ホークスファーム誘致、挨拶チャンピオン知事表敬訪問、永遠の0等

祝!ソフトバンクホークス2・3軍本拠地用地に筑後市が選定されました!!
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昨日筑後市長と偶然お目に掛かりましたが、本当に今までの招致活動が報われたという安堵で満面の笑みでした。筑後市は県南の市町村を巻き込んで「オール筑後」として頑張った点も評価されたのではと思います。上記の写真は筑後地域の首長、議長らが集まり行われた1万人集会の映像です。

福岡県は誘致予定地のすぐ隣に県営筑後広域公園を所有しており、ソフトバンクホークスファーム本拠地を活用した地域活性化に密接に関与することになります。県南のスポーツ文化振興の中心として県営公園が充実していくよう議会としても働きかけたいと思います。

昨日はみやま市で開催されている「挨拶日本一運動大会」の第8回チャンピオンが小川知事を表敬訪問しました。
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挨拶は人と人との最初のコミュニケーションです。みやま市の運動が県内でも広がっていくことを期待します。
しかしチャンピオン3人の挨拶は本当に気持ちが良かったですよ!

その後、夜の予定まで時間があったので映画「永遠の0」を見ました。
岡田准一さんの演技が珠玉。最後の表情が目に焼き付いて離れません。父親の立場で感情移入をして観ていたので、エンドロールが始まってからジワジワと涙がこみ上げてくる不思議な経験でした。
奇しくも昨日は安倍総理が靖国神社を参拝しましたが、一国のリーダーが自国のために尊い命を落とした英霊に手を合わせる事が政治問題だとニュースになる状況が残念でなりません。安倍総理の靖国神社参拝に関する記者会見全文がありましたので、興味の有る方は一度目を通して見てください。

消防団訓練激励

昨晩は来年の出初め式で小隊訓練とポンプ車操法を披露する水上第一・第二分団、開分団の訓練を激励に行ってきました。
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雪が降ってもおかしくない寒空の下、団員の皆さんは1月11日の本番までそれぞれの仕事を終えて毎週月水金の3回、約2ヶ月にわたる訓練を行います。
私もコートを着るのは失礼かと思い、スーツの下にヒートテック上下装備しておりましたが、10分もしたら奥歯がガタガタ言うくらい寒かったです。
分団長に労いの言葉をかけると「先輩達もやってきたことですから、頑張ります!」と頼もしい言葉。

本当に消防団の皆さんの「自らの地域は、自らで守る」精神には心から敬意と感謝を表したいと思います。
毎年出初め式には中学生くらいの少年達も多く見学にやってきますが、訓練の成果を十二分に発揮し、子供達が「こういう大人になりたい!」と憧れるような演技披露を期待しています。頑張って下さい。

毎日寒い日が続きますが、みなさんお風邪など召されぬように。

一般質問終了・トップの覚悟

3月10日に行った一般質問は無事終了。原稿と動画のリンクをこちらに纏めておきました、是非ご覧下さい。

今回は、各地で伝承される祭りや伝統芸能に代表される無形民俗文化財は文化的価値もさることながら、地域の皆さんが力を合わせて代々守り伝えてきたもので、観光資源であると同時に地域コミュニティづくりや賑わいづくりといった地域活性化に寄与する事を確認し、地域活性化の観点で無形民俗文化財をもっと活用促進するよう知事に質しました。

文化財は法律上教育委員会が維持・保存を担当しますが、その積極活用には県庁のまちづくり担当部局が関わらなければなりません。県庁側は予算を握っていますので、教育委員会とのスムースな連携を図るにはハードルが高いのです。今回、知事への再質問で投げかけをしておりますが、今後改善を目指して働きかけをして行きたいと思います。なかなか一回で完璧な結果を出すことは出来ません、焦らず一歩一歩頑張っていきますので是非そのプロセスもご理解いただければと思います。

今回の議会では、福岡県警のトップである樋口警察本部長が暴力団壊滅についてもの凄く熱のこもった答弁をされました。
通常、議員の質問に対しては知事部局と対峙する議会の仲間として質問の最初と最後に拍手が行われますが、議会と対峙する知事部局や警察本部からの答弁で拍手が起こることはまず有りません。
しかしながら、樋口県警本部長の暴力団対策に対する並々ならぬ熱い決意は「そこまで言っちゃって大丈夫?!」と心配になるほど、思わず拍手をせずにはいられない覚悟を感じる感動的なものでした。

トップの覚悟一つで組織は如何様にも変わります。日々暴力団壊滅に向けて奮闘されている職員の皆様の士気は大いに鼓舞されたのではないかと推察します。皆様にも議事録が上がってきたらご紹介しますね。

警察繋がりですが、12月1日に柳川警察署年末年始特別警戒出発式が行われました。一日署長にはRKBラジオのパーソナリティでもあるエッセイスト、そして博多祇園山笠では多くの山のぼせから慕われる大庭宗一さんでした。講演の中で「一人がいなくても世の中動く、一人が居れば世の中もっと動く」というお言葉を頂き、私はまちづくりや地域おこしに関わる人々への力強いエールだと解釈しました。
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(右から二番目が大庭さん)

年末年始は人・モノ・金の動きが大きくなり、犯罪やトラブルが多発する季節でもあります。皆様、十分ご注意ください。私は連日の忘年会ラッシュで胃が相当荒れてる気がします、無理をしないでなんとか乗り切りたいモノです。

