【参議院自民党政審会「福岡県のワンヘルスの取組」視察】

 服部県知事の主要施策として日本でも最先端の取組が進む「ワンヘルスの推進」を参議院自民党政策審議会の皆様が視察にお越しになりました。
 メンバーは参議院自民党政審会 #松山政司 会長、#大家敏志 会長代理、#中西祐介 副会長、#石井正弘 副会長、#中田宏 参議院議員の5名。


福岡県議会議員からは、先日FAVA会長にも就任された日本獣医師会長 #藏内勇夫 自民党県議団相談役、ワンヘルス特別委員会 #秋田章二 委員長 と私の3人、そしてワンヘルスセンター設置予定地としてみやま市の松島市長・宮本副議長がお迎えしました。

 筑後広域公園で先日お披露目がされた隈研吾氏監修のワンヘルスカーボンゲートを視察の後、九州芸文館にて福岡県ワンヘルス推進室より県の取組とワンヘルス認証制度について詳細な説明がございました。


 その後、日本獣医師会から「ワンヘルス施策の推進に関する要請書」が手交され、藏内勇夫日本獣医師会長から将来的な人獣共通感染症への備えとして法整備や、現在東京にしか施設が無い国立感染症研究所の出先機関を九州に設置する必要性ついてご説明がありました。


 今後国政においても大きなスポットライトが当たる「ワンヘルス」。その主要拠点となる #ワンヘルスセンター が令和9年に #みやま市 の #保健医療経営大学 跡地に開設予定です。県南の飛躍の鍵として県政の中で引き続き全力で取り組んで参ります。

【岩田小学校閉校イベント〜閉校だよ全員登校!】

 みやま市が進める学校統合により、149年の歴史を持つ岩田小学校が令和5年3月をもって閉校します。


 昨日は卒業生が中心となり、岩田小学校感謝祭「閉校だよ全員登校!」が開催され、在校生・卒業生を含む500人近くの関係者がお越しになり、校舎を開放してのアート展示・音楽祭・懐かしの給食体験・グラウンドでの宝探しや地区対抗リレーなどなど、趣向を凝らした様々なイベントを楽しまれました。




 午前中は強い雨で開催が危ぶまれましたが、皆の想いが通じたのでしょうかグラウンドのイベントも無事開催。最後の校歌斉唱では太陽も顔を出してくれました。


 なにが素晴らしいかって、このイベントは別に行政や学校主体で行われたのでは無く、岩田小学校を卒業し地域で活躍する皆さんや保護者を中心に手弁当で創り上げたことだと思います。本当に温かみのあるイベントで、最後の校歌斉唱では思わず涙がこみ上げる方々も多くいらっしゃいました。

 学校がなくなることは寂しいですが、この絆を大切に地域が発展していくことを心より願います。

 西日本新聞地方版に記事が載っていましたが、写真の中に満面の笑みで全力疾走する私が写ってました↓
みやま市の岩田小、来年3月閉校 在校生や卒業生、地域住民で感謝祭https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1029730/



 実行委員会の皆様、素晴らしいイベントを有難うございます!

【福岡県ワンヘルス国際フォーラム2022 + FAVA】

 11月12−13日は第21回 #アジア獣医師連合(#FAVA)大会の開催に合わせて「 #福岡県OneHelth国際フォーラム2022+FAVA」 がヒルトン福岡シーホークホテルにて同時開催されました。


 FAVA大会はアジアオセアニア地域23ヶ国の獣医師の皆様約2000人が集結し「アジアからのワンヘルスアプローチ〜動物と人の健康は一つ。それは地球の願い〜」をテーマとされており、福岡県ワンヘルス国際フォーラムは渾然一体となり、一般参加者含め全てがワンヘルスへの理解を深め、今後更なる推進が広がっていく期待に満ちた催しとなりました。以下備忘録

 11月12日(土)福岡県ワンヘルス国際フォーラム+FAVA:

 基調講演:世界医師会オサホン・エナブレレ会長、世界獣医師会ラファエル・ラガンス会長、国連で環境計画等の責任者を務めるドリーン・L・ロビンソン氏が務め、正に「人・動物・環境」の健康を世界の頂点で護る方々のお話しに触れる事が出来ました。


 県民講座:テレビでお馴染みの #坂上忍 さんをお迎えし、#藏内勇夫 #アジア獣医師会長 #服部誠太郎 #福岡県知事 を交えた鼎談。坂上さんが千葉に作られた「#さかがみ家 」という犬猫の保護ハウスのご紹介など、身近な事例を交えてワンヘルスへの理解を深める事が出来ました。坂上さんは藏内会長が大分県九重で進める #九州災害時動物救援センター (大規模災害時にペットなどの長期保護を行う施設)の取組に痛く感心され、坂上忍さんと藏内会長でお互いの施設を見学しようという約束がサプライズでなされました。


