【総務企画地域振興委員会管内視察 糟屋郡・太宰府市】

【総務企画地域振興委員会管内視察 糟屋郡・太宰府市】
私が委員長を務める総務企画地域振興委員会にて糟屋郡新宮町と太宰府市を視察しました。備忘録代わりに纏めておきます。

糟屋郡新宮町「新宮中央駅を活用したまちづくりについて」
新宮町福田副町長よりご説明を頂きました。新宮町は戦後、工業地帯として開発が進み、その結果町の中心部は市街化調整区域となり開発が遅れていました。また平成11年に下水処理場(浄化センター)をその地区に建設することで住民と合意。これを機に都市計画マスタープランを変更し、この地域を中心ゾーンとして位置付け。浄化センターにありがちな迷惑施設のイメージを払拭し「環境共生の核」とし、更にJR新宮中央駅を誘致。コンパクトシティーの核として位置付け、市街化調整区域を市街化区域へ編入することで住宅系及び商業系の土地利用に成功。今では毎年約1000人人口が増えていると言われる程の凄い街並みになっていました。
私自身、6年ほど前にJR新宮中央駅を利用した経験があったのですが、その時はなーんにもないガラーンとした空地状態。それが今じゃIKEA、カインズ、ユニクロ、ABCマート、コスモス、スシロー、スターバックスなどなど有名店舗が建ち並び、その周辺に大きな公園とマンションが林立。浄化センターも全くそれと思えない外観で街並みに溶け込んでいました。北九州と福岡の中間点にあるという立地条件もさることながら、これだけスピード感をもってマスタープランから市街地整備事業が行われ、更に成功しているのはただただ圧倒されます。

「IKEA福岡新宮の省エネ、再エネ等への取り組みについて」
同じく新宮町新宮中央駅前のIKEA。2012年の営業開始から早4年ですが、今でも土日は大混雑の盛況ぶり。買物に行かれたことがある方も多いのでは。私は初めてのIKEA体験でしたが、決して買物行ったのではなくIKEAが取り組み地中熱や太陽光などを利用した省エネ・再エネへの取り組みを視察してまいりました。
IKEAは開業当初から太陽光パネル4840枚、発電容量750kwの太陽光発電と、熱交換器を地中100mに70本埋設し冷却能力527kw、加熱能力530kwの地中熱利用を行っています。太陽光発電は全て売電していますが、地中熱利用については店内空調への活用をすることによって消費電力量を従来のシステムから38%削減しました。
単に地中熱を利用するだけでなく、そのオペレーションにノウハウがあり、例えば夜間も冷房する事によって蓄熱し効率を高めるなどきめ細やかな運用改善で環境に優しい独創性と普及性がある省エネを実現。省エネ大賞2015で審査委員会特別賞を受賞するなど、様々な賞を受賞しています。

太宰府市文化ふれあい館「日本遺産認定までの取り組みと今後の活用」「観世音寺地区歴史的風致維持向上地区計画」
世界遺産は皆さんご存じでしょうが、文化庁が進める「日本遺産」というのがあります。日本遺産とは我が国の文化・伝統を語るストーリーを認定するもので、ストーリーの中核に地域の魅力として発信する明確なテーマを設定。従来の文化財行政が個々の遺産を「点」として指定・保存していたのと違い、点在する遺産を「面」として活用・発信、地域のブランド化やアイデンティティの再確認を促進するものです。
太宰府市は地域に点在する天満宮や太宰府政庁跡などの文化財をストーリー化し平成27年4月に「古代日本の『西の都』〜東アジアとの交流拠点〜」として日本遺産に認定されました。認定されるには単に物語を羅列するのでなく、今までに無いストーリーで新たな魅力付けに苦労をされたそうです。
認定されたストーリーは此方で読むことが出来ます↓
http://www.dazaifu-japan-heritage.jp/nihon_isan/index2.php
また、太宰府市は歴史的文化遺産が数多く存在し、史跡や建物を含めた街並み景観の保全を図ってきましたが、「歴史的資源を活かした地域の活性化」が今後の課題とされるなか、朱雀大通り・政庁通り周辺の観世音寺地区の新たな地区計画を進めているところです。
ここでも新宮町同様「都市計画」がキーワードになってきます。
太宰府市では住環境を護り、同時に文化遺産を活かし、来訪者の回遊性を高める為に新たなルール作りを行い、それを「歴まち地区計画」と呼んでいます。今まで都市計画の中でも一番厳し第一種低層住宅専用地域だったのを、現状の用途地域を変えること無く、歴史的風致にふさわしい建築物に限って用途を緩和出来るようにしたのが特徴です。「住環境維持」「文化遺産活用」「来訪者の回遊性向上」という3つの相反する課題を一気に解決することは大変難しいですが、都市計画によって10年後20年後により良い形で穏やかな変化を目指していらっしゃいます。
また、こういう用途制限は地元住民の皆さんにとっては不自由な部分もあり、反発などがつきものですが、太宰府市民の皆さんはきちんと折り合いを付けながら歴史的財産を大切にされている事に感動しました。

