毎年出水期前に開催される福岡県総合防災訓練。今年は広川町とみやま市の二カ所に会場を分けて広域の風水害や地震などの災害が発生した場合を想定して行われました。
自衛隊のF2支援戦闘機や福岡市消防のヘリコプターなどが使用されたため、近距離からの飛行音にビックリした方のFacebook等への書き込みを多く見かけるほど実践的な訓練となりました。
みやま市会場には新しく常任委員長となった片岡県土整備委員長、渡辺文教委員長、井上警察委員長にも視察頂き、一緒にみやま市女性倶楽部の皆様が炊き出しされたうどんに舌鼓を打ちました。
この訓練を通じ、自衛隊、警察、消防をはじめ医師会、社会福祉協議会、獣医師会、建設業組合、区長会をはじめ多くの団体・地域住民の皆さんが連携強化、防災技術と意識の向上が図られる事を期待し、ご協力頂いた全ての皆様に心より感謝致します。
【「立花宗茂と誾千代」NHK大河ドラマ招致委員会総会】
金子柳川市長を会長とし私も委員を務める「NHK大河ドラマ招致委員会」の総会が、江口副知事らの御出席の中開催されました。
議案においては、県議会議員から昨年古賀市長となった田辺一城市長が、大河招致で柳川市と連携を宣言した事もあり、新たな招致委員として承認されました。
冒頭、歴史家としてNHK等にも多数出演しておられる加来耕三氏がご挨拶を頂き、過去の歴史大河ドラマ招致の裏話をご披露いただき、まだまだ様々な努力が必要なこと委員会一同痛感します。
来年の大河は明智光秀を主人公とした「麒麟がくる」に決定しておりますが、立花宗茂が関ヶ原から本領復帰に20年掛かっております。我々もそれに倣い粘り強く招致活動を行いたいと思います!
【2019年 山門高校同窓会総会開催!】
毎年5月3日に開催される県立山門高校同窓会総会。今年は平成9年卒の皆さんが担当学年として「一期一会 〜出会いに感謝〜」をテーマに開催していただきました。記念講演は僕らの年代にはドンピシャなアイドルで、現在は女優だけでなく戸板女子短期大学客員教授など多岐に御活躍の菊池桃子さん。立ち見で二階席も埋まるほどの盛況です😃 最後は5月4日に誕生日を迎える菊池桃子さんに来場者全員でハッピーバースデーの合唱でお祝いをしました🎊
その後の懇親会も幅広い世代が結集し大いに(その後の二次会三次会も含め)盛り上がりました。
高校時代は僅か3年間ですが、同窓生になってからが付き合いのスタートのような気がします。毎年担当学年のかたがしっかりお世話をして頂き、同窓生の絆を確認出来る機会を得られることを心より感謝申し上げます。
みやま市に唯一存在する高等学校として、地域の人材育成が小学校中学校と連携して行われることが、時間は掛かりますが一番大切な地方創生だと考えます。長校長先生迎えて新体制となり、また大規模校舎改修を控える今、我々同窓生もしっかりとバックアップして参ります!
祝、令和!初公務は環有明の観光連携
【3回目の当選を果たしました、有難うございます】
【3回目の当選を果たしました、有難うございます】
平成31年統一地方選挙の福岡県議会議員選挙が昨日告示されました。選挙戦に備え万全の体制を整えておりましたが、私の選挙区であるみやま市では午後5時までに他の立候補者が居なかったため、私の3回目の当選が確定致しました。
後援会の皆様、ご推薦を頂いた団体企業の皆様、自民党関係者の皆様、そして選挙戦前の後援会活動をはじめ多くのお力添えを頂いた事務局の皆さん、本当に有難うございました。
地域における責任世代であるだけでなく、当選3期目となると自民党県議団の中でも中堅と呼ばれる責任ある立場となります。期を重ねる毎に増すご期待を裏切らないよう、情熱をもって、使命を感じ、口先だけでない行動によって、先輩から引き継いだ故郷を胸を張って子供・孫・後輩達にバトンタッチ出来るよう県政の中で粉骨砕身努力して参ります。
ともに故郷を思う同志の皆様からの一層のご指導ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。本当に有難うございました。
【山門高校メンター活動】
【山門高校メンター活動】
私の母校である県立山門高校ではメンター制度を行っていて、OBを中心に地元の社会人が学校生活や進路の悩みなどに助言をしています。
私も、ささやかながらも後輩のお役に立てればと、メンターとして登録しており昨日は面談を行いました。偶然3人とも生徒会活動をしているそうで、私も元生徒会長として俄然張り切ってお話し出来ました。
本当に素直で可愛い後輩達で、甥っ子と話しているような感じで楽しかったし、自分自身高校時代の事を思い出しながら感慨深く、あっという間の90分でした。
今日の経験がこれからの皆さんの生活の中で少しでもお役に立つことがあれば嬉しい限りです。
【「菜の花オイル」六次化商品コンクール地域賞受賞!】
【「菜の花オイル」六次化商品コンクール地域賞受賞!】
JAみなみ筑後が開発した菜種油「菜の花オイル」が2018年度福岡県6次化商品コンクールで地域賞を受賞!開発に携わったJAみなみ筑後の乗冨組合長や徳永農業委員会長がご報告にお越し頂きました。
みやま市では耕作放棄地対策や環境美化の取り組みで数年前より菜の花栽培が行われていましたが、そこで栽培した菜の花から収穫される菜種4トンを抽出して、無農薬・無添加で黄金色の「菜の花オイル」が誕生します。
コンクールでは、みやま市が取り組む循環型社会の構築やエネルギーの地産地消の取り組みなどとリンクする、地域ならではの商品ということで見事「地域賞」を受賞されました。
道の駅みやまなどで110ml¥500円から販売されています。オレイン酸豊富で悪玉コレステロールを低下させる効果など環境にも身体にも優しい「菜の花オイル」をどうぞ宜しくお願いします!
