決算特別委員会が揉めています、理由はこのニュース
福岡県は、来年度・平成24年度の当初予算案の編成方針をまとめ、景気の下支えなどのため、県単独の公共事業費については前の年度から大幅に増額した今年度とほぼ同じ水準にする方針です。
福岡県は、来年度の当初予算案の編成に向けて基本方針を決定しました。
(中略)
このほか一般の政策にあてる行政施策費については、ことし夏に行った各部署の事業点検の結果、あわせておよそ60億円の事業を見直すとしていますが、その半分の30億円については新規の事業の実施や既存の事業の拡充などにあてる方針です。
福岡県の来年度の当初予算案の編成は、11月25日から財政課で査定が始まり、知事の査定を経て来年2月上旬に予算案が固まる見通しです。
11月01日 07時03分
引用元: 県単独公共事業費ほぼ同水準 – NHK福岡のニュース
「何が問題なん?」と思われる方も多いかも知れませんが、現在は決算特別委員会で決算について知事率いる執行部(執行機関)が県政の議決機関である議会側と話し合っている最中に、来年度の予算関連情報が公表されたのは「二元代表制」の根幹に関わる議会軽視と見なされるからです。
我々県議会議員をはじめとする地方議員の役割がなかなか理解されにくいのは、国会の「議院内閣制」のイメージで県議会を捉えられる場合が多いのが一因ではないでしょうか。その誤解を解き、地方自治体における議会の役割をきちんと理解して頂くために、私は県政報告会のような場で最初に二元代表制について説明をさせて頂いています。
二元代表制についてはWEB上にも沢山解説が載っています。ご興味の有る方は是非検索してみて下さい。三重県議会の解説(click)なんか分かり易くてお勧めです。
ということで、決算特別委員会が再開されるまで控室で待機中。折角の時間ですので先輩議員の方から農業白書の件についてレクチャーを受けたりしながら過ごしています。中途半端な状況ですが窓の外は最高の秋晴れで気分も晴れ晴れしますね。