党はしない

会派を離脱する方向で調整を進めているのは、民主党の比例代表選出の当選1回と2回の、10人を超える衆議院議員です。小沢元代表に近い議員の中では、党執行部が、小沢氏が強制的に起訴されたことを受けて、裁判で判決が確定するまでの間、党員資格を停止する処分の案を決めたことに、反発が強まっています。こうしたなか、小沢氏に近い10人を超える若手議員は、菅政権は、民主党が掲げた政治主導ではなく、官僚主導になっているうえ、消費税の増税を進めようとするなど、国民と約束した政権公約=マニフェストを見直そうとしており、認められないと批判しています。そして、17日にも、民主党の会派「民主党・無所属クラブ」を離脱し、新たな会派を結成することを表明する方向で調整を進めています。ただ、若手議員は「おととしの衆議院選挙で民主党で当選した責任は大きい」として、離党する考えはないということです。

引用元:民主若手議員 会派離脱で調整 NHKニュース

民主党会派は離脱するけど離党はしない?!
つまり党内からの倒閣運動と理解して良いのだろうけど、それにしても小沢元代表の処分に不満だから倒閣とかちょっと志が低すぎないか?

会派離脱を企てた民主党議員は
「おととしの衆議院選挙で民主党で当選した責任は大きい(から離党はしない)」
と仰っているようだが、その当時「国民の生活が第一」と言っていた事こそ忘れないで欲しい。

U3-X Personal Mobility Prototype

YouTube – U3-X Personal Mobility Prototype.

HONDAが2009年に発表したU3-Xという乗り物(?)セグウェイは立った状態で両手を使って操作したが、これは両手は使わず座った状態で移動できる。発表から2年が経つが今だその斬新さに感動する。

将来これが会社の椅子代わりに使われて、社内会議となるとあちらこちらの部署からU3-Xに乗った社員が会議室に集合するなんて想像しただけで楽しくいね。夢が広がるよなぁ。こういう夢が広がる製品を世に送り出す企業って素晴らしい。

清水山ロードレース大会参戦記

山門高校(一人)第二陸上部として2月13日(日)の清水山ロードレース5キロの部に出場してきましたのでそのレポートを。

受付会場はみやま市瀬高体育センター。IMG_0362
中では63卒の松尾君を発見!
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清水山ロードレースは大人のレース。なぜなら男は40歳以上でないと出場資格が無い(笑)第二陸上部として参加するにはちょうどお手頃なレースと思っていたんです。しかし!頂いたパンフレットを見ると5キロの歴代優勝者は軒並み20分切るレベル!早い年は17分台!60歳代でも優勝者は20分を切るタイムで走ってある。さらに出場者名簿には「所属 ○×走ろう会」とかが並んでいる。これはいかんぞ!正直1キロ5分ペースでも結構きついと思う自分はひょっとしてとんでもない場違いな参加者なのか?無茶苦茶緊張感が高まります。

受付を済ましてスタート・ゴール地点のタカ食品前へ移動。天気は大荒れが予想されていましたが奇跡の晴れ間が!
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公約通り想い出の61Tシャツを着用してポーズです。

緊張の父を応援するために我が息子と娘も登場
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出走前に参加者名簿に3年2組だった桒原君の名前を発見!9.7キロの部に出場するとの事。目標タイムを聞くと「40分切り!」だって!!やばいガチンコのランナーがここにも居た。更に緊張が高まります。

そんなこんなでスタート時間が迫る
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ヨ~~~~~~イ
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スタート!!!

足取り快調!とりあえず嫁さんと子供の前では良い格好したいので張り切って走る。瀬高薬局の角を曲がって清水山方面に向かう当りでちらっと時計に目をやると1キロ3分15秒ペース。いかんいかん、これは明らかにオーバーペース。ちょっとスローダウン。

するとあっという間に10人程に抜かれる。ひえー、さすがみんな本気ばい。心なしか心臓が苦しくなってきた、更に足も力が抜けるような感覚。ちょっと緊張が走る。

その後8組善子ちゃんの家の前を走る。ひょっとしたら善子ちゃんが応援に来てるかもと気を取り直して颯爽と走っている風に取り繕う。きょろきょろ探してみるが善子ちゃんの姿は無し。格好付けた分どっと疲れが出てくる。うわー、完走できるとかいな、俺?!更に5人ほど抜かれる。

