【鉄工所✖️テーブルウエア 挑戦する地方のものづくり】

 精密金属加工技術を活かして、全く異業種であるオーダースーツのクロキビスポークルームとコラボして産み出されたカフリンクス「NOC」を世に送り出した、柳川市の石橋鉄工所。


 今度はStayHomeの食卓を彩るテーブルウエアに新たな挑戦です。

 ブランド名は「unimet」。まずはお洒落だけじゃなく機能性を備えて、ワクワク感まで提供するコースターがデビュー!今日から開催されている、国際ホテル・レストランショーに出展されています。

 地方でものづくりを支える会社が、その枠を超える事で更なる成長を目指す姿は、応援したくなりますし元気を貰えます。

 是非ご覧ください、そして良ければ手に取って感じてください!

unimet オフィシャルWEBサイト
https://unimet.jp/

unimet紹介動画
https://fb.watch/3GU15IpxHf/

NOC(ノットオンザカフ)
https://unagino-nedoko.net/maker/2659/

【震度6強の地震で改めて避難所の重要性】

 宮城県・福島県で震度6強の地震が昨晩発生したとのこと。これから徐々に被害の状況が明らかになると思いますが、大きな被害が無いことを祈ります。どうぞ余震にお気を付けください。

 コロナ渦の中、避難所の問題は切実です。

 昨年7月豪雨の際に、福岡県下でも多くの避難所が開設されました。その際はちょっと陽性者数も落ち着いていた頃だったのですが、検温・消毒やマスク着用のうえ避難者同士の間隔を十分に開けるなどの対策が講じられていました。一方で、間隔を開ければ、それだけ物理的な面積が必要となり、受け入れが出来なかった避難所もありました。

 福岡は4年連続で豪雨災害に見舞われており、今年も恐らく豪雨による避難所が開設されるでしょう。指定避難所だけでなく車中やホテルなどへ避難する「分散避難」も提唱されています。これは豪雨や暴風など局地的な災害には有効だと思います。

 住民の方と避難の考え方を共有するなど、出水期を前にしっかりと対応がなされるよう努力します。

こちらもご一読を↓
NHK特設サイト「新型コロナと災害 避難はどうする?」
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/disaster/

【九州の自立を考える会シンポジウム開催】

 2月12日、ホテル日航福岡で開催されました。


 基調講演は福岡大学経済学部教授の木下敏之先生、その後のパネルディスカッションでは「これからのJR日田彦山線沿線地域を考える」というテーマで、木下先生をコーディネーターに迎え、松本國寛日田彦山線復旧問題対策協議会座長、江口勝福岡県副知事、寺西明男添田町町長、澁谷博昭東峰村村長がパネリストとして登壇。

 2017年7月豪雨災害で日田彦山線が壊滅的な打撃を受けて以降、県議会や民間企業で作る「九州之自立を考える会」では、沿線地域の復興の為に粘り強く活動を続けて参りました。

 新型コロナ対策が今は最重要課題になっていますが、腰を据えて取り組むべき事業も山積しております。日田彦山線はBRT(バス高速輸送システム)による復旧が決まりました、沿線の未来をどう築いていくか、広域地域進行の観点からも県の出番です。寺西町長・澁谷村長をはじめとする地元自治体と連携をして努力して参りたいと思います。

【九州クリエイターズマーケットが令和2年度ふくおか共助社会づくり表彰を受けました!】

 2007年から始まった「九州クリエイターズマーケット」は、プロ・アマ、ジャンルを問わずオリジナル拘るクリエイターによる「ものづくり・パフォーマンスの祭典」です。実行委員会を構成する、NPO芸術の森デザイン会議と山門青年会議所が活動団体として受賞。大曲昭恵副知事より表彰状と盾が贈呈されました。

 当時、私はこの事業を立ち上げた山門青年会議所の現役メンバーだったので、今回の受賞は本当に感慨深いです。

 2008年からは会場を筑後広域公園の体育館や九州芸文館とし、NPO芸術の森デザイン会議が企画運営で参画、毎回二万人近くの来場がある人気イベントとして定着しました。

 表彰式では、当初からイベントを支えて頂いた筑後市選出の藏内勇夫県議からも御祝いの言葉を頂きました。2008年、初めて筑後広域公園で開催された時の開会式典の写真も添えておきます。テープカットには藏内先生のお姿、その時私はスタッフとしてこの写真のシャッターを切っていました。


 昨年は新型コロナの為に中止となりましたが、今年はコロナ渦の中でクリエイター達の活躍の場をどうやって作っていくか試金石の年となるかと思います。NPO芸術の森デザイン会議・山門青年会議所の皆さんの腕の見せ所。我々もしっかり支援するとともに、期待しております!