平成31年2月議会一般質問「児童生徒の学力向上について」
知事答弁も含めて、録画中継にて知事答弁を含め視聴する事が可能です
⇒板橋聡の議会質問録画中継
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質問要旨 一、児童生徒の学力向上について
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◯十九番(板橋 聡君)登壇 皆さん、こんにちは。自民党県議団の板橋聡です。今任期最後の一般質問となりますが、通告に従い、今任期を通じて取り組んでまいりました児童生徒の学力向上について質問いたします。
本県の小中学校における学力向上については、教育政策の重要課題として議会でもたびたび議論されてきたところです。都市部への人口一極集中をとめるためにも地域の魅力を高めることが必要で、その中で特に教育が果たす役割は、地味で時間がかかるものですが、一番重要だと考えます。私には小学生の三人の子供がおり、みやま市で子育て中ですけれども、県下どの地域に生まれても、義務教育段階で子供たちの将来の可能性を最大限に広げることができれば、地域の魅力は向上し、定住人口の確保を初めとする地方創生につながるし、またその逆もしかりと実感しております。
その点を踏まえて、私は平成二十八年三月の予算特別委員会において、児童生徒の学力の状況とその向上策について、本県では特に中学生の学力が伸び悩んでいること、そして伸び悩み方も各地域によって特徴があることを指摘いたしました。例えば、私の地元南筑後地区では、全国学力・学習状況調査の結果を分析すると、小学校は全国平均を超え、福岡県全体の成績を牽引するような立場なのが、中学校になると全国平均を下回る成績に落ち込む傾向があります。このような地域の特徴をしっかりと捉えて、県の取り組みを市町村や学校に行き届かせることや、中学校に特化した取り組みの見直しなどを指摘したところです。さらに、同じく平成二十八年十月の決算特別委員会においては、中学校の学力向上に向け、定期考査のあり方や、市町村、学校におけるPDCAサイクルの徹底、小学校五年生から中学校三年生まで継続して学力推移を把握することの必要性などを指摘し、より具体的で実効性のある取り組みを求めたところであります。これらの指摘を受け、県教育委員会においては、各地区の教育事務所から、地域の特徴に応じた支援を行うチームを中学校に派遣したり、県立高校の入試問題を活用した中学校用教材を作成することとなりました。また、各学校で学力向上プランを策定してPDCAサイクルを確実に行うよう位置づけられた上で、県の学力調査の対象に中学校一年生を追加して、小学校五年生から中学校三年生まで切れ目なく学力の変化を分析する取り組みを進めていると理解しております。各地域の学力向上は、人づくり、福岡県全域の均衡ある振興発展にかかわる課題であります。子供が、県内のどの地域で育っても、将来の社会の担い手として活躍できる人材となるために、小中学校の段階で十分な学力を身につけられる環境を整えることこそが未来の福岡県をつくる基盤となると信じております。そのために、単に全国学力調査の点数の上下に一喜一憂するのではなく、課題がある地域に対して着実に取り組みを進め、県内の全ての地域の学力を一定水準に上げていくことこそ、本県教育の使命であり義務であります。
そこで、子供の未来のために、県の学力向上の取り組みについて、教育長に以下三点質問いたします。まず一点目、本県児童生徒の学力の現状について、教育長はどのように総括しているのか御所見を御披瀝ください。
そして二点目、学力向上に向けた県のこれまでの政策は効果があったのか、これまで幾度か質問に取り上げてきた南筑後の状況を含めて御説明ください。また、その課題についてどのように捉えているのかお答えください。
最後に三点目、現在の課題を解消し、さらなる学力向上を図るため、今後、県としてどのように取り組むのか、県教育トップである城戸教育長の意気込みも含めてお聞かせください。
以上、県下全域で子育て世帯の皆様が福岡で子育てしたい、福岡県に住み続けたいと思えるような力強い答弁を期待して、質問を終わります。(拍手)
32◯副議長(畑中 茂広君) 城戸教育長。
*教育長答弁
