【令和2年みやま市消防出初め式】

令和初めてのみやま市出初め式が開催されました。


2ヶ月近くの厳しい訓練を経て披露した小隊訓練(飯江・竹海・岩田の3分団)、ポンプ車操法(山川東部第一分団)をはじめ、規律正しい素晴らしい式典となりました。
今年は福岡県消防協会の大澤会長にもご臨席頂き、有難いお言葉を頂戴し、消防団・消防団OB一同感激した次第です。


式典途中では、昨年「防災功労者内閣総理大臣賞」を受賞した女性防火倶楽部の皆様から豚汁の振る舞いがあり、大澤会長、藤丸敏代議士、荒巻市議会議長はじめとする皆さんと舌鼓を打たせて頂きました。

【完全無添加蒲鉾の吉開かまぼこ、復活の狼煙】

嬉しいニュース!多くの方から惜しまれながら閉店した、みやま市の蒲鉾屋さん「吉開かまぼこ」が大学生グループとタッグを組んで、復活へ向けての後継者探しのプロジェクトが始まるそうです。

全国でも唯一と言われる、昔ながらの添加物を入れない製法で製造されていた蒲鉾は、創業120年を超える地元の老舗として地域の皆さんに愛され、また近年は添加物に敏感な体質の方などから注目を集めて、全国から問合せが殺到していました。

吉開さんはギリギリまで後継者探しに奔走されていたそうですが、人手不足と、食品衛生管理の高度化等により設備投資面での将来負担が大きく、やむなく閉店を決意されたと伺っておりました。

キラリと光る強みを持つ地方の中小企業が復活を遂げることは、地域の活力を維持するためには大変有効な手段となりえます。この大学生グループのチャレンジが、吉開かまぼことともに新しいビジネスモデルを生み出して欲しいと心から期待しております。

【2020年がやってきました!今年も宜しくお願いします】

令和となって初めてのお正月、皆様心穏やかにお過ごしのことと存じます。

今年はなんといっても「東京2020」!日本で行われる56年振りの夏季五輪、東京オリンピック・パラリンピックが7月24日から開催されます。

私は6年前、東京がオリンピック開催地に決定された直後、2014年2月議会において「スポーツによる広域地域振興」をテーマに一般質問 ( https://itahashi.info/blog/20140311110007 )をさせて頂くなど、オリンピックに向けて日本中がスポーツの力に注目し盛り上がる中、福岡県津々浦々にその熱気を取り込んだ地域振興策を進められるよう県執行部に働きかけをして参りました。とうとうその東京オリンピック・パラリンピックが開催される年になったかと思うと、本当に感無量です。もちろん、ここが終着点では無く、ここからが本格的なスポーツによる地域振興の始まりにしたいと思います。

そんな想いを皆さんと共有出来るよう、今年も恒例となりました「新春の集い・県政報告会」を下記の通り開催します

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日時 1月26日(日)
受付 16:30〜 開会17:00〜
場所 まいピア高田
会費 2,000円
託児コーナー有ります。お母さん大歓迎!(事前に事務所へ御連絡下さい)
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どうぞ皆様お誘い合わせのうえ、奮ってご参加頂けることを心よりお願い申し上げるとともに、令和二年が皆様にとって輝かしい一年となる事を祈念致します。


写真は絵手紙友学の宮川先生から頂きました。いつも有難うございます。
#Tokyo2020 #東京2020 #東京五輪 #東京オリンピック #あけおめ

【ラー麦が紡ぐ山門高校の奇跡】

 本日は我が母校・福岡県立山門高校にて「先輩の話を聞こう!販売開始10周年『ラー麦』開発の第一人者」と題して、福岡県農業試験場専門研究員としてラーメン用小麦「ラー麦」の開発に携わった古庄雅彦氏と、「ラー麦」のPRを担当している福岡県農林水産部の田中雄大氏らをお招きして特別講座を開催しました。


 全国有数のラーメン県である福岡は、同時に全国第二位の小麦作付面積を誇ります。しかしながら、過去はほぼ「うどん」用途の品種ばかりだったのを、福岡名物のラーメンに着目して全国初のラーメン用小麦として開発されたのが「ラー麦」!
 発売当初、作付面積149ha、使用店舗10店舗、認知度8%だったのが、ラー麦自体のラーメンとの親和性と懸命な県のPRで10年経って作付面積1800ha(12倍)、使用店舗245店舗(24倍)、認知度47.7%となりました。


 なんと古庄氏は昭和50年山門高校卒業、そして田中氏は平成26年山門高校卒業。そんな世代を超えた同窓の二人が「ラー麦」で繋がる奇跡のようなコラボが実現しました。


 ラー麦の開発秘話やブランド化の取組について講話が行われたあとは、実際にラー麦を使用した製麺を体験して、オリジナル・ラーメンに各自舌鼓をうって頂きました。
私は製麺まで参加して別件のため離脱、自宅にて手製麺を賞味いたしましたがこれが最高に美味しかった!


 古庄氏が最後に述べらられた「普及する品種には良いものが多いが、良い品種が必ず普及するわけではない。作る農家が良さを知り、使う実需者や消費者も良さを知ってくれることが必要。そして、その人達がまわりにも推奨できるよう、品種の魅力に磨きをかけ続けることが肝要」との言葉は農業の品種開発以外でも的を射た言葉だと思います。
 この経験が生徒さん達の将来に良い刺激となることを心より期待します。

【子ども医療費の助成対象拡大、みやま市柳川市への影響について】

 12月議会も残りわずかとなりましたが、今議会のトピックの一つは、子育て世帯の負担軽減などを目的に福岡県が行っている「子ども医療費支給制度」の助成対象拡大です。

 福岡県は現在小学生までの通院・入院を対象とした医療費支給の助成対象を、2021年度から中学生に広げる方針です。我が自民党県議団の代表質問に対して小川知事が表明をしました。

 子ども医療費支給制度は、通院費や入院費の自己負担上限を各市町村で設けて、超えた分を県と市町村が負担をする仕組みです。現在、県においては小学生以下を助成対象にしていますが、みやま市を含む32市町村においては市独自で中学生の入院と通院に対しても助成をしていますので、これらの32市町村は今回の制度拡充よって市町村負担分のうち県が1/2を負担することになります。

 ちなみに、みやま市において2018年度の中学生の入院・通院に対する独自の補助金額は約2500万円でした。これが新制度により半分になるとすれば、浮いた予算を新たな事業に充てて更なる福祉の充実を図る事も可能となります。

 一方で、柳川市を含む28市町村は中学校の入院だけ独自に助成して、通院は対象外でした。今回の制度拡充によって、入院費については上述の32市町村と同様に財政面でプラスに働きますが、通院費については今まで助成をしていなかったので、今回の制度改正により新たに中学生の通院費を市町村で1/2、県で1/2負担することになり、この点において財政面はマイナスとなります。

 いずれにせよ、県内どこに住んでも中学生までの通院・入院費用の心配が軽減されることは、子育てしやすい福岡県を目指す中で、大変意義のあることです。また中学生までの入院・通院費の助成が全県下一律となったことで、新たな市町村間での子育て支援の差別化を目指して政策立案競争が始まることでしょう。執行部の決断を支持したいと思います。