平成24年度新春の集い・県政報告会レポート

2012年1月21日土曜日、みやま市のまいピア高田にて平成24年度新春の集い・県政報告会を開催しました。
約460名のご出席を頂き、予備の補助席まで殆ど一杯一杯使う状態になり窮屈な思いをされた方も多かったと存じます、また運営側で行き届かず失礼ございましたらどうぞお許し下さい。
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ご参加頂けなかった方向けに私の県政報告要旨をお伝えします:
先日のブログでお伝えしたとおり、今回は「地方議会について知っておいて欲しい事」「今、福岡県が考えていること」「みやま市内における福岡県の主要事業」の3つに項目を分けてお話ししました。

一つ目の「地方議会について知っておいて欲しい事」では地方議会が取っている二元代表制についての解説をして、議会は知事率いる執行部と対等の関係であることを説明。その中でどう地元の要望を行政に反映させるかが課題である事をお伝えしました。
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二つ目は「今、福岡県が考えていること」として「県民幸福度日本一」と「九州広域行政機構」のお話をしました。特に県民幸福度日本一については、私自身が県総合計画審議委員として「地域の特色を活かした、地域経済の活性化」の項目を盛り込み、県からのお仕着せの施策にするのではなく県民一人一人を主体的に巻き込む「お祭り」にするように特に拘った旨をお伝えしました。
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三つ目は「みやま市内における福岡県の事業」と題して、国道443号バイパスをはじめとする道路関係や筑後広域公園、防災クリークの今後の整備見通しを報告しました。この項目が一番ご興味を持って頂いたようで、熱心にメモを取っていらっしゃる方も多かったとの事でした。

MacBookAirのkeynoteでプレゼン資料を作成し、iPhoneでリモートコントロールしながらの講演。モニタの調整が上手くいかず苦労しました。喋りももっとこう言っておけば良かったとか、あれ言い忘れてたとか、色々あります。実は、途中極度に緊張して「このまま倒れてしまうんじゃないか?」と思うくらいクラッときていた程です。次の機会にはもっと練り込まなければと反省しきり。でもなんとかやり遂げて、「分かり易かった」「新しいやり方で面白かった」「画像を使うと飽きなくて良い」など好意的なご意見も頂けて本当にホッとしております。
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中でも嬉しかったのは多くの同年代の皆様がボランティアスタッフとしてお手伝いをして頂いた事です。男性女性併せて約60名。受付から後片付けまで本当によくお手伝いして頂きました。心から感謝申し上げます。女性は子育て世代も多く、実験的に作った託児コーナーは多くの子供さん達で大盛り上がり。楽しい想い出が出来たかな?この子達の未来の為にも頑張らなければならないと思いました。
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多くの反省点もありますが、今後の糧としてしっかりと分析し成長したいと思います。参加者の皆さん、どうぞ次回の県政報告会も楽しみにして下さい!今年参加出来なかった方、是非次回はご参加下さい!そしてスタッフの皆さん、あなた方のお陰でなんとかやり通すことが出来ました、これからもどうぞ宜しくお願いします!

緊張してます

本日、県議会議員になって初めての大規模な県政報告会を開催します。今まで会議室レベルのものはやっていたのですが、今回はまいピア高田の大ホールということで大変緊張しています。ブログの更新をサボっていたのもその準備や資料作りに忙殺されていたからでした。忙殺といっても現実逃避しそうになる自分との戦いでしたが。

今日は大きく3つの事について話をするつもりです。一つは「地方議会について知っておいて欲しい事」二つ目は「今、福岡県が考えていること」三つ目は「みやま市内における福岡県の主要事業」です。昨年4月30日に議員に就任して約9ヶ月、思いの丈をできる限りお伝えするつもりです。ご出席頂ける方、どうぞ宜しくお願いします。

ちなみに最近の私の机の上は下の写真のような訳の分からないカオス状態でした。IMG_3103
県政報告が終わったら先ずは机の横に溜まりに溜まった書類整備から始めたいと思います。

県政報告会の前に、本日は柳川市民会館にて「みやま・柳川 暴力団追放総決起大会」が開催されます。
福岡県警では全国で一番最初に暴力団排除条例を制定しているにも関わらず、つい先日も中間市で建設会社社長が暴力団から襲撃されるという事件が起こっています。近隣地区でも発砲や火焔瓶の投げ込みなど住民の安全安心を脅かす事件が頻発しており、近隣自治体一体となって暴力団追放の機運を盛り上げることが肝要です。

荒れてない成人式

昨日はみやま市の成人式に出席してきました
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今年みやま市では452名の皆さんが成人を迎えられたそうです。
ニュースなどで吹き込まれていた「荒れる成人式」という先入観を持って少々心配しながら成人式に臨みましたが、みやま市においては全くそんな事は有りませんでした。参加者の皆さん私語や携帯いじりも殆どなく真面目に式典に参加して頂きました。他市の話を聞きましたが、大牟田市・柳川市も特段荒れるわけではないとの事。一体テレビのニュースで目にする「荒れる成人式」とはなんなんでしょう?一部の事象を過大に取りざたして大げさに報道するのは、大多数の普通の、真摯に式典に参加する若者を愚弄する事に他なりません。或いは「荒れる成人式」になるよう敢えて若者を煽っているのでしょうか?そうでなければマスコミは今の若者の平均的な姿をちゃんと伝えて欲しいと思います。

