【議会関係ハラスメント根絶条例】

3月8日は「国際女性デー」です。福岡県議会では政治分野における男女共同参画の推進を念頭に、性別問わず志有る方が、個人の尊厳と人権を尊重して議会活動に参画できるよう、「議会関係ハラスメント根絶条例」を昨年の6月議会で可決・成立、4月1日から施行する事になっています。

きっかけは筑後市議会議員の鶴佑季子さんが先輩議員から受けた数々のハラスメント行為です。

鶴議員はその為に円形脱毛症や低音性難聴になるなど体調に異変を来していました。一般的にハラスメントについては人権擁護を担う法務局が担当となりますが、法務局に相談すると「議会は自治組織なので、法務局が公権力として介入する事はできない」との見解。

そこで、福岡県議会は令和5年の統一地方選を見据え、議会内のハラスメントを根絶し性別に関わらず公職を目指すことができる環境を早期に整備する為に、秋田章二議長(当時)が、私もメンバーである「福岡県議会議員提案政策条例検討会議(座長:吉村悠議員)」に条例案の検討を要請。

その後条例検討会議による議論やパブリックコメントを通じ「福岡県における議会関係ハラスメントを根絶するための条例」を成立させ、4月1日から施行する事が出来ました。この流れが来たる統一地方選挙におけるジェンダーギャップ解消や票ハラスメント根絶の一助になればと願うばかりです。

鶴議員のインタビューが、3月8日付け毎日新聞朝刊社会面で大々的に取り上げられています。是非ご一読ください!

https://mainichi.jp/articles/20230307/k00/00m/040/220000c

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