【Clubhouse、勇気を持ってこんなルームに飛び込んでみました】


 タイトルから森会長の糾弾会かと想像し、どんな話になっているんだろうと恐る恐る聞き耳を立てに行ったのですが、その点については皆さん「森会長一人をどうこうしても日本全体は変わらない」という論調で冷静でした。

 詳しい内容は書けませんが、それぞれが所属する議会においてフラストレーションを溜める様々な経験談を伺えて大変勉強になりました。

 一方で、福岡県議会に身を置く立場としては「そんな事があるの?!」というお話しも多々ありましたが、私自身男性ということもあり、自分の常識が非常識になっていないかという戒めも頂きました。

 ご一緒させて頂いた皆さん、多くの気付きを与えて頂き有難うございます。議員は、男性女性関係なく地域の代表として議会に送り出して頂いている事を踏まえ、ルールに則った議会運営で地域の声を反映していくよう今後とも努力致します。
(スクショの掲載は参加者の許可を頂いてます)

【福岡県のHPにて「PCR陽性と新型コロナ感染は違う」と明記されます】

 12月議会の常任委員会にて執行部に提案し、毎日発表される新型コロナの発生状況は「感染者数」ではなく「PCR検査陽性者数」を使用するよう統一されました。

 その際、新型コロナに関する差別や偏見を無くすためにも、県のウェブサイト上で公表している「新型コロナに関する基礎知識と人権」のページも、修正をするようお願いをしておりましたが、やっと修正案がまとまり、2月8日(月)から公開されることになりましたので解説します。シェア頂けると嬉しいです。

福岡県庁ウェブサイト「新型コロナウイルス感染症に関する偏見や差別をなくしましょう」
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/covid19-chisiki.html

 ポイントは3つ!

《(1)PCR検査陽性と新型コロナウイルス感染は違う、と明記されます》
 先日ブログでもご説明したとおり、PCR検査は新型コロナウイルスの遺伝子の断片が、被検者から採種した唾液や粘液などに含まれているかどうかが分かる検査です。故に、ウイルスの遺伝子の断片の数だけでは、新型コロナに感染しているかどうかは分かりません。

 報道等ではこれを混同してPCR検査陽性者を「感染者」と発表しており、陽性=感染という間違った認識を刷り込んでいます。

 県が公式に「陽性と感染は違う」と明記することは大きな一歩だと思います。

《(2)新型コロナウイルス感染症死亡者の定義が明記されます》
 2020年6月に厚生労働省から地方自治体に対し、PCR検査で陽性と判定された方が亡くなった場合、その死因が新型コロナウイルス以外だった場合も、統計を迅速に行うために、新型コロナウイルス感染症の死亡者数にカウントするように通達がありました。

 その為、実際には新型コロナウイルス感染症と関係ない死亡者まで、統計上は新型コロナウイルス感染者になっている事を周知するために下記の様に明記して貰いました

 「死因が新型コロナウイルス感染症でなくても、死亡の前後に新型コロナウイルスの陽性が確認され た者は、新型コロナウイルス感染症の死亡者に含めて保健所に届け出されます。」

 報道される新型コロナウイルスの死亡者数は、あくまで便宜上のもので、高齢者などの場合それが新型コロナでは無く元々持っていた違う疾患で亡くなっている場合も含まれていることを知っていただく事は、新型コロナを正しく恐れるためにも大切です。

《(3)PCR検査で陽性と判定されても、感染性が極めて低い場合がある事が明記されます》
 PCR検査陽性者が、療養を終えて社会生活に戻っても、いつまでも新型コロナを感染させると勘違いしている人は少なくなく、それが差別偏見に繋がっています。その為、一体いつまで感染させる可能性があるのかを明記します。

 またPCR検査でウイルスのDNAが検出されても、感染性が極めて低い事も同様に明記してもらいました。↓

 「新型コロナウイルスでは、発症の2日前から発症後7~10日間程度他の人に感染させる可能 性があるとされています。」

 「発熱等の症状が出てから7日~10日程度経つと、新型コロナウイルス感染 者の感染性は急激に低下し、PCRで検出される場合でも、感染性は極めて低い」

 特に、陽性者が療養を終えるような時期でも、PCR検査で陽性となる場合がある事実を記載したことで、PCR検査とは病状を検査するのではなく、あくまでウイルスの(活きているか、死んでいるかも分からない)DNAの欠片を調べるだけの検査だという事がお判り頂けると思います。

 上述の3つ以外も、色々と細部にわたり話し合いました。「感染性が極めて低い」という表現を「感染する可能性はほぼゼロ」と言いきって欲しかったのですが、万が一があるかも知れないということで、そこまでは無理でした。しかし、よくご対応頂いたと思います。有難うございます。

 新型コロナウイルスとの闘いはまだまだ続くと思われます。その中で 感染防止と経済の立て直しを両立するには、PCR検査で陽性となったり、濃厚接触者として自宅謹慎になった方が一日も早く社会活動を再開し、周囲の方が温かく迎え入れる機運を醸成する事だと信じています。

 今回の福岡県の「新型コロナに関する基礎知識と人権」ページが、一人でも多くの皆様の「正しく知って、正しく恐れる」に繋がる事を心から願っています。

↓↓↓関連ブログ↓↓↓
【県の「陽性者」と「感染者」の定義について質しました】
https://itahashi.info/blog/20201215173727