私も県議会議員として祝辞を述べさせて頂きましたが、その要旨は下記の通りです

 成人式の由来は1946年に埼玉県蕨市で行われた青年祭がルーツです。その当時は戦争直後、虚脱状態になっている若者を励まし社会に迎え入れようという趣旨で成人式が行われたそうです。
 一方敬老祭は1947年、兵庫県で行われた「としよりの日」がルーツとなっています。当時敬老祭は50才になった方を御祝いし「としよりの知恵を借りて村興しをする」のが目的だったそうです。昨年、私は多くの敬老祭に出席したけれど、殆どが70才以上が参加資格となっていて、中には75才以上という所もありました。つまり1947年当時は20才になって社会に迎え入れられて、50才になったら社会から「有り難う」と感謝されていた、約30年間が社会の中核として活躍する年代だった。現在は社会に迎え入れられるのは今日お越しの皆さんの通り20才だけれども、社会から「有り難う」と感謝される年齢は70才、地域によっては75才。つまり50年から55年を社会の中核として頑張らなくてはならないという事です。
 「ええ!!そんなに長く頑張らんといかんと?!」とうんざりする方もいらっしゃるかも知れないけど、前向きに捉えれば一度や二度の失敗は構わない、ゆっくり立ち止まって考えても構わないという事だと思います。しかし、ただ漫然としている訳にもいきません。
 そこで皆さんにお願いがあります。中国の春秋時代の言葉で「古人曰く、径寸十枚、これ国宝に非ず。一隅を照す、これ則ち国宝なり」という言葉があります。一人でこの会場の隅々まで全てを照らす必要はありません、自分の出来る範囲で会場の一角を、一隅を、しっかりと照らす、そういう人間になって頂きたい。みなさん得意なこと好きなことお持ちだと思います、自分が社会の一員としてどのような分野で社会の一隅を照らす事が出来るかじっくり考えて下さい。時間はたっぷりあります。みなさんが将来みやま市の、福岡の、日本の、一隅を照らす人になる事を心から期待して私の御祝いの言葉に代えさせていただきます。ご成人おめでとうございます。

微力ではありますが私は県議会議員の立場で、社会の一員として一隅を照らそうと努力している方々を全力で応援していきたいと思います。本当に素晴らしい成人式でした、皆さんおめでとうございます!!
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みやま市消防出初式に参加しました

昨日はみやま市の消防出初め式に参加しました。現在みやま市内の消防団は21分団712名、当日の参加者は500名以上だったそうです。
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年末の特別警戒の際には全ての分団の格納小屋に激励に伺いましたが、皆さんお仕事を持っているにも関わらず地域の安全安心の為に活動をされている様子には胸を打たれました。また出初め式にて披露された小隊訓練やポンプ車操法も本当に素晴らしかった
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柳川警察署の牧野署長から「本当によく練習されています、このレベルに達するには警察学校でも一ヶ月はかかります」とお褒めの言葉を頂いたのをはじめ、みやま市外からのご来賓から「みやまの消防は凄いね」と仰って頂き同じみやま市民として誇らしかったです。

本多消防団長の団員に対する年頭ご挨拶も素晴らしかった

「皆さん仕事を一所懸命にして下さい、その上で消防団活動はゆとりを持って行って下さい。そして消防団活動に誇りを持って下さい」

懇親会で本多団長とお話しした際にもうすこし詳しく解説頂きました、曰く「先ず団員自身の仕事が上手くいっていてゆとりをもって消防団活動を行えなければ人を救うことは出来ない」「消防団活動に誇りを持っていれば不祥事は起こせない」という事だそうです。短い言葉の中に、適切に想いを盛り込んで有り、分かり易い、挨拶とはかく有るべし。感動しました。

東日本大震災では約200名の消防団・消防員の皆様が災害対応の中で尊い命を落とされました。みやま市の出初式を見学して、崇高な使命感を持ちみやま市を愛する団員の皆さんからも、いざという時自らの危険も厭わない覚悟を感じ本当に頼もしく思いました。もちろん災害は起こらない事が一番です、今年一年が平穏無事である事を心から祈ります。

今年も宜しくお願いします

2012年、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます

あまり年末にテレビは見ないのですが、久しぶりに紅白歌合戦を(後半だけですが)鑑賞。よく知った顔、懐かしのメロディ、良い意味でも悪い意味でも「あぁこれが今の日本の縮図だな」と思いました。
一番印象に残ったのは松任谷由実さんの「春よ、来い」でした。時間というのは平等で、「春よ、来い」が1994年にリリースされてから17年が松任谷由実さんにも等しく刻まれています。正直昔のような歌声とはかなりギャップがあった、ご本人はそんなこと百も承知でしょうがそれでも個人としては初めて紅白歌合戦に出場。深読みしすぎかもしれませんが、だからこそ歌い終わった後の彼女の何とも言えない表情にアーティストとしての想いが伝わってきました。感銘を受けました。

今年も私はもがきながらあがきながら前を向いて頑張っていきたいと思います。ご支援の程どうぞ宜しくお願いします。