【福岡よかもん広場にキジ車登場】

【福岡よかもん広場にキジ車登場】
今年4月にリニューアルされた、福岡県庁11階にある「福岡よかんもん広場」にみやま市の郷土玩具である「キジ車」。子供が乗れる大型版がキジ車保存会の皆様から寄贈されました。
寄贈式には、キジ車保存会の宮本会長、県観光物産振興課武濤課長はじめとする関係者がご出席。

キジ車は約1200年前、伝教大師が現在のみやま市にある清水寺を訪れた際、道に迷い、そこを一羽の雉が道案内をしたという伝説が由来です。

今までも何体か寄贈して頂いておりましたが、今回は子供が乗って遊べる大きさ。
たまたま飯塚市の小学四年生が県庁見学にお越しで、早速初試乗してもらいました。

 

【6月議会スタート、政策審議会について】

【6月議会スタート、政策審議会について】
先週末、第一回開催となる「みやま市文化協会邦楽部会発表会」に参加しました。
邦楽部長で女性和太鼓グループ「媛太鼓」の主席でもある藤吉先生の発案で、私も媛太鼓に混ぜて貰い一曲叩く機会を頂きました。見るのとするのは大違い、自分的には「気分は鬼太鼓座」だったのですが(苦笑)良い機会を頂き有り難うございました。
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6月議会が昨日開会しました。
平成27年度の当初予算1兆7769億円余等を審議する大変重要な議会です。
各会派の代表が行う代表質問の時間も、予算審議する議会においては持ち時間を45分から60分に延長して行います。

自民党県議団には政策審議会(略して政審会)というのがあり、こちらで代表質問を練り上げます。
政審会は、会長・副会長・事務局長と8つの常任委員会を代表する部会長の計11名で構成されており、私は総務企画地域振興の担当部長を拝命しています。

昨日は代表質問草稿の一回目のチェックでした。60ページ近くに上るボリュームにも圧倒されたのですが、その中でも総務・企画地域振興に関連する項目が4割以上!項目も予算や財政関連のみならず多岐に渡り大変でした。

代表質問の草稿は本番まで門外不出の為、詳しい内容は公表出来ませんが、2期目のスタートを切る小川県政に対し二元代表制の一翼として牽制機能をしっかり果たせるよう政審会一同頑張ってます。

【目指せ、奇跡のむらづくり〜山川町伍位軒集落】

【目指せ、奇跡のむらづくり〜山川町伍位軒集落】
「限界集落」、高齢化・過疎化が進み、共同生活の維持が難しくなり存続が危ぶまれる集落の事で、昨今では多くの方々に認識されている言葉です。特に中山間地をイメージされる方が多いのでは。

そんな中山間地の典型のような場所に位置する、みやま市山川町の伍位軒(ごいのき)集落。私も議員の仕事をするまではなかなか足を運ぶ機会も少なかった地域ですが、この伍位軒集落が平成27年度の「豊かなむらづくり全国表彰事業」で九州のベスト3に選ばれ、今後天皇杯や内閣総理大臣賞を頂くチャンスとなっております。

豊かなむらづくり全国表彰事業は、農山漁村におけるむらづくりの全国的な展開を助長し、地域ぐるみの連帯感の醸成及びコミュニティ機能の強化を図り、農林漁業及び農山漁村の健全な発展に資することを目的として、昭和54年度から農林水産祭の表彰行事のむらづくり部門として実施されています。

伍位軒は標高180mに位置し、総世帯数わずか29戸、人口110人の集落です。この地域は江戸時代末期よりみかん栽培が始まり、今も29戸の内27戸がみかんの専業農家。過去オイルショックやオレンジ輸入自由化という2回の価格大暴落を品種転換や園地整備による省力化で乗り超えましたが、まだまだ不安定なみかん経営、高齢化、後継者不足などのし掛かる課題山積でした。

しかし「『みかんの里』を守る為に自分達やれることは自分達でやろう!」と一念発起、平成12年より推進体制を整え、中山間地域直接支払制度等を活用し伍位軒独自のむらづくりを推進。