平成25年12月議会一般質問「地方の時代にふさわしい、地域活性化の為の無形民俗文化財活用について」

福岡県議会 録画中継にて公式動画で質問と知事答弁が確認できます。
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質問要旨「地方の時代にふさわしい、地域活性化の為の無形民俗文化財活用について」
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◯十一番(板橋 聡君)登壇 皆さん、おはようございます。自民党県議団の板橋聡です。十二月定例議会の一般質問トップバッターとして、本日は地方の時代にふさわしい地域活性化のための無形民俗文化財活用について質問をさせていただきます。
 昨年、北部九州豪雨による沖端川決壊で浸水被害に遭ったみやま市本郷地区において、十一月三日に、福岡県が指定する無形民俗文化財である、どんきゃんきゃんというお祭りが開催されました。昨年は災害直後だったので神事のみの開催でしたが、ことしは夜遅くまで多くの家庭でお客様を迎え、水害で痛手を負った地域住民同士のきずなを再確認し、心の支えとなるいつものお祭りの風景が戻ってまいりました。古来から祭りや神事に代表される無形民俗文化は、地域のアイデンティティーの核でもあり、天災などにより地域の人々の心が折れそうなときでも地域住民のきずなを深めるとともに、自尊感情を高め愛郷心を育むことにつながります。県が指定している無形民俗文化財に限っても、北部九州豪雨の被災地である八女市には先週行われた田代風流、同じく柳川市には十月に開催された三柱神社秋季大祭の目玉であるどろつくどんなどがあり、各地において災害を乗り越える地域おこし、まちづくりに一役買ったのではないでしょうか。
 一方で、困った問題も発生しています。どんきゃんきゃんでは、しゃぐま、獅子頭と言うんですけれども、これをいただいた少年たちがかねやおはやしに合わせて舞いながら太鼓を打ち鳴らすのですが、本郷地区では少子化の影響から小中学生の数が激減し、神幸行列を維持するのにも四苦八苦されています。田代風流は本来、地域住民の男性のみが参加するお祭りだったのですが、最近は人手不足で女子生徒が参加したり、市外に移り住んだ方々に声をかけて祭りのときだけ帰って参加してもらっているそうです。柳川のどろつくどんは、最盛期には市内二十以上の町内会が山車を所有していましたが、現在はわずか四町のみとなりました。衰退が懸念される中、平成九年に飛龍どろつくどんの会という民間団体が立ち上がり、町内会と一体となって伝統の維持、継承に腐心されている現状です。全国的に名の知れた、本県観光の目玉とも言える博多祇園山笠あるいは小倉祇園太鼓などとは違い、小さな集落で受け継がれてきた祭りや芸能に代表される無形民俗文化財は、伝統を継承するための人材も少なく、携わっている少数の方によって細々と引き継がれているものも少なくありません。また、生活様式や意識の変化により地域社会に対する個人のかかわり方にも大きな変化が起こっており、お祭りや伝統芸能のお世話にかかわると時間もとられる、道具だ何だと金もかかるということで、あえて避けようとする人が少なからずいるのも、残念ながら現実でございます。
 そこで知事に質問です。小川知事は県民幸福度日本一を初めとする数々の施策の中で地域おこし、まちづくりというキーワードを盛り込まれています。県民幸福度向上の観点で、地域おこし、まちづくりを県の施策の中でどのように位置づけ、進めていらっしゃいますでしょうか。また、地域コミュニティーの活性化に対して伝統芸能や民俗行事など無形民俗文化財は大きな役割を果たすと思いますが、地域おこし、まちづくりに無形民俗文化財を活用することについて知事はどのような認識を持っているか御披瀝願います。
 文化財保護のあり方については、平成二十二年三月に福岡県文化財保護基本指針が県教育委員会により策定されています。この中で地域の活性化に向けた活用として、「文化財保護行政としては、まちづくり担当部局との連携により、都市計画法や景観法等の既存制度も活用しながら、文化財と一体となって価値をなす環境を整備し、文化的な空間を創出していくなど、文化財保護の理念に沿った地域おこしやまちづくりを行っていくことが重要」と明記され、地域おこし、まちづくりにおける文化財の活用が盛り込まれています。
 そんな中、県指定無形民俗文化財及び無形文化財は合計七十六件ございますが、これらの維持、保存に対し、県単独の県費補助額の過去五年の実績は、平成二十年分から順に、七十二万円、四十万円、四十九万円、百十四万円、百四十四万円です。一件当たりにして、何と年平均わずか一万一千円。もちろん地域の無形民俗文化財の保存、活用は基本的に市町村が行うべきと理解しますが、財政もノウハウも市町村あるいは住民だけではとても賄い切れません。県からの支援は必要であります。県として価値を認めたからこそ県指定になっている無形民俗文化財に対して、この予算額ではとても県が策定した文化財保護基本指針を達成できるとは到底思えません。
 そこで知事に質問です。この補助事業は、県指定無形民俗文化財の維持、保存以外に、基本指針に記してあります地域活性化に向けた活用が含まれているのか、予算案の提出者である知事の見解をお聞かせください。
 どんきゃんきゃんが行われる廣田八幡宮には御成敗式目の一節が掲げてあります。「神は人の敬いにより威を増し、人は神の徳により運を添う」。まさにそのとおりで、無形民俗文化財であるお祭りや伝統芸能の保護、継承は地域住民の積極的な参加があって初めて可能であり、またお祭りや伝統芸能が継承され発展することは地域の活性化につながっていく。つまり、無形民俗文化財保護と地域活性化は表裏一体の関係であります。
 そこで教育長に質問です。大変失礼な言い方になりますが、教育委員会にはまちづくりに関する組織もノウハウも予算も持ち合わせていないと理解しておりますが、この県文化財保護基本指針を達成するために今後どのような体制を構築すべきでしょうか。また、いつごろ、どのように達成するのか、プランやロードマップをお持ちでしょうか。
 また知事に質問です。県として地域振興、まちづくりの観点から、まずは県指定無形民俗文化財に対する支援が組織体制、予算面の双方で必要だと考えますが、教育委員会を含めた福岡県行政全体のトップとして、県民幸福度日本一を目指す小川知事の御所見を御披瀝願います。
 以上、私の一般質問を終わらせていただきます。(拍手)

◯議長(松尾 統章君) 小川知事。
*知事答弁

◯知事(小川 洋君)登壇 お答えを申し上げます。
 まず、県民幸福度向上の観点からの地域振興、まちづくりの進め方についてでございます。県民幸福度の向上のためには、まずもってそれぞれの地域が元気になることが重要であります。このため総合計画におきましては、時代の潮流や福岡県の強みといったものを踏まえまして、それぞれの地域が特色を生かし、地域の経済を活性化させ元気になる、そういう視点から具体的な施策を展開することといたしております。今後も、地域が持っております特性、資源、強みを最大限発揮をしていただき、その魅力を高められるよう、市町村、地域の皆さんとともに連携を図りながら、具体的な地域振興策、まちづくりに取り組んでまいります。
 次に、無形民俗文化財が地域活性化に果たす役割についてお尋ねがございました。各地域に古くから伝わります神楽や舞など無形民俗文化財は、その地域の歴史、文化を知る上で大変重要なものであります。また、地域の皆さんが力を合わせて代々守り伝えてきたものでございます。貴重な観光資源になるとともに、地域コミュニティーづくりやにぎわいづくりといった地域の活性化にも寄与するものであるというふうに認識をいたしております。
 無形民俗文化財に対する助成制度についてお尋ねがございました。御指摘のありました県教育委員会が所管をしております県指定文化財保護事業というものは、県指定になってございます無形民俗文化財の衣装、道具、それから舞台等の維持、保存というものを目的にしたものでございまして、直接的には地域おこしやまちづくりというものを想定した助成制度ではございません。
 地域の活性化の観点から、無形民俗文化財の活用促進についての考え方、お尋ねがございました。文化財を積極的に地域づくりに活用していきますことは、県として取り組むべき指針となってございます。先ほど述べられた指針にそう記されているわけでございまして、このため知事部局では、京築地域で京築神楽を活用した文化の力蓄積プロジェクトにおきまして、神楽公演などを通じた地域の魅力発信やにぎわいづくりに県、市町村一体となって取り組んでいるところでございます。また、個性ある地域づくり推進事業というのがございまして、これによりましてうきは市の文化財保護活用基本計画の策定事業を助成するなど、市町村が行っておられます文化財を活用した地域振興事業を支援をしてきているところでございます。今後、教育委員会及び知事部局連携しながら、市町村に対しまして無形民俗文化財が地域活性化のための有効な地域資源であること、これを周知をし、その活用がさらに推進されるよう助言も行っていきたいと思います。またあわせて、すぐれた取り組みについて支援をしてまいります。さらに、国や民間団体が行う助成事業につきましても、市町村に対して広くその内容について情報提供を行い、その活用について働きかけをしてまいります。