33◯教育長(城戸 秀明君)登壇 児童生徒の学力の現状についてでございます。平成三十年度全国学力調査の県全体の結果では、四教科区分の平均で見ると、小学校は、全国の値を上回っており、四年連続で向上し、調査開始以来最も高い値となっております。中学校は、三年連続で向上傾向にあるものの、依然として全国を下回っており、小学校で伸ばした学力を中学校段階で十分に伸ばすことができていないことが課題と考えております。また、特に中学校では、全ての教科区分で全国の値を超える地区がある一方で、全ての区分で下回っている地区もあり、いまだ地区間格差が解消されておりません。さらに、本県は、生徒の問題解決に向けた主体的な態度や、話し合いによる探究活動などの値が全国よりも低く、今後、小中学校九年間のつながりを意識しながら授業改善などの取り組みを行う学校の組織的マネジメントを徹底させることが必要であると考えております。
学力向上に向けた施策の効果についてでございます。これまで県教育委員会では、学力向上推進強化市町村の指定による非常勤講師の配置や指導主事の重点的派遣を行い、学力実態の厳しい市町村への支援を継続して行ってまいりました。また、近年は、学校が学力調査結果を活用して全職員で課題を分析し授業改善に生かすための取り組みについて、モデル事例の紹介やすぐれた授業に学ぶ研修の実施、県立高校入試問題を活用した学習資料の提供などを通して意識改革を図ってまいりました。これらの取り組みが学力の検証改善に向けた教員の意識の向上や、筑豊地区小学校の学力向上などの効果を生んでいると考えております。南筑後地区の中学校では、昨年度まで、検証改善サイクルの確立が大きく立ちおくれていましたが、教育事務所による管理職支援訪問や中堅教員を集めた授業改善セミナー等の取り組みを通して、検証改善を行う学校がふえつつあります。しかしながら、思考力を育てる授業づくりに向けた教員の意識や、小学校、中学校間をつなぐ意識は、中学校においていまだ不足しており、その改革を図り、小学校で培われた学力を持続的に高めていくことが南筑後を初めとした本県の課題でございます。
今後の学力向上の取り組みについてでございます。未来社会のつくり手としての学力を育むことの大切さについて、学校が地域、保護者と共通理解し、校区一体となった機運を高めることがまずは重要であり、このため、三月までに全ての小中学校が地域、保護者に対し、学力向上に係る丁寧な説明を行うよう、県として働きかけております。また、平成二十九年度から中学校一年生を県版学力調査の対象に追加し、小学校五年から中学校三年までの切れ目のない状況を把握できるようになりました。これをもとに、中学校段階での学力が伸び悩んでいる地域においては、小中を一貫させた視点から同一集団の経年変化を分析し、そのデータを踏まえた小中合同での研修を行うよう啓発を進めております。あわせまして、他地区のすぐれた取り組みを学ぶ地区間交流研修を充実させ、義務教育九年間をつないだ効果的なマネジメントの具体例を南筑後地区を初め県全体に浸透させ、意識改革を図ってまいります。
【平成31年板橋さとし県政報告会・新春の集い】
1月27日、まいピア高田にて平成31年板橋さとし県政報告会・新春の集いを開催させて頂きました。
今年は後援会名誉会長であり日本医師会長でもあられる横倉義武先生にも超ご多忙の中ご出席頂き華を添えて貰いました。
ご来賓として藤丸敏代議士、松山政司・大家敏志両参議院議員の秘書さん、松嶋盛人みやま市長、牛島利三議長はじめとするみやま市議会議員の皆さん、酒見勇次柳川市副市長、白谷義隆副議長をはじめとする柳川市議会議員の皆さんはじめ多くの各種団体の皆様にご参集頂き有難うございます。
また、今年も500名以上のご出席を賜り、会場に入りきれず立ち見や外のモニターにてご参加頂いた方も数十名おられ、感謝と共に大変申し訳なく思っております。
私からは県政報告として、3つお話しをしました。
「宿泊税問題」では時系列を追って、なぜこんな混乱が起きているか解説、また県が検討している税体系や今後の見込み税収を説明し、県の立場を是非応援して欲しい旨お願いしました。
続いて、現在進めているソフト・ハード両面の主要事業概要として、筑後広域公園フィットネスエリアの事業内容、山川443号線の利便性・安全性向上、高田山川線を延伸して有明沿岸道路・高田ICにタッチさせる効果、自動運転サービス、オリンピック事前キャンプ、グリーンツーリズムについてご来場の皆様と思いを共有させて頂きました。
3番目に昨年末ご逝去された西原親前市長との想い出として、私が提案した新規事業を快く受け入れて進めて頂いたエピソードや、県と市の連携を深めるために情報連絡会議を作って頂いた功績をご披露しました。
統一地方選前の独特の雰囲気のなか、昨年末から今回の新春の集いについては本当に不安だらけでしたが、多くの皆様の温かいご支援のおかげで今までで一番記憶に残る素晴らしい集いにする事が出来ました。また、撤収作業まで協力して頂いたみやま市内15地区の後援会の皆さん、本当に有難うございました。心より御礼を申し上げると共に、これからもご期待に添えるよう全身全霊で県政振興に打ち込む所存ですので、どうぞ宜しくお願い致します!
