【福岡よかもん広場にキジ車登場】

【福岡よかもん広場にキジ車登場】
今年4月にリニューアルされた、福岡県庁11階にある「福岡よかんもん広場」にみやま市の郷土玩具である「キジ車」。子供が乗れる大型版がキジ車保存会の皆様から寄贈されました。
寄贈式には、キジ車保存会の宮本会長、県観光物産振興課武濤課長はじめとする関係者がご出席。

キジ車は約1200年前、伝教大師が現在のみやま市にある清水寺を訪れた際、道に迷い、そこを一羽の雉が道案内をしたという伝説が由来です。

今までも何体か寄贈して頂いておりましたが、今回は子供が乗って遊べる大きさ。
たまたま飯塚市の小学四年生が県庁見学にお越しで、早速初試乗してもらいました。

 

【6月議会スタート、政策審議会について】

【6月議会スタート、政策審議会について】
先週末、第一回開催となる「みやま市文化協会邦楽部会発表会」に参加しました。
邦楽部長で女性和太鼓グループ「媛太鼓」の主席でもある藤吉先生の発案で、私も媛太鼓に混ぜて貰い一曲叩く機会を頂きました。見るのとするのは大違い、自分的には「気分は鬼太鼓座」だったのですが(苦笑)良い機会を頂き有り難うございました。
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6月議会が昨日開会しました。
平成27年度の当初予算1兆7769億円余等を審議する大変重要な議会です。
各会派の代表が行う代表質問の時間も、予算審議する議会においては持ち時間を45分から60分に延長して行います。

自民党県議団には政策審議会(略して政審会)というのがあり、こちらで代表質問を練り上げます。
政審会は、会長・副会長・事務局長と8つの常任委員会を代表する部会長の計11名で構成されており、私は総務企画地域振興の担当部長を拝命しています。

昨日は代表質問草稿の一回目のチェックでした。60ページ近くに上るボリュームにも圧倒されたのですが、その中でも総務・企画地域振興に関連する項目が4割以上!項目も予算や財政関連のみならず多岐に渡り大変でした。

代表質問の草稿は本番まで門外不出の為、詳しい内容は公表出来ませんが、2期目のスタートを切る小川県政に対し二元代表制の一翼として牽制機能をしっかり果たせるよう政審会一同頑張ってます。

【目指せ、奇跡のむらづくり〜山川町伍位軒集落】

【目指せ、奇跡のむらづくり〜山川町伍位軒集落】
「限界集落」、高齢化・過疎化が進み、共同生活の維持が難しくなり存続が危ぶまれる集落の事で、昨今では多くの方々に認識されている言葉です。特に中山間地をイメージされる方が多いのでは。

そんな中山間地の典型のような場所に位置する、みやま市山川町の伍位軒(ごいのき)集落。私も議員の仕事をするまではなかなか足を運ぶ機会も少なかった地域ですが、この伍位軒集落が平成27年度の「豊かなむらづくり全国表彰事業」で九州のベスト3に選ばれ、今後天皇杯や内閣総理大臣賞を頂くチャンスとなっております。

豊かなむらづくり全国表彰事業は、農山漁村におけるむらづくりの全国的な展開を助長し、地域ぐるみの連帯感の醸成及びコミュニティ機能の強化を図り、農林漁業及び農山漁村の健全な発展に資することを目的として、昭和54年度から農林水産祭の表彰行事のむらづくり部門として実施されています。

伍位軒は標高180mに位置し、総世帯数わずか29戸、人口110人の集落です。この地域は江戸時代末期よりみかん栽培が始まり、今も29戸の内27戸がみかんの専業農家。過去オイルショックやオレンジ輸入自由化という2回の価格大暴落を品種転換や園地整備による省力化で乗り超えましたが、まだまだ不安定なみかん経営、高齢化、後継者不足などのし掛かる課題山積でした。

しかし「『みかんの里』を守る為に自分達やれることは自分達でやろう!」と一念発起、平成12年より推進体制を整え、中山間地域直接支払制度等を活用し伍位軒独自のむらづくりを推進。

結果、現在の山川みかんのブランド戦略を牽引するまでになった優良品種「北原早生」が誕生、集落の平均所得が向上し、後継者が増加。更に小学生以下の子供の数が年々増加し、青年部や女性農業者をはじめコミュニティーも向上するという、少子化に頭を抱える自治体にとって信じられないようなスパイラルで地域の活性化を実現しています。

