福岡県総合計画を小川知事に答申しました

昨日は私が委員として参加している福岡県総合計画審議会として、作成した答申を小川知事にお渡しをしてきました。
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昨年9月12日から約5ヶ月、「これからの福岡県の5年間を決める総合計画を作るのだから慎重審議すべき」との声で4時間に及ぶ会議になった事もありました。河部浩幸会長(写真左、前福岡商工会議所会頭)には様々な分野から集まった委員の意見を上手く引き出し集約して頂いた事心から御礼申し上げます。

この答申を踏まえて、福岡県総合計画が作成され2月22日から開催予定の福岡県議会定例議会に提出される予定です。

この計画の基本的な考え方として「県民幸福度日本一を目指す」が一丁目一番地に明記してあります。「県民幸福度」については6月議会以降幾度となく議論百出しましたが、私はこの言葉について考えれば考えるほど好きになりました。幸福なんて人それぞれです、しかし明確な尺度がないからこそみんなが、県民一人一人が「福岡県をどうやったら県民幸福度日本一に出来るか?」と常日頃から考えて、一歩を踏み出すような雰囲気が出来ればそれは「県の施策」の枠から飛び出して県民全体の「お祭り」になると思うんです。

水前寺清子さんの365歩のマーチじゃないですが、幸せは口を開けて待ってても県庁職員が運んできてくれる訳じゃ有りません、県民自らの頭で考え、行動する事で大きなうねりが巻き起こり、県民幸福度日本一を目指すことが福岡県のお祭りになることを心から願います。その為には小川知事のリーダシップにより総合計画を広く普く県民に認識して頂き、県民一人一人に「福岡県を幸福度日本一の県にしよう!」という気持ちを醸成させることが肝要です。

私がその事を小川知事にお伝えしているシーンが丁度NHKのニュースに映ってました
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福岡県の人的資産・予算には限りがあります。
福岡県総合計画をしっかり読み解くことは、これから5年間どの分野に県のヒト・モノ・カネが集中されるのかを理解することになります。私自身は勿論、各市町村や事業者・各種団体の方々にも是非注目して頂き地域振興のヒントにして行くつもりです。不明な点などあればお気軽にご質問下さい。

いのちを守りたい。いのちを守りたいと願うのです、GKB47で?!

高齢者運転マーク(通称もみじマーク)に対して「枯れ葉に見える」とか「黒の枠線が不吉だ」とか、高齢者の多い田舎で普通にもみじマークが軽トラに貼られている環境に生きている自分からしたら難癖としか思えないキャンペーンが張られていた事がありました。なにかと政府がやることが揚げ足取られるのは仕方の無いことかも知れませんが、このニュースには怒りを通り越して呆れるしかありませんでした

政府、自殺対策強化月間のキャッチフレーズを「あなたもGKB47宣言!」に決定
政府は23日、3月に行う自殺対策強化月間のキャッチフレーズを「あなたもGKB47宣言!」に決定した。
政府は23日、自殺対策推進会議を開き、毎年3月に行われる自殺対策強化月間のキャッチフレーズを、2011年度は「あなたもGKB47宣言!」とすることを決定した。
GKBは「ゲート・キーパー・ベーシック」の略で、47は「47都道府県」を表し、国民全体が自殺対策に悩んでいる人に声をかけ、必要な支援につなげるゲートキーパーになろうとの思いが込められているという。(後略)

私自身、昨年の予算特別委員会にて地域自殺対策強化事業費について質問させて頂いた経緯も有り、政府の自殺対策については関心を持っておりましたがこれは酷い。そもそもGKBという造語自体訳が分からない。AKBも初めて聞いたときも訳分かりませんでしたが「アキバの略」と言われればもう忘れません。一方「GKB」これは「GateKeeper Basic」の頭文字らしいですがゲートキーパーベーシックってこれ一般的な言葉ですか?自分は生まれて初めて聞きました。AKB48をもじったにしてもセンスの欠片すら感じられない。その意図するところも伝わらない。

