【12月議会一般質問の答弁概要について】
無事一般質問が終了しました。今回は他の公務が入り乱れ、準備には本当に苦労しましたが、納得のいく知事答弁を引き出すことが出来ました。
特に「2020・2019をターゲットにした、福岡県のブランディング戦略策定」に関する問いに、ブランディングとは単に地域資源の情報発信にとどまらず、地域への信頼・共感を高めることが目的という理解を共有して頂き。ラグビーワールドカップ日本大会・東京オリンピックパラリンピックにターゲットを合わせ、関係機関・専門家を交え県としてブランディング戦略のあり方を検討する事を表明して頂きました。
また、「邪馬台国・卑弥呼を活かした観光振興」については、沖ノ島と関連遺産群が平成29年に世界遺産登録される可能性が高いことを踏まえ、今後市町村・観光協会と協力して、古代の歴史や文化にまつわる資源の掘り起こしを行い、誘客・周遊につなげるべく、歴史や観光マーケティングの専門家の意見を取り入れて検討する事を約束頂きました。
12月16日頃から、県のサイトで録画中継が見ることが出来ます。上記二つ以外に、「県産食材と加工品のコラボ」「生物食品研究所の機能強化」に関しても知事がかなり踏み込んだ答弁をして頂き、これからの展開が非常に楽しみな一般質問となりました。正式議事録が上がるまでは、県の録画中継サイト(12/16頃から)又は、私のブログの質問原稿をどうぞ!
http://www.fukuoka-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=388
http://itahashi.info/blog/20151211110047
今議会では主権者教育の一環として、県立香椎高校2年生、全9クラスの皆さんが3日間にわたり一般質問を傍聴頂きました。どのように感じられたか、私には想像もつきませんが、この傍聴をきっかけに、県政について、また私ども地方議員の様々な活動につき共感していただけることを期待します。
また、地元南校区まちづくり協議会の皆さんも、私の一般質問の傍聴にお越し頂きました。
南校区の大神には、邪馬台国九州説の大きな手がかりの一つと言われる、七支刀を持つ神像を祀る「こうやの宮」があり、邪馬台国を取り上げた質問内容に大変喜んで頂きました。写真前列右が南校区まちづくり協議会紫牟田会長です。
地域の歴史・文化を知ることは、郷土愛を育む第一歩です。今後ともしっかり取り組みたいと思います。