 ガラディナー:FAVA大会 藏内勇夫会長、服部誠太郎福岡県知事、高島宗一郎福岡市長から連名でのご招待を頂き、ガラディナーにも参加させて頂きました。前述の世界医師会長・世界獣医師会長はもちろん、麻生太郎自民党副総裁、林芳正外務大臣、横倉義武日本医師会名誉会長をはじめとする豪華絢爛な参加者の皆様とともに福岡の食文化を存分に堪能して頂きながら交流を深める事が出来ました。







 11月13日(日)第21回アジア獣医師会連合(FAVA)大会 特別シンポジウム:

 「アジアからのワンヘルスアプローチを考える」と題して、一般参加も可能な特別シンポジウムが行われました。冒頭、日本獣医師会長でもある藏内勇夫FAVA会長、日本医師会 横倉義武名誉会長、世界獣医師会 ラファエル・ラガンス会長らからそれぞれの会におけるワンヘルスの取組について、そのきっかけとなるエピソードも含めご説明がありました。またWHO(世界保健機構)とOIE(国際獣疫事務局、獣医界のWHOのような存在)の代表者からワンヘルスの取組とそれに寄せる期待が御披瀝されました。


 その後、午後にはワンヘルス先進地である福岡県から草場治雄 福岡県獣医師会長、そしてワンヘルス実践教育が行われている八女農業高校・鞍手高校の生徒さん等からその取組や現場からの率直な感想が疲労されました。八女農業高校・鞍手高校の皆さんは全て英語を使用してのプレゼンテーション、入念に準備された事が伝わってくる素晴らしいプレゼンでした。



 そして最後に「#アジアワンヘルス福岡宣言2022」の提案・採択、そして調印が行われ第21回FAVA大会は無事幕を閉じました。





最後に大会会長として閉会のご挨拶をされた藏内FAVA会長、感無量の安堵された表情が本大会を成功に導くまでの御苦労を物語っているようでした。関係者の皆様、素晴らしい大会を有難うございます。


 福岡県は令和9年に全国初のワンヘルスセンターをみやま市に開設予定です。今大会を通じて得た知見を存分に活用し、私もワンヘルスの推進に自民党県議団の一員として汗を流していきたいと想いを新たに致しました。

【校歌が歌えない子供達】

 母校の創立110周年記念式典。県教育長、校長会など多くの御来賓をお迎えし、在校生達のピンと張り詰めた緊張感の中、厳粛に滞りなく開催されました。

 ただ一つ、相変わらず校歌斉唱は行われず、黙唱でした。

 私は、今年の二月議会で、コロナ渦の中校歌斉唱や学校行事などが過度に自粛されている現状を憂い、学校文化継承について質問をし、服部知事や、副教育長と危機感を共有し、前向きな答弁を頂いていたにも関わらず、学校現場の実態に打ちのめされた気分です。

 校歌が鳴っている間、コロナ発生と同時に入学した最前列の三年生達が、所在なさげに突っ立っている表情に胸が張り裂けそうでした。こんな罰ゲームみたいな時間を3年間過ごしてきたのかと。

 大人がコロナを理由に「どうやったら出来るか」考える努力を止めていては、子供たちが困難に直面しても怯まず挑戦する気概を身に付けることは出来ないのでは?

【関連する質疑】
令和4年度予算特別委員会「コロナ禍における学校文化の継承について」https://itahashi.info/blog/20220317133512

令和4年度予算特別委員会 知事保留質疑「まん延防止等重点措置の効果、コロナ禍における学校文化の継承、ウイズコロナ期の観光施策」https://itahashi.info/blog/20220322113944

【第36回與田凖一児童文学まつり開催】

 みやま市出身で、北原白秋に師事した児童文学者であり詩人でもある與田凖一先生を顕彰する「與田凖一児童文学まつり」が開催されました。
 統合されて無くなった私の母校、下庄小学校の校歌も與田先生の作詞。「花かすむ山 東に、窓開く町 瀬高よ、明るい学校 手を組んで 手を組んで」のフレーズは今でも小学生時代の情景が浮かんでくる素晴らしい歌詞だと思っています。


 今回は過去最高となる市内小中学校から971点の作品が応募。與田凖一児童文学賞、学校賞、学年賞に選ばれた32点が作者の子供自らにより献詩されました。


 子供達の瑞々しい視点や、コロナ禍の中での心の葛藤や家族や友人を大切に思う気持ちが伝わってきてどの作品も素晴らしかったですが、最後に講評という形で選者の堤先生が「なぜ素晴らしいのか」を解説されるコーナーがあり、文学的センスの無い私にとって大変勉強になりました!