【筑後七国 卑弥呼の火祭り 2015】

【筑後七国 卑弥呼の火祭り 2015】
本日は筑後広域公園・九州芸文館にて「筑後七国 卑弥呼の火祭り2015」が開催されました。
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「伝統はおもしろい」をテーマに、筑後七国各地で伝承されている伝統芸能や伝統文化、食文化などを招いて、九州芸文館という新たな地域のランドマークから発信するお祭りです。
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みやま市からは県の指定文化財である「本郷・どんきゃんきゃん」「北新開寶満神社・新開能」「上庄八坂神社・大人形さん」などが登場。どんきゃんきゃんと新開能は芸文館大ホールに立ち見まで出る満員のお客様を前にオープニングを飾り、大人形さんは芸文館入り口で除幕式が行われ、多くの方々が列をなして股をくぐり無病息災を祈っておられました。
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また新しい文化では、八女の「サタデー太鼓フィーバーズ」という和太鼓とダンスなどを組み合わせたグループが会場と一体となる圧巻のパフォーマンスを披露されていました。これはひょっとしたら全国区行くんじゃないかというクオリティー。中学生を中心にした若いメンバーに無限の可能性を感じます。
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少子高齢化で地域の伝統を継承するのが困難な時代。少しでも多くの方に知って貰い、お祭り自体にお越し頂くきっかけになればと思うと同時に、多くの皆さんに披露する事で伝統継承をする方々の意識高揚に繋がる事を切に願います。

【第二回福岡駅伝開催!優勝は】

【第二回福岡駅伝開催!優勝は】
昨日は筑後広域公園で第二回福岡駅伝が開催。県内の60市町村が中学生男女、ジュニア男女、一般男女、シニアからそれぞれ選抜した9人の走者が、合計30.1kmタスキを繋ぎ健脚を競いました。
優勝は昨年に続き北九州市で二連覇を達成。我がみやま市は28位と、昨年の32位から順位を上げる大健闘でした。
写真はご当地であるみやま市・筑後市両選手の選手宣誓。参加市町村の旗がずらりと取り囲む光景は圧巻!
また昨日は筑後広域公園にて「まかない飯グランプリ」という食のイベントや、家族向けの「こどもあそびフェスタ」、物産販売の「ふるさとフェア」、「恋ぼたる物産館4周年」、など幅広いイベントを同時開催し県内のみならず各地からもの凄い集客があり、交通渋滞が問題になりそうな程でした。
また筑後広域公園以外では、みやま市では東照寺さんで「九州大金魚博覧会」、柳川市でも「柳川よかもん祭り」が開催されておりました。折角の遠方から沢山のお客さんが集まる絶好の機会。県南の魅力を発信するチャンスを広げるために、これらの近郊のイベントとも上手く連携をとれないものか思案した次第です。
最後になりましたが、イベントを支えて頂いた多くの関係者・ボランティアの皆さん本当に有り難うございました!

 

【伍位軒地区、全国豊かなむらづくり農林水産大臣賞受賞!】

【伍位軒地区、全国豊かなむらづくり農林水産大臣賞受賞!】
過去にブログでも紹介した(「目指せ、奇跡のむらづくり〜山川町伍位軒集落」http://itahashi.info/blog/20150613113428 )、山川みかんのトップブランド北原早生の発見場所でもある山川町伍位軒集落。

彼らが取り組んでいる「集落みんなで守る『みかんの里』〜子供の声がこだまする郷づくり〜」が、このたび平成27年度「豊かなむらづくり全国表彰事業」において農林水産大臣から表彰を受け、11月9日に九州農政局において伝達式が行われました。

早速、伍位軒地区の北原区長が受賞報告にお越し頂きました。

お話しを伺う中で「自分達が色々と地域の為に活動しているのを見て、子供達が『お父さん達は楽しそうやね』と言うようになった」という言葉が印象的でした。子供が輝くには、大人が活き活きとしていなければなりません。伍位軒地区では「みかんの里」を軸に、そんなむらづくりが出来つつあるのかも知れません。

山川みかんを食べる時には是非伍位軒の事も思い出して頂ければと思います。

 

【イングランド・ロンドン視察 その2】

【イングランド・ロンドン視察 その2】
10月29日から11月4日迄小川知事と県議団有志にて行ったイングランド視察の備忘録第二回目です。前回のレポートは此方で↓
http://itahashi.info/blog/20151105180654