結果、現在の山川みかんのブランド戦略を牽引するまでになった優良品種「北原早生」が誕生、集落の平均所得が向上し、後継者が増加。更に小学生以下の子供の数が年々増加し、青年部や女性農業者をはじめコミュニティーも向上するという、少子化に頭を抱える自治体にとって信じられないようなスパイラルで地域の活性化を実現しています。

この取組みを、この度「豊かなむらづくり全国表彰事業」に「集落みんなで守る『みかんの里』〜子供の声がこだまする郷づくり〜」というテーマで紹介した次第です。

7月16日の現地視察審査を経て、その後各1点が選定される「天皇杯」「内閣総理大臣賞」「日本農林漁業振興会長賞」を目指す事になりました。伍位軒の北原区長ともお話しし、県においてもトップを目指すべく農業普及センターなどを中心に最後までバックアップさせて頂くことをお約束しました。

行政は「地域の特色を活かす」と良く言います。聞こえは良いのですが、それを実現しているところはまだまだ少数です。伍位軒は小さな集落ですが、だからこそ地方創生の大きなヒントが隠れています。

 

【予算案勉強会、質問が形になる感動】

【予算案勉強会、質問が形になる感動】
本日は自民党県議団において平成27年度予算案勉強会が開催されました。朝10時から順番に12部署の重点施策に関する説明が夕方まで続き、頭を使いすぎました。
一方で過去4年に執行部へ働きかけた事が様々な形で事業化されていたり嬉しい限りです。
以下、重点施策として今回説明頂いた中で、過去私が行った質問内容をよく酌み取って頂いていると感じたものを列記してみます。

総務部「防災行政情報通信ネットワーク整備・防災情報システムの設計」
⇒平成23年度決算特別委員会質問「自主防災組織の育成と災害時の情報収集」
http://itahashi.info/blog/20121030091558

企画地域振興部「スポーツを活用した地域振興プロジェクト」
⇒平成26年2月議会一般質問「スポーツによる広域地域振興について」
http://itahashi.info/blog/20140311110007

新社会推進部「青少年アンビシャス運動推進費・放課後児童クラブと連携する新たなアンビシャス広場作り」
⇒平成26年6月議会一般質問「自治体の消滅可能性を遮る具体的施策について」
http://itahashi.info/blog/20140616110021

新社会推進部「福岡ソフトバンクホークスファーム開業記念事業」
⇒平成26年2月議会一般質問「スポーツによる広域地域振興について」
http://itahashi.info/blog/20140311110007

新社会推進部「若年層意識啓発の為の出張授業の実施」
⇒平成26年6月議会一般質問「自治体の消滅可能性を遮る具体的施策について」
http://itahashi.info/blog/20140616110021

農林水産部「ブランド農林水産物育成対策」
⇒平成26年9月議会一般質問「人口減少社会への対応について」
http://itahashi.info/blog/20140929134543

農林水産部「総合的な鳥獣被害対策の推進」
⇒平成25年決算特別委員会質問「鳥獣害対策について」
http://itahashi.info/blog/20141030104708

建築都市部「空き家活用モデル普及促進費」
⇒平成27年2月議会一般質問「中山間地における果樹産地の新規就農者対策」「空き家予備軍対策」
http://itahashi.info/blog/20150217142539

教育委員会「放課後学習活動支援費・「学び道場の実施」」
⇒平成26年6月議会一般質問「自治体の消滅可能性を遮る具体的施策について」
http://itahashi.info/blog/20140616110021

自分も2期目となり、議会や会派を裏方で支える立場になると質問機会は減るかも知れませんが、形を変えても引き続き地域の皆さんの声を頂きしっかりと反映させることが出来るよう努力して参ります。

6月議会では一般質問を行う事になりそうです。詳細が決まりましたらまた報告します。

 

【6月議会が近づいてきました】

【6月議会が近づいてきました】
昨日は委員長として初めての総務企画地域振興委員会が開催されました。
委員及び幹部職員の紹介に続いて、下記の議案が審議されました。

・各部局 所管事務の概要について
・世界遺産登録推進室「明治日本の産業革命遺産」イコモス勧告について
・人事課 平成27年度機構改革について
・各種委員等の選任について

