【スポーツによる広域地域振興が第一歩を踏み出しました!】

【スポーツによる広域地域振興が第一歩を踏み出しました!】
本日は筑後田園都市推進評議会が開催されました。これは筑後ネットワーク田園都市圏構想の実現を図るために、県と筑後地域のみやま市・柳川市はじめとする市町が共同して事業を実施し、筑後地域の振興に寄与する事が目的となっています。メンバーは筑後地域の市町長、議長、県知事、県の関係部長となっています(写真はその前に行われた県南総合開発促進会議)。

そして本日その評議会において、「スポーツを活用した地域振興プロジェクト」という平成27年度事業計画案が承認され、いよいよ筑後ネットワーク田園都市構想のリーディングプロジェクトとして本年度より始動します。

私は平成26年3月11日に「スポーツによる広域地域振興について」という一般質問(ビデオと議事録は下記URL御参照)を行いました。
http://itahashi.info/blog/20140311110007
この質問を発端として昨年度は、先ずスポーツをどう地域振興に活用するか研究会を立ち上げて頂きました。そして今回具体的なプロジェクトとして、小川知事はじめ関係部署の皆さんが「筑後地域のスポーツに関わるポテンシャルの高まりを好機と捉え、スポーツと地域との結びつきを活用した地域振興を図るべく」事業立ち上げに辿り着く事が出来ました。

地方議員として地域に密着し、皆様の意見を頂くと同時に県職員の方と様々な観点からの検証を行い、福岡県に対して働きかけた結果が具体的に形となり動き始めることは本当に感動します。

全てがこのように上手く行くわけではありませんが、この気持ちを忘れずに、今後とも議員活動に邁進していく所存です。

 

【みやまいいまち会で県政報告】

【みやまいいまち会で県政報告】
一昨日行われた「みやまいいまち会」での県政報告会を有明新報でご紹介頂きました。

みやまいいまち会は昭和41年に福岡県で発足した「まちの政治をみつめよう学級」の一つです。

市の選挙管理委員会と生涯学習課が所管しており、特定の政党やイデオロギーの為に政治活動を行うわけでは無く、有権者の政治意識を高めるための政治学習や投票率向上の為の活動を行っています。

当選二年目から毎年この時期に開催させて頂いておりますが、4回目となる今回は統一地方選が終わったばかりで、本予算は6月議会中の予算特別委員会で策定されるような状況。

約2時間頂いている持ち時間、みやまいいまち会はメンバーこそ少ないものの活発な意見が飛び交うのが恒例なため、正直何を話して良いか腐心しました。その結果

(1)統一地方選挙後の福岡県議会の議会構成を中心に、二元代表制や会派制の意義
(2)私が委員長になった総務企画振興委員会の所管業務
(3)大阪都構想否決に関する雑感

の3つをお話しする事にしました。

どれも熱心に耳を傾けて頂き、特に盛りあがったのは「大阪都構想」の話題でした。

マスコミなどでは「シルバーデモクラシー」などと揶揄された「大阪都構想住民投票」の結果でしたが、みやまいいまち会の参加者は殆どシルバー世代にも関わらず「大阪都構想賛成!」の方ばかりだったのが興味深かったです。

今年も積極的に校区毎の県政報告会を開催する予定です。お近くの地域で開催する際は是非ご参加宜しくお願いします。

 

【総務企画地域振興委員長に選任されました】

【総務企画地域振興委員長に選任されました】
改選後初の臨時議会が5月14-15日に開催されました。
今回の議会の目的は議長の選出、常任委員会の選任です。
議長は小郡市・三井郡選出の井上忠敏県議、副議長は筑紫野市選出の原竹岩海県議が選出されました。
そして常任委員会において、私は「総務企画地域振興委員会」の委員長に選任されました。

総務企画地域振興委員会が所管するのは約1兆7000億円の予算を差配する財政課、行政改革を推進する行政経営企画課、災害対策や消防防災を担当する防災危機管理局、福岡県総合計画(マスタープラン)を取りまとめる総合政策課、世界遺産登録を推進する世界遺産登録推進室、再生可能エネルギーの導入を促進するエネルギー政策室等々、多岐に渡ります。

また、昨年成立した「地方創生法」に基づき進められる地方創生においては基礎自治体との密な連携のもと、広域地域振興・市町村支援の役割強化が必須です。重責ではございますが、誠心誠意努力して円滑かつ適切な委員会運営に邁進する事が故郷への恩返しに繋がると確信しております。引き続きご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

 

【低投票率と大阪都構想住民投票】

【低投票率と大阪都構想住民投票】
今週末大阪市において「特別区設置住民投票」、所謂「大阪都構想」の是非を問う住民投票が行われます。
実は私、この投票非常に注目しておりまして、それは決して「大阪都構想」がどうこう言うつもりでは全く無く、昨今の選挙投票率の低迷にみられる住民意識の変化が、住民投票においてどのような結果をもたらすのか興味があるのです。

先週末に行われた大阪都構想に関する世論調査では、共同通信が反対47% 賛成39%、朝日新聞が反対43% 賛成33%、読売新聞が反対50% 賛成34%となって、8ポイントから16ポイント引き離し反対が優勢のようです。これが衆議院選挙や市長選挙で、これだけ世論調査で差が付けば午後8時の投票締切と同時に当確が打たれると思いますが、今回の住民投票はどうでしょう?

