【第36回與田凖一児童文学まつり開催】

 みやま市出身で、北原白秋に師事した児童文学者であり詩人でもある與田凖一先生を顕彰する「與田凖一児童文学まつり」が開催されました。
 統合されて無くなった私の母校、下庄小学校の校歌も與田先生の作詞。「花かすむ山 東に、窓開く町 瀬高よ、明るい学校 手を組んで 手を組んで」のフレーズは今でも小学生時代の情景が浮かんでくる素晴らしい歌詞だと思っています。


 今回は過去最高となる市内小中学校から971点の作品が応募。與田凖一児童文学賞、学校賞、学年賞に選ばれた32点が作者の子供自らにより献詩されました。


 子供達の瑞々しい視点や、コロナ禍の中での心の葛藤や家族や友人を大切に思う気持ちが伝わってきてどの作品も素晴らしかったですが、最後に講評という形で選者の堤先生が「なぜ素晴らしいのか」を解説されるコーナーがあり、文学的センスの無い私にとって大変勉強になりました!