自殺対策のNPO「ライフリンク」を運営されている清水康之氏もTwitter上で不快感をあらわにされています。

「GKB47宣言!」というキャッチフレーズに関しては、年末に自殺対策推進室(内閣府)の参事官が私のところに説明に来た際にも、「大反対」と伝えました。「現場の感覚からかけ離れている。遺族や民間団体から反発がでる」とも伝えたのですが、「大臣(その時は蓮舫議員)も了解している」と言っていました。キャッチフレーズが決まった経緯の詳細は分かりませんが、意志決定のプロセスに「現場感覚」が反映される仕組みがなかったのでしょう。逆の見方をすれば、「内閣府の担当者が好きなようにやれる」ということですが。いずれにしても、ちょうどその頃に、自殺対策推進会議の日程調整があって、私が自殺対策推進室(内閣府)に「この時間帯だけは参加できない」と伝えた2つの日程の内のひとつ(つまり昨日の10~12時)に開催日が決まったため、私は会議を欠席し、代わりに意見書を出したということです。
http://www.lifelink.or.jp/hp/Library/shimizu_15.pdf
会議の委員に事前に送られてきた資料に関して、他にも意見したいことはいくつもあったのですが、小さな文字で長々と書いても当日の配布資料の中に埋もれてしまうだけだと思い、「これだけは絶対に意見したい」というポイントを二つに絞って意見書を作りました。そのこともあってか、会議の他の委員の方々の目にも触れたようで、会議終了後にある委員の方から電話がありました。私としては、そうした委員等とも協力をして、このキャッチフレーズが撤回されるように引き続き働きかけていきます。(この無茶苦茶忙しい時期に、何故こんなことをやらなきゃいけないのか。ホント情けない)
@yasushimizu 清水康之/ライフリンク

GKB47に関して。『「今回これだけ話題になり、メディアで取り上げていただいたことは、自殺者をなくすための大きなPRになったのではないか、と考えています」と自殺対策推進室では話している。』とあるけど、本当にそこまで履き違えてるのか…。
@yasushimizu 清水康之/ライフリンク

「決められない政治」から脱却するのはいいが、だからといって「勝手に決める政治」に突入されては困る。
@yasushimizu 清水康之/ライフリンク

政権交代前「自殺者年間3万人」について当時の野党から厳しい追求がなされていました。所信表明演説で「いのちを守りたい。いのちを守りたいと願うのです」と宣った総理もいました。その行き着くところがGKB47ですか?
平成24年度予算において自殺対策強化月間におけるポスター作成、鉄道広告、インターネットバナー広告等には1億1千5百万円の予算がついています。GKB47の文字が駅構内で踊るのでしょうか?このキャンペーンで一儲け企んでいる影がちらほら見え隠れします。

まぁ政府に対して怒っているだけではなにも変わりません、私は県議会議員の立場から、前回の予算委員会で引き出した自殺対策に関する言質につき福岡県の対応を再度確認したいと思います。

