【木下先生から、オンライン新春の集いで話題にした内容について、記事を書いて頂きました!】

 オンライン新春の集いを終え1週間が過ぎました。見逃し配信やってますので、ご興味ある方は是非↓

 ナビゲーターを務めて頂いた木下敏之先生が、その時の話題に関連して二つのブログを書いて頂きました。オンライン新春の集いをご覧になった方はもちろん、そうで無い方もこの示唆に富んだブログを是非ご一読頂きたい↓

「みやま市のスケボーパークの課題 競争を勝ち抜くために必要なこと」
https://ameblo.jp/toshiyuki-kinoshita/entry-12653254980.html

「新型コロナの世代別死亡率の比較 80歳代の死亡率増加は30%ほど。」
https://ameblo.jp/toshiyuki-kinoshita/entry-12653036459.html

 スケートパークについては、筑後スケート協会の皆さんに速攻でリンクを送り、今後の課題として共有させて頂きました。わざわざ取材にもお越し頂いたようで、そのフットワークの軽さに驚愕するとともに、感謝するばかりです。

 新春の集いでは52分18秒位で話題にしています↓ https://youtu.be/SBU_mxVvJA8?t=3128

 また、新型コロナ陽性者における世代別死亡率と、新型コロナが発生する前の2019年の世代別死亡率(健常者含む全ての方)を比較したデータ(写真ご参照)について、木下先生からは「日本初のデータです」と仰って頂いてましたが、御自身のブログでシェアまでして頂きました。


 数字は嘘を吐きませんが、見せ方によって人を欺く事が出来ます。雰囲気や印象だけで政策決定すると、大きな過ちに繋がる可能性が有ります。木下先生もご指摘の通り、統計をキッチリ抑えて、分析し、それを根拠に政策を進める、エビデンスに基づいた行政が求められているのではと思います

 新春の集いでは20分43秒頃に話題にしています↓ https://youtu.be/SBU_mxVvJA8?t=1243

 私の見解はもしかしたら間違いだったとされるかも知れません。しかし大切なのは、正解のない混沌とした状況において、皆さんが色んな角度からの情報を収集し、考える事だと思います。正しく知って正しく恐れる。政府が緊急事態宣言の延長を検討しているという報道も有りますが、皆さん、報道だけで右往左往せずに、ファクトを追求することを忘れないで下さい。

【マスコミが伝えない新型コロナ:福岡県では過去最高の退院者です!】

 1月25日分の退院者や入院・療養者等の内訳データです(ちょっとタイミングが遅いのは集計に時間が掛かるためご容赦下さい)。

 1月25日の陽性者は既にマスコミで発表の通り154人でしたが、退院者はなんと621人!

 過去最高の数字です。1月に入ってから陽性と判明された方が続々と社会復帰されているという事ですね。

 ご参考までに11月以降の陽性者と退院者等の推移を示すグラフも添付しています。陽性者の急増を追いかけるように10〜14日後に退院者は急増していく傾向にあることをよくご理解下さい。

 このお陰で、入院または療養者等も470人減って2907人となりました。この傾向が続くことを期待します。

 なお、「退院者等」とは自宅待機等で無症状が10日以上続き、待機の必要が無くなった方も含みます。

 【新型コロナウイルス変異種の死亡率 〜 数字は嘘を吐かないが、見せ方で人を欺く】

 「コロナで今日は何人感染者が出たとか、Facebookでわざわざ報告するの止めない?」と地元で飲食関係を営む先輩から言われたのは去年の5月だったか。テレビや新聞でもPCR陽性者数の増えた減ったで毎日大騒ぎしているのに、同じ情報をSNSで見ても気が滅入るだけ、もうちょっと前向きな発信をしてくれとのご意見でした。
 
 確かに、県から頂く新型コロナの情報もよく見れば、見落としがちな一筋の光明のようなものが散りばめられています。その中で「福岡県内における新型コロナウイルス感染症陽性者の入院状況等について(1月24日分、写真ご参照)」気付いた事を書きたいと思います。