市長選挙などと違い、今回の住民投票では「反対票」が世論調査ほど伸びにくいのではと予想しています。
これは決して大阪都構想の善し悪しを論じているのではなく、「反対」=「現状のまま、なにも変わらない」という構図が、わざわざ「反対」に投票する意欲をかき立てないという事を言いたいのです。

投票を棄権する人の理由の一つとしてよく言われるのが、「自分の一票では何も変わらない」です。大阪都構想に反対するという事は、今の大阪のままでよい。つまり「自分の一票では何も変わらない」まさにそのまま。

世論調査では反対が優勢ですが、世論調査は投票と違い電話が家まで掛かってきます。「変えないための一票」に対してどのくらいの人が投票意欲をもって投票所まで足を運んでくれるでしょうか。

逆に、「大阪都を実現し、現状を変えるぞ!」という前向きで変化を実現する(ように感じられる)一票は、まさに「自分の一票が変化を起こす」(ような気になる)わけで、これは「小泉郵政選挙」「鳩山政権交代選挙」「安陪とりもどす選挙」に通じる高揚感を投票者にもたらすでしょう。

さて、結果はどうなるか。住民の行政に対する参加意識、投票意識が色濃く反映される住民投票として注目しています。

 

【公民館のUNDOKAI】

【公民館のUNDOKAI】
昨日はみやま市内の5つの校区で運動会が開催されていました。

山川南部・山川東部・飯江の3つの校区の運動会は、小学生の生徒数減少から公民館と合同の運動会として開催されておりましたが、この3校と竹海小学校は来年統合されて「桜舞館小学校」となります。桜舞館小学校になると300人以上の生徒数となり、小学校単体での運動会が開催可能なため、山川南部・山川東部・飯江の小学校・公民館合同運動会は今年が最後の予定だそうです。

それぞれの校区で「やっぱり最後だから、例年より参加者が多い」という声が聞こえました。

公民館の運動会は、準備段階からしっかりと組織単位の協力体制が固まっていて、競技も年齢や性別、得手不得手を超えて誰でも盛り上がれるような工夫がしてあります。競技に使う小道具なんかは地域毎に特徴的な自作だったり。引き継がれた伝統というかノウハウの厚みが凄い。そしてなにより、やってる人も応援する人も一緒に盛り上がる。

地域のお世話役に尋ねてみると、今後公民館単位の運動会はどうなるのか全く未定だそうです。子供が少なければ人も集まらないので開催しないという選択肢もあるとの事。

NHKなどでも紹介されましたが、日本の運動会が「UNDOKAI」として世界に輸出される動きがあります。これは所謂学校の運動会というより、地域ぐるみで世代を超えて一緒に楽しむ「公民館の運動会」こそがルーツだと認識しています。その効果が世界的に広がりつつある中、統合小学校となる地域でも良い形で存続して欲しいものです。

 

【山門高校同窓会総会「イメージが形になる」】

【山門高校同窓会総会「イメージが形になる」】
昨日は、私の母校でも有る県立山門高校同窓会総会でした。
記念講演はソフトバンクホークス前監督の秋山幸二氏。もの凄い人気で体育館の二階席まで埋め尽くす聴衆となりました。

野球部の現役学生に発せられた

「素振りは基本中の基本だけど、漫然と素振りをしても駄目。相手投手、球種、どこに打ち返すかなど具体的にイメージを持って素振りをすると、イメージが形になり良い素振りが出来る」

というアドバイス。
2-DSC00336
「イメージが形になる」

私自身の活動においても常に意識している事ですが、秋山さんに端的に纏めて頂いて頭の中が整理出来ました。

また今回は、創立百周年の記念募金を資金として立ち上げられた「ASCA基金(学業や文化・スポーツで全国大会出場など優秀な成績を収めた学生を奨励する基金)」の初めての表彰式が行われました。昨年度高校総体や弁論の文部大臣杯などに出場した9名の学生達が壇上に立ち、同窓生の温かい拍手のもと記念品と賞状が授与されました。後輩達の活躍を同窓生も一緒になって支える事が出来るこの基金が、意欲を持った学生の輩出に貢献する事を切望します。
3-DSC00342
その後の大懇親会も世代を超えて盛りあがりました。当番学年の皆さん素晴らしい同窓会を本当に有り難うございます。次年度当番の皆さんも、約1年間の準備、大変と思いますが一生一度の母校への恩返し、是非頑張ってください。

【福岡県議会、今期の会派構成が確定しました】

4月30日に会派の申請が締め切られ、今期の福岡県議会は自民党県議団43人 民主・県政県議団22人 公明党11人 緑友会・清進6人 共産党2人 一人会派2人という構成になりました。
自民・民主・公明・緑友の4会派は5名以上の議員を擁する交渉会派となり代表者会議を構成し、代表質問を行うなど議会運営の中心となります。

4年前は自民44人、民主22人、公明11人、緑友6人、一人会派3人ですので、殆ど人数構成も変わりません。前回の例では、自民党から議長・副議長が選出され、8つの常任委員会の内5つの委員長と4つの副委員長のポストを得ています。

次は5月7日に議員総会が開催され、臨時議会に向けて議長・副議長・常任委員会などについて話し合いがもたれる見込みです。

さて、明日5月3日は恒例の県立山門高校の同窓会総会です。
今日から当番学年の皆さんが本格的な準備開始、瀬高橋には幟旗が取り付けられました。
記念講演は昨年までソフトバンクホークスの監督だった秋山幸二氏。人気も上々で私の所にチケットの問合せを沢山頂いております。

高校3年間よりもOBとなってからが長い長いお付き合いをする母校。私も同窓生の一人として、同窓生同士の絆をしっかりと深めていきたいと思います。