【三潴高校ソフトボール部とのソフトボールクリニック】
みやま市少年ソフトボール連盟会長を仰せつかっております。少子化と選択肢の増加によりソフトボールを選んでくれる子供達も毎年減っており、チーム運営にはそれぞれ大変御苦労をされているのが現状です。
そこでソフトボールの魅力向上の為に役員の皆さんと知恵を絞って、昨夏は普段試合に出られない子供達にも試合の楽しさを知ってもらうよう、小学校5年生以下を対象とした「みやまフレッシュドリーム大会」を開催(【少年ソフトボールの振興を目指し、第一回みやまフレッシュドリーム大会開催!】 https://itahashi.info/blog/20180812011027 )。そして今回第二弾として北京オリンピック女子ソフトボール金メダリスト藤本索子監督率いる三潴高校女子ソフトボール部のお力を借り、ソフトボールクリニックを1月20日に開催しました。
藤本監督は3年前、元全日本女子ソフトボール監督の宇津木妙子氏と一緒にソフトボールクリニックをして頂いた御縁があります(【努力は裏切らない。宇津木妙子監督、みやま市でソフトボールクリニック】 https://itahashi.info/blog/20160112150651 )。その流れで今回の依頼をさせて頂いた次第。忙しい練習や試合のスケジュールの合間を縫って無理なお願いを快くお引き受け頂き、本当に有難うございます。
クリニックは、普段の練習ではあまり行わない入念なアップから始まり、ボールの握り方からキャッチボールの指導、股割りを用いたゴロの捕球姿勢の指導など基礎の再確認。その後高学年と低学年に分かれてランニングスローなどちょっと難しい技術に挑戦しました。
藤本監督からは、「楽な練習と苦しい練習があったら苦しい方に挑戦しよう」「(股割りなど)一人で出来るトレーニングはチャンスと思おう。一人でこっそり頑張れば必ず実力に繋がる」などモチベーションを上げるアドバイスが発せられます。
三潴高校ソフトボール部の皆さんも、子供達の一生懸命な姿に笑顔を浮かべて優しく楽しく指導をして頂きました。
そしてラストは、三潴高校ソフトボール部VSみやま市少年ソフトボール連盟6年生選抜チームの記念試合!選手以外のみんなも身を乗り出さんばかりに集まって応援をしてくれました。
今回のクリニックを通じて、子供達がもっともっとソフトボールを好きになって、多くの友達に「ソフトボール楽しいよ!一緒にやろうよ」と胸を張って勧めてくれるようになってくれれば会長冥利に尽きます!
【平成31年度みやま市成人式】
今年のみやま市は380名が新成人だったそうです。
その前夜、ある新年会で一緒だった友人が「実は明日息子が成人式なんです」、それはおめでとうと祝福すると、頭をかきながら「でもウチのはちょっと悪さ坊なんで、明日も賑やかすと思います」と照れながらも嬉しそうに話してくれました。
式当日、けたたましいクラクションの車に乗り込み、ド派手な衣装に身を包んだ一団がそれぞれの名前を書いた幟旗を手に来場。まさに日本一ド派手と言われる北九州スタイルが県南参上!「あー、多分この中の誰かが息子なんだな」と、昨晩頭をかいてた友人の顔を思い出しニヤリとしてしまいました。
そんな事を想いながら、挨拶の掴みに先日伺ったラサール高校の体育祭の話をご紹介しました。
「ラサール高校の体育祭では、高校三年生の髪型は自由だそうです。生徒達は金髪はじめ色とりどりに染め上げたり、モヒカン、パーマ、編み込み工夫をこらしてそれぞれのヘアスタイルで参加するとの事。そして体育祭で完全燃焼した後は坊主頭になって、受験モードにスイッチを切替えて入試へ向かっていきます。で、この体育祭で三年生が弾ける様子を先生達は『成仏する』と表現するそうで、『中途半端じゃダメ。思いっきり成仏出来た生徒の方がそれからグングン伸びる』との事。成人式にも似たところが有るのでは?今まで皆さんは保護される側だったのが、これからは社会の一員となる事で責任を負い、保護される側から保護する側に成長しなきゃならない。今日はその境目の日だから、仲間と思いっきり弾けて結構です、そして上手く『成仏』してスイッチを切替てください。」
個性的な人達も沢山いましたが、多くの皆さんがきちんと話を聞いてくれて、今年のみやま市の成人式は厳粛に滞りなく終了しました。成人された皆さんと共により良い社会づくりに邁進していきたいと思います。
【平成31年 新年明けましておめでとうございます】
天皇陛下の譲位により5月1日より新天皇が即位され新元号となる一年がはじまりました。時代の変わり目、新しいうねりや大きな変化が起きる予感でワクワクします。
4月に統一地方選挙を控え、私も恒例となりました県政報告会「新春のつどい」を下記の通り開催します:
日時 1月27日(日)
受付 16:30〜 開会17:00〜
場所 まいピア高田
会費 2,000円
託児コーナー有ります。お母さん大歓迎!(事前に事務所へ御連絡下さい)
是非お誘い合わせのうえご参加頂ければと存じます。
写真は、我が家の年始を彩ってくれる、絵手紙友学を主宰されている宮川文男さんから頂いた年始の絵手紙です!勢いありそうなイノシシ君のように、自分も猛進したいと思います!