 ぱっと見て分かりづらいのですが、この表は、陽性者数、退院者等、死亡者は累計の数字が上段に、下段の括弧書きが当日分の増加数を示しています。そして、入院または療養者、重症・中等症については上段が当日分の人数で、下段に括弧書きで前日との増減数が書いてあります。

 これによると、1月24日は陽性者が224人でしたが、退院者は396人で、入院・療養者は174人減っています。

 テレビを見てると毎日毎日陽性者が増えて、世の中に新型コロナが蔓延しているような気持ちになりますが、そういう訳ではないんですね。

 もう一つ、「死亡者」が累計166名います。累積の陽性者数で死亡者数を割ると、新型コロナで陽性になった方の死亡率は約1.1%。全国では369,197人の陽性者に対し、死亡者が5,207人なので、1.4%になりますので、福岡県は全国的な傾向より死亡率はちょっとだけ低めだと分かります。

 一昨日、英国のジョンソン首相が、新型コロナ変異種の死亡率が高いと発表した事が大々的なニュースになっていました。

英変異種、高い死亡率 1000人中13人―政府発表(時事通信 1月23日)https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012300168&g=int

 記事によると、往来型の新型コロナでは1000人の陽性者中10人程度が亡くなる(つまり死亡率1%)だったのが、変異種だと1000人の陽性者中13〜14人に増える(つまり死亡率1.3〜1.4%)との事でした。記事中には「死亡率が3割高い」と書いてあり、嘘では無いですが、読者によっては勘違いして「変異種の死亡率は30%以上あるのか?!」と恐怖に恐れおののく人もいるのでは?

 しかしこれ、日本国内の新型コロナ死亡率でも地域によってその程度のばらつきがあるのに、たった0.3%の違いを新聞記事で大々的に取り上げる問題なのかな?と、誤差の範囲とも言えるのでは?と感じます。

 数字は嘘を吐きませんが、数字は見せ方で人を欺く事が出来ます。

 更に一つ、面白い発見がありました。

 死亡者の項目に「うち標記感染症を死因とする者」という小項目があります。これは一体どういう事なのか確認したところ、「うち標記感染症を死因とする者」とは医者が「この方は新型コロナが死因で亡くなりました」と判断した方を指すそうです。

 従い、福岡県の「新型コロナ陽性者の死亡者」は1月24日時点で166人ですが、「新型コロナを死因とした死亡者」は140人という事になります。

 なんでこんな事になったかというと、実は昨年6月18日に厚生労働省は都道府県に事務連絡を行い、新型コロナ陽性患者が亡くなった場合は死因がなんであろうと全て「新型コロナの死亡者」として公表するように指導をしました。

 2020年6月18日 厚生労働省事務連絡「新型コロナウイルス感染症患者の急変及び死亡時の連絡について」  https://www.mhlw.go.jp/content/000641629.pdf

ですから、それ以降は新型コロナ陽性者で亡くなった方は死因にかかわらず、新型コロナの統計上「死亡者」としてカウントされるようになったそうです。ただ、都道府県が独自に「その内、新型コロナが死因だった人は何人」と報告するのは可能なので、福岡県は「うち標記感染症を死因とする者」として新型コロナが死因となった死亡者を公表しています。

 陽性者で死亡した総数が166名、うちコロナが死因の方は140人ですから、26人の方(全体の約15%)は新型コロナ以外の死因で亡くなったのですが、統計上新型コロナの死亡者として記載されています。こんな事を説明してくれるマスコミはいません。

 統計の仕方次第で15%も死亡者数が変わるとするなら、前述したジョンソン英国首相が「新型コロナ変異種の死亡率が高い恐れ」と僅か0.3%の違いに警鐘を鳴らすこと、そしてそれをニュースにすることは正しいの?って気が益々してきます。
 