ブライトン・コミュニティスタジアム:
ロンドン市内からバスで移動して約2時間半。「ブライトンの奇跡」と称される日本対南アフリカの試合が開催された競技場。2019年の大会で福岡県の会場となるレベルファイブスタジアム(正式名称:東平尾公園博多の森球技場)と近い規模との事もあり、大会に向けての会場運営について視察して参りました。
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この競技場、普段はイングランド・プロサッカーリーグであるフットボールリーグ2部に所属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCのホームグラウンド。名称もAMEXがネーミングライツを取得し「アメリカンエクスプレス・コミュニティスタジアム」の名称で運用されています。しかし今回のラグビーワールドカップのメインスポンサーがAMEXのライバルであるマスターカードであったため、試合二日前よりラグビー用にグラウンドコンディションを変更し、AMEXの看板を全部撤去するなど数千万円規模の改修に迫られたとのこと。一方で、サッカーの試合の時はホームとアウェイのファン同士が喧嘩をしないよう観客席に緩衝地帯を設けなければならず、最大収容人数30750人のキャパを活かしきれないが、ラグビーの場合は緩衝地帯を設けずに最大収容人数分の観客を受け入れる事が出来たそうです。
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レベルファイブスタジアムも現在サッカーのアビスパ福岡の本拠地であり、またレベルファイブがネーミングライツを取得しており、2019年大会では同じような問題点があると考えられ大変参考になりました。
また九州は福岡・熊本・大分と3カ所の試合会場を擁しますが、ロンドンーブライトン間の2時間半という移動時間を経験することで、キャンプ地としても観客の周遊コースとしても九州全域に大いなる可能性を感じます。
また視察の最後にはピッチの中にご案内頂き、ヘスケス選手の逆転トライの場所を拝むことが出来ました。にわかラグビーファンも感無量!
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余談ですが、日本対南アフリカ戦では抽選の結果、南アフリカがホームチームの控室、日本がアウェイチームの控室をつかったそうです。それぞれの控室を視察させて貰ったところ、ホームチームの方が全然設備が良いんですよね(写真左が日本代表、右が南アフリカ代表。随分扱いが違いますよね(^_^;))。
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ロンドン福岡県人会:
福岡県は他県に比べ圧倒的に海外県人会活動が盛んです。今年もアルゼンチンやシアトル、バンクーバーの県人会との交流が予定されております。
ロンドン福岡県人会は、38年前、福岡県出身のロンドン在住者が交流し親睦を深める中、自然発生的に設立。その当時からのメンバーで、現在は留学コンサルタント会社代表の佐藤幸夫氏(大牟田市出身)が会長。会員数約70名で、年に1−2回の交流会を開催しているそうです。
日本人にとってロンドンは移住者より転勤・留学で訪れる方が圧倒的に多く、1年経つと顔ぶれが変わるため会の運営には色々とご苦労もあるようですが、佐藤会長の人柄が滲み出る温かい福岡弁(というか大牟田弁)に惹き付けられた皆さんの交流の輪が広がり続けているそうです。
今回は14名の参加でしたが、福岡をはじめとする日本企業の駐在員、現地企業勤務の方、ロンドンで会社を立ち上げている移住者などなど様々な皆様と意見交換出来ました。
昨今ロンドンでは「WASABI」や「WAGAMAMA」という日本食チェーンが隆盛ですが、これらは中国・韓国資本。日本人のこだわりが逆に日本人の海外進出に対する障壁をつくっているという厳しいご指摘は大変参考になりました。また英国の会計制度、法制度などの違いを面白おかしく解説頂いたり、日本のWifi環境が外国人観光客にとって具体的にどういう困難があるのか等、こういう生のざっくばらんな意見を賜れることは本当に貴重な福岡県の財産です。議会としても引き続き全世界の県人会の皆様と友好関係づくりを続けなければなりません。
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「ジャパン・ツーリズム・ウィーク」オープニングセレモニー:
ロンドンでは、11月2日より世界最大級の観光産業向け国際見本市「ワールド・トラベル・マーケット」や11月5日から「The Telegraph スキー&スノーボードショー」という大規模な観光イベントが開催されます。日本の自治体や旅行会社もイベントに出展するため訪英するため、それに併せて世界的な旅行ガイドブックとして著名なロンリープラネット社はじめとする英国のメディア関係者・旅行会社をご招待して行う、外務省と観光局が共催する日本観光のPRイベントです。
会場となった在英国日本大使館には北は北海道から南は沖縄県まで多くの自治体が参加されていましたが、特に今回は福岡県と2020年東京オリンピックでの英国キャンプ誘致が決定している岐阜県が県産酒のPRを行うという事で小川知事と古田岐阜県知事はじめとする両県関係者は議会関係者含み多数参集していました。
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【「走りとーなる筑後。」展開催中!】

【「走りとーなる筑後。」展開催中!】
11月8日(日)、福岡マラソンが開催されます。12000人がエントリーされており、応援も含め全国各地から沢山の方々が福岡の地を訪れていらっしゃることと思います。そんな中、天神のソラリアプラザ1階で「走りとーなる筑後。」展が7日ー8日の二日間開催されます。