もう2キロ程走った気になっていたけど、まだまだ折り返し地点の高速道路下までは距離がある。「あーあ、なんでレースとか出ろうとおもったんやろ」とちょっと後悔の念が。

すると沿道のおばちゃんが自分の着ている61Tシャツに描かれた山門高校の校章を発見したのか

「あら、山門高校ばい!」

と声を掛けてくれた。一気にラブではなく元気注入された感じ。シャキーンとなって

「61年卒です!!」

と答えると「がんばらんね~!」と応援を頂く。やる気充填!もう二度と追いつくことが無いだろうと思ってた前のランナーの背中が何故か近づいてきた。

そうそう、この感覚。ホノルルマラソンでも感じたけど、もうすっからかんになってきつくてしょうがない筈なんだけど沿道の人の声援、拍手、暖かいまなざしがガソリンとなって自分の体を前へ前へと押しやる。これがレースの醍醐味なんだよね。順位とかタイムとか関係ない。「あー俺、みんなに走らせて貰ってる」という多幸感。そして、これは大きな勘違いかも知れないけど、沿道に立つ人たちに必死になりながらも走る自分の姿は「ひょっとしたら元気を与えているかもしれない?」というナチュラルハイ。

額からの汗に混じって、寒さと向かい風のせいだろうけど目からも汗が出てきやがった。ついでに鼻水も。「うぉーーーー!」と叫びたい衝動に駆られるが交通整理のお巡りさんにそのまま連行されるのも困るので声援を送る人に軽く右手を挙げる事で感謝の気持ちを表すことにする。

ゴール近くでは5組良介君の家の前を通過。「まさか良介は応援とかせんよね」と思いながらもかすかな期待を持って目をやると、本人は居なかったがお母さんが居た!「良介のお母さん!」(今思えばこの呼び方はちょっと変だな)と手を振ると「あら!がんばって!」と声援を貰う。よっしゃーラストスパート!!

もう心臓バクバクでちゃんと走れているかどうかも分からないけどとにかく足を動かす。早く、早く、ゴールへ。

ゴール地点最後の直線。脇には沢山の応援が。ホノルルマラソンのカピオラニ公園の光景がフラッシュバックしてゴールへなだれ込む。順番札を渡す係の人から18と書いてる札を受け取り、その後ろの係の人が片手を挙げているのでハイタッチしようとしたらちょっと変な顔をされた。ここはカピオラニ公園のノリじゃダメなんだな。ちょっと寂しい。

その後ゴール受付で順番札に名前を書いて、嫁さんを探すと息子が駆け寄ってきた
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おー!息子よ!!
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ガシッ!熱い抱擁。
でも完走した直後に20kg超の大型犬がじゃれつくのは結構きつい。顔も若干ゆがんでいる。

ここでストップウォッチを止めていないことに気付く。慌ててストップボタンを押して時計を見ると22分10秒。多分21分台で5キロ走り切れたのかな?25分切りが目標だった自分にとっては信じられないタイム。これも沿道の人、一緒に走った人たちから頂いたガソリンのお陰。

おっと、そろそろもう一人の山門高校第二陸上部桒原君が9.7キロ走って帰ってくる頃。ゴール地点でカメラを構えて待っていると

来た来た来た来た!
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9.7キロも走って来たのにこの人余裕ですよ!この笑顔!しかもお子さんの部活の応援団が来ているらしく、黄色い声援が凄い!
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正真正銘、歓喜のハイタッチ責め。羨ましい!

桒原君は9.7キロの部なんと5位。凄い!

聞くと、彼はトライアスロンなんかにも出ていたらしくみやま市走ろう会の所属、さすがやね。

最後に二人で記念写真
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見て下さい、二人のこの年甲斐も無く一点の曇りも無い清々しい笑顔。自分で見ても笑っちゃう。これがスポーツの力です。

40歳を過ぎると徐々に体力も衰えてくるけど、だからといって何もしないのはもったいない。その年齢年齢で出来るスポーツはきっとあるはず。なんか最近調子悪いな~、楽しいことないなぁ、気分が盛り上がらないなぁ~、とお嘆きの貴方!山門高校第二陸上部はそんな貴方をお待ちしています。来年の2月、清水山ロードレース、一緒に汗と涙と鼻水垂らしながら走りませんか?

桒原君「来年は9.7キロの部ば一緒に走ろい!」
自分「いやー、坂道は膝とか痛めそうやしぃ~。俺は5キロくらいが向いてると思うっちゃんねぇ~」

党首討論は政策を論じる場所ではないのか?