日帰りの慌ただしい視察でしたが、ご対応頂いた皆様大変有り難うございました。
今後の総務企画地域振興行政の参考として大いに活用させて頂きます。

 

【亀崎英敏先輩みやま市観光大使ご就任!】

【亀崎英敏先輩みやま市観光大使ご就任!】
みやま市観光大使に任命された亀崎英敏氏の就任祝賀会に参加しました。
亀崎先輩は地元みやま市山川町に生まれ、私も通った山門高校から横浜国大に進学。在学中に全国大学生英語弁論大会で優勝。その後三菱商事に就職、副社長まで登り詰められました。その後、平成19年4月、日本銀行の審議委員に就任、日本銀行の最高意思決定機関である政策委員会メンバーに。平成24年4月より三菱商事に常任顧問として復帰、またAPECビジネス諮問委員会日本委員として参加21カ国の首脳に政策提言を行うなど世界的に活躍をされております。
亀崎先輩とは私が伊藤忠商事勤務の頃に、御自身が主催されていた「ひみこ会」というみやま市出身で東京在住の有志の情報交換会にお誘いを頂き、それからのお付き合いですが、昔から故郷のことを大切にして頂き私のような若輩者も可愛がって頂き感謝に耐えません。
みやま市は小さな街ですが、戦艦大和と運命を共にした司令長官である伊藤整一大将、「小鳥の歌」など数多くの名作を残された詩人與田凖一先生、初代刷版局長として偽造紙幣対策となる中村紙を開発した中村祐興氏など、偉人と言われる方が登場されていますが、亀崎先輩もその一人になられると確信しております。
翌日には母校山門高校にて記念講演があったそうですが、「是非、高校生達に努力次第で亀崎先輩のようになれるチャンスがある事を伝えて下さい!」とお願いしました。
亀崎先輩がみやま市観光大使に任命されたのは、対外的な情報発信は勿論ですが、我々故郷に暮らすものに勇気と元気を与えてくれる効果もとても重要だと思っています。

 

【鳩山邦夫先生お別れの会/東京都知事選】

【鳩山邦夫先生お別れの会/東京都知事選】
去る6月21日に逝去された鳩山邦夫先生のお別れの会に出席して参りました。
当選13回、5つの大臣職を歴任した超大物政治家でいらっしゃいますが、本当に気さくな方で、会合などでご一緒すると必ず一声掛けて頂きました。抜群の記憶力で、一度ご挨拶しただけで顔を覚えて貰い、その後は以前交わした会話を覚えていらして鳩山先生から逆に話を振って頂いたり、驚いたこと度々。あの気さくで温和な笑顔に触れられなくなるのは寂しい限りです。有り難うございました、ご冥福をお祈りします。
写真は、会場に飾られていた二回目の選挙で使用されたタスキと大臣就任時の集合写真です。

明後日公示の東京都知事選挙。今回は特に参議院選挙が挟まったことにより、参院選明けの昨日今日と有力者の出馬宣言が相次ぎ、逆に出馬撤回宣言があったり。有権者も判断のしようが無いからネームバリューの勝負になりそうですね。そういうの止めようって流れだったような。。。その観点からも任期を全うするって事は大事だと思う次第。

鳩山先生の大臣就任写真を眺めていると、舛添前都知事と今回の都知事選に立候補表明した増田寛也氏の顔が。ご自身も出馬された経験のある都知事選。どんな御意見をお持ちなのか伺ってみたかったです。

 

【今日は第24回参議院議員選挙の投票日です】

【今日は第24回参議院議員選挙の投票日です】
18歳以上の投票権のお持ちの皆さん、色んな行事や家族サービスで忙しいことと思いますが忘れずに投票にいきましょう!
「自分の一票じゃ何も変わらない」とか「投票したい候補者がいない」とか、そんな理由で選挙から足が遠のく方もいらっしゃいますが、私自身はこう考えます、
「選挙は何かを変えるためにあるのではなく、自分の政治的立ち位置を棚卸しして整理して、自分が思い描くより良い社会に近づくためにベストではなくてもベターな候補者に一票を入れ、未来にコミットすること」
その結果何かが変わることもあれば変わらないこともある。
ちっぽけで些細なことかもしれませんが真に「民主主義を守る」という事は、みんながこの作業を繰り返すことに他ならないと思います。
投票所入場ハガキを無くしても簡単に投票は出来ます。投票には5分と掛かりません。
みやま市では全ての投票所で午後8時まで投票可能です、お近くの投票所へ是非足をお運び下さい。

 

【6月議会一般質問と答弁の概要】

【6月議会一般質問と答弁の概要】
熊本地震を踏まえ「市町村の防災拠点の耐震化について」「災害時における私立学校の活用について」の二つのテーマで行った一般質問が無事終了しました。

質問骨子と答弁の概要を備忘録代わりに記載しておきます。

まず、熊本地震にて宇土市役所庁舎が半壊するなど防災拠点となる5つの市町庁舎が使用不能となりました。福岡県の市町村庁舎の耐震化率は72.6%、県としても個々の市町村庁舎の状況を把握した上で、早急な耐震化を促すよう要請しました。