みやま産ザーサイとの格闘記

みやま市は高菜の産地なのですが、文広にお住まいの鬼丸さんが実験的にザーサイを育てているとのこと。Facebookにて興味津々の旨お伝えしたらサンプルにお一つ頂きましたので早速我が家で調理してみました。
ちなみに調理人の我が嫁はザーサイというのは桃屋のザーサイのような完成形しか見たことなく現物を見るのは初めて。ちなみに現物はこんな感じです
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横にあるのは私の携帯電話、4インチディスプレイでもこんなに小さく見える。ザーサイ、デカイ!
葉っぱは高菜みたいに塩で漬けると良いとの情報を、これまた地元でレストランを営む阿部平さんが仰っていたので早速塩漬け
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と、ここまでは良かったのですが、茎と根っこの部分の調理方法が分からない。根っこだけになったザーサイはこんな感じ
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茎と根っこだけでもデカイでしょ。
「ザーサイ レシピ」でグーグル先生に尋ねてみても、桃屋のザーサイ状態のザーサイを材料としたレシピが出てくるばかり。「自分は食べたことないけど、こんな感じかな」というフィーリングで作った数々の料理を食卓に送り出してきた想像料理人の嫁さんもお手上げ状態
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最終的に先述の阿部さんのFacebookにレシピが書いてあったので、軽くゆでて辛子ゴママヨネーズに和えて頂きました
葉っぱと根っこの部分の完成形はこちら
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お味ですが葉っぱの部分はピリ辛で酒のつまみに最高でした。根っこの部分はゆで過ぎたのかちょっと柔らかくなりすぎて、自分が知っているザーサイの歯ごたえがなくてイメージとは違ってました。これは調理の仕方にもう一工夫が必要のようです。嫁さんに研究するよう依頼しておきました。

更に葉っぱの部分をキムチの素で和えると美味しいとの情報がありましたので試してみました
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これだと葉っぱの辛みが薄まってどちらかというとキムチ方向にぐっと味が振れてしまうので全く違う味わいが楽しめます。

まだまだマイナーな作物ではありますがザーサイがみやまの新しい一品になることを心から期待しています。鬼丸さん、今後とも頑張って下さい!

平成24年度新春の集い・県政報告会レポート

2012年1月21日土曜日、みやま市のまいピア高田にて平成24年度新春の集い・県政報告会を開催しました。
約460名のご出席を頂き、予備の補助席まで殆ど一杯一杯使う状態になり窮屈な思いをされた方も多かったと存じます、また運営側で行き届かず失礼ございましたらどうぞお許し下さい。
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ご参加頂けなかった方向けに私の県政報告要旨をお伝えします:
先日のブログでお伝えしたとおり、今回は「地方議会について知っておいて欲しい事」「今、福岡県が考えていること」「みやま市内における福岡県の主要事業」の3つに項目を分けてお話ししました。

一つ目の「地方議会について知っておいて欲しい事」では地方議会が取っている二元代表制についての解説をして、議会は知事率いる執行部と対等の関係であることを説明。その中でどう地元の要望を行政に反映させるかが課題である事をお伝えしました。
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二つ目は「今、福岡県が考えていること」として「県民幸福度日本一」と「九州広域行政機構」のお話をしました。特に県民幸福度日本一については、私自身が県総合計画審議委員として「地域の特色を活かした、地域経済の活性化」の項目を盛り込み、県からのお仕着せの施策にするのではなく県民一人一人を主体的に巻き込む「お祭り」にするように特に拘った旨をお伝えしました。
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三つ目は「みやま市内における福岡県の事業」と題して、国道443号バイパスをはじめとする道路関係や筑後広域公園、防災クリークの今後の整備見通しを報告しました。この項目が一番ご興味を持って頂いたようで、熱心にメモを取っていらっしゃる方も多かったとの事でした。

MacBookAirのkeynoteでプレゼン資料を作成し、iPhoneでリモートコントロールしながらの講演。モニタの調整が上手くいかず苦労しました。喋りももっとこう言っておけば良かったとか、あれ言い忘れてたとか、色々あります。実は、途中極度に緊張して「このまま倒れてしまうんじゃないか?」と思うくらいクラッときていた程です。次の機会にはもっと練り込まなければと反省しきり。でもなんとかやり遂げて、「分かり易かった」「新しいやり方で面白かった」「画像を使うと飽きなくて良い」など好意的なご意見も頂けて本当にホッとしております。
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中でも嬉しかったのは多くの同年代の皆様がボランティアスタッフとしてお手伝いをして頂いた事です。男性女性併せて約60名。受付から後片付けまで本当によくお手伝いして頂きました。心から感謝申し上げます。女性は子育て世代も多く、実験的に作った託児コーナーは多くの子供さん達で大盛り上がり。楽しい想い出が出来たかな?この子達の未来の為にも頑張らなければならないと思いました。
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多くの反省点もありますが、今後の糧としてしっかりと分析し成長したいと思います。参加者の皆さん、どうぞ次回の県政報告会も楽しみにして下さい!今年参加出来なかった方、是非次回はご参加下さい!そしてスタッフの皆さん、あなた方のお陰でなんとかやり通すことが出来ました、これからもどうぞ宜しくお願いします!