◯議長(松尾 統章君) 杉光教育長。
*教育長答弁

◯教育長(杉光 誠君)登壇 地域活性化に向けた文化財の活用、推進体制についてでございます。県教育委員会といたしましては、県指定となっております無形民俗文化財について、道具や衣装の修理等に係る助成を行うとともに、国、民間団体の事業を活用し、地元自治体と十分協議をしながら文化財の保護に努めているところでございます。今後は、地域の文化財は地域で守るという基本理念のもと、無形民俗文化財が地域活性化に活用されますよう、関係部局と無形民俗文化財についての情報共有を図るとともに、地元自治体がつくるまちづくりの組織ができた際には、これに積極的に参画し、指導、助言を行うなど一層の支援に努めてまいりたいと考えております。

◯議長(松尾 統章君) 板橋聡君。

◯十一番(板橋 聡君)登壇 知事に二点再質問をさせていただきたいと思います。
 知事の最後の答弁で、無形民俗文化財の活用促進について、すぐれた取り組みに対して支援を行うとのことですけれども、支援は非常にいいことなんですが、すぐれた取り組みというのがひっかかってしようがありません。御説明さしあげたとおり、無形民俗文化財は博物館などで維持、保存されている有形文化財と違い、長きにわたり地域の人々が自発的に保護、継承、活用されているもので、その取り組みに県として優劣をつけるのは、ちょっと私としては違和感を感じます。
 その中で、すぐれた取り組み、支援を行うと言われたすぐれた取り組みとは、何をもって判断をされるかというのを教えていただけますでしょうか。また、組織体制、無形民俗文化財の活用に関する地域づくり、まちおこしに対する活用に対して、組織体制に関する問いについては教育長が答弁をされておりますが、過去の質問にて、農作物の鳥獣被害とか伝統産業保護、水害対策について、県庁内で窓口が各所に散らばっていることによる対策の難しさを指摘して、知事にはいろいろと対応いただいております。しかしながら、それらは全て知事部局の中での連携でした。今回は、教育庁が主体的に保護して、それを予算提出権とあと条例制定権を握る知事部局が活用すると、こういう指揮命令系統が全く違う部局間をまたがる連携をお願いしているわけです。今までの部署間連携とは違うハードルが存在すると思っております。
 同様の事例として、世界遺産登録推進室が挙げられると思います。これは組織をつくって、事業予算を与えて、教育庁から知事部局に人を出して、連携体制を整えて、世界遺産登録という部局間をまたがる目的に邁進されております。今回の質問に当たり、教育委員会及び知事部局の幾つかの担当部署の皆様に、何度もヒアリングをさせていただきました。すると、どうぞどうぞ、いえどうぞどうぞおたくが、いやいやそちらでどうぞどうぞと、テレビで見たような光景が、お互い遠慮し合っていらっしゃる様子を見るにつけ、非常に溝が深いなと心配をしております。やはりここは、知事が声を上げて、具体的なミッション、そういったものを知事部局側に与えるなどしなければ、文化財保護基本指針の実現はおぼつかないと思いますが、知事は県トップとしてどのように部局間の連携をとり、効果を上げるのか、もう少しかみ砕いて説明をいただけますでしょうか。
 以上、お願いをいたします。(拍手)

◯議長(松尾 統章君) 小川知事。

◯知事(小川 洋君)登壇 お答えを申し上げます。
 まず、支援の対象として、すぐれた取り組みということでお答えを申し上げましたが、私が申し上げたかったことは、地域の資源の有効活用ということで地域の活性化、それにつながる、そういう視点から、すぐれた取り組みと申し上げたつもりでございます。
 第二点に、先ほどもお答えいたしましたように、保護の基本指針というのがありまして、そこの中には活性化にも活用していこうということがうたわれておるわけであります。それを具体化していくために、教育委員会と、それから知事部局がそれぞれ維持、保存という観点からと、そしてそれを地域活性化あるいは地域のアイデンティティー、それの確立、そういったこと、いわゆる教育委員会がやっていない部分のところ、そういう役割、それが両方相連携しながら、この無形民俗文化財、それが保存、継承、そして活用がされると、そういうことを、先ほど御答弁いたしましたとおり、教育委員会と知事部局が連携をしながら支援をしていきたいと思っているわけであります。

12月議会の質問日程決定!

12月2日より福岡県議会12月定例議会が始まっておりますが、すっかり忙しさにかまけてブログの更新もままなりませんでした。

12月定例議会にてトップバッターとして一般質問の場に挑みます。12月10日(火)11時頃に登壇予定です。
質問要旨は「地方の時代にふさわしい地域活性化の為の無形民俗文化財活用について」です。ちょっと長ったらしいですが、県指定無形民俗文化財であるみやま市の「どんきゃんきゃん」柳川市の「どろつくどん」などを事例に質問させて頂く予定です。
当日は議会中継のページにて生中継がご覧になれます。見逃した方も12月13日頃から録画中継がコチラで(←click!)ご覧になれます。どうぞ宜しくお願いします。

本日は第七回みやま市駅伝大会が絶好の青空の下、開催されました
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私は11月に肉離れをした関係もあり、今回は参加出来ませんでしたが市議会議員チームが結成されるという噂もありますので来年は是非参加したいと思います。
2月の清水山ロードレースに向けて、恐る恐る練習を再開したのですが、やはり故障した部位が気になって全力で走れません。困ったものです。