知事からは、市町村庁舎の耐震化の重要性について認識を共有していただいた上で、県内の防災拠点となる市町村庁舎161棟の内、44棟が耐震化されていない事が明らかにされました。これらについて定期的に報告を求め、国の補助の割増しが受けられるようにしたり、適切な情報提供と助言を行い、市町村庁舎の耐震化の取り組みを促進させることを確認しました。

また、県内1106校の公立学校が避難所として指定されているが、一方で私立学校は8校しか指定避難所になっていません。大規模災害時に人口密集地で避難所が不足する可能性や、なるべく近くの私立学校を避難所として使用したいという要望に応えるべく、私立学校を指定避難所として活用を提案。また、県内において公立学校の耐震化率は96.9%だが、私立学校は74.6%と大きく遅れており、知事の認識を質し、耐震化促進の取り組み強化を要請しました。

知事からは、避難所が不足しないよう、市町村との会合の中で私立学校を含め、ホテル・旅館の民間施設を避難所として活用するように要請をすると同時に、私学団体を通じて私立学校側にも協力をお願いしたい旨を表明。また、私立学校は経費負担の問題から、公立学校と比較して耐震化が遅れている事を認識している事を明らかにし、各学校の課題について個別協議を行い、往来の補助制度の継続のみならず、制度の拡充・強化を国に対して要望することを確認しました。

知事から一歩踏み込んだ答弁を頂き、この内容が確実に実行されるよう引き続き注視して参ります。

公式の議事録が上がってくるまで、質問原稿を下記URLににアップしておきます(録画中継先のリンクも張ってあります。
こちらもどうぞご覧下さい↓↓
http://itahashi.info/blog/20160614133017

 

【本日震災関連で一般質問します】

【本日震災関連で一般質問します】
6月議会真っ最中です。
代表質問において主要4会派は全て震災関連の質疑が行われました。自民党県議団も約半分の持ち時間を震災関連に当てました。
私も本日(6月14日)午後一(多分13時15分頃)で一般質問を行います。内容は「市町村の防災拠点の耐震化について」「災害時における私立学校の活用について」の2点です。今まで震災リスクが低いと思われていた九州ですが、熊本地震を経て浮き彫りになった問題点を小川知事に質します。
生中継を見逃した場合は6月17日頃から録画中継が視聴可能です。どうぞ宜しくお願いします。

議会生中継↓
http://www.fukuoka-pref.stream.jfit.co.jp/
録画中継(6月17日頃から見られます)↓
http://www.fukuoka-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=388

 

【第三回聡寿杯争奪グラウンドゴルフ大会】

【第三回聡寿杯争奪グラウンドゴルフ大会】
一週間延期したものの昨日無事開催できました。
しかし前日まで朝から雨の予報で、役員の皆さんはじめ関係者には気の休まらない状況でした。実際小雨がたまにパラついたりしましたし。
屋外のイベントは大変ですね、つくづくそう思います。それでも皆さんからは「暑すぎるより良かよ」「天気心配やったね〜」と温かいお言葉を頂き感謝の限りです。
一緒にプレイしたいのは山々でしたが、その後選対会議と結婚式参加のため途中でグラウンドを後にしました。
最高齢90歳の女性をはじめとする250名を超える参加者の皆様、有難うございました!

 

【自民党山門支部からみやま支部へ】

【自民党山門支部からみやま支部へ】
本日予定していた聡寿杯グラウンドゴルフ大会は雨のため来週(6月4日)に延期となりました。
天気だけは人の力ではどうにもなりません。今日の為に準備に奔走していただいた役員各位、協賛を頂いている皆様、そして楽しみにしていただいていた参加者の皆様、どうぞ来週宜しくお願いします。
最近ネットでの情報発信が滞っておりますが、参議院選挙の準備をはじめ、色々とビッグイベントが立て込んでおりバタバタしております。
先週は私が支部長を務める「自由民主党山門支部」が「みやま支部」として新たな船出を迎えた、党員党友大会を開催しました。約150名のご参加を頂き大変有り難うございました。
昭和33年に設立した、歴史と伝統のある山門支部がみやま支部として更なる発展を出来るよう尽力する所存です。皆様のご指導ご鞭撻をどうぞ宜しくお願いします。
写真は有明新報で掲載していただいた記事です。

【総務企画地域振興委員会 久留米・三潴・田川視察】

【総務企画地域振興委員会 久留米・三潴・田川視察】
2016年5月10-11日に私が委員長を務める総務企画地域振興委員会で管内視察をして参りました。備忘録をあげておきます。