【西原親前みやま市長ご逝去】
西原親前みやま市長が12月27日未明にご逝去されました。
私が初当選して以来、県議会議員の先輩として、地元市長として、暖かく時に厳しく様々なご指導を賜りました。
私が提案したオリンピックキャンプや自動運転サービス実証実験の招致活動も、「ご理解頂けるだろうか」と最初心配していましたが、新しもの好きでフットワークが軽い西原前市長は快く受け止めて頂き、実現する事が出来ました。
市長の職は辞されましたが、培われた経験と人脈を今後のみやま市発展の為に存分に活かして頂けると期待するなか余りにも早い旅立ちとなりました。
心よりご冥福をお祈りするとともに、私が頂いたご恩に報いるためにも県政の中でこれまで以上に存分に汗を流し、故郷県南の振興を誓うばかりです。
【自由民主党公認証授与式】
【自由民主党公認証授与式】
本日、自由民主党の公認証授与式が行われ、安倍晋三自民党総裁名の公認証を手渡して頂きました。身の引き締まる思いです。
自民党福岡県連 藏内会長・松本幹事長、自民党県議団 原口会長・松尾幹事長と、本日公認証を頂いた自民党福岡県議団二期生12名で記念撮影。
8年間苦楽を共に一致結束してきた我々二期生12名は、これまで以上に国・県・市町村の太いパイプとなるべく、諸先輩のご指導を賜りながら県政振興・故郷への御恩返しのため全力で頑張って参ります。引き続きのご指導ご鞭撻宜しくお願いします。
平成30年12月議会一般質問「農業の観光資源化」
録画中継にて知事答弁を含め視聴する事が可能です
⇒板橋聡の議会質問録画中継
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質問要旨 一、農業の観光資源化
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◯十九番(板橋 聡君)登壇 皆さん、こんにちは。一般質問初日のトリを務めます自民党県議団の板橋聡です。通告に基づきまして、農業の観光資源化について質問をいたします。
本年八月、ラグビーワールドカップのジャパンプロモーションや農林水産省が進めるフードバリューチェーンの研究などを目的としてオーストラリアを視察しました。その中で、クイーンズランド州の州都ブリスベーンから車で三時間ほど離れたスタンソープという見渡すばかりの平野が広がる田舎町でイチゴ栽培の現場を訪問する機会を得ました。オーストラリアは日本以上の慢性的な人手不足で、特に農業分野は深刻な状況とのことです。そのため、オーストラリア政府はワーキングホリデービザに着目し、最初の一年間で三カ月農林水産業に従事すると、もう一年ビザが延長され、つい先月には、二年目に六カ月農林水産業に従事するとさらにもう一年、合計三年滞在期間が延長できるような制度変更をしました。州都ブリスベーンから遠く離れた、観光とは全く無縁と思われる田舎町のスタンソープでも、農繁期になると先進国からワーキングホリデーでオーストラリアを周遊する若者が続々と集まってきて、ルームシェアをしながら数カ月滞在し、イチゴのピッキングやパッキングの作業を行いながら、農村地域の異文化体験を楽しんでいるそうです。
一方、日本では、京都の非農家であった喜多氏が、荒廃した茶畑を借り、茶の生産から販売までを行う、おぶぶ茶苑合同会社を設立、二〇一六年から会社内に、トラベル京都ティーツーリズム支店を設置して、国内外の観光客に宇治茶の歴史を説明、茶畑見学やお茶のテースティングなどを提供し、参加者は二年足らずで通算千人を超える人気アクティビティーとなっております。注目すべきはその体験料。何と四時間コースで一万二千円、滞在型の十二日間コースでは三十万五千円だそうです。
東京在住の友人が福岡に来て、あした一日、あるいは半日暇なんだけど、どこに行くのがお勧めかと言われると困惑する自分がいます。福岡県はもっともっと観光資源の磨き上げ、発掘が必要なのは間違いありません。今回知事が政治生命を賭して取り組まれている宿泊税の問題において、あれだけ福岡市が強気に出られるのも、結局福岡市以外で福岡県に行くとこあるのかという上から目線の裏返しでもあり、地方の若者を吸い上げ繁栄を謳歌する福岡市が、宿泊税も市単独で課税しようとする姿勢は、おまえの物は俺の物、俺の物は俺の物というジャイアニズムを感じずにいられません。しかしながら、県下全域が福岡市になることは不可能です。県が観光の広域性を実現するためには、所有では得られない体験や思い出、人間関係に価値を見い出す事消費を県下あまねく仕掛けていかなければ活路は見出せません。その視点から、農業文化、食文化を体験することで日本ファンになり、リピーター効果も期待でき、県下に広くポテンシャルを秘めたグリーンツーリズム、アグリツーリズムが打開策となり得ると期待をして、今回、農業の観光資源化をテーマに質問させていただきます。
知事は我が会派の代表質問で、宿泊税によって得られる財源を活用した施策について、DMO設立支援を挙げていらっしゃいましたが、具体的にどうやって地方のDMOが観光で稼ぐのか、また欧米豪からのインバウンド誘客とおっしゃいますけれども、それをどうやって県内全域に周遊してもらうのか、具体的な構想がなければ絵に描いた餅です。
そこで質問です。県内津々浦々にポテンシャルがある農林水産業を観光資源化し、磨き上げることができれば、宿泊税の効果をスピード感を持って県全域で共有し、知事がおっしゃるとおり観光行政が広域性を有するようになるのではないでしょうか。知事の所見をお聞かせください。
