オセアニアオリンピック委員会と日本オリンピック委員会・福岡県・みやま市・柳川市・みやこ町・築上町が2020東京オリンピックの事前キャンプに関する基本合意書に調印しました。
複数の自治体で一つの国のオリンピックキャンプを受け入れるのは日本初との事。
一つの国と言いましたが、正確にはオセアニアに位置する15カ国で構成されているのがオセアニア・オリンピック委員会(ONOC)です。
ONOCのロビン・ミッチェル会長は挨拶の中で「我々は小さな国の集まりです」とお話しされましたが、今回調印した4市町も決して大都市ではありません。だからこそ福岡県が先頭に立ち4市町でONOCを誘致出来た事に御縁を感じずにいられません。3年近くにわたり誘致活動に奔走してくれた県職員の皆様に心から感謝と敬意を表します。
どこで何の競技のキャンプを行うかはこれから決定されますが、みやま市は今年完成した筑後広域公園のプール施設で水泳競技、柳川市は柔道、みやこ町は陸上競技、築上町はレスリングやテコンドーのキャンプが行われることが有力です。
またONOCは事前キャンプだけでなく、コーチや選手の交流や、文化交流も行いたいとの事で、息の長い国際交流に繋がる事が期待されます。
このオリンピックキャンプ誘致決定を機に、私が力を入れているスポーツによる広域地域振興の実現に益々邁進していきたいと存じます。
(最初の写真はロビンミッチェルONOC会長、リックブラスONOC事務総長、齋藤泰雄JOC副会長、小川洋知事、樋口議長らとの調印時の記念写真)