◎ 久留米市「久留米シティプラザの概要と地域振興」
4月27日にオープンしたての久留米シティプラザ。久留米市は福岡県で3番目の人口を誇る中核市ですが、平成2年以降周辺市町村への相次ぐ大型店舗出店や、福岡市への商業集積により中心市街地はジリ貧の状態でした。空き店舗率も、平成初期はほぼ0だったのが、最高26.8%(平成21年)を経て現在は約20%で推移しています。
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その状況を打破するため地権者を中心とした再開発組合が旧井筒屋があった8番街区、市が管理していた9番街区の二つを合築し久留米シティプラザとする事業が平成23年度にはじまりました。開館以僅か10日間で40,800人を動員するなど好調な滑り出しのようです。
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スクール形式で最大300席を利用可能な大会議室、炭も使える炉を備えた3室の和室、ダンス・バンド・演劇などの練習でも防音・防振設計が完璧なスタジオ、そして大中小3つのホールは舞台客席が可変式のCボックス、
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能舞台にもなる400席の久留米座、
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オーケストラピットを備え秋にはウィーンフィルハーモニーが公演する1500席のグランドホールなど全てが至れり尽くせりの最先端設計。
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聞けば、運営は市が行うが、職員は市だけで無く様々な組織からプロフェッショナルを招き寄せ行っているとの事。
文化施設を中心とした街の活性化を提唱する文化庁も大きな関心を寄せている久留米シティプラザが、今後周辺店舗と共にどう中心市街地の復権を目指すのか気になるところです。

◎ 三潴郡大木町「おおき循環センター『くるるん』 ~ 再生可能エネルギーへの取り組みについて」
御多用中、大木町の石川町長にもご出席頂き「おおき循環センター くるるん(以下、くるるん)」。ここは平成18年に設置された生ゴミ・し尿・浄化槽汚泥をバイオマス資源化する施設です。
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このような施設は場合によっては「迷惑施設」とも呼ばれ、設置場所などに苦労することも少なくありませんが、大木町はくるるんを「環境・農業・食をつなぐ、まちづくりの拠点」と位置付け、町のど真ん中に設置。JAの農産物直売所や「健康地域応援レストラン デリ&ビュッフェくるるん」を併設させることで、町民の地域循環システムへの理解や協力を高め、地域の一体感を醸成する事に成功しています。
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またゴミ焼却施設を作ると3-40億円掛かる、そして焼却施設に依存しなければならなくなる、そうすると生ゴミも簡単に燃やしてしまう。くるるんならばバイオマス施設として約5億円で出来る。その上生ゴミを液肥化して安価で地元農家に提供出来る。更に街づくりの為の農産物直売所と郷土料理レストランや交流広場まで含めた総工費でも焼却施設の1/3程度で済ませることが出来、相乗効果たるや計り知れません。
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実際、くるるん設置後生ゴミ分別を開始してから燃やすゴミの量は約3000トンから1300トンに激減。またゴミのリサイクル率も14.9%から63.1%となり全国で4番目に高くなったそうです。
石川町長が仰る「大木町は身の丈にあった投資しかしない。そこで最大の効果を上げる」という信念が、町民にも浸透し、見事に結実した施設だと感じます。
施設の視察に留まらずトップリーダーのあり方を考えさせられました。

◎ 福太郎(株)めんべい製造添田工場
田川郡添田町にあるめんべい製造工場を訪問しました。この工場は成り立ちが面白い。
旧県立田川商業高校は「田川科学技術高校」に統合され、旧校舎の処分が必要となっていました。それを、地元住民雇用や地域活性化を目指して福太郎(株)が買取。
体育館を改修し、めんべいの新工場として操業開始したそうです。
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ただ単に工場とするのではなく、見学しやすいようにガラス張りのコーナーを設けたり、直売所や研修施設を併設し工場見学を積極的に受入れ地域振興に貢献。
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更に、今年から女子ソフトボールチームを設立。余っていたグラウンドをソフトボールの公式戦が出来るように改修し「福岡めんべいグラウンド」と命名、更に使っていなかった校舎を選手の寮に改築。
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5月10日には地元添田町役場の男子ソフトボールチームとの練習試合をこけら落としとするそうです(この宣伝ポスターが最高に面白かった)
めんべいソフトボール
単なる企業誘致に終わらせず、「地域づくりの担い手としての企業」を体現している福太郎株式会社と添田町の協力体制に大変感銘を受けました。

【ゴールデンウィークの熊本地震ボランティア情報、それぞれの応援の仕方】

【ゴールデンウィークの熊本地震ボランティア情報、それぞれの応援の仕方】
明日からゴールデンウィークです。熊本地震直後の大型連休で、親戚知人のお見舞いを予定されている方はもちろんですが、この機会に被災地でのボランティア活動を検討されている方も多いと予想され、現地では深刻な交通渋滞が懸念されています。

現在ボランティアを募集している市町村においては募集定員を設定したり、募集地域を限定してありますので、下記熊本県のウェブサイトにて御確認の上、ご検討頂くよう宜しくお願いします。

大型連休(4月29日~5月8日)における一般ボランティア受入れについて/熊本県
http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15577.html?type=top

災害ボランティア情報/熊本県社会福祉協議会
http://www.fukushi-kumamoto.or.jp/kinkyu/pub/default.asp?c_id=23

現地入りされるときは事前にボランティア活動保険のご加入や御自身の食住の確保をお忘れなく。

被災地ボランティア10カ条がとてもシンプルで参考になりましたので貼っておきます。

もちろんボランティアだけでなく、食べて応援、買って応援、出かけて応援も大事!自粛ムードではなく被災地以外の経済活動を停滞させないことがとても重要です。皆さんにとって充実したゴールデンウィークになりますように!