改選後第一回という事もあり、複雑な案件はありませんでしたが、委員長の役目は「する」のと「見る」のでは大違い。久しぶりにテンパりました。

今回の総務企画地域振興委員会の写真は、6月末に発行予定の「福岡県議会だより」(新聞の折り込みなどで配布されます)に掲載されます。委員会の雰囲気を見て頂ければ幸甚です。

そして本日は自民党県議団の議員総会、政策審議会。明日は平成27年度の本予算に関する勉強会。
来週6月17日開会予定の6月議会に向けての準備が着々と進んでおります。
選挙の為二月以来4ヶ月ぶりの議会、テンションが徐々に上がってまいりました。

 

【第二回聡寿杯グラウンドゴルフ大会を開催しました!】

【第二回聡寿杯グラウンドゴルフ大会を開催しました!】
書き忘れていましたが、先週の土曜日は私が大会会長を務める聡寿杯争奪グラウンドゴルフ大会を開催しました。約270名近い参加者にお越し頂きましたが、残念ながら雨模様。最初三ゲームの予定が二ゲームで打ち切り。
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私は自民党の役員会が急遽入った為、遅れて表彰式だけ参加する予定が残念ながら間に合わず。大変申し訳ありませんでした。

しかしながら、役員はじめお世話役の皆様が臨機応変に対応して頂いたお陰で怪我もなく無事に終了することが出来ました。関係者の皆様に心より御礼申し上げます。そして私の妻も突然の指名にもかかわらずしっかり代役を務め上げ、家庭内で更に頭が上がらなくなりそうです(苦笑)
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今年の優勝は男子の部森田様、女子の部橋本様。スコアはなんと26と30!
若さを武器に立ち向かおうとも、我々では全然歯が立ちません。
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今年の国体から公開競技となるグラウンドゴルフ。みやま市においてもグラウンドゴルフを通じて健康増進と地域交流の活性化が図られるよう、私も聡寿杯を通じてしっかりサポートして参ります。

 

【幸若舞舞堂が一部リニューアル】

【幸若舞舞堂が一部リニューアル】
室町時代から続き、唯一みやま市にて継承される、国指定重要無形民族文化財である幸若舞。

織田信長が桶狭間の戦いの前に舞ったと言われる「敦盛」の「人間五十年、下天の内を比ぶれば、夢幻の如く也」と言えばピンと来る方も多いでしょうか。

その舞堂の屋根は茅葺きで出来ておりましたが、短いサイクルでのメンテナンスが必要となり、地域の皆様の負担が非常に大きい。そこで、今回新たに銅葺きに改修され、昨日は落成式が行われました。

筑後地方の御祝いの席では通常「お謡三番」というのが披露されるのですが、幸若舞の御祝いという事で、昨日は幸若舞の演目でもある「日本記」の一節を参加者一同で謡いました。節回しが難しくて、回りに合わせるのが精一杯でしたが室町時代からの歴史の重みの一片を感じる事ができました。

この事業は国・県・市の補助金が使われております。

幸若舞のような「無形文化財」の場合、「舞」そのものが文化財であるために、「舞堂」は基本的に保護対象ではないという理屈があります。

そういう経緯を踏まえ私は平成25年12月議会の一般質問において「地方の時代にふさわしい、地域活性化の為の無形民俗文化財活用について」という質問を行い(議事録とネット録画は下記URL)
http://itahashi.info/blog/20131210110007
その中で

「無形民俗文化財であるお祭りや伝統芸能の保護、継承は地域住民の積極的な参加があって初めて可能であり、またお祭りや伝統芸能が継承され発展することは地域の活性化につながっていく。つまり、無形民俗文化財保護と地域活性化は表裏一体の関係」