農業を観光資源化していくためには、地域のJA、観光協会の連携が肝となりますが、それぞれ独立した組織であり、県においてもJAは農林水産部、観光協会は商工部が所管をしており、グリーンツーリズムの立ち上げに向けて緊密な連携がとりにくい状況です。
そこで知事に質問です。地域において農業をつかさどるJAと観光をつかさどる観光協会が、地域の強みを把握して、農業の観光資源化の必要性を認識しタッグが組めるよう県は働きかけを行い、農業の観光資源化を進めていくべきと考えます。また、将来的にはそれぞれの地域で観光資源化された農業体験をつなぎ、福岡に行けば一年中農業体験ができるように希望者と地域のマッチングをするなど、県として主体的にグリーンツーリズムの広域化に関与する必要があります。そのためには、県においても商工部と農林水産部の連携が不可欠と考えます。この二つの連携をどのように進めていくのか、知事の所見をお聞かせください。
ところで、県内では朝倉地域がいち早くグリーンツーリズムに取り組み、先進地域と呼べるような実績と経験をお持ちだと聞いております。
そこで知事に質問です。朝倉地域のグリーンツーリズムの現状、課題についてお聞かせください。
知事は以前、観光振興策について問われると、ワンモア福岡、すなわち福岡でもう一カ所、もう一食、もう一泊とおっしゃっていましたね。最近はとんと聞きませんが。このワンモア福岡の考え方は、県内最大の宿泊者数を誇る福岡市に訪れた観光客に、もう一カ所、もう一食、もう一泊県内のどこかでしてほしい、具体的にはオプションツアーでワンモア、つまり柳川で川下りをしてもらう、太宰府天満宮に来てもらう、イチゴ狩りをしてもらう、そんなイメージじゃないかと思います。これでは観光の主体となる福岡市が宿泊税問題で強気になるのも仕方ありません。今回私がグリーンツーリズムをテーマにしたのは、観光における主従関係に変化を生み、選択の幅を広げたいとの思いからです。例えば、グリーンツーリズムで筑後地方で一週間滞在し、オプションツアーで一日は福岡市内に行って買い物をする、野球を見る、屋台を体験するような新しい福岡の楽しみ方を生み出していくべきですし、そういうビジネスモデルの確立なくしてはDMOもどうやって地方が観光で稼ぐか頭を抱えるばかりではないでしょうか。
そこで知事に質問です。朝倉地域に芽吹いているグリーンツーリズムを、県内津々浦々で取り組んでいけるようにするためには、国内外の先進事例を研究し福岡に適したビジネスモデルをつくり上げる必要があります。それをもとに、まずは県内数カ所でパイロットモデル地区を設定し、福岡県でも地域に滞在し、農業、日本文化、日本の生活、食を楽しみ、体験する、そしてその滞在と体験で地域が稼ぐことができるような先進事例をつくり上げ、徐々にその範囲を広げていくことが近道だと考えますが、知事の所見をお聞かせください。
宿泊税の問題が私の地元でもよく話題に上ります。多くの県民の皆さんは、新たな財源による観光振興策に大きな期待を寄せています。知事にはその期待を裏切ることがないような答弁を期待して、私の質問を終わります。(拍手)
◯知事(小川 洋君)登壇 お答えを申し上げます。
まず、農業の観光資源化でございます。本県は、自動車とか半導体とか製造業が盛んでございますが、一方で、全国有数の農業県でございます。その生産地を訪れ、農業者と交流をしたり、農産物の収穫体験を行うことは、本県の魅力的な観光資源として大いに活用できるものと考えております。昨年七月に策定いたしました私どもの観光振興指針の中では、魅力ある県産の食を体験できる観光ルートの開発及び提案、外国人観光客に向けた観光農園、農業体験を観光資源として確立していくことへの取り組みについて書かせていただいております。県におきましては、農業者と連携した体験プログラムの開発、農業体験を含む体験プログラムの県観光ホームページでの情報発信、またその体験プログラムの旅行会社への情報提供などに取り組み、農業体験を活用した誘客というものを促しているところであります。今後は、農業体験と地域のさまざまな観光資源を組み合わせ、こうした観光資源を目的にその地域を訪れ、滞在し、これらの観光資源をめぐり、また体験をする方がふえるよう取り組んでまいります。
次に、農業の観光資源化に向けた商工部と農林水産部との連携でございます。県内各地域の観光振興を図っていくためには、市町村、観光協会、JAなどさまざまな関係者が協力をし、地域の特色を生かしながらそれぞれの観光地づくりを進めていく必要がございます。そのため、農林水産部におきましては、農業体験に取り組んでおられる農業者の情報に加えまして、JAや市町村に働きかけ、今後、農業体験に取り組む意向のある意欲的な農業者あるいはJAの部会、これらについての情報を収集をしてまいります。その上で、このような情報を商工部におきましては、地域の観光協会に提供し、県、市町村、JA、農業者、観光協会が連携をいたしまして、農業体験を地域の観光資源として磨き上げ、その体験プログラムを広域的につないでいくことによりまして、その当該地域への誘客につなげていきたいと、このように考えております。