 

【福岡県の支援情報、みやま市消防団水防訓練】

【福岡県の支援情報、みやま市消防団水防訓練】
熊本地震の余震はなかなか収束が見えませんが、福岡県内では自主避難者がゼロとなりました。災害対策基本法第23条の規定に基づき4月16日に設置した災害対策本部を4月25日17時に廃止し、災害警戒準備室を設置し引き続き24時間体制で警戒に当たっています。

一方で県では、熊本をはじめとする被災地の支援として引き続き下記の項目を中心に行っております。

1 「平成28年熊本地震災害義援金」の募集
2 熊本県への支援物資の提供
3 被災者に対する一時避難・住宅支援
4 被災地区からの転入学
5 被災した生徒への支援
6 災害ボランティア

特に支援物資については4月25日から物資内容を現地の状況に応じて見直しておりますのでどうぞ御確認下さい。

熊本地震への支援情報
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/saigaitaisaku2016.html

熊本地震による被災者への支援物資の受付についてhttp://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kumamotozisin2016.html

大規模災害は息の長い支援が必要です。無理のない範囲で人それぞれ出来る事を、じっくりと行うような雰囲気作りも大切だと思います。

予期出来ぬ災害には「備えよ常に」の精神で日頃からの訓練が有効です。平成28年度みやま市消防団水防訓練が4月24日に開催されました。休日にも関わらず400名以上の団員が参加、これからの出水期に備えシート張工法・積み土嚢工法・改良積み土嚢工法の訓練を行いました。私も参加して土嚢作り、舫い結び、巻き結び、杭打ちの方法など再点検することが出来ました。

 

【福岡県が支援物資受付を開始しました!】

【福岡県が支援物資受付を開始しました!】
今日から平成28年熊本地震による被災者への支援物資を福岡県として受け付け、直接被災地へお届けします。
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kumamotozisin2016.html
災害対応だけでも大変ですが、支援の為の問合せなどが現地に殺到するなど、被災地自治体の職員の方はパニック状態です。また、個別で支援物資を届けても、現地で仕分けなどをする体制が整っていませんし交通渋滞の原因にもなります。

福岡県では今回の震災対応の為に熊本県内の被災市町村に職員を派遣しており、そこから必要な物資・数量、必要としている避難所の情報を収集し、福岡県側にフィードバックして皆さんの支援物資を避難所に直接お届けします。

受け付ける物資は現在要請の高いものを先ずは書いてあります、今後現地の要望に応じて随時追加するそうです。私からも現地派遣している職員の方とよく情報収集を行い、被災者の方に効果的に届けられるようお願いをしておきました。

被災者への支援をお考えの方は是非ご利用下さい。

1.必要な物資
水(2Lペットボトル)、粉ミルク(アレルギー用含む)、紙おむつ(子供用・大人用)、生理用品、トイレットペーパー、ウエットティッシュ、毛布、タオル
*全て未使用・未開封、食品は賞味期限内のものに限らせて頂きます。

2.受付場所
福岡県庁1階ロビー、県内13カ所の保健福祉環境事務所(写真をクリックすると拡大します)

3.受付期間
平成28年4月19日13時から当分の間
受付時間 9時から17時(土日祝祭日を除く)
*受付の際、氏名、住所、御連絡先をご記入頂きます

一人でも多くの方の善意が被災者の手元に届くよう頑張ってます!

【自民党福岡県議団にて災害対策本部設置されました】

【自民党福岡県議団にて災害対策本部設置されました】
本日自由民主党福岡県議団熊本地震関連災害対策本部が立ち上がり、午前10時より第一回会合が開催されました。
原口剣生本部長を中心に井上忠敏議長、県議団役員、政審会役員及び関係部会長などが集まり、県執行部より被害状況や県の対応につき説明と質疑応答を行いました。また大きな落石により通行止めが起こっている八女の現状につき、地元の桐明県議から現状説明と要望がなされました。

現在福岡県では、県民の方の善意の支援物資を取りまとめて熊本へ送る体制を整えつつある旨説明がありました。現地の交通渋滞を考えると、支援物資はなるべく纏めて送るべきです。福岡市が先行して同様の事業を進めておりますが、福岡県も体制整い次第早急に告知するよう要請をしております。

また、熊本への支援の話がメインになりがちですが、今後大きな余震が起こり福岡県でも大量の避難者が発生し、物資不足等が起こる可能性もゼロではありません。福岡県として「余震に対する警戒態勢」と「熊本県への支援」の軸足をいつ頃切り替えるのか確認しましたが、県執行部からは台風と違い地震の場合は大変判断が難しく、今後も引き続き状況を見ながら熊本への支援体制も進めるとの答えでした。

災害対応を実行するのは執行部ですが、今回の対策本部設置を含め議会としても足並みを揃えて対応をして参ります。

 