私は平成26年2月議会の一般質問で「スポーツによる広域地域振興について」知事に質しました
http://itahashi.info/blog/20140311110007

その際スポーツを柱とした広域地域振興を筑後地域で行うことを表明頂き、その一環としてはじまったのが「走りとーなる筑後。」プロジェクトです。
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/hashiritonaru.html

筑後地域の色々な自治体で開催されているマラソン・駅伝・ウォーキング大会を連携させ、ランナーの皆さんに筑後の様々な大会を認知してリピートして頂くことで地域振興を目指します。(詳しくは上記リンク先にパンフレットのPDFがあります)

マラソン愛好家の皆さん、是非「走りとーなる筑後。」をご活用頂き、筑後で行われている様々な大会を楽しんで頂ければと思います。

ロンドン視察レポートその2は明日以降に。。。

 

【イングランド・ロンドン視察 その1】

【イングランド・ロンドン視察 その1】
10月29日から11月4日迄小川知事と県議団有志にてイングランドを視察しました。
ロンドンで開催されていたラグビーワールドカップの次回試合会場開催地として世界中からご参集頂くラグビーファンの受入体制を実際に学び、またラグビーワールドカップ2019、東京オリンピック・パラリンピック2020のキャンプ地誘致や観光客誘致の為のプロモーションを主たる目的としております。
主要な視察内容について備忘録代わりに、2回にわたり書き留めます。

福岡プロモーション:
到着初日に行われた、メディア関係者・在英旅行代理店・英政府関係者向けに行われた「福岡プロモーション」には在英日本大使の林様、VisitJapan大使のMartin Barrow氏、そしてラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長の島津様など多くのご来賓にお越し頂き、賑やかに楽しく福岡の事をPRする機会を頂きました。
小川知事も英語とスライドを駆使して福岡のプレゼンテーション。01-DSC00751
見聞きするだけで無く、福岡の食を体験して頂こうと、県産日本酒を含めて設けられた飲食ブースも大人気。特に一風堂さんが提供された博多ラーメンは長蛇の列でした。最後に琴の生伴奏で舞う日本舞踊が披露され、大きな拍手のなか終了しました。
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トラファルガー広場ファンゾーン:
トラファルガー広場に開設された「ファンゾーン」。超大型の特設スクリーンで、決勝戦では約4万人を向かえてのパブリックビューイングが予定されているとの事。我々が訪問したのは昼間でしたが、子供がラグビー体験を出来るスペースがあったり、仲間とトライシーンを再現する写真撮影コーナーがあったり(これが意外に大人も盛りあがる)と試合が無くてもラグビーファンが気軽に立ち寄れるような交流スペースになっていました。日本も「Japan Pavilion」の宣伝ブースを開設し、時期開催国としてのPRに余念がありません。
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ジャパンパビリオン:
Japan Pavilionを訪問。当日はレセプションが開催されており、小川知事・高島福岡市長をはじめとする試合開催地の首長が勢組織委員会揃い。ラグビーフットボール協会、ラグビーワールドカップ2019組織委員会の会長はじめ役員の皆様。それ以外にも森元首相、初代スポーツ庁長官鈴木大地氏、現在ロンドン在住の布袋寅泰氏など錚々たるメンバーが集いました。その後、小川知事と井上議長は英国オリンピック協会の「キャンプ地選定責任者」を訪問し福岡県のPRと福岡県におけるキャンプ実施の検討を依頼しております。
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ラグビーワールドカップ3位決定戦:
「南アフリカ VS アルゼンチン」で行われた3位決定戦をオリンピックスタジアムにて観戦。運営・セキュリティ体制を中心に会場内外を視察させて頂きました。もちろん試合も観戦。前評判ではアルゼンチンが優勢で、応援団もアルゼンチンの声が圧倒的に大きかったのですが、序盤より日本が下した南アフリカが攻め続け危なげなく勝利。
何より嬉しかったのは、会場内で販売されていた「3位決定戦試合ガイド」の巻頭に特集されていた「10 Magic moments from RWC2015」の中で、最も観客を魅了した瞬間として日本VS南アフリカの試合が一番最初に紹介されていた事です。あの試合の素晴らしさは日本だけで無く、世界のラグーファンも認めてくれているんだと本当に実感する事が出来ました。会場内でもボランティアや観客の方に日本から来たと言うと、皆さん「おお、あの日本か!」と随分喜んでくれました。ラグビーを通じて日本に対する親近感が増している事を感じます。この流れを2019に向けて加速させたいものです。
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【イングランド・ロンドン視察 その2】に続く http://itahashi.info/blog/20151108124157