11月12−13日は第21回 #アジア獣医師連合(#FAVA)大会の開催に合わせて「 #福岡県OneHelth国際フォーラム2022+FAVA」 がヒルトン福岡シーホークホテルにて同時開催されました。
FAVA大会はアジアオセアニア地域23ヶ国の獣医師の皆様約2000人が集結し「アジアからのワンヘルスアプローチ〜動物と人の健康は一つ。それは地球の願い〜」をテーマとされており、福岡県ワンヘルス国際フォーラムは渾然一体となり、一般参加者含め全てがワンヘルスへの理解を深め、今後更なる推進が広がっていく期待に満ちた催しとなりました。以下備忘録
11月12日(土)福岡県ワンヘルス国際フォーラム+FAVA:
基調講演:世界医師会オサホン・エナブレレ会長、世界獣医師会ラファエル・ラガンス会長、国連で環境計画等の責任者を務めるドリーン・L・ロビンソン氏が務め、正に「人・動物・環境」の健康を世界の頂点で護る方々のお話しに触れる事が出来ました。
県民講座:テレビでお馴染みの #坂上忍 さんをお迎えし、#藏内勇夫 #アジア獣医師会長 #服部誠太郎 #福岡県知事 を交えた鼎談。坂上さんが千葉に作られた「#さかがみ家 」という犬猫の保護ハウスのご紹介など、身近な事例を交えてワンヘルスへの理解を深める事が出来ました。坂上さんは藏内会長が大分県九重で進める #九州災害時動物救援センター (大規模災害時にペットなどの長期保護を行う施設)の取組に痛く感心され、坂上忍さんと藏内会長でお互いの施設を見学しようという約束がサプライズでなされました。
ガラディナー:FAVA大会 藏内勇夫会長、服部誠太郎福岡県知事、高島宗一郎福岡市長から連名でのご招待を頂き、ガラディナーにも参加させて頂きました。前述の世界医師会長・世界獣医師会長はもちろん、麻生太郎自民党副総裁、林芳正外務大臣、横倉義武日本医師会名誉会長をはじめとする豪華絢爛な参加者の皆様とともに福岡の食文化を存分に堪能して頂きながら交流を深める事が出来ました。
11月13日(日)第21回アジア獣医師会連合(FAVA)大会 特別シンポジウム:
「アジアからのワンヘルスアプローチを考える」と題して、一般参加も可能な特別シンポジウムが行われました。冒頭、日本獣医師会長でもある藏内勇夫FAVA会長、日本医師会 横倉義武名誉会長、世界獣医師会 ラファエル・ラガンス会長らからそれぞれの会におけるワンヘルスの取組について、そのきっかけとなるエピソードも含めご説明がありました。またWHO(世界保健機構)とOIE(国際獣疫事務局、獣医界のWHOのような存在)の代表者からワンヘルスの取組とそれに寄せる期待が御披瀝されました。
その後、午後にはワンヘルス先進地である福岡県から草場治雄 福岡県獣医師会長、そしてワンヘルス実践教育が行われている八女農業高校・鞍手高校の生徒さん等からその取組や現場からの率直な感想が疲労されました。八女農業高校・鞍手高校の皆さんは全て英語を使用してのプレゼンテーション、入念に準備された事が伝わってくる素晴らしいプレゼンでした。
そして最後に「#アジアワンヘルス福岡宣言2022」の提案・採択、そして調印が行われ第21回FAVA大会は無事幕を閉じました。
最後に大会会長として閉会のご挨拶をされた藏内FAVA会長、感無量の安堵された表情が本大会を成功に導くまでの御苦労を物語っているようでした。関係者の皆様、素晴らしい大会を有難うございます。
福岡県は令和9年に全国初のワンヘルスセンターをみやま市に開設予定です。今大会を通じて得た知見を存分に活用し、私もワンヘルスの推進に自民党県議団の一員として汗を流していきたいと想いを新たに致しました。