【熊本で宿泊施設不足や大渋滞が発生中】

【熊本で宿泊施設不足や大渋滞が発生中】
知り合いの政府関連機関の方から久しぶりに電話があり、何事かと思ったら、熊本地震の復旧支援の為に熊本県庁に拠点を置くため人を派遣するとの事。

で、宿を探すと熊本市内はもちろん周辺地域にいたるまでホテルというホテルが報道関係者ら先に現地入りしている人々で満室状態。探しに探してやっとうちの近所の宿泊施設を発見。ネットなどで情報提供をしていない施設だったため「どんなところですか?」と問合せのお電話。

しかしここから熊本県庁って普段でも片道1時間半くらい掛かるんですが、高速道路は熊本に向かう一番近い菊水ICでは出口渋滞が発生していて使い物にならない。一般道も至る所で渋滞しており3時間以上かかるらしい。派遣された職員の皆さんが毎日往復するだけで疲れ果てないか心配です。

宿泊施設、渋滞

今、全国の善意が熊本に向かっていますが、このような潜在的な問題がある事もどうぞご理解頂ければと思います。

また福岡市が個人の支援物資受入を発表したそうです。是非そちらもご活用下さい。
http://news.ameba.jp/20160417-401/

 

【4/16 地震情報、土砂災害に備えましょう】

【4/16 地震情報、土砂災害に備えましょう】
4月14日に続き、4月16日午前1時25分頃に大規模な地震が発生しました。
福岡県では災害本部をその直後に設置し、地震に関する各地の被害や避難の状況をお知らせしています。
こちらをクリックして頂くと最新版が確認出来ます↓
http://www.bousai.pref.fukuoka.jp/emergency/detail/251

福岡県では16日7時現在、人的被害が10件となっておりますが、落下物による打撲、転倒による擦り傷・打撲などの軽傷とのこと。
八女市星野村で崖崩れが2カ所起こっており、442バイパスが上下線とも通行止めになっています。
それ以外の道路・橋梁・河川の被害は現時点ではありません。

一方でこれから九州地方は大雨が降ると言われており、土砂災害の可能性もあります。
福岡県では「土砂災害警戒区域等マップ」を公開しています。是非ご活用下さい↓
http://www.sabomap.jp/fukuoka/

避難勧告・避難指示が出たり自主避難を判断された場合はお近くの避難所をご利用下さい。
みやま市の避難場所は以下の通りです↓
http://www.city.miyama.lg.jp/info/prev.asp?fol_id=157

防災グッズや非常持ち出し品のリストはここが参考になるのでは↓
http://www.fdma.go.jp/html/life/sack.html
http://allabout.co.jp/gm/gc/2245/2/

備えあれば憂い無し。家族の皆さんと事前にシミュレーションするのは如何でしょうか?

 

【平成28年熊本地震、福岡県の状況と対応】

【平成28年熊本地震、福岡県の状況と対応】
昨晩の地震により被災された方に心よりお見舞い申し上げます。

平成28年4月14日9時26分熊本県で震度7を観測した地震の名称が「平成28年熊本地震」と気象庁から発表されました。
隣県になる福岡県においても広範囲で震度4を記録、その後も余震が続いている状況ですが、県下の状況と対応を報告します。

◎ 平成28年熊本地震に関する情報 4月15日12時現在(最終報)
人的被害:軽傷3件(落下物や転倒物による打撲やかすり傷)
家屋被害、道路被害、橋梁被害、河川被害、土砂被害:なし

今回は震源である益城町周辺が甚大な被害を被っておりますが、福岡県は軽傷3人だけで、上記報告をもって被害状況については最終報となっています。一方で県の対応は下記の通り

◎ 平成28年熊本地震、福岡県から熊本県に対する支援状況(4月15日13時45分現在)
1.福岡県緊急消防援助隊
70隊232人(県内25消防本部)が派遣され、上益城郡益城町内で捜索活動中

2.福岡県DMAT(災害派遣医療チーム)
24病院26チーム120人が派遣され、入院患者の避難に関わる搬送支援・診療支援・避難所支援などを行っています

3.福岡県警広域緊急援助隊
機動隊・交通部隊・航空隊等から290名が派遣され、捜索・人命救助活動・交通規制・情報収集などを行っています

4.日本赤十字社福岡県支部
救護班1チーム6人が派遣され避難所支援を行っています

これらの業務を行う防災危機管理局は私が委員長を務める総務企画地域振興委員会が主管しており、私からも熊本県への適切かつ効果的な支援が迅速に行われるよう要請をしております。

また、早速日本赤十字社では平成28年熊本地震支援の義援金募集サイトが出来ております
http://www.jrc.or.jp/contribution/160415_004208.html
ボランティアの受入などは体制がまだ整っていないと思われます、熊本を応援する気持ちは今後復旧復興に一番必要な義援金で表すのは如何でしょうか?

写真は平成24年5月、熊本で行われた議会親善野球大会の一コマ。共に頑張ろう熊本!