と指摘し、もっと積極的な行政の関与を要請しております。

少子化や高齢化により、地域の伝統文化の継承は益々困難になっておりますが、昨日の落成式にお集まりになられた関係者の方々はとても晴れ晴れとしたお顔でした。

また、若手の皆さんが幸若舞の継承を責任と誇りをもって行ってあることがヒシヒシと伝わってきて感動しました。

「無形文化財」の場合、なかなか予算や条件的には厳しい背景がありますが、県においても地域振興における伝統文化継承の重要性を理解して頂けるよう引き続き活動する所存です。

(写真は上が改修後、下が改修前の舞堂)

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改修前の舞堂

【スポーツによる広域地域振興が第一歩を踏み出しました!】

【スポーツによる広域地域振興が第一歩を踏み出しました!】
本日は筑後田園都市推進評議会が開催されました。これは筑後ネットワーク田園都市圏構想の実現を図るために、県と筑後地域のみやま市・柳川市はじめとする市町が共同して事業を実施し、筑後地域の振興に寄与する事が目的となっています。メンバーは筑後地域の市町長、議長、県知事、県の関係部長となっています(写真はその前に行われた県南総合開発促進会議)。

そして本日その評議会において、「スポーツを活用した地域振興プロジェクト」という平成27年度事業計画案が承認され、いよいよ筑後ネットワーク田園都市構想のリーディングプロジェクトとして本年度より始動します。

私は平成26年3月11日に「スポーツによる広域地域振興について」という一般質問(ビデオと議事録は下記URL御参照)を行いました。
http://itahashi.info/blog/20140311110007
この質問を発端として昨年度は、先ずスポーツをどう地域振興に活用するか研究会を立ち上げて頂きました。そして今回具体的なプロジェクトとして、小川知事はじめ関係部署の皆さんが「筑後地域のスポーツに関わるポテンシャルの高まりを好機と捉え、スポーツと地域との結びつきを活用した地域振興を図るべく」事業立ち上げに辿り着く事が出来ました。

地方議員として地域に密着し、皆様の意見を頂くと同時に県職員の方と様々な観点からの検証を行い、福岡県に対して働きかけた結果が具体的に形となり動き始めることは本当に感動します。

全てがこのように上手く行くわけではありませんが、この気持ちを忘れずに、今後とも議員活動に邁進していく所存です。

 

【みやまいいまち会で県政報告】

【みやまいいまち会で県政報告】
一昨日行われた「みやまいいまち会」での県政報告会を有明新報でご紹介頂きました。

みやまいいまち会は昭和41年に福岡県で発足した「まちの政治をみつめよう学級」の一つです。

市の選挙管理委員会と生涯学習課が所管しており、特定の政党やイデオロギーの為に政治活動を行うわけでは無く、有権者の政治意識を高めるための政治学習や投票率向上の為の活動を行っています。

当選二年目から毎年この時期に開催させて頂いておりますが、4回目となる今回は統一地方選が終わったばかりで、本予算は6月議会中の予算特別委員会で策定されるような状況。

約2時間頂いている持ち時間、みやまいいまち会はメンバーこそ少ないものの活発な意見が飛び交うのが恒例なため、正直何を話して良いか腐心しました。その結果

(1)統一地方選挙後の福岡県議会の議会構成を中心に、二元代表制や会派制の意義
(2)私が委員長になった総務企画振興委員会の所管業務
(3)大阪都構想否決に関する雑感

の3つをお話しする事にしました。

どれも熱心に耳を傾けて頂き、特に盛りあがったのは「大阪都構想」の話題でした。

マスコミなどでは「シルバーデモクラシー」などと揶揄された「大阪都構想住民投票」の結果でしたが、みやまいいまち会の参加者は殆どシルバー世代にも関わらず「大阪都構想賛成!」の方ばかりだったのが興味深かったです。

今年も積極的に校区毎の県政報告会を開催する予定です。お近くの地域で開催する際は是非ご参加宜しくお願いします。

 

【総務企画地域振興委員長に選任されました】

【総務企画地域振興委員長に選任されました】
改選後初の臨時議会が5月14-15日に開催されました。
今回の議会の目的は議長の選出、常任委員会の選任です。
議長は小郡市・三井郡選出の井上忠敏県議、副議長は筑紫野市選出の原竹岩海県議が選出されました。
そして常任委員会において、私は「総務企画地域振興委員会」の委員長に選任されました。

