本日は柳川出身の琴奨菊関の大関昇進を祝って水上パレードが行われました。
水郷柳川はお堀を「どん小舟」と呼ばれる小さな船で移動する「川下り」が有名ですが、大関から更に上を狙って貰わなきゃいけませんので縁起を担いでパレードは御花を出発して三柱神社へ向かう「川上り」。
船の数も「15勝(しょう)」とかけて「15艘(そう)」。
私は、琴奨菊関の御家族と一緒の2番船に乗せて頂きました。御家族の手により船には琴奨菊のお祖父さんの遺影が。
思わずパレードが始る前からうるうるしてしまいました。
しかし今日の柳川は凄かった。一体どこからこんなに人が集まってくるんだろうと思うほどの人人人
掘割り沿いに途切れること無く琴奨菊関への祝福を送る人たちで埋め尽くされました。その全ての人たちが笑顔笑顔!その様子はあの九州新幹線のCMを彷彿とさせられウルウルしそうに。同乗した方も「こんなにみんなが笑っているのは久しぶりに見た」と満足そうでした。
そして市民栄誉賞授与式の行われる三柱神社に到着、ここもまた凄い人
後援会長である立花柳川商工会議所会頭も「ここにこんなに人が集まるのは初めてじゃないと?!」と目を白黒させていらっしゃいました。柳川警察の牧野署長によると署員の半分が琴奨菊関連の警備に当たっていたとのこと。また新聞によると約2万人の人出だったそうです。
柳川名物どろつくどんもお出迎え。
拝殿にて参拝後、式典会場にて市民栄誉賞が授与されました。副賞は琴奨菊関の体重と同じ174キロのお米と有明海で取れた海苔。これで更にパワーアップして九州場所も是非好成績を残して欲しいです。
琴奨菊関の受賞スピーチは人柄が滲み出てくるような朴訥で誠実なものでした。
最後は歓喜の万歳。私は壇上右から三番目に映ってます。
この地域は高齢化率が高いと言われています、でも今日のパレードの熱気に触れ事でこの地域の底力を感じました。琴奨菊関から頂いた元気をきっかけに、柳川が、この地域が益々元気になることを心から祈っています。そして次は初優勝の凱旋パレード、そして横綱昇進パレード、夢は膨らむばかりです。頑張れ琴奨菊!