【福岡県の新型コロナ発生状況は「陽性者数」に統一されました】
https://itahashi.info/blog/20201224114737

【緊急事態宣言の延長に伴う、福岡県感染拡大防止協力金についてザックリ説明】

 営業時間の短縮でご協力頂いている飲食店などに対する協力金ですが、緊急事態宣言が延長されました。
県からの広報を添付しておきますが、ご心配の方もいらっしゃるようでザックリ4点だけ説明します。

◎ 1月16日から2月7日までの時短を「第一期」と呼び、2月8日(月)から3月7日(日)まで協力金の申請受付を行います。

◎ 2月8日から3月7日までの時短を「第二期」と呼び、3月8日(月)から4月7日(水)まで協力金の申請受付を行います。
「第一期」で申請をしていた方は、必要書類が少なくて済みます。

◎ 「第一期」で時短営業に協力しなかったお店も「第二期」で協力すれば、「第二期」の期間分の協力金が給付されます

◎ 「第一期」で時短営業に協力ていたお店が「第二期」では時短営業に協力しない場合でも、「第一期」分の協力金を受け取ることは可能です。
もちろん第二期でも時短に協力して頂けると有難いです。

 詳しい要件や、必要書類、申請方法は添付画像をご覧下さい!
 一人でも多くの方にこの情報が行き渡りますように。

工藤会壊滅作戦を実行した樋口真人県警本部長のリーダーシップ

 私が警察委員会副委員長当時、本部長だった樋口真人氏のインタビュー記事を紹介せずにいられません↓

工藤会壊滅へ―本部長が組員に語り掛けた「異例の言葉」秘話|【西日本新聞ニュース】
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/685279/

 若造議員であった私にも温かく接して頂き、本当に人間味のある素晴らしい方でした。

 平成22年、福岡県においては全国に先駆けて「暴力団排除条例」を可決し、平成24年には更に実効性を高めた「改正暴力団排除条例」を可決し、暴力団への対決姿勢を鮮明にしました。そんな中で、全国唯一の特定危険指定暴力団工藤会は警察を挑発するかのように、一般市民を巻き込むテロ行為まがいの事件を何度も起こし、福岡県警は平成25年9月に「壊滅作戦」と銘打った工藤会への大規模な取締りを始めた頃でした。

 今読み返しても当時の光景が蘇り心が震えます。あの答弁をはじめとする樋口本部長の本気の言葉によって、工藤会撲滅に向けて執行部と議会が心を一つにしたように感じます。

 新型コロナという見えない敵と全世界の人々が対峙している今、リーダーシップとは何か?改めて考えさせられます。

 素晴らしい記事です、是非最後までお読み下さい。

 記事中にも紹介してある、議場から思わず万雷の拍手が起こった伝説的な答弁のリンクもご紹介します
「平成25年12月議会一般質問での樋口本部長(当時)の答弁」

【緊急事態宣言延長について】

 政府は本日緊急事態宣言の延長を発表し、福岡県も延長の対象地域となりました。

 緊急事態宣言の延長に伴い、飲食店など営業時間の短縮をお願いしている店舗に対する協力金も延長になるため、その補正予算が計上される見込みです。

 延長期間については3月7日迄という事ですが、福岡県は現在各指標は減少傾向にあり、出来る限り短縮出来るよう県としても努力したいとのことです。

 ちなみに、福岡県の陽性者と退院者の推移を貼っておきます。陽性者は確実に減少傾向で、それを追いかけるように退院者数も推移しております。

 1月25日と2月1日の自宅待機者と宿泊療養者数を比較しても

宿泊療養者数  627 →  483(−144) 
自宅待機者数 1717 → 1039(-678)

と順調に減っていますが、一方で病院に入院している方、重症・中等症については

入院者数 563 → 641(+78)
重症者数  29 →  39(+10)
中等症数 196 → 189(-7)

 と推移が芳しくありません。

 最近高齢者施設のクラスターが県内で多く発生しており、それも一つの要因と思われますが、病症使用率(重症含む)が下がらないため、福岡県も延長対象になったと認識しています。

 緊急事態宣言の延長に関わる時短協力金の申請など詳細わかりましたら、ブログやSNSでまたお知らせします。

【Clubhouseで初めてルームに参加しました、次はコロナ渦の結婚について語ります】

というか以前私のセミナー講師をお願いしてお世話になった佐藤剛史先生が「コロナ禍のこれからの農業を語る」と言う面白そうなルームを開いていたので初体験。大変勉強になりました。Clubhouseでは司会進行役であるモデレーターの力量がリスナーの満足感に直結すると感じた次第。ゴーシ先生は流石の仕切りで最高でした。

で、さっそく2月4日(木)20時から
「コロナ禍のこれからの結婚を語る」
というルームを開設されるそうです。
https://www.joinclubhouse.com/event/m7YRWez3

私も当初からスピーカーとして参加させて頂きます。まだまだユーザーが少ないClubhouseですが、ご興味のある方是非。