3日連続の更新となってしまいました。
被災地との野球交流、一般質問日程
山門高校創立百周年記念野球部招待試合開会行事
我が母校山門高校の百周年記念事業、原発事故により避難生活を余儀なくされている浪江高校野球部を招待しての交流試合ですが、昨日は雨のため中止となり開会式典だけが行われたと書きました。
ところが今朝井上校長から話を伺うと、なんと、浪江高校野球部の申し出により、あの豪雨にも関わらず選手達は練習を午後七時半まで行ったそうです。野球がしたくてしたくてたまらなかったんでしょう、彼らの情熱に驚きました。その情熱のお陰か今日は朝から晴れ間が見える絶好の野球日和となりました。
学校に到着すると仮設スタンドには応援の生徒達が勢揃い。土日連続の学校行事ですが、学校一丸となって盛り上がっている雰囲気が伝わってきます。
両校選手とも応援スタンドに挨拶
その後選手宣誓を行い試合開始。
試合は手に汗握るシーソーゲーム
当初から移動時間を考慮して12時までに試合終了を予定していましたが、浪江高校からもし早く試合が終わったら、再度練習試合を行いとにかくギリギリまで試合をさせて欲しいと申し出があったそうです。なんという野球愛。しかし3対3で延長戦突入。最終的には山門高校が10回サヨナラ勝ち、4対3で試合終了になった頃には予定していた12時を過ぎていました。応援スタンドの全校生徒の前に浪江・山門両校野球部が整列し集合写真撮影し一泊二日の百周年記念行事は無事終了しました。
今回感動したのは、応援。浪江高校生徒は野球部以外いないわけで、どのように対応するのかと思っていたら、スタンドは分け隔て無く攻撃側の応援をずっとしていました。山門高校は毎年全校応援と称して夏の甲子園予選に全校生徒で応援に行っており、その時の応援練習が役に立ったそうです。応援スタンドでは浪江高校の選手の名前をみんなが一緒に声を出せるようこんな工夫が凝らされていました
野球部員が打席の浪江高校選手の名前を大きくプリントしてみんなに見せる。これで全校生徒声を揃えて「かっとばせー、かつや!かつや!かつや!」と応援できるわけです。この仕掛け、すべて生徒達が考えたとのこと。浪江高校攻撃の回でも途切れぬ応援の声。アウェイの選手にとってどれだけ大きな励みになったことでしょう。
浪江高校では山門高校が演奏し全校生徒で合唱した浪江高校校歌の映像をDVDに収め、福島に戻った後に浪江高校全校生徒で鑑賞するそうです。山門高校生が頭を絞って考えたおもてなしの心が多くの皆さんの何かのきっかけになれば有りがたい限りです。
[告知]
私の一般質問のスケジュールが決まりました。
6月21日(月)11時頃からの予定です。ネットで生中継も行われます(Windows Media Player必須)
今回の質問内容は
一 イオンとの包括提携協定
1 企業と自治体との適切な距離感について
2 部署を跨がる利益相反について
一 攻めの環境政策について
となっています。見学ツアーも行いますので、興味の有る方は事務所まで御連絡下さい!