この取組みを、この度「豊かなむらづくり全国表彰事業」に「集落みんなで守る『みかんの里』〜子供の声がこだまする郷づくり〜」というテーマで紹介した次第です。

7月16日の現地視察審査を経て、その後各1点が選定される「天皇杯」「内閣総理大臣賞」「日本農林漁業振興会長賞」を目指す事になりました。伍位軒の北原区長ともお話しし、県においてもトップを目指すべく農業普及センターなどを中心に最後までバックアップさせて頂くことをお約束しました。

行政は「地域の特色を活かす」と良く言います。聞こえは良いのですが、それを実現しているところはまだまだ少数です。伍位軒は小さな集落ですが、だからこそ地方創生の大きなヒントが隠れています。

 

【予算案勉強会、質問が形になる感動】

【予算案勉強会、質問が形になる感動】
本日は自民党県議団において平成27年度予算案勉強会が開催されました。朝10時から順番に12部署の重点施策に関する説明が夕方まで続き、頭を使いすぎました。
一方で過去4年に執行部へ働きかけた事が様々な形で事業化されていたり嬉しい限りです。
以下、重点施策として今回説明頂いた中で、過去私が行った質問内容をよく酌み取って頂いていると感じたものを列記してみます。

総務部「防災行政情報通信ネットワーク整備・防災情報システムの設計」
⇒平成23年度決算特別委員会質問「自主防災組織の育成と災害時の情報収集」
http://itahashi.info/blog/20121030091558

企画地域振興部「スポーツを活用した地域振興プロジェクト」
⇒平成26年2月議会一般質問「スポーツによる広域地域振興について」
http://itahashi.info/blog/20140311110007

新社会推進部「青少年アンビシャス運動推進費・放課後児童クラブと連携する新たなアンビシャス広場作り」
⇒平成26年6月議会一般質問「自治体の消滅可能性を遮る具体的施策について」
http://itahashi.info/blog/20140616110021

新社会推進部「福岡ソフトバンクホークスファーム開業記念事業」
⇒平成26年2月議会一般質問「スポーツによる広域地域振興について」
http://itahashi.info/blog/20140311110007

新社会推進部「若年層意識啓発の為の出張授業の実施」
⇒平成26年6月議会一般質問「自治体の消滅可能性を遮る具体的施策について」
http://itahashi.info/blog/20140616110021

農林水産部「ブランド農林水産物育成対策」
⇒平成26年9月議会一般質問「人口減少社会への対応について」
http://itahashi.info/blog/20140929134543

農林水産部「総合的な鳥獣被害対策の推進」
⇒平成25年決算特別委員会質問「鳥獣害対策について」
http://itahashi.info/blog/20141030104708

建築都市部「空き家活用モデル普及促進費」
⇒平成27年2月議会一般質問「中山間地における果樹産地の新規就農者対策」「空き家予備軍対策」
http://itahashi.info/blog/20150217142539

教育委員会「放課後学習活動支援費・「学び道場の実施」」
⇒平成26年6月議会一般質問「自治体の消滅可能性を遮る具体的施策について」
http://itahashi.info/blog/20140616110021

自分も2期目となり、議会や会派を裏方で支える立場になると質問機会は減るかも知れませんが、形を変えても引き続き地域の皆さんの声を頂きしっかりと反映させることが出来るよう努力して参ります。

6月議会では一般質問を行う事になりそうです。詳細が決まりましたらまた報告します。

 

【6月議会が近づいてきました】

【6月議会が近づいてきました】
昨日は委員長として初めての総務企画地域振興委員会が開催されました。
委員及び幹部職員の紹介に続いて、下記の議案が審議されました。

・各部局 所管事務の概要について
・世界遺産登録推進室「明治日本の産業革命遺産」イコモス勧告について
・人事課 平成27年度機構改革について
・各種委員等の選任について

改選後第一回という事もあり、複雑な案件はありませんでしたが、委員長の役目は「する」のと「見る」のでは大違い。久しぶりにテンパりました。

今回の総務企画地域振興委員会の写真は、6月末に発行予定の「福岡県議会だより」(新聞の折り込みなどで配布されます)に掲載されます。委員会の雰囲気を見て頂ければ幸甚です。

そして本日は自民党県議団の議員総会、政策審議会。明日は平成27年度の本予算に関する勉強会。
来週6月17日開会予定の6月議会に向けての準備が着々と進んでおります。
選挙の為二月以来4ヶ月ぶりの議会、テンションが徐々に上がってまいりました。