総務企画地域振興委員会が所管するのは約1兆7000億円の予算を差配する財政課、行政改革を推進する行政経営企画課、災害対策や消防防災を担当する防災危機管理局、福岡県総合計画(マスタープラン)を取りまとめる総合政策課、世界遺産登録を推進する世界遺産登録推進室、再生可能エネルギーの導入を促進するエネルギー政策室等々、多岐に渡ります。

また、昨年成立した「地方創生法」に基づき進められる地方創生においては基礎自治体との密な連携のもと、広域地域振興・市町村支援の役割強化が必須です。重責ではございますが、誠心誠意努力して円滑かつ適切な委員会運営に邁進する事が故郷への恩返しに繋がると確信しております。引き続きご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

 

【低投票率と大阪都構想住民投票】

【低投票率と大阪都構想住民投票】
今週末大阪市において「特別区設置住民投票」、所謂「大阪都構想」の是非を問う住民投票が行われます。
実は私、この投票非常に注目しておりまして、それは決して「大阪都構想」がどうこう言うつもりでは全く無く、昨今の選挙投票率の低迷にみられる住民意識の変化が、住民投票においてどのような結果をもたらすのか興味があるのです。

先週末に行われた大阪都構想に関する世論調査では、共同通信が反対47% 賛成39%、朝日新聞が反対43% 賛成33%、読売新聞が反対50% 賛成34%となって、8ポイントから16ポイント引き離し反対が優勢のようです。これが衆議院選挙や市長選挙で、これだけ世論調査で差が付けば午後8時の投票締切と同時に当確が打たれると思いますが、今回の住民投票はどうでしょう?

市長選挙などと違い、今回の住民投票では「反対票」が世論調査ほど伸びにくいのではと予想しています。
これは決して大阪都構想の善し悪しを論じているのではなく、「反対」=「現状のまま、なにも変わらない」という構図が、わざわざ「反対」に投票する意欲をかき立てないという事を言いたいのです。

投票を棄権する人の理由の一つとしてよく言われるのが、「自分の一票では何も変わらない」です。大阪都構想に反対するという事は、今の大阪のままでよい。つまり「自分の一票では何も変わらない」まさにそのまま。

世論調査では反対が優勢ですが、世論調査は投票と違い電話が家まで掛かってきます。「変えないための一票」に対してどのくらいの人が投票意欲をもって投票所まで足を運んでくれるでしょうか。

逆に、「大阪都を実現し、現状を変えるぞ!」という前向きで変化を実現する(ように感じられる)一票は、まさに「自分の一票が変化を起こす」(ような気になる)わけで、これは「小泉郵政選挙」「鳩山政権交代選挙」「安陪とりもどす選挙」に通じる高揚感を投票者にもたらすでしょう。

さて、結果はどうなるか。住民の行政に対する参加意識、投票意識が色濃く反映される住民投票として注目しています。

 

【公民館のUNDOKAI】

【公民館のUNDOKAI】
昨日はみやま市内の5つの校区で運動会が開催されていました。

山川南部・山川東部・飯江の3つの校区の運動会は、小学生の生徒数減少から公民館と合同の運動会として開催されておりましたが、この3校と竹海小学校は来年統合されて「桜舞館小学校」となります。桜舞館小学校になると300人以上の生徒数となり、小学校単体での運動会が開催可能なため、山川南部・山川東部・飯江の小学校・公民館合同運動会は今年が最後の予定だそうです。

それぞれの校区で「やっぱり最後だから、例年より参加者が多い」という声が聞こえました。

公民館の運動会は、準備段階からしっかりと組織単位の協力体制が固まっていて、競技も年齢や性別、得手不得手を超えて誰でも盛り上がれるような工夫がしてあります。競技に使う小道具なんかは地域毎に特徴的な自作だったり。引き継がれた伝統というかノウハウの厚みが凄い。そしてなにより、やってる人も応援する人も一緒に盛り上がる。