杵屋勝国先生帰郷公演@瀬高中学同窓会総会

私の母校でもあるみやま市立瀬高中学校同窓会が設立60周年を迎え、同窓生でもある杵屋勝国先生を帰郷公演にお迎えした式典が11月23日に開催されました。

勝国先生は昭和19年生まれの世代で、瀬高中学を昭和35年に卒業されました。6歳の頃から始められた三味線の道を極め、日本の第一人者として歌舞伎・長唄の世界では日本国内に留まらず世界中を飛び回っていらっしゃいます。
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私自身は長唄にも三味線にも不調法なもので、ここで語るのはおこがましいのですが、本当に感動しました。

日本人で良かったと心から思える、しかし古典芸能の堅苦しさなどはみじんも感じず、ジャズセッションのようなグルーブ感を帯びた圧倒的な迫力に全身に鳥肌が立つくらい酔わせて頂きました。途中では三味線、小鼓、大鼓、笛など楽器の解説コーナーがあり素人の私にも興味深く楽しく過ごせたあっという間の90分。

前日には勝国先生の母校である瀬高中学校にて、生徒向けに演奏と長唄講座が披露されたそうです。中学生時代に日本最高峰の伝統芸能に触れる機会を得るなんて本当に幸せだと思います。

勝国先生は今回の帰郷公演に際し、自らが招聘されているにもかかわらず最高の長唄をみやまで実現するために多大なご尽力を頂き実現することが出来たと伺いました。母校に対する溢れんばかりの愛情に感謝するばかりです。

学校とは僅か3年やそこらで卒業してしまうものです。逆に言えば、卒業してからの方が学生時代より長いわけで、同窓会活動こそが母校との関わりであると思います。
自分もいつの日か母校に恩返しが出来るように日々努力していきたいと心に誓いました。

帰郷公演を見逃されてご興味おありの方に、杵屋勝国先生が理事長を務める杵勝会のサイトから過去の演奏動画を発見しましたのでリンクしておきます。しかし生の迫力は何ものにも代えがたいモノです。本当に素晴らしい経験をさせて頂いたと、今回のお世話役をされた瀬高中学同窓会役員の皆様に感謝致します。

みやまで落語体験

先週末は「第3回まるごとみやま秋穫祭」が開催されました。商工会やJAはじめ16団体の皆様を中心に沢山の出店やイベントが披露されましたが、その一つとしてみやま市とご縁がある女流落語家 林家扇(せん)さんをお招きして、落語や寄席講座が開催されました。

扇さんは御尊父がみやま市山川町の出身で、子供の頃にはよく里帰りで山川町を訪れていたそうです。23歳の今年6月二つ目に昇進し、日本でただ一人となる平成生まれの女性二つ目だそうです。

生の落語に触れる機会は滅多にないので、私も小学一年生の息子と娘を連れて聴きに行ってきました。ちなみに我が家ではNHK BSで再放送されている「ちりとてちん」がマイブームなもので。。。
演目は「ざるや」。小一にはちょっと難しいかなと思ってましたが、途中からスイッチが入ったように笑う笑う。
後で何が面白かったのか聞くと、「分からない言葉も多かったけどテンポや雰囲気で楽しくなって笑ってしまった」との事。さすが噺家!

夜は、扇さんを囲んでの打上にもご招待頂き、落語界隈の話を色々と聞かせて頂きました。
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人を前に話す機会の多い議員という仕事、噺家さんのプロの技に学ぶべき所は多い。演説上手の政治家には落語好きが多いとの話もよく耳にします。

自民党の若手ホープと呼ばれる小泉進次郎代議士は大の落語好きらしく、移動中に落語を聞かれることも多いそうです。父である小泉純一郎元総理が在職中、お疲れ気味のところを察し、綾小路きみまろの本を渡して気分転換を勧めたのは有名です。
また、その昔、麻生太郎副総理の祖父である吉田茂元総理も落語好きで、春風亭柳橋をひいきにして自宅に招き一席演じさせたり、幼少の麻生副総理を連れてお忍びで寄せに通ったりしたとの事。雑誌で古今亭志ん生との対談の際、志ん生が何度も「総理、総理」と呼ぶので「総理はやめとくれ、茂公(しげこう)と呼んどくれよ」と頼んだという逸話もあるそうです。

子供達にとっても落語に触れる機会がもっと増えればと思います。
話の中身や話術もさることながら、羽織袴に三味線、お囃子、座布団に正座。そしてその所作。日本の粋を学ぶには最高のお手本ではないでしょうか。

林家扇さんにはもっともっと活躍して頂くと同時に、みやま市に落語の楽しさを運んでくる伝道師になって頂きたいものです。頑張って下さい!!

柳河特別支援学校青柳祭視察

健康管理の為に週に2回はジョギングするよう心がけています。三日前いつものように走っていたところ3km位で右ふくらはぎに刺すような痛みが。診察したところ軽度の肉離れでした。準備運動を怠ったのと、最近体調不良だったのが原因のようです。肉離れは準備運動によって防ぐことが可能とのこと、皆さんお気を付け下さい。

お医者様から、早く治す為にも右足に負担がかからないように杖の使用を勧められたので、生まれて初めて杖歩行を経験しています。
杖を使うといつも通っている道が全く別の風景に見えました。歩行スピードが物凄く遅くなるので、普段気にもしていなかったお店を発見できたり楽しみもあるのですが、いつもより時間的余裕をもって行動しなければなりませんし、博多駅等人混みの移動は他の通行人の邪魔にならないよう動線をちょっと外れて歩いたりして気を遣います。階段は無理なのでエスカレーターかエレベーター、しかし県庁でも議会棟と行政棟の間には10段程度の小さな階段があったり、エスカレータ・エレベーター設備が少ない施設では遠回りをする必要がある。
一番問題だなと思ったのは、そういう諸々の不自由があると外出や移動すること自体が億劫になることかも知れません。

やはり自分が経験しないと見えてこない部分は大きい。今後とも健康管理に気を付けたいと改めて思いましたし、同時に今回の経験を今後の活動に活かしたいと思います。

先週末、柳河特別支援学校で開催された文化祭「青柳祭」を視察して参りました。
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視覚障害児童が結成している琴クラブによる琴の演奏や、小学部生徒による演劇、中学部生徒による「となりのトトロ」の演奏等々、肢体不自由と視聴覚障害などのハンディを持つ生徒達ですが、先生方はじめ多くのスタッフの皆さんがお世話を始めプロジェクターの活用など趣向を凝らすことで観る側・演じる側双方にとっても大変充実しているように見受けられました。