次に、朝倉地域のグリーンツーリズムの現状と課題でございます。グリーンツーリズムは、訪れられた方たちに農業、農村のすばらしさを体験をしていただくだけではなく、地元住民が農業や地域の魅力をみずから再確認することを通じまして、地域の活性化にもつなげていく重要な取り組みでございます。県内でも有数の農業地域でございます朝倉地域でございますけれども、平成二十二年に朝倉グリーンツーリズム協議会が設立をされまして、農家民泊や農業体験と小石原焼など伝統工芸の体験、大刀洗の平和記念館での平和学習などを組み合わせた体験プログラムを作成をし、小中学校の修学旅行を積極的に受け入れておられます。県、朝倉市、筑前町、東峰村で構成をしております朝倉地域広域連携プロジェクト推進会議におきましては、この取り組みを推進するため、協議会と連携をし、体験プログラムを紹介するパンフレットの作成、県内外の旅行会社や小中学校への誘致活動、受け入れ家庭の募集や研修会などを行ってきているところであります。こうした取り組みの結果、平成二十九年度には、登録家庭が百四十軒にまでふえ、七校、九百五十四名の修学旅行生を受け入れるまでに至りました。この朝倉地域におきましては、九州北部豪雨の影響や高齢化の進行によりまして受け入れ家庭が減少し、ニーズに対応できなくなることが懸念されておりますことから、県といたしましては、地元市町村と連携をし、受け入れ家庭の拡大、新たな体験プログラムの掘り起こしなど、さらなる支援を行っていく考えでございます。
農業体験による滞在型観光のパイロットモデルの構築についてお尋ねがございました。先ほど申し上げましたとおり、朝倉グリーンツーリズム協議会の取り組みというのは、農村への滞在、農業体験と地域の特色を生かしたさまざまな観光資源を組み合わせ、年間を通した誘客につなげておられます。こうした取り組みを他の地域に広げていくことによりまして、県内の農村地域への誘客を促し、観光消費を伸ばすことにつながっていくと、このように考えております。グリーンツーリズムの取り組みを進めていくためには、宿泊施設の準備、農業体験と地域の観光資源とを組み合わせたプログラムづくり、二次交通の確保、インバウンドの受け入れ態勢の充実など、地域の観光協会とJAそして地元市町村が連携して検討していかなければならない課題が多くあります。まずは、朝倉グリーンツーリズム協議会や安心院町のグリーンツーリズム研究会を初めとした国内外の先進的な取り組み事例につきまして、市町村、JA、観光協会など関係者に対しまして、その情報提供を行ってまいります。あわせて、こうした方々と意見交換を行いながら、県内のグリーンツーリズムに関心を持つ地域の掘り起こし、地域における課題の抽出など具体的な検討を進めていきたいと考えております。例えば、現在県内では、柳川市観光協会、みやま市観光協会が農業体験と、柳川の川下りや、みやま・清水山オルレなど地域の観光資源を組み合わせたプログラムづくりを検討されておられます。県におきましては、今後、両協会にグリーンツーリズムに取り組むことを提案をしていきたいと思っております。こうした取り組みを県内でモデル的に進めていくことによりまして、農業を観光資源として活用した観光振興、この輪を広げていきたいと、このように考えております。
【オセアニア・オリンピック委員会ブラス事務総長来福】
【オセアニア・オリンピック委員会ブラス事務総長来福】
みやま市・柳川市・築上町・みやこ町の4市町で2020東京オリンピックのキャンプ受入が決定している、オセアニアオリンピック委員会のリック・ブラス事務総長らが12月3日に福岡県庁をご訪問頂きました。私はスポーツ振興・国際交流振興調査特別委員会副委員長として同席。
昨年12月に日本で初めて複数の市町(みやま市・柳川市・築上町・みやこ町)で複数の地域のオリンピックキャンプ(オセアニアオリンピック委員会)を受け入れる協定を締結し、その後それぞれの地で2回程度のプレキャンプが実施されております。
リック・ブラス事務総長からは、「プレキャンプに参加した選手からは大変前向きな報告を頂いている。」「一方で、未成年の選手がキャンプに参加する際、未成年保護の観点から保護者の帯同が法制化されており、どうやってこの負担を軽減するかが大きな課題」とのコメントを頂きました。
まだまだ先だと思っていた東京オリンピックですが、開会が近づくにつれ具体的な問題点も浮き彫りになってきました。良い形で本番を迎え、その後の交流に弾みが付くように引き続き県としてバックアップを要請していく所存です。
【自動運転サービスが拓く地域交通の未来フォーラム開催!】
先日お伝えしたとおり、11月2日から50日間かけてみやま市では自動運転サービスの長期実証実験が全国に先駆けて実施されています。
その中間報告として12月2日に「自動運転サービスが拓く地域交通の未来フォーラム」が開催されました。
古賀誠前衆議院議員、藤丸敏代議士をはじめとするご来賓をお迎えし、試乗会や、縁側をイメージした新型車両の参考展示、三菱総合研究所杉浦主任研究員の基調講演、地元中高生の意見発表など盛りだくさんの内容でした。
中山間地や高齢者の移動手段に課題を抱える地域が増える中、国・県・市が一丸となってみやま市が自動運転サービスの先進地域を目指すのは勿論、福岡県が掲げる「北部九州自動車産業アジア先進拠点プロジェクト」の中でみやま市が自動運転サービスでその一翼を担うことを期待しております。
【議会運営員会管外視察 長崎県・諫早市】
【議会運営員会管外視察 長崎県・諫早市】
