私が副会長を務める福岡県議会国際交流議員連盟では、2018年からオーストラリア ニューサウスウェールズ州(以下、NSW)との関係構築に向けて、領事館や観光局などの出先機関との情報交換や、ラグビーワールドカップ日本大会のプロモーションもかねてオーストラリア訪問などを行ってきました。
今年は、県職員をオーストラリアのCLAIR(自治体国際化協会)に派遣したり、オーストラリア訪問などを計画し友好提携に向けて大きく前進できるかと期待しておりましたが、ご存じの通りコロナのために全く動きが止まってしまいました。
まだまだオーストラリア本国への行き来は難しいものの、オーストラリア大使館と現地の状況を含めた意見交換をしてお互い前向きに取り組む体制作りを目指し、国際交流議員連盟の樋口明会長、井上博行事務局長とで東京に出張してきました。
NSW担当コミッショナーのPeter Knight氏、主席商務官の嶋田氏らとラグビー・サッカー等を軸としたスポーツ交流、農産物を通じた交流、水素エネルギーの研究についての大学間交流、交換留学など、ざっくばらんに意見交換が出来ました。
人と人との交流が困難を伴う今だからこそ、新しい関係性を構築するには、地道ですが膝をつき合わせた定期的な意見交換は必要だと強く感じた次第です。
今回、なんと1月末以来、約9ヶ月ぶりの東京。大学進学して以来、こんなに東京に行かなかったことは初めてでした。週末と祝日の狭間だからかも知れませんが、人や車は少なかった。以前が過密すぎたと思えば、混雑によるストレスがなくて快適とも言えるのかもです。