柳河特別支援学校は私が当選した2011年にも視察させて頂きました。当時、肢体不自由児童が利用される通学バス停車場の防雨用屋根が小さく、健常者ならそんなに問題では無いでしょうが、乗降に時間が掛かる車椅子の場合、ゲリラ豪雨だと生徒さんも介助する方もずぶ濡れになって大変だったそうです。教育庁でも色々と検討して頂いた結果今年改築が施され、ちゃんと改善されていました。
柳河特別支援学校バス停車場2年前
柳河特別支援学校バス停車場現在
写真上が2年前。乗降口にだけ掛かった屋根は、小雨ならば良いのですが、風雨が強い時は横から雨が吹き込んできて介助される方共々びしょ濡れだったそうです。
写真下が現在。屋根を大きくして、ゲリラ豪雨時はバス全体をすっぽり屋根の下に停車するようになりました。これで雨を気にせずゆっくり安全にバスに乗り込めます。

現場に居なければ分からないこと、身をもって経験しなければ分からないこと、沢山あります。全てを叶えることは出来ませんが、自分が常識と思っている事に囚われず、地域と県との架け橋になりたいものです。

2013年白秋祭水上パレード

昨晩は柳川が産んだ詩人、北原白秋先生の遺徳を偲ぶ「白秋祭水上パレード」に参加してきました。
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八十隻以上のどんこ舟が約一時間半かけて柳川のお堀をパレードします。沿道では花火で歓迎する子供達や、多数の特設ステージで太鼓や雅楽の演奏などで途切れることの無い市民上げてのおもてなし。
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最終目的地では市民劇団による白秋ソングの合唱
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そして全てのどんこ船が到着すると花火が打ち上がりグランドフィナーレ。市街地での打上の為、高所まで打ち上げることが出来ず、低い位置で爆発する花火なので迫力満点です
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光と闇と白秋ソングが奏でる幻想的な雰囲気と、暖かい柳川の皆さんのおもてなしに包まれる、これぞ日本のお祭り!とても清々しい気分にさせてもらえました、有り難うございます。

金美齢先生との再会

本日から福岡県の平成24年度決算を集中審議する決算特別委員会が始まりました。来年度予算策定に向けての重要な委員会です。私自身は、今回委員会メンバーではありませんが自民党県議団の一員としてオブザーバー出席です。

しかし、先週からの無理がたたり朝から身体がだるい。県庁の診療所に行くと37.7度の熱。平熱が低いので結構辛いのです。この後夜の会合は早々に失礼させて頂き、明日に備えたいと思っています。

三嶋隆夫オーナーシェフが率いられるフランス菓子16区の取引先などで作られる16区会という団体があるのですが、そのお世話役を私の後援会長が務められているご縁で総会に先週お邪魔しました。

目的は金美齢先生の特別講演会です。約90分の講演を、79歳という年齢にも関わらず立ったまま務めきられた事にただただ敬服するばかり。

金美齢先生とは、私が6年前に母校山門高校の同窓会総会のお世話役をした時に記念講演を引き受けて頂いて以来のお付き合いですが、今回は講演終了後ゆっくりお話しをする機会にも恵まれました。
私も議員になって2年半を過ぎ、色々な壁にぶつかる事も多いのですが、先生からは

「有権者に阿るためにブレてはいけない、それによって敵が出来ても51%の味方を作ればいい」
「やりたいことを実現するにはお金もポストも必要。そして大望を持つ者はストイックに生きなさい」
「政治家はチャーミングであること」

等々、ここには書き切れない程の多くの厳しくも暖かいアドバイスと共に、安倍晋三首相からの熱い期待を得て委員に就任されたクールジャパン推進会議の裏話など地方議員の私にとっては普段触れようもないダイナミックな中央の話を熱く語って頂きました。
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また、福岡県議会に台湾友好議連があること、福岡県人で台湾の近代化に寄与した蓬莱米の育ての親・末永仁氏の胸像が福岡農業試験場に台湾から贈られたこと、日台友好のために桜絆会(おうばんかい)という会を作り台湾の公園に100本の桜を植樹したこと、その繋がりのお陰で来年九州国立博物館で台湾・故宮博物院展覧会が開催され、門外不出と言われた「肉形石」が展示される事等々、福岡に於ける日台友好活動をお話しをご紹介するとそれはそれは目を細めて喜んで頂きました。

金先生の凛とした生き方が発するオーラを全身に浴び、もやもやした気持ちが吹き飛んだかのようです。この様な素晴らしい機会を与えて頂いた三嶋社長、大塚会長に衷心より感謝申し上げます。

金美齢先生の著作で、私が一番お気に入りの「政治家の品格、有権者の品格」。2008年出版ですので今では書店に殆ど置いていないのですが、kindle版がなんと50円で販売されていました。ご興味有る方は是非!

伊豆大島土石流災害について

台風26号による伊豆大島の土石流災害は18日朝の時点で死者22名行方不明27名という甚大な被害をもたらしています。衷心よりご冥福と一日も早い復旧をお祈り致します。

この災害に関して、下記のようなニュース解説がありました:
FNNニュース 台風26号 なぜ伊豆大島に特別警報が出なかったのか解説します。

まず、基準というものがあるんですが、大雨の特別警報の場合、50年に一度の大雨という基準があります。
これには、3時間雨量と48時間雨量という、2つの指標があるんですね。
まず、これに該当するか、そしてあとは、雨の範囲の広がりという2つあるわけです。
今回、3時間の雨量、伊豆大島で、どれだけ降ったのか見ていきましょう。
実は、明け方にかけて335mmという猛烈な雨が続いていた状況がわかるんですね。
これを伊豆大島の3時間の50年に一度という指標に当てはめてみますと、147mmですから、これ、大幅に超えている状況だったんですね。
では、なぜ出なかったのか。
もう1つの指標、広がりというところにポイントがあります。
実は、その50年に一度という雨が、日本列島を5km四方のマスと見立てて分けた場合に、10カ所以上該当するときに、特別警報というのは発表されるんですね。
今回、気象庁によりますと、伊豆大島の大雨では、午前4時の段階で、9カ所だったんですね。
1カ所足りないということで、今回、大雨の特別警報発表されませんでした。
ただ、その伊豆大島の5kmを見てみますと、そもそも9カ所しかないので、伊豆大島だけの大雨では、基準としては出ないということになっているんですね。
また、その東京都内で50年に一度という雨は、ほとんどないと判断されたので、発表はしなかったということなんですが、伊豆大島からおよそ20kmほど離れた利島という場所で、同じ時間にこの50年に一度に該当する雨が降っていたので、トータルすれば、10カ所となるわけなんですね。
ただ、今回はトータルでという見方をされなかったようですが、今後、このあたりが課題になるのかなとは思います。