私が所属する議会運営委員会で長崎県議会と諫早市議会の議会運営について視察してまいりました。備忘録代わりに書き留めます。
○ 長崎県議会
福岡県議会と大きく違う点がいくつかありました
(1)予算特別委員会(以下「予特」)・決算特別委員会(以下「決特」)を全議員が委員となり年4回行っている。総括質疑を冒頭行い、個別の審議はそれぞれの常任委員会に分科会を設置しその中で審査される。福岡県議会は予特・決特それぞれ31名の定数で委員会を構成。予特は2月議会、決特は9月議会で開催。
(2)代表質問を行っていない。平成4年第一回定例会において、一般質問においても代表質問と同じような質疑が行えるので、一般質問に集約することとなり現在に至るそうです。因みに長崎県議会の一般質問の持ち時間は答弁含め60分。一問一答、一括質問一括答弁、分割質問方式から選択可能。福岡県議会では代表質問を所属議員5名以上の会派が毎定例会実施。質問時間の持ち時間は45分(2月議会は60分、それぞれ答弁時間は除く)です。福岡県議会では代表質問は会派として包括的、そして継続性や国との連携をもって行われており、一般質問は各議員の地元事情や個人的信条に応じて比較的自由に質問をされている印象です。
(3)通年議会を行っていた(現在は廃止)。議会改革というと「通年議会」を連想される方が多いと思います。これは三重県知事が改革派で有名な北川氏だった頃に、議会側も改革をという事で導入され北川元知事はじめマスコミで持て囃されたからだと思っています。長崎県では平成23年6月に設置された県議会・県政改革特別委員会で議論の後、平成24年3月に通年議会の条例案が賛成24名反対20名で可決。しかしながら、議会活動期間が以前の1.5倍となり、議会対応を行う執行部側の業務負担が増大し業務執行に影響が生じたり、県政における地域代弁者である県議会議員も議会の拘束時間が増える事で地域活動が大きく制限されるなどの弊害が生じたため、平成26年2月に通年議会を廃止する議決が賛成26名反対18名で可決されました。両方の制度を経験した長崎県議会の生の声を聞くことで、通年議会に抱く一般的な幻想と、その現実をよく学ばせて頂く事ができました。
○ 諫早市議会
議会のITC化を目指し「タブレット端末導入」をいち早く実現したのが諫早市議会です。
平成27年5月よりタブレット端末導入実証試験を実施し、平成28年4月から本格導入しています。
議会や委員会で使用する議案書・資料などの書類や会議録を議員・職員がタブレット端末で検索閲覧出来るようデータ化・共有化を行っています。これは決して「ペーパーレス」を最終目的とするのではなく、議会活動の能率性と利便性の向上を図り、議員の政策立案能力・発信力を高める事などを目指す中で、結果としてペーパーレス化も図られるというスタンスです。
同様に市民に対するインターネット経由での議会活動に関する情報を積極的に提供し、議会に対する市民の関心の向上と参加機会の拡大や、事務局から議員への連絡事項や添付文書をメール送付する事で事務の効率化・スピード化を目指します。
タブレット端末は議員各自で準備し、システムは「SideBooks」というクラウドサービスを採用。
私からは共有文書の検索性を確認しましたが、文章として保管しているものは全文検索可能との事(つまり図や写真として保存されているものは検索不可)。また共有文書に書き込みをして、それを議員それぞれで管理することが可能など、非常に使い勝手が良さそうなシステムでした。
個人的には頂いた資料はPDF化してデータとして管理しているので、この仕組みが県でも採用されれば、PDF化の手間がなくなって助かります。
【自動運転サービス長期実証実験、日本で最初にみやま市からスタート】
【自動運転サービス長期実証実験、日本で最初にみやま市からスタート】
国交省などが2020年までに社会実装を目指す自動運転サービスは、平成29年度に全国13カ所で短期の実証実験を行いました。みやま市も13カ所の一つに選定され、今年の2月に8日間の実証実験が行われました。
その後、国交省による検討の結果、昨年行われた13カ所の実証実験のうち5−6カ所を選定し、約1ヶ月の長期間で実証実験を行い、自動運転に対応した道路空間の基準などの整備、地域の実情に応じた運行管理システムやビジネスモデルの構築を目指すこととなり、我がみやま市が無事選定され、本日より実証実験が山川町と清水山などを中心に行われることになりました。長期実証実験においては日本で一番乗りだそうです。
早速、松嶋盛人みやま市長・牛島利三みやま市議会議長と3人で試乗させて頂きました。
前回から車両がグレードアップし、内部モニターとマイク、スピーカーを設置して車内の状況を管理センターへ送信し、インタラクティブに車内の状況が管理出来るようになりました。またスピードもちょっと速くなった気がします。
更に実験するルートも、交通量が多いとこも有り、なかなか実践的なルートになっています。
実験期間は今日、11月2日から12月21日までの50日間です。
みやま市が自動運転の先進地域になるよう、見かけたら是非応援してあげてください!試乗もあるそうですよ。
【みやま市長に松嶋盛人氏が初当選】
みやま市の新市長が誕生しました。大激戦でした。
地域から県議会へ送って頂いている私も、西原前市長同様に松嶋新市長としっかり協力して、山積する地域の課題を市民の皆さんと心を一つに、スピード感を持って解決できるよう努力して参ります。