緊張してます

本日、県議会議員になって初めての大規模な県政報告会を開催します。今まで会議室レベルのものはやっていたのですが、今回はまいピア高田の大ホールということで大変緊張しています。ブログの更新をサボっていたのもその準備や資料作りに忙殺されていたからでした。忙殺といっても現実逃避しそうになる自分との戦いでしたが。

今日は大きく3つの事について話をするつもりです。一つは「地方議会について知っておいて欲しい事」二つ目は「今、福岡県が考えていること」三つ目は「みやま市内における福岡県の主要事業」です。昨年4月30日に議員に就任して約9ヶ月、思いの丈をできる限りお伝えするつもりです。ご出席頂ける方、どうぞ宜しくお願いします。

ちなみに最近の私の机の上は下の写真のような訳の分からないカオス状態でした。IMG_3103
県政報告が終わったら先ずは机の横に溜まりに溜まった書類整備から始めたいと思います。

県政報告会の前に、本日は柳川市民会館にて「みやま・柳川 暴力団追放総決起大会」が開催されます。
福岡県警では全国で一番最初に暴力団排除条例を制定しているにも関わらず、つい先日も中間市で建設会社社長が暴力団から襲撃されるという事件が起こっています。近隣地区でも発砲や火焔瓶の投げ込みなど住民の安全安心を脅かす事件が頻発しており、近隣自治体一体となって暴力団追放の機運を盛り上げることが肝要です。

荒れてない成人式

昨日はみやま市の成人式に出席してきました
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今年みやま市では452名の皆さんが成人を迎えられたそうです。
ニュースなどで吹き込まれていた「荒れる成人式」という先入観を持って少々心配しながら成人式に臨みましたが、みやま市においては全くそんな事は有りませんでした。参加者の皆さん私語や携帯いじりも殆どなく真面目に式典に参加して頂きました。他市の話を聞きましたが、大牟田市・柳川市も特段荒れるわけではないとの事。一体テレビのニュースで目にする「荒れる成人式」とはなんなんでしょう?一部の事象を過大に取りざたして大げさに報道するのは、大多数の普通の、真摯に式典に参加する若者を愚弄する事に他なりません。或いは「荒れる成人式」になるよう敢えて若者を煽っているのでしょうか?そうでなければマスコミは今の若者の平均的な姿をちゃんと伝えて欲しいと思います。

私も県議会議員として祝辞を述べさせて頂きましたが、その要旨は下記の通りです

 成人式の由来は1946年に埼玉県蕨市で行われた青年祭がルーツです。その当時は戦争直後、虚脱状態になっている若者を励まし社会に迎え入れようという趣旨で成人式が行われたそうです。
 一方敬老祭は1947年、兵庫県で行われた「としよりの日」がルーツとなっています。当時敬老祭は50才になった方を御祝いし「としよりの知恵を借りて村興しをする」のが目的だったそうです。昨年、私は多くの敬老祭に出席したけれど、殆どが70才以上が参加資格となっていて、中には75才以上という所もありました。つまり1947年当時は20才になって社会に迎え入れられて、50才になったら社会から「有り難う」と感謝されていた、約30年間が社会の中核として活躍する年代だった。現在は社会に迎え入れられるのは今日お越しの皆さんの通り20才だけれども、社会から「有り難う」と感謝される年齢は70才、地域によっては75才。つまり50年から55年を社会の中核として頑張らなくてはならないという事です。
 「ええ!!そんなに長く頑張らんといかんと?!」とうんざりする方もいらっしゃるかも知れないけど、前向きに捉えれば一度や二度の失敗は構わない、ゆっくり立ち止まって考えても構わないという事だと思います。しかし、ただ漫然としている訳にもいきません。
 そこで皆さんにお願いがあります。中国の春秋時代の言葉で「古人曰く、径寸十枚、これ国宝に非ず。一隅を照す、これ則ち国宝なり」という言葉があります。一人でこの会場の隅々まで全てを照らす必要はありません、自分の出来る範囲で会場の一角を、一隅を、しっかりと照らす、そういう人間になって頂きたい。みなさん得意なこと好きなことお持ちだと思います、自分が社会の一員としてどのような分野で社会の一隅を照らす事が出来るかじっくり考えて下さい。時間はたっぷりあります。みなさんが将来みやま市の、福岡の、日本の、一隅を照らす人になる事を心から期待して私の御祝いの言葉に代えさせていただきます。ご成人おめでとうございます。