地域のお世話役に尋ねてみると、今後公民館単位の運動会はどうなるのか全く未定だそうです。子供が少なければ人も集まらないので開催しないという選択肢もあるとの事。

NHKなどでも紹介されましたが、日本の運動会が「UNDOKAI」として世界に輸出される動きがあります。これは所謂学校の運動会というより、地域ぐるみで世代を超えて一緒に楽しむ「公民館の運動会」こそがルーツだと認識しています。その効果が世界的に広がりつつある中、統合小学校となる地域でも良い形で存続して欲しいものです。

 

【山門高校同窓会総会「イメージが形になる」】

【山門高校同窓会総会「イメージが形になる」】
昨日は、私の母校でも有る県立山門高校同窓会総会でした。
記念講演はソフトバンクホークス前監督の秋山幸二氏。もの凄い人気で体育館の二階席まで埋め尽くす聴衆となりました。

野球部の現役学生に発せられた

「素振りは基本中の基本だけど、漫然と素振りをしても駄目。相手投手、球種、どこに打ち返すかなど具体的にイメージを持って素振りをすると、イメージが形になり良い素振りが出来る」

というアドバイス。
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「イメージが形になる」

私自身の活動においても常に意識している事ですが、秋山さんに端的に纏めて頂いて頭の中が整理出来ました。

また今回は、創立百周年の記念募金を資金として立ち上げられた「ASCA基金(学業や文化・スポーツで全国大会出場など優秀な成績を収めた学生を奨励する基金)」の初めての表彰式が行われました。昨年度高校総体や弁論の文部大臣杯などに出場した9名の学生達が壇上に立ち、同窓生の温かい拍手のもと記念品と賞状が授与されました。後輩達の活躍を同窓生も一緒になって支える事が出来るこの基金が、意欲を持った学生の輩出に貢献する事を切望します。
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その後の大懇親会も世代を超えて盛りあがりました。当番学年の皆さん素晴らしい同窓会を本当に有り難うございます。次年度当番の皆さんも、約1年間の準備、大変と思いますが一生一度の母校への恩返し、是非頑張ってください。

【福岡県議会、今期の会派構成が確定しました】

4月30日に会派の申請が締め切られ、今期の福岡県議会は自民党県議団43人 民主・県政県議団22人 公明党11人 緑友会・清進6人 共産党2人 一人会派2人という構成になりました。
自民・民主・公明・緑友の4会派は5名以上の議員を擁する交渉会派となり代表者会議を構成し、代表質問を行うなど議会運営の中心となります。

4年前は自民44人、民主22人、公明11人、緑友6人、一人会派3人ですので、殆ど人数構成も変わりません。前回の例では、自民党から議長・副議長が選出され、8つの常任委員会の内5つの委員長と4つの副委員長のポストを得ています。

次は5月7日に議員総会が開催され、臨時議会に向けて議長・副議長・常任委員会などについて話し合いがもたれる見込みです。

さて、明日5月3日は恒例の県立山門高校の同窓会総会です。
今日から当番学年の皆さんが本格的な準備開始、瀬高橋には幟旗が取り付けられました。
記念講演は昨年までソフトバンクホークスの監督だった秋山幸二氏。人気も上々で私の所にチケットの問合せを沢山頂いております。

高校3年間よりもOBとなってからが長い長いお付き合いをする母校。私も同窓生の一人として、同窓生同士の絆をしっかりと深めていきたいと思います。

 

【福岡県議会の会派制について】

【福岡県議会の会派制について】
一昨日は改選後初の自民党県議団の議員総会が開催されました。
残念ながら4つの選挙区で公認候補を失ってしまいましたが、任期前なのでオブザーバー出席となった新人5名を含めた41名が出席。
新聞報道もされたとおり、自民党県議団会長が歴代最長の12年間務められた藏内勇夫議員から原口剣生議員にバトンタッチされました。
その後、当選期数別に副会長を選出し、県議団役員が決定しました。

