【警戒レベル5と緊急事態宣言】

 みやま市では土砂災害の危険が高まったので、水上・清水・桜舞館・岩田・二川校区に警戒レベル5「緊急安全確保」が8月14日12:15に出されました。

 山間部の赤水が一部発生して土砂災害の前兆が現れていますが、避難する方が少ないため、万が一に備えて「緊急安全確保」にしたそうです。

 2021年5月より、市町村が出す避難指示が変更され、従来の「避難勧告」は廃止され「避難指示に統一」、「避難準備・高齢者等避難」は「高齢者等避難」に統一されました。

 その中で、警戒レベル5「緊急安全確保」は「命の危険があるため直ちに安全確保」を要請するもので、「災害が切迫しているか既に災害が発生している段階で、そこから避難を開始することが困難となるような状況」を意味します。だから「緊急安全確保」の場合は、避難せずにその場に留まるという判断もありなんです。

 警戒レベル4「避難指示」で避難する方が少ないから、警戒レベル5「緊急安全確保」を出すというのは本末転倒に思えます。正常性バイアスというやつでしょうか?効果が失われている、新型コロナの緊急事態宣や人流抑制のお願いに似たものを感じます。大変難しい問題です。

【素根輝選手、金メダルおめでとう!】

2018年、南筑高校3年生でアジア選手権優勝した際に、南筑高校柔道部の先輩である原口剣生先生(当時自民党県議団会長)の御縁で、自民党県議団にご挨拶に来て頂いて以来、我々自民党県議団は素根さんを心より応援して参りました。



あれから3年、オリンピックの舞台で金メダルを勝ち取って頂き、本当に嬉しく思います。まだまだ21歳、これからも更に成長してどんどん強く成られる事を期待しています!

【新型コロナ陽性者急増について】

 7月28日に405人の陽性者が判明した福岡県は、県独自の「福岡コロナ警報」を発出し、8月1−29日まで飲食店の時短営業を要請する事になりました。

 テレビを見ると、病床逼迫、入院待ちや中等症が増えているなどなど、不安を煽る報道が垂れ流されています。一方で少ないながらもこんな報道もあります↓

東京都 福祉保健局長「いたずらに不安あおらないで」|NHK 首都圏のニュース

 これが全て。東京は65歳以上のワクチン完全接種率が60%を超えて、高齢者の陽性者は激減。陽性者の過半数を占める20−30代の重症者はほぼゼロ(写真は先週のモニタリング会議のものだが、最新でも同様の傾向)。

 高齢者の次に重症になる可能性がある40−50代のワクチン接種希望者への接種を進める事が鍵。

 イギリスのように「新型コロナの陽性者数と重症・死亡はリンクしない」という事実へあと一歩の状態なのが日本。

 あと、オリンピックとコロナ感染者増は全く関係ない。なぜなら、オリンピックが行われている東京以外、福岡・沖縄・大阪など全国的に陽性者数は激増しているから。デルタ株が全国に散らばって猛威を振るっていると推察するのが妥当。

 報道は不安を煽りますが、今年1月と現在は新型コロナを取り囲む状況はワクチン接種が進むことでかなり変わってきています。もちろん、新型コロナは怖くないという訳ではありませんが、データを把握して冷静に判断し行動する事が大切です。

 デルタ株について解説した私のYouTube動画なども参考にして下さい(最近忙しくて更新出来てませんが、言っている内容は今でも変わりません)

【7年後の未来に辿り着きました、東京オリンピック開催!】

 美しい五輪マークがブルーインパルスによって東京の空に描かれました!


2013年9月の開催地決定から、「7年後、自分は歳いくつだっけ?なにやってるんだろう?」ワクワクしながら思い描いていた未来に今日辿り着きました。

 7年後(一年延期になったので正確には8年後)スポーツの力で日本が一つになると信じて、地元ではソフトバンクホークスの二軍球場誘致、広域公園に50m屋外25m屋内プール建設が進み、福岡県として「スポーツ立県」を掲げ、東京都以外では日本一多い26の国・地域の事前キャンプ誘致に成功し、東京の盛り上がりをここ県南でも体感し活力に出来るよう頑張ってきました。

 コロナという大きな大きな障壁が立ちはだかりましたが、誘致競争を勝ち抜いた日本はその責任を全うし、選手・スタッフ全ての皆さんが最高のパフォーマンスを披露し、スポーツの力で世界に勇気を与えるような大会になる事を心より期待しています。私も国民の1人として、少しでもその盛り上がりに貢献できればと思います。
Go for it!

【九州初!みやま市で自動運転サービス導入】

 私が議員になった頃から、地方、特に中山間地における公共交通網の維持は困難になり、高齢者の移動手段をどうやって確保するか大きな課題でした。

 2017年初頭、当時国土交通省から福岡県の県土整備部に出向されていた山本部長(当時)と雑談するなか、「高齢者の足確保は、究極的には自動運転の普及しかないんじゃないか?」と申し上げたら、「国交省でこんどこんな実証実験を公募しますよ」とご紹介頂いたのが、「中山間地域における道の駅などを拠点とした自動運転サービス実証実験」

 それから、みやま市の西原市長(当時)に相談し、古賀先生・藤丸代議士にご理解を賜り、みやま市が全国8つの地域の一つに選定され、2018年2月に第一回目の実証実験、2018年11ー12月には約50日に及ぶ長期の実証実験が行われ、とうとう2021年7月19日より九州初となる自動運転サービスによるコミュニティーバスとして運用される事になりました。

 自動運転の導入にあたっては、行政だけでなく企業や研究機関など民間の力を借りて、裾野を広げていくことを提案しておりましたが、今回は九州電力さんにもご協力を頂きサービス内容の充実に寄与して頂くことになりました。

 サービスの区間は、みやま市山川町のAコープ山川店とルフラン間(往復7.2km)。利用料金はコミュニティーバスと同様、一般100円、高齢者・障害者・小学生50円です。

 公募で「オレンジスター号」という愛称も決まりました。地域の方に愛される自動運転サービスになるよう、皆様のご理解ご協力をどうぞ宜しくお願いします🙇

関連ブログ:
2017/7/31【国土交通省が行う自動運転サービス実証実験にみやま市が選定されました!】
2018/2/17【自動運転サービス実証実験がみやま市にて開始されます】
2018/11/2【自動運転サービス長期実証実験、日本で最初にみやま市からスタート】