 

【平成28年3月予算特別委員会における質問と答弁について備忘録】

【平成28年3月予算特別委員会における質問と答弁について備忘録】
中国南京への出張などで報告が遅れましたが、2月定例議会が3月23日に閉会しました。
最大の議案である平成28年度当初予算は、平成27年度2月補正予算と一体となった14ヶ月予算として編成され、前年度比257億円増の1兆8,026億円で過去最大の規模となりました。

私は予算特別委員会委員として、知事保留質疑を入れて5つの質問をさせて頂きました。

本会議における一般質問と異なり、予算特別委員会は一問一答形式となり、執行部の方とのやり取りの中で問題点を浮かび上がらせ、答弁してもらうようなロジックが必要となります。個人的にはこの方がやりやすいし、住民の方も聴いていて分かり易いのではと想像しますが、その分準備は大変です(これは執行部の方も同じでしょうが)。

正式な議事録が上がるまで3-4ヶ月掛かりますので取り急ぎ質問要旨と答弁骨子を纏めておきたいと思います。

3月14日 福祉労働部「『子育て応援社会づくり』と『子育て応援宣言企業』について」
少子化対策の中でも特に「出会い・結婚応援事業」の重要性を常々議会において説いて参りましたが、その結果今回2月補正予算で企業・団体を巻き込んでの事業の強化が図られる事となりました。今回の予算の財源は国からの交付金ですが、万一それが無くなったとしても、県として取り組みを継続すべきと質しました。また市町村で独自に出会い応援事業を行っているところも増えているが、県との連携を密にし効果を上げるようにすべきと指摘。更に、平成15年から開始された「子育て応援企業宣言」は6000社を目前とするほどの登録数となっています。このネットワークやノウハウを活用し、子育てのみならず結婚や出会いを応援して頂くような仕掛けをする事を要請しました。福祉労働部からは、出会い・結婚応援事業は非常に効果の高い事業とした上で、財源を含め今後様々な工夫を凝らし実施し続ける事を表明。市町村の結婚応援事業に対する支援と連携を確認。子育て応援宣言企業登録制度と連携し、結婚応援の取り組みを推進することをお約束頂きました。

3月14日 農林水産部「園芸作物振興について」

自民党県議団として創設当初から深く関わってきた県単独の「高収益型園芸事業」について、TPP協定が本格的な交渉に入るなか生産者の意欲有る取り組みをフォローし更なる振興に繋げる事の重要性を指摘、また国庫事業も併せて産地の競争力強化を加速させるよう要請しました。また、みやま市の特産でもあるみかんの更なるブランド力向上の為に、極早生みかんの品種である「早味かん」への改植支援について国の方針との違いを踏まえた上で、県の今後の取り組みを披瀝してもらいました。福岡県は全国3位の花の生産県ですが、家庭消費量は全国41位と低迷しています。そこで県内の花の購買促進や消費拡大の為の事業について県の取組を質しました。

3月15日 商工部「観光マーケティング事業『福岡よかとこパスポート』について」

今年度新たにはじまる観光マーケティング事業「福岡よかとこパスポート」ですが、これは高知県や三重県、栃木県で既に同様の施策が行われています。福岡県が後追いしてこの事業を行う意義を問い、福岡県らしさが出る事業にするよう働きかけました。特に、県下の主要観光地だけがターゲットにならないよう、広く遍く参加出来るよう要請。また、この事業が観光客に対する効果だけで無く、加盟店舗側にとってもマーケティング効果の向上や収益増加に繋がるような情報提供を行うべきだと指摘しました。

3月16・18日 教育庁及び知事保留質疑「中学校の学力向上について」

福岡県は総合戦略において全国学力・学習状況調査の正答率を全国平均とすることを目標としています。しかしながら小学校6年生では改善の兆しが見えるも、中学校3年生になると全県的に全国平均から正答率が引き離される(つまり成績が悪くなる)傾向があります。特に南筑後では小学校6年生では全国平均の正答率との差が−0.3と健闘しているにもかかわらず、中学校3年生になると−16.2と大きく引き離されており、その傾向が顕著であることを明らかにしました。その上で、県下一律の指導方法では無く、地域にあった指導方法や中学校に特化した施策を要請。特に南筑後地区については上を伸ばすような取り組みを充実させる必要性などを訴えました。これについて教育庁は現状認識を共有し、中学校の抜本的な学力向上策について検討と速やかな実行を約束していただきました。また全国平均の正答率という大目標を達成するために、中目標や小目標といった目標のブレイクダウンをし、それらの実現を着実に積み上げるべきと指摘。平成29年度の目標設定から反映させるとのこととなりました。
更に本件については財源確保や「人口の都市部一極集中」などの問題にも関連するため知事に対して保留質疑を行い、県内中学生の学力問題について認識を共有した上で教育庁の新たな施策に対する必要な支援を確認いたしました。

頂いた答弁を元に、今後県政へしっかり反映がされるよう注視していく所存です。
正式な議事録が完成しましたらブログなどでご報告します。

 

【桜の花が紡ぐ福岡県と中国 江蘇省の友情】

【桜の花が紡ぐ福岡県と中国 江蘇省の友情】
福岡-江蘇友好桜花園20周年記念訪問団の一員として江蘇省南京市を訪問してきました。
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(↑桜花園入口にて)