5キロメートルのマス目で伊豆大島を覆ってみると下記のようになるそうです
20131018伊豆大島
3x3の9マスですっぽりと島が覆われてしまう。確かにこれでは伊豆大島全体に豪雨が降り注いでも物理的に大雨特別警報の基準は満たす事はありません。

ゲリラ豪雨などによる被害が全国的に増えている昨今、気象庁の大雨特別警報の基準では引っかからないけど非常に危険な状況はあり得るわけです。
警報や勧告だけを頼りに杓子定規に対応しても、人の命は守れません。市町村、県において現場の判断を重視するようにしなければなりません。
福岡県では現在も、災害対策本部の立ち上げなど色々な基準が設けてありますが、それに縛られること無く気象予報や現場の状況を鑑みて柔軟に対応しているそうです。

一方で、避難勧告が出たけど大した被害も無かった場合住民の方から不平不満が出たり、行政側がセーフティーサイドに傾きすぎて避難や警報を安易に発してしまう可能性もあり、非常に難しい問題も孕んでいます。

また伊豆大島は東京都ですが、地図をみれば一目瞭然
20131018伊豆大島2
地理的には静岡県と言ったほうが適切なんですよね。

私は昨年の豪雨災害を受け9月議会で「市町村域をまたぐ避難について」質問しましたが、それを思い出しました。
自然災害には人間の決めた市や町や県の境界は関係ありません。先程の大雨特別警報等も静岡県の雨量などとの合わせ技で判断をした方が現実的だと思いますが、その点東京都はどう考えているのか興味があります。
いずれにせよ、今回の災害を我々福岡県にとっても教訓として防災減災対策を考えていかねばなりません。

小規模クリーク整備事業について

本日は筑後川下流域農業開発事業促進協議会の陳情に参加しました。この協議会は筑後市長を会長に、みやま市、大牟田市、久留米市、柳川市、八女市、大川市、大木町が会員として参画しています。

筑後川下流域はご存じの通り農業が盛んで、土地改良事業・圃場整備などにより農産物の生命線とも言える用排水施設が整備されてきました。
この用排水施設は集落周辺の環境整備に資するのはもちろん、防火用水や湛水防除の面から地域の防災・減災対策にもなります。ちなみに柳川市は市内になんと930km(福岡~羽田間と同じくらいの距離)のクリークが存在するとの事です!

福岡県では、平成23年度に事業期間3年間で県単独で行う小規模クリーク整備事業を創設し、経年劣化や豪雨などで法面が崩壊しないよう整備を行っている所です。
この事業が平成25年度以降も継続できるよう、筑後川下流域農業開発事業促進協議会の各首長様と共に小寺農林水産部長への陳情活動を行いました。

私自身昨年9月議会の一般質問にてクリーク整備の現状と今後の取り組み方針について知事へ質問しております、その流れを踏まえてこの陳情により地域の熱い要望を酌み取って頂けるよう引き続き努力致します。

その後、警察委員会副委員長として飯塚市で開催された「暴力団追放!地域決起会議(筑豊地区)」に参加してまいりました。
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写真左の地元選出江藤秀之県議をはじめ海老井副知事や飯塚警察署長のご挨拶に始まり、力強く大会宣言が読み上げられました。その後あさひ保育園の可愛い園児さん達の太鼓披露のあと筑豊地区暴力団情勢の講演。
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そして、一日暴追隊長には地元福岡よしもとのコンバット満さんとぶんぶん丸さんが任命され、来賓一同壇上にあがり「暴力団を利用しない、恐れない、金を出さない、交際しない!」のシュプレヒコールを行いました。

福岡県は日本で初めて暴力団排除条例を施行し暴力団を許さない社会作りを推進しています。一方で、県内に5つの広域指定暴力団が存在しており、発砲事件や抗争事件が相次いで発生しているのも事実です。
福岡県と福岡県警は警察、行政、事業者、住民が一体となってこのような暴追集会を各地で開催し、安全安心なまちづくりの実現を今後も目指していきます。

第8回海外福岡県人会世界大会開幕

第八回海外福岡県人会世界大会の記念式典が昨日開催されました。
今回は企業の海外駐在員で構成される海外福岡県人会も含めて、16カ国21県人会から合計約300名がルーツである福岡に集結されました。またお迎えするために我々県議会議員から国会議員・市町村の首長・議長・国内県人会・各種団体の皆さんも勢揃い。

式典冒頭、国家斉唱が行われましたが、日本人であることの誇りを噛みしめるような会場一杯に溢れる歌声に心が震えました。「ルーツは福岡、夢は世界へ」を体現された皆さんだからこその、日の丸への想いが伝わってきます。
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各国の県人会代表者がご登壇の後、海外県人会を代表してトロント福岡県人会の冨永会長へ小川県知事と松尾議長から感謝状と記念品の贈呈が行われました。

その後、九州合唱コンクール・福岡予選で金賞を獲得した春日西小学校の皆さんが春の小川・茶摘み・赤とんぼなどの童謡を披露してくれました。
最後は会場全体で「ふるさと」の大合唱。
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「こころざしを果たして、いつの日にか帰らん♪」の歌詞は、海外へ夢を抱き移住された方々の気持ちを慮ると涙腺が緩くなります。会場全体が感動に包まれ無事式典は終了しました。

その後の歓迎レセプション
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幟旗や福岡県の特産品を展示しお出迎え。乾杯は県産日本酒。会場のあちこちで談笑の環が広がります。

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こちらは日系人として、アジア系アメリカ人として初めてハワイ州知事になられたジョージ有吉さん御夫妻。豊前市のご出身です。姉妹都市であるハワイ州との交流事業では様々なお力添えを頂いております。
(ジョージ有吉さんのエピソードは、安倍晋三総理大臣の講演でも触れられています。ご一読下さい⇒「安倍晋三・元総理 講演録 素晴しい日本人 紘一郎雑記帳」

これから12日のサヨナラパーティーまで、故郷訪問ツアー含め沢山のイベントでお持て成しを致します。
短い期間ではありますが、ふるさとを存分に満喫して頂きたいと思います。