「自民党県議団」とは福岡県議会を構成する一会派の名称ですが、「会派」とは一体なにか?ちょっと分かり難いかも知れませんので解説を。

福岡県議会は会派制を採用しています。政策を共有し議会活動を共に行うグループの事を会派と呼び、特に5人以上の所属人数がいる会派は、代表者会議などを構成し議会運営を主体的に担っていきます。また所属議員の数によって質問の時間配分、委員会の議席数などが決められます。
議会内の政党と考えて頂くのが分かり易いです。しかし、所謂一般的な「政党」と違い、あくまで議会内での活動が前提です。無所属の方も会派に加入して、政党とは違うメンバーで会派が構成されている場合があります。逆に政党が同じでも、議会内では違う会派に分かれて別々に活動するパターンもあります。

4月30日に今議会の会派構成が最終的に決定されます。それまでに議員全てがいずれかの会派に所属するか、または独自に会派を立ち上げることになります。
無所属で当選された12名の議員の方々がどの会派に所属するか、ギリギリまで色々な動きがあると考えられます。

地方議会における会派制の是非は様々な議論があるようですが、私のように会社員から議員になった者にしてみれば、会派主催の勉強会などを通じ、政策や議会運営について学ぶ機会を得たり、先輩議員から議会における心構えなど厳しいご指導を頂けたのは議員としての資質向上に大きく寄与したと思います。また「二元代表制」である地方行政の一翼を担う議会が、烏合の衆にならず、議会としてキチンとした合意形成を行い執行部に一丸となって対峙していくには大変有効な制度だと感じています。

 

【鬼太鼓座・松田惺山代表とみやまを語る】

【鬼太鼓座・松田惺山代表とみやまを語る】
先日まいピア高田にて衝撃的なみやま市初公演を成功裡に収めた、鬼太鼓座の代表・松田惺山さんと木下さんが、今回公演開催に尽力された皆様と一緒にお越しになられました。

みやま市での拠点作りを中心に色々と意見交換。みやま市に太鼓文化を根付かせて、地域振興や子供達の夢にどう繋げていくかなどなど忌憚なく話をさせて頂き、大変有意義な時間となりました。

実は対面前、鬼太鼓座のストイックで研ぎ澄まされた演奏から、「いかつく」て「とっつきにくい」皆さんかなと身構えていましたが、とても紳士的でさすが世界各国を回られているだけあり話題も面白く、いつまでも話を聞いていたくなる程でした。

私は「スポーツによる広域地域振興」を柱の一つに掲げ県南の振興を目指しておりますが、時折住民の皆さんから「スポーツもよかばってん、あんた文化もちーった勉強してもらわんと!地域を盛り上げるとはスポーツと文化よ!」とご指摘を受けておりました。鬼太鼓座の誘致をきっかけに文化面からも地域振興で面白い仕掛けが出来ないか、あれこれ思案を巡らせワクワクしております。

街作り地域づくりはやはり住民が中心、この「ワクワク感」を共有出来る仲間がどんどん増殖できるよう、私も積極的に関与します。

鬼太鼓座ウェブサイト:http://www.ondekoza.com/

 

【鬼太鼓座、みやまから太鼓で地域を元気に!】

【鬼太鼓座、みやまから太鼓で地域を元気に!】
創作和太鼓の第一人者である鬼太鼓座公演が本日まいピア高田で行われました。
前売りチケットは完売との情報、次から次へと止めどなく訪れるお客様に感動。そして一歩会場に入ると、その瞬間に公演の成功を確信しました。
鼓動会、響、媛太鼓、地域の太鼓サークルも力を貸して頂きました。太鼓文化を中心に、県南を元気にしましょう!