この桜花園の建設は、1992年に福岡県と江蘇省が友好締結をし、その後1994年に福岡県議会議会が江蘇省を公式訪問し桜の植樹構想を提案された事をきっかけとしています。
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(↑20周年記念式典の模様)

福岡県は議会のみでなく、広く県民に呼びかけ1995年に桜の会が設立され、江蘇省人民代表大会から共同建設の承認を得た後、1996年に落成されました。1.4ヘクタールの広大な敷地に約2800本の桜が植樹されています。
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(↑写真はその当時の賛同者の名前が記載されたプレート)

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(↑私の父の名前もありました)

福岡県日中友好桜の会会長で、桜花園の設立に尽力された元県議会議員の新宮松比古先生も今回の訪中を心待ちにされていましたが、3月13日に急逝された事もあり、記念式典のご挨拶は日中双方共に新宮先生を偲ぶ言葉に溢れていました。その後、県訪問団と江蘇省の皆さんの手により桜20本とツツジ20本が記念植樹されました。
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(↑一緒に植樹をした江蘇省人代 勝勇外事委員会主任)
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(↑プレートの前で小川知事や同僚議員と)
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(↑友好桜花園がある中山陵園管理局局長の黄さんと祝賀会にて。日本と中国における女性登用の違いについて興味深いお話しを頂きました)

また、今回は次世代を担う青少年の交流を通じた両県省の相互理解と友好推進が図られました。
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(↑八女から青少年交流に参加して頂いた皆さん)

江蘇省は八女茶発祥の地と言われており、その点でも福岡県とは深い結びつきが有ります。記念式典の中では八女高校と輝翔館高校の茶道部の方にお手伝いを頂き「日中友好大茶会」が開催。その後、高校生の皆さん達は地元高校生との親善を行った後、八女茶の種が持ち帰られたと言われる蘇州の霊厳寺を訪問しました。
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(↑日中友好大茶会は先ず中国側からお茶とお香のおもてなし)
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(↑それから屋外に出て、野点で日本側のおもてなし。琴や尺八の演奏もあり、素晴らしい雰囲気でした)
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(↑福岡県の服部副知事の奥様がお茶を点てられました)

大先輩の逝去、次世代の交流。記念植樹の後、訪問団名誉団長である小川知事と雑談する中で、知事が「月日が経って、訪れる人は変わっても、ここに植わっている桜の木は変わらない、同じなんですよ。桜にしてみれば、我々人間の移ろいなんて小さな事だなぁと思っているかも知れませんね」と仰ったのが印象的でした。
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(↑新宮松彦先生の遺影を掲げた御令息と共に)

『集まり散じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光』

二泊三日の弾丸出張でしたが、非常に充実した中身の濃い訪問となりました。

【小川知事のふるさと訪問みやま市編】

【小川知事のふるさと訪問みやま市編】
先月行われた現在配布中の「グラフふくおか 2016年春号」に、みやま市で行われた小川知事のふるさと訪問の記事が掲載されています。また同様に、先日RKB毎日放送にて放送された「福岡県庁知らせた課」がネットで閲覧可能になりました。見逃された方は是非ご覧下さい!
↓↓↓
http://webtv.pref.fukuoka.lg.jp/ja/movies/detail/2978

 

【HAWKSベースボールパーク筑後オープン!】

【HAWKSベースボールパーク筑後オープン!】
待望のHAWKSベースボールパーク筑後がオープンしました。メーン球場の「タマホームスタジアム筑後(タマスタ筑後)」では広島カープ戦が行われました。

とにかく選手との距離が近い!レフト・ライトの広さはヤフオクドームと同じに作ってあるそうですが、バッターボックスからバックネットの距離がもの凄く近く感じます。ネクストバッターズサークルなんてほんと目の前です。声援も、そしてヤジも間違いなく選手の耳にしっかり届く。この一体感はファンにはたまらんでしょうね。

そして、個人的に素晴らしいと思ったのは「音」です。鳴り物の応援がないから、音が凄く生々しく響きます。

ミットに収まるボールの音、芯を食った打球音、芯を外した鈍い打球音、ファウルチップが目の前でバックネットに突き刺さる音。音が振動となって肌で野球を感じると言っても良いくらい。

本当にベースボールパークと呼ぶに相応しい施設になったと思います。

昨日は筑後船小屋駅開業以来初めて見るような人出で賑わっていました。駅周辺の物産イベントも楽しかったし、筑後広域公園体育館で行われた県主催の記念イベントも、秋山幸二前ホークス監督の講演などで超満員でした。写真上は秋山監督と講演前の記念写真。

ホークスファーム本拠地は素晴らしい地域のコンテンツに成り得ると実感した次第。しかしながら、これに胡座をかいてはいけません。周辺地域は住民上げてこのホークス効果をどう地域に招き入れるか、これからが勝負です。筑後市を中心に、みやま市、柳川市、八女市、大川市、広川町、大木町の筑後七国、一丸となって頑張りましょう!