海外福岡県人会世界大会、ホークスファーム本拠地誘致

非常に強い台風24号が、8日午後から9日にかけて福岡に接近します。
暴風や豪雨に対しての備えをお願いします。

みやま市の消防長と今朝話したところ、昨日より準備を進め、今日は泊まり込みで警戒にあたるとの事です。柳川市では8日午前10時から市民会館公民館を避難所として提供しているとの緊急速報メールが届きました。
各自治体とも万全の体制で対応にあたっているようです。

残念な事に本日夜に開催予定だった「第八回海外福岡県人会世界大会参加者歓迎会(前夜祭)」も中止となりました。
1885年から福岡県からの海外移住が始まり、北米中南米に移住した人々は遠く離れた異国の地で助け合いながら生きていくために「海外福岡県人会」を設立しました。
現在は移住者やその2世3世4世で構成される海外福岡県人会は9カ国21箇所で活動を行っています。

その海外福岡県人会が一堂に会す「第八回海外福岡県人会世界大会」が12年ぶりに福岡県で10月9〜12日まで開催されます。
テーマは「ルーツは福岡、夢は世界へ」。一般の方も参加出来る、海外物産や料理、音楽、ダンスなどを楽しめる海外福岡県人会フェアも12〜13日に天神中央公園で開催されますので、ご興味有る方は是非お立ち寄り下さい!

今日は福岡ソフトバンクホークス ファーム本拠地誘致のプレゼンテーションが行われるそうですね。
私も先週日曜日に筑後広域公園で開催された「決起集会」に行ってきました。
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残る候補地は福岡市、北九州市、宮若市、そして筑後市の4つ。

筑後市を応援するために久留米市、大牟田市をはじめとする県南筑後の全市町村の行政・議会・商工会が集結し、約1万人のファンの皆様と一緒に「ホークスファーム本拠地を『筑後』に」と気勢を上げてまいりました(『筑後市』じゃなくて『筑後』なのがポイントです)。

今回の誘致合戦、残念ながら1次選考で落選した大牟田市、小郡市、うきは市も一緒になって「オール筑後」で応援して頂く、「1次選考落選の悔しさを倍返しだ!いや100倍返しだ!」の心意気、嬉しいじゃないですか。

当日は自民党県議団藏内勇夫会長が福岡ソフトバンクホークス王貞治会長に直接一万人集会の件をお伝えし、地元の盛り上がりをご理解頂いたそうです。

あとは人事を尽くして天命を待つ、良い結果が出ることを期待しています。

9月議会終了

本日9月議会が終了しました。

景気の下支えをする事前防災・減災等の公共事業や、電気料金・燃油・飼料価格高騰に対応する省エネ・節電対策を含む、総額135億円余の補正予算案等上程された議案が無事可決されました。内容については県政レポートなどでお知らせしたいと存じます。

また議会後には在福岡アメリカ領事館に新たに赴任されたユーリー・フェッジキフ首席領事が松尾統章議長を訪問されましたので、私も日米友好議員連盟の事務局長として司会進行役で同席させて頂きました。
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今回の議会から議会棟1階にお客様向けの掲示板が設置されたことをお伝えしましたが、その掲示板にもフェッジキフ首席領事官を歓迎するメッセージが。
その前で記念撮影
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オハイオ州出身で、過去に大分市役所に勤務経験もある新首席領事。赴任中に博多弁でスピーチしたいという目標もご披露頂きました。

夜は長裕海副議長の就任祝賀会でした。
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長先生が以前秘書として使えていらっしゃった山崎拓先生も来賓として祝辞を述べられましたが、暖かいお人柄を感じさせる素晴らしい祝賀会となりました。県議会を牽引するリーダー役として松尾統章議長との絶妙なコンビネーション期待しております。

しかし9月議会が終了して10月を迎え、年末年始に向けてノンストップな日々が続きます。本当に月日が経つのは早い!一日一日を大切に頑張りたいと思います。

信号機のLED化

9月25日に行った一般質問に関して、正式な議事録が出来上がるまで原稿をコチラに掲載しています。また、知事答弁を含めた録画中継は9月30日頃からコチラでご覧頂けます。

生中継をご覧になったみやまいい町会のブログで取り上げて頂きました。また、複数の同僚議員の方からも内容に興味があるので質問原稿が欲しい旨要請頂き、反応があると質問作成の苦労も報われるようで嬉しい限りです。

今回の質問は観光政策に関する大枠の話をさせて頂き、執行部とも認識を共有させる事が出来たと感じています。今後は定期的に状況をレビューして「福岡でもう一泊、もう一食」したくなるような観光政策を邁進させていければと思います。

また本日は各常任委員会が開催され、付託議案の審議が行われました。
私が副委員長を務める警察委員会でも所管の補正予算について審議を行い、無事採決されました。

警察の補正予算は信号機LED化の費用です。本年度当初予算で827交差点の信号がLED化される予定でしたが、補正予算で新たに173交差点をLED化し、合計1000箇所の交差点がLED信号になります。
LED化する事によって以前の電球タイプより視認性が向上するうえに、消費電力を1/5程度にする節電効果があります。
具体的には1交差点で年間約6万8千円の電気料削減が出来るとのこと。また寿命も10倍程度になる為、以前は毎年交換作業が必要だったメンテナンスコストも大幅に削減される見込みです。

信号のLED化は平成23年度から本格的に開始され。平成25年度末で県内10136箇所の交差点の内、4999箇所、比率にして49.3%がLED化されます。
今の予算規模が続けば平成30年頃に県内全ての信号がLEDに置き換わる計算です。

さて、福岡県議会棟の一階に案内モニターが導入されました。
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今のところメモリカードを使っての情報更新らしいですが、当日開催の議会の内容が確認出来るのは傍聴者にとって便利ではと思います。
開かれた議会を目指し、一同頑張っています。議会の見学、傍聴など興味の有る方は是非ご相談ください!

