小川知事が7月16日に県内地域の豪雨による災害視察を行いました。公務多忙の中、急遽決まった被災地視察。八女市をはじめ福岡県内各所で甚大な被害が発生しているにも関わらず、タイトなスケジュールを調整し、みやま市本郷地区を視察して頂いた事に感謝します。
(右から西原親みやま市長、板橋聡、小川洋県知事、村山福岡県県土整備部長)
県の管理河川である沖端川堤防決壊の状況や、復旧に向けての工程が説明された後、私の方から本郷地区の地形的な問題から地域一帯の民家が軒下のあたりまで浸水した事や農家が多い為農機具が壊れてしまったこと等をお伝えし、後片付けに追われる集落の被害状況を直接見て頂きました。被災者の皆さんとも言葉を交わした小川知事は「市とも連携し、県として出来る事を精一杯やらせてもらう」との言葉を残して、次の視察場所に移動されました。
16日夕方の時点で矢部川と沖端川中山地区の決壊箇所はほぼ土が積み上がり修復間近となっていました。沖端川本郷地区の決壊箇所は重機の搬入が困難な場所で修復作業開始に手間取りました。昨日は夜を徹しての作業を行うことになっていましたが夜半に強く降った雨が心配です。
また海苔生産の現場にも大きな被害が出ているようです。農業・漁業関係者への聞き取りを進めたいと思っています。