鬼太鼓座WEBサイト http://www.ondekoza.com/

 

【選挙後雑感、低投票率など】

【選挙後雑感、低投票率など】
統一地方選挙前半戦、福岡県知事選挙は小川洋知事が二期目の当選を果たされました。
得票率も当初目標に掲げてあった80%を超え、法定チラシに記載してあった公約をもとに、福岡県を「さらに前進」させる施策を自信を持って進められる事と思われます。

一方、二元代表制の一翼を担う福岡県議会。議員にとって先ずは当選が大きなハードルですが、当選後に議会の中で活躍するために最も重要になるのは会派構成です。
新聞上では所属政党での記載しか有りませんが、福岡県議会は会派制を敷いており、12名当選された無所属の方も必ず何らかの形で会派に属します。
中でも5人以上の議員が属する会派は代表者会議を構成し代表質問権などを有し、議会運営の中心となります。

私は自民党福岡県議団に所属していますが、当選者の顔ぶれをみても、前期同様安定して議会運営を牽引する会派になる見込みです。

さて、福岡県の投票率は過去最低を更新して38.85%との事。新聞などでは「民主主義の危機」などと煽っている記事も見ました。

福岡県では3年前から議会広報を3ヶ月に一度発行するようにしたり、一般質問の録画中継を4年前まで遡って観られるようにしたり、今回の選挙では初めて選挙公報を発行したりと努力しています。また私自身は、各校区において県政報告会を年一回開催しております、ネットを使った情報発信、後援会向けの県政レポートなども行っています。他の議員の皆さんも各々様々な方法で県政について地域の皆様にお伝えする努力を行っているようです。しかし、税金を使った広報や、議員個人の活動による広報にはどうしても限界があります。もう少し普段の県政や議会について新聞等の報道を増やして頂くよう働きかけるなど、どうすればもっと有権者の関心を県政に向かわせる事が出来るか、引き続き知恵を絞らなければなりません。

一方で、有権者の方から「どうせ自分が投票に行こうが行くまいが、結果は変わらんめーもん」という声を良く耳にします。

何かを「変える」為にあるのが選挙でしょうか?

確かに「2005年郵政選挙」「2009年政権交代選挙」「2012年取り戻す選挙」もの凄くドラマチックでした、そして何かが変わったような気がしました。しかし、それはあくまで結果であって、一番大切なのは、有権者が投票に行くまでに今の政治に対する自分の立ち位置を熟考し判断する過程だと私は考えます。それが一人一人の政治意識の高まりに繋がり、同時に議員の緊張感を一層高め、結果として政治を前向きに進める。そんな鏡のような関係になれるよう、次の4年間も皆様と共に努力して参ります。

 

【板橋さとし、福岡県議会議員として二期目のステージへ】

【板橋さとし、福岡県議会議員として二期目のステージへ】
本日5時をもちまして福岡県議会議員選挙の立候補届け出が締め切られ、みやま市の選挙区では私以外の届け出者が居なかったので当選が確定しました。
ご報告をさせて頂きます。

一期目に培った経験を元に、次の四年間は一層の飛躍を目指し、地域と県、故郷を護り引き継いできてくれた人生の先輩と我々責任世代、そして我々責任世代と次世代を担う子供達への懸け橋となるべく粉骨砕身努力する所存です。
地域を代表する県議会議員として二期目の飛躍出来るよう、より一層のご支援を宜しくお願い申し上げます。

 

【板橋さとし出陣式のお知らせ】

【板橋さとし出陣式のお知らせ】
福岡県議会議員として二期目を目指すべく、4月3日(金)に下記の通り市内3カ所で出陣式を執り行います。激励の思し召しを持って、お近くの会場に是非お運び頂けるよう宜しくお願いします。

瀬高町会場  9時〜 みやま市商工会前 板橋さとし事務所
高田町会場 11時〜 まいピア高田前 若大将市場駐車場
山川町会場 13時〜 JA山川支所駐車場

尚、高田町会場にはゲストとして小川洋福岡県知事候補が激励に駆けつけて頂ける予定です。

瀬高町の出陣式会場になる、みやま市商工会前の事務所の壁には自民党の公認証、211の団体・企業から頂いた推薦状、そして19枚の為書きが掲げられます。どれも一つ一つに思い入れのあるものばかりです。その期待に応えられるよう最後まで後援会の皆様と力を合わせ走り抜きます!

大家敏志参議院議員のFacebookページでもご紹介頂きました。有り難うございます!
http://on.fb.me/1GKHeTd