一般質問日程決定、今度のテーマはワンモア福岡

9月定例議会の一般質問日程が決まりました

9月25日(水)です。私は1番目に質問予定ですので、開会が遅れなければ11時頃登壇します。
「議会中継」のページ(Click!)で生中継が行われます、また見逃した方も9月30日頃から録画中継を観ることができます。PCだけではなく、スマートフォンでも視聴可能ですので、ご興味の有る方どうぞご覧下さい。

質問要旨は下記の通り
「ワンモア福岡の取り組みについて」
 1.観光協会との取り組み強化
 2.歴史観光政策
 3.MICE戦略都市等との連携

「ワンモア福岡」とは、福岡を訪れた観光客に「福岡でもう一箇所、もう一泊、もう一食」して頂くことを目指す、小川知事が就任以降力を入れている観光政策です。
私が顧問を務めるみやま市観光協会の総会に出席して色々思う事があったのが今回の質問のきっかけの一つです。
執行部始め関係各所に下調べを十分にさせて頂き、あとは原稿作成だけですがこれが一苦労しています。この連休中に仕上げねば。。。

秋は叙勲の御祝いが盛んなシーズンでもあります。本日は柳川農業協同組合 成清組合長の黄綬褒章受章祝賀会にお招き頂きました。「組合員、農業者を路頭に迷わさない」の信念の下、地域農業振興の為に長年ご尽力頂いた功績を称えようと集った会場一杯の出席者。成清組合長のお人柄が窺えます。本当におめでとうございました!
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9月議会開催中&瀬中で貰った元気

9月12日より平成二十五年度9月議会が開催されています。今回は景気下支えを目的とした「事前防災」「減災」の公共事業や、高騰する原油価格や電気料金値上げなどの問題に対応するため、「防災拠点等再生可能エネルギー導入推進費」「LED信号機導入」「道路照明省エネルギー化」などを推進する為の補正予算135億円の審議等が行われます。

私も今回は一般質問に立つ予定です(恐らく9月25日または26日)。詳しい内容や日程が決まりましたらお知らせします。ネットによる生中継や録画中継がございますので是非ご覧下さい。

さて、この三連休みやま市内の中学校の運動会や各地域の敬老会が沢山開催され、いよいよ夏が終わり秋が始まるという感じです。
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瀬高中学の運動会では丁度男子生徒の組体操が披露されていました。クライマックスは四段タワー(人間円塔)。三段タワーはそれほど苦労せずに出来ていましたが、さすがに四段はなかなか出来ない(実際練習でも一回しか成功しなかったそうです)。

最初の円陣の組み方が難しく、そこが緩んでいると二段目以上は覚束ない。

10分、20分、時間ばかりが過ぎ、何度も組み直している内に最下段の生徒達の疲労が蓄積しているのが観客にも伝わってくる。

「ちょっと無理かもしれないなぁ」という悪い雰囲気を振り払うように、円塔の中に入って指導をされている先生が

「お前達!絶対出来るぞ!絶対!」

と大声で生徒達を鼓舞し続けます。そして何度かの休憩を挟み、最終的に本当に出来ました!
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応援していた生徒達、先生方、観客席からの大歓声と鳴り止まない拍手。タワーを崩したあとに整列する生徒達のちょっと照れくさそうな顔。大変素晴らしいものを見せて頂きました。

一つの目標に向かい一致団結する、「絶対出来る」と信じて諦めず自分の与えられた持ち場で一所懸命頑張る、そんな基本的なことを再認識させられる良い機会でした。
そして明日への元気を頂き有り難うございました!

おめでとう東京!がんばろう日本!

2020年の夏期オリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決定しました!おめでとうございます!!
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早速経済効果は3兆円なんて気の早い報道もありますが、それ以上に7年後の巨大プロジェクトに向かって日本が一丸となって進んでいく効果は計り知れないものが有ります。
アベノミクスの3本の矢「大胆な金融政策」「機動的な財政出動」「民間投資を喚起する成長戦略」、このうち金融政策と財政出動は政府主導で進められますし、具体的な効果が株価や為替で既に感じられています。一方、成長戦略については効果が見えにくく、疑心暗鬼になっては民間企業の設備投資が進みません。そんな中、7年後の東京オリンピックという時期・効果ともに明確な旗頭が決定したことは日本経済復活に対する神風と言っても言い過ぎではないと思います。

福岡県も東京オリンピックを軸として進んでいくであろう経済成長を、地域にどう取り込んでいくか前向きな議論を始めなければなりません。そしてオールジャパンで東京オリンピックをバックアップし日本全体の飛躍に導けるよう頑張りましょう!

さて、9月6日に福岡県酒類鑑評会・ふくさけ祭りが開催されました。
八女市の喜多屋さんがInternational Wine Challengeでチャンピオン・サケを受賞して、福岡県の地酒に対する認知度はグッと上がってきていますが、それを裏付けるような大盛況でした。
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開催前は「どれくらい人が来るか不安だなぁ」と仰っていた江崎俊介福岡県酒造組合長、蓋を開けてみると約1600人の来場者(主催者発表)で会場は身動きが取れないほど。まさに嬉しい悲鳴。若い女性のグループが目立ったのも印象的でした。酒所ふくおか、みんなで盛り上げましょう!

私も酒造組合顧問として、福岡県名産のカナトフグ、博多地鶏、有明海産海苔、イチジクなどの生産者の協力を仰ぎ「福岡の最高の酒と最高の肴」のコラボ実現に協力させて頂きました。
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今まで地酒は商工部管轄、農産品は農林水産部管轄でこのような交流は活発では無かったのですが、今後は農産品のフェアに逆に福岡の地酒が登場するような横串の連携を強化し、食・酒・観光へ繋げて行ければと思います。
なにはともあれ酒造組合の皆様お疲れ様でした!

台風15号接近(追記有り)

台風15号の影響で県内全域で大雨洪水警報が出ています。
昨日正午の降り始めから今日の午後8時までで太宰府、飯塚、行橋で200mm以上の雨量です。梅雨時期の合計雨量の平均が約550mmですから広範囲で短期間の内にそうとうな雨量です。
福岡県防災ホームページをはじめとする気象情報・災害情報にご注意下さい。

天神の一部も道路が浸水するような状況のようです。自分の自宅でも物凄い雨音が聞こえてきます。
河川周辺の方は是非上流のダムの状況もご確認下さい。上に示した福岡県防災ホームページからのリンクみることが出来ます。

昨年の豪雨災害依頼、強い雨音を聞くとどうも寝られません。

====追加情報です====
8月31日午前10時現在日向神ダムの状況がネットで確認出来ません
県の担当部署に確認したところ、午前5時頃までは問題なく表示していたのですが落雷の影響でダムのデータを伝送する中継局が故障したとのこと。
現在復旧作業に取りかかる予定ですが、現地の雨の状況などで完全復旧にはもう少し時間が掛かるかも知れません。

尚、県庁では日向神ダムの情報は把握しており、午前10時の段階で貯水位304.8m、流入量80㎥/s、放流量67㎥/sとの事。
まだ容量的には十分余裕があるとのことです。引き続き情報有ればお知らせします。

台風15号は温帯低気圧に変わりましたが、引き続き大気が不安定な状況にあります。雨などの災害情報には十分ご注意下さい。

====追加情報です====
日向神ダムの状況が31日17:00頃復旧したそうです。
担当部署の皆さん迅速な対応有り難うございました。