首相就任から8か月、菅政権で初めてとなる党首討論でのこと。自民党の谷垣総裁から「マニフェスト破綻内閣」「税制改革の前に解散しろ」と、矢のような口撃を受けた首相は、「議論もしないで解散しろというのは、国民の利益より党の利益を優先した提案ではないですか」と、“真摯な姿勢”で“お尋ね”した。
 さて、そんな首相の手元をご覧ください(写真)。どうやら「国民に見せたいイメージ」があったようです。 「国を考えてる民主vs党を考えてる自民」「大局を見つめる菅vs政局しか見ない谷垣」「真剣に議論を呼びかける菅vs拒む谷垣」――。
 なんともセコすぎる“菅ペ”。
 そんな“初党首討論マニュアル”には、「×詰問 ○真摯に」「×無難に乗り切る時間にしよう ○国民に示す時間にしよう」「×政策の比べあい ○リーダーの器の比べあい」なんて大変貴重な手ほどきまで書いてありました。

引用元:NEWSポストセブン|菅首相 党首討論に「×詰問 ○真摯に」などのカンペを持参

カンニングペーパーの存在自体に問題はないと思う。一国の宰相とはいえ全ての数字やデータが完璧に頭の中に入っているわけがない。

しかし、写真にある「×政策の比べあい」とは酷い。このカンペを見る限り、菅首相側は党首討論を「如何に自分が総理にふさわしいか表現する」パフォーマンスの場にしようとしている。自らが「熟議の国会」にしたいと言っていただけに本音を知って落胆する有権者は多いのでは?

新幹線

昨日の朝、急に電話があり「九州新幹線の試乗券が一枚だけあるけど欲しい?」と。
建設中だった頃から「新幹線乗りたい!」と言っていた双子の事を思うと、一枚だけ貰っても悲しい思いをするだけなので泣く泣く断念。

九州新幹線、時速200キロ超を体感 本紙記者試乗

九州新幹線、時速200キロ超を体感 本紙記者試乗/佐賀のニュース :佐賀新聞の情報コミュニティサイト ひびの

しかしいよいよ新博多駅が出来て、九州新幹線も全線開通か。随分先のことのように思っていたのに、意外と短かった。

九州の大動脈が高速道路と新幹線の二本になり今後九州全体がどのように発展していくのか楽しみ。地域地域がそれぞれ総花的な発展を目指すより、九州という広域で捉えた中で特色をどこまで出せるかがポイント。それが出来れば九州全体が活性化することは間違いない。

テレビ・新聞ではなかなか触れられない視点

今回の勝利者達が「市民税10%減税」を公約している点で、日本国民の一人として一言、しかし、厳しく釘を刺しておきたいことがあります。

市民税減税するならば、国に頼らず完全に地方予算の範囲で自己責任でしていただきたいです。

つまりです、愛知県は2年前から、名古屋市は1年前から地方交付税の交付団体に転落しております、すなわち自治体予算単独では赤字であり国から地方交付税の交付を受けなければ財政が成り立たない自治体に転落しているのであります。

国では数百兆の累積赤字を抱えて財政抜本改革が叫ばれ消費税増税が具体的に議論される中で、そんな国から血税をもらう立場の赤字自治体が市民税10%減税を強行しようとする、減税自体は勝手ですが、赤字なのに減税する自治体は減税と同等の支出削減もしくは地方債発行をして、減税分は完全に自己予算で実現することをしっかり担保いただきたい。

地方交付税は一円も減税の予算に使ってはいけません。

、でなければ国民の血税である地方交付税の交付を辞退するべきではないでしょうか。

愛知県も名古屋市も財政火だるま国家から貴重な血税を補助される財政火だるま赤字自治体に転落している団体です。

失礼ながら、その立場を強く自覚していただきたい。

4月の統一地方選でこのような公約が各地の赤字自治体ではびこるとしたら、最悪のモラルハザードが全国展開されてしまいます。

赤字自治体が減税をするなら減税分は完全に自己予算で実現すべきです。

それが財政火だるま赤字自治体が市民税減税するときに守られるべき最低限のモラルであります。

引用元: 愛知県民、名古屋市民以外の日本国民は河村市長に釘を刺しましょう – 木走日記.

こういう視点はテレビや新聞ではほとんど触れてなかったが正論。「減税」という言葉の力は強力であればあるほど、丁寧に論点を整理すべき。