 全国的な基準を決めずに、自治体毎に死亡者の定義が変わっていたりしては、新型コロナの実態は掴めませんので、厚労省の方針が悪いとは言いませんが、まだまだ実態が解明されていないウイルスについて、マスコミから流れてくる数字で極端に一喜一憂するのは精神的にもあまり好ましくないような気がします。そういう意味で、地元の先輩から昨年5月にご指摘頂いた事は正鵠を射たものでした。

 正しく知って、正しく恐れる事が大切です。これからも前向きな情報発信に努めます。

【オンライン県政報告会「新春の集い」終了!見逃し配信やります!】

 オンライン県政報告会無事終了しました!
 多くの皆様から暖かいコメント・熱い感想を頂き、準備は本当に大変でしたが、チャレンジして良かったと満足しています。
 今日から見逃し配信も開始しましたので、ご興味ある方是非ご覧下さい
↓↓↓↓↓

 木下敏之先生、見事なナビゲート有難うございます!


 永井さん・米盛さん、完璧な技術サポート有難うございます!


 後援会の皆さん、各地域で視聴会を開催してネットが苦手な方も視聴できる機会を作って頂き、有難うございます!
 後援会事務局の皆さん、朝からお世話有難うございました!新型コロナの中で皆と一緒に新しいチャレンジが出来たことに心から感謝します。

【オンライン県政報告会「新春の集い」開催します!】

毎年1月に開催していた県政報告会「新春の集い」ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止の為に、今年は会場での開催を行わず、下記の通りオンラインで開催します。

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福岡県議会議員 板橋さとし
オンライン県政報告会「新春の集い」

日時:令和3年1月24日(日)17時配信開始(参加無料)

ナビゲーター:木下敏之さん(前佐賀市長、福岡大学教授)

視聴方法:こちらの特設ページからYouTubeのボタンを押して下さい
     → https://itahashi.info/
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新型コロナ対策、地域における県の事業、これからの県南など、木下敏之先生にナビゲートをして頂き、ざっくばらんにお伝えしたいと思います。参加無料!初めての方大歓迎!お知り合いの方にも拡散して頂き、一人でも多くの方と想いを共有出来ればと存じます!

みやま市の方には本日(1月20日)の新聞折込にも県政報告と共に御案内が入っておりますので、そちらもご参照下さい。

新型コロナ渦ではありますが、こんな時だからこそ「チャレンジ」をしようと、一緒に知恵を絞って頑張ってくれた後援会の皆さん心を一つに、初めての試みオンライン新春の集いが成功すべく頑張ります!

【自分はこれからも布マスク派です】

 今日「ひるおび」という情報バラエティで「各地で急増 不織布マスク着用のお願い」という特集をやっていました。


 ザックリ言うと、不織布マスクの方が効果が高いので、布マスクやウレタンマスクを装着している来訪者に不織布マスクを着けるようにしている病院や美容院があるとの事。

 まるで不織布マスクを着けていないことが悪いかのような(もちろん直接的な表現はありませんが、全編見ているとそのように洗脳される)報道でした。

 理研が協同でスーパーコンピュータ富岳のシュミレーションを元に、飛沫・エアロゾル感染を防ぐためのマスク効果について研究結果を8月24日に発表しました。今回の特集も、その研究結果を論拠として話が進められていましたが、理研の研究発表を読む限り「不織布も、布マスクも、リスク低減効果が期待出来る」と明確に書いてあります。

理化学研究所 2020年8月24日記者勉強会動画資料
https://www.r-ccs.riken.jp/outreach/formedia/200824Tsubokura/

(上記資料の7ページ参照)

 昨年4月の緊急事態宣言下のマスクの品不足騒動時に、自分達に出来る事をとの心意気で、地域の色んな業種の方々が手作り布マスクを作って販売したり、寄附したりされました。私の知り合いの仕立屋さんも、マスク製作のおかげで雇用を守れたと仰ってました。ささやかな抵抗かも知れませんが、地域の皆さんが新型コロナと闘った証しの一つが手作り布マスクだと思っています。

 もちろん、不織布と布・ウレタン、どれが良いと言うつもりは全くありませんし、不織布着用を指定される場所ではそのルールに従いますが、これからも自分は地元で買った布マスクを出来るだけ使いたいと思います。