微力ではありますが私は県議会議員の立場で、社会の一員として一隅を照らそうと努力している方々を全力で応援していきたいと思います。本当に素晴らしい成人式でした、皆さんおめでとうございます!!
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みやま市消防出初式に参加しました

昨日はみやま市の消防出初め式に参加しました。現在みやま市内の消防団は21分団712名、当日の参加者は500名以上だったそうです。
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年末の特別警戒の際には全ての分団の格納小屋に激励に伺いましたが、皆さんお仕事を持っているにも関わらず地域の安全安心の為に活動をされている様子には胸を打たれました。また出初め式にて披露された小隊訓練やポンプ車操法も本当に素晴らしかった
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柳川警察署の牧野署長から「本当によく練習されています、このレベルに達するには警察学校でも一ヶ月はかかります」とお褒めの言葉を頂いたのをはじめ、みやま市外からのご来賓から「みやまの消防は凄いね」と仰って頂き同じみやま市民として誇らしかったです。

本多消防団長の団員に対する年頭ご挨拶も素晴らしかった

「皆さん仕事を一所懸命にして下さい、その上で消防団活動はゆとりを持って行って下さい。そして消防団活動に誇りを持って下さい」

懇親会で本多団長とお話しした際にもうすこし詳しく解説頂きました、曰く「先ず団員自身の仕事が上手くいっていてゆとりをもって消防団活動を行えなければ人を救うことは出来ない」「消防団活動に誇りを持っていれば不祥事は起こせない」という事だそうです。短い言葉の中に、適切に想いを盛り込んで有り、分かり易い、挨拶とはかく有るべし。感動しました。

東日本大震災では約200名の消防団・消防員の皆様が災害対応の中で尊い命を落とされました。みやま市の出初式を見学して、崇高な使命感を持ちみやま市を愛する団員の皆さんからも、いざという時自らの危険も厭わない覚悟を感じ本当に頼もしく思いました。もちろん災害は起こらない事が一番です、今年一年が平穏無事である事を心から祈ります。

今年も宜しくお願いします

2012年、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます

あまり年末にテレビは見ないのですが、久しぶりに紅白歌合戦を(後半だけですが)鑑賞。よく知った顔、懐かしのメロディ、良い意味でも悪い意味でも「あぁこれが今の日本の縮図だな」と思いました。
一番印象に残ったのは松任谷由実さんの「春よ、来い」でした。時間というのは平等で、「春よ、来い」が1994年にリリースされてから17年が松任谷由実さんにも等しく刻まれています。正直昔のような歌声とはかなりギャップがあった、ご本人はそんなこと百も承知でしょうがそれでも個人としては初めて紅白歌合戦に出場。深読みしすぎかもしれませんが、だからこそ歌い終わった後の彼女の何とも言えない表情にアーティストとしての想いが伝わってきました。感銘を受けました。

今年も私はもがきながらあがきながら前を向いて頑張っていきたいと思います。ご支援の程どうぞ宜しくお願いします。