7月28日に405人の陽性者が判明した福岡県は、県独自の「福岡コロナ警報」を発出し、8月1−29日まで飲食店の時短営業を要請する事になりました。
テレビを見ると、病床逼迫、入院待ちや中等症が増えているなどなど、不安を煽る報道が垂れ流されています。一方で少ないながらもこんな報道もあります↓
東京都 福祉保健局長「いたずらに不安あおらないで」|NHK 首都圏のニュース
これが全て。東京は65歳以上のワクチン完全接種率が60%を超えて、高齢者の陽性者は激減。陽性者の過半数を占める20−30代の重症者はほぼゼロ(写真は先週のモニタリング会議のものだが、最新でも同様の傾向)。
高齢者の次に重症になる可能性がある40−50代のワクチン接種希望者への接種を進める事が鍵。
イギリスのように「新型コロナの陽性者数と重症・死亡はリンクしない」という事実へあと一歩の状態なのが日本。
あと、オリンピックとコロナ感染者増は全く関係ない。なぜなら、オリンピックが行われている東京以外、福岡・沖縄・大阪など全国的に陽性者数は激増しているから。デルタ株が全国に散らばって猛威を振るっていると推察するのが妥当。
報道は不安を煽りますが、今年1月と現在は新型コロナを取り囲む状況はワクチン接種が進むことでかなり変わってきています。もちろん、新型コロナは怖くないという訳ではありませんが、データを把握して冷静に判断し行動する事が大切です。
デルタ株について解説した私のYouTube動画なども参考にして下さい(最近忙しくて更新出来てませんが、言っている内容は今でも変わりません)
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