 出演者の八代英輝さんが最後に

 「マスクをしない人と比べるなら分かるけど、これが、健全な話なのか?行きすぎた話なのか?判断が付きかねています。街で『あなたウレタンマスクしている』と非難されるような空気になるのはどうなのかなと、ちょっとそれは怖いですね」

 とコメントされたのだけは救われた気がしました。報道に右往左往せず、一次ソースを確認し自分の頭で考えることを忘れずに、正しく知って正しく恐れましょう。

【ザクッと説明、時短営業の協力金について。先ずは張り紙を!】

 福岡県は1月15日に臨時議会を行い、緊急事態宣言により時短営業をお願いする飲食店等への「福岡県感染拡大防止協力金」のための約670億円の補正予算を成立させました。

 県内で飲食店営業許可を受けている、飲食店・喫茶店・遊興施設など約48,000店のうち、1月16日(やむを得ない事情が有る場合、1月18日)から2月7日まで時短に協力された店舗が対象となり、1店舗一日6万円、最大138万円が給付されます。

 時短に協力され、協力金の申請をする場合、先ずは下記URL内に「休業や営業時間短縮の張り紙」のサンプルのワードファイルがありますので、こちらを活用するなどして「時短のお知らせ」をお店の入口に貼って写真を撮っておいて下さい。申請時の証明書類となります(申請は2月8日から)。
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/fukuoka-kansenkakudaiboushi-kyouryokukin.html

 上記URL内に申請方法やQ&Aがありますのでご一読を。それでも不明な事あればご質問下さい。

 今まで私が頂いた質問では下記の様なケースがありました:

(1)大企業は対象になるのか? → なります
(2)タコ焼きのテイクアウト店は対象? → テイクアウト専門店は時短を要請しませんので対象外です
(3)店内で飲食の提供と併せてウーバーイーツのデリバリーをやっています → 店内の飲食のみ時短協力をすれば対象です。デリバリーや弁当販売は営業時間変更無くそのまま継続してOKです。
(4)複数店舗を経営しているけど? → 事業者が複数店舗分申請し、協力金は1店舗につき1日6万円となります。
(5)酒類を提供していない喫茶店です → 酒類の提供の有無は関係なく、時短に協力すれば対象です
(6)時短ではなく休業しようと思うけど → 休業も対象です
(7)もともとハッキリした営業時間がなく、お客さんがいなければ早い時間に閉店していた → 1月16日から2月7日までの営業終了時間を20時(酒類提供19時)までと張り紙等で明示して時短営業をすれば対象となります。

 本日1月16日からが時短要請期間となります。飲食店経営の皆様、感染拡大防止の為の時短にどうぞご協力下さい。先ずは張り紙を!

【福岡県の緊急事態宣言について】


 1月13日 福岡県が緊急事態宣言の対象地域に指定されました。

 小川知事は県から政府に対して要請はしていないと明言。朝日新聞の記事によると

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 小川知事は年明けの県内での感染急拡大を受けても、県内での緊急事態宣言は不要との考えを表明してきた。西村氏に対して、「これまで感染拡大の防止と医療提供体制の充実を踏ん張ってやってきた」と強調。感染状況がさらに悪化した場合に福岡県を宣言対象に追加するよう訴えたが、西村氏からは「(宣言の)追加指定は考えていない。最後の船だ」と伝えられ、最終的に宣言対象となることを了承したという。
https://www.asahi.com/articles/ASP1F3V2SP1FTIPE00C.html?ref=gnp_digest
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 との事でした。NHKニュースなどの小川知事のインタビューを見ても政府から強い働きかけが有ったことを認識しました。

 今回の緊急事態宣言により具体的には

(1)県全域の飲食店・カラオケ店などの営業時間を1月16日から午後8時までに短縮。酒類の提供は午後7時まで
(2)県民に対して不要不急の外出自粛
(3)イベントの開催は、収容人数の上限5000人かつ収容率50パーセント以下に制限。
(4) 企業に対しては、出勤者数の7割削減を目指し、テレワークなどの在宅勤務を推進。

