母校の創立110周年記念式典。県教育長、校長会など多くの御来賓をお迎えし、在校生達のピンと張り詰めた緊張感の中、厳粛に滞りなく開催されました。
ただ一つ、相変わらず校歌斉唱は行われず、黙唱でした。
私は、今年の二月議会で、コロナ渦の中校歌斉唱や学校行事などが過度に自粛されている現状を憂い、学校文化継承について質問をし、服部知事や、副教育長と危機感を共有し、前向きな答弁を頂いていたにも関わらず、学校現場の実態に打ちのめされた気分です。
校歌が鳴っている間、コロナ発生と同時に入学した最前列の三年生達が、所在なさげに突っ立っている表情に胸が張り裂けそうでした。こんな罰ゲームみたいな時間を3年間過ごしてきたのかと。
大人がコロナを理由に「どうやったら出来るか」考える努力を止めていては、子供たちが困難に直面しても怯まず挑戦する気概を身に付けることは出来ないのでは?
【関連する質疑】
令和4年度予算特別委員会「コロナ禍における学校文化の継承について」https://itahashi.info/blog/20220317133512