 などが要請されます。一方で小中高校などの一斉休校は求めず、保育所や放課後児童クラブも原則開所とのことです。

 また、福岡県議会には約670億円の補正予算が提案され、飲食店で時短に応じた事業者に、1店舗当たり1日6万円の協力金を支給する方向で調整されています。また飲食店の取引先や外出自粛で影響を受ける事業者の皆様には、売上減少を条件に、国から一時金(中小企業 最大40万円、個人事業主 最大20万円)が支給される予定です。

 常に状況は変化しております。最新の情報については福岡県のホームページでご確認ください。
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/

 福岡県議会においては、緊急事態宣言をうけ、補正予算措置のため急遽臨時議会を開会する方向で調整が行われており、私も予定を急遽変更して県議会に連日登庁することとなりました。突然の予定変更をお願いした皆様、大変申し訳ありませんがどうぞご理解宜しくお願いします。

 続報については引き続きネットでお知らせしたいと思いますので、FacebookやTwitterなどのフォロー頂ければ幸甚です。

【福岡県も緊急事態宣言の対象地域になる見込みだそうです】

 福岡県でも緊急事態宣言が発令されるとの報道にひっくり返りそうになりました。今日は県議会において各常任委員会が開催されていましたが、そのような報告は一切無く、我々も夜の報道で知った次第。

 小川知事は現時点で福岡県はステージⅢに到らず、緊急事態宣言を政府に要請する状況にないと1月8日に仰っていましたが、最終的に県の要請ではなく政府主導で福岡県も緊急事態宣言の対象地域にする方向で調整がされているようです。

 国内それぞれの地域でそれぞれの事情があると思うし、全国一律で進めるよりきめ細やかな対応をする方が感染拡大防止と経済立て直しを両立させるのには効果的と思っていましたが、政府として率先して地方自治体の対応を決定されるなら、自治体はそれに従わなければならないと理解します。そして今後新型コロナに関する様々な判断は、中途半端に地方に責任だけ負わせずに、国の責任の下で行うという事だと受け止めました。

 緊急事態宣言対象区域の追加は明日表明された後、1月18日から緊急事態宣言の発令、2月7日に解除を目指す方向との情報があります。
(2021/01/13 16時 追記:福岡県の緊急事態宣言指定は今日から、飲食店の時短要請は1月16日0時から、2月7日までが要請期間との報道です。今後の最新情報にご注意下さい)

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ad22b5b9274e268dc5b19177e267a586dc00a52

【祝ご成人!みやま市成人式開催】

 1月の三連休、みやま市では出初め式は急遽中止、江浦の奇祭「臼かぶり」も大幅規模縮小など各種催し物がCOVID−19に翻弄されましたが、成人式だけは開催されました。

 密にならないように、式典を午前と午後の二回に分け、座席も間隔を空けて、開催時間も短縮するために色々な工夫が凝らされていました。例年ならロビーに置いてある大型モニターで中の様子を眺める保護者の皆さんですが、今年はモニターが撤去されているために閑散としていました。

 成人式開催の是非については色んなご意見あると思いますが、新成人を社会の一員として迎え入れる、いわば「入社式」のようなものとすれば、開催の決断を支持します。

 式典そのものは、礼に始まり礼に終わり、騒いだりする方もおらず、新成人の誓いの言葉も素晴らしく、厳かに粛々と進みました。思い思いの礼服に身を包んだ新成人の皆さんと、リモートでは不可能な、あのピリッとした空気を共有出来て本当に良かったと思います。

 三密を避けるなど、人と人との接触が悪いことのように言われる現状は、新たに社会の一員となった新成人が人間関係を構築し、信頼を勝ち取り、活躍していく上で、大きなハンディだと思います。我々人生の先輩は、その問題点をしっかり意識して、若者をより一層サポートをしていかなければならないと肝に銘じました。