【みやま市、注目度上昇中】

【みやま市、注目度上昇中】
以前福岡県議会担当で今は宇部支局に転勤された新聞記者さんから「宇部市でも電力会社に出資するそうで、今度記事を書くんですが、調べてたらみやま市が先進事例なんですね!」と突然の電話。昔話に花を咲かせながら最後に「しっかりみやま市の宣伝してね!」とお願いをしておいたところ、記事が掲載された新聞を送って頂きました(2月20日朝日新聞山口版)。有り難うございます。

普通に生活していると余り感じないかも知れませんが、HEMSプロジェクトや新電力事業会社立ち上げ、グッドデザイン金賞受賞などでマスコミや全国の行政機関からみやま市の注目度はもの凄く上がっています。昨年は110を超える行政視察を受けたそうです(福岡県からも小川知事や総務企画地域振興委員会がHEMSプロジェクト等を視察しております)。4月からはじまる電力の自由化は国民的関心事ですが、全国的に「自治体PPS(新電力事業)」と言えば先進事例が「みやま市」って凄い事ですよね。

みやま市は全国的には知名度の低い自治体であることは間違い有りません、だからこそ話題に上り、視察やメディアで取り上げて頂けることは本当に有り難い事です。ソフトバンクホークスファームの筑後市、琴奨菊やプロモーションビデオの柳川市という旬の話題を持つ両隣の市を羨むみやま市民も多いですが、いやいやどうしてみやま市も負けてません。地域一帯となって盛り上がっていきたいですね。

さて、福岡県議会では2月議会が31日間の会期で2月22日から開催されております。自分は予算特別委員会のメンバーとして予算審議に関わる予定です。色々と報告をしたい事項もあるのですが、議会中はなかなか時間が取れず申し訳ありませんがしっかり務めて参ります。

 

【小川知事みやま市をふるさと訪問!史上初の試みも!】

【小川知事みやま市をふるさと訪問!史上初の試みも!】
昨日は小川洋福岡県知事の「ふるさと訪問」として、みやま市を視察頂きました。

訪問先は道の駅みやま(直売所視察とセロリやセロリ加工品作りに取り組む生産者と交流)、みやま市役所(市長・副市長・教育庁より市の概要説明)、みやまHEMSプロジェクト体感ショールーム(HEMSの取り組みやエネルギーの地産地消について)、山川総合集出荷施設(みかん選果場、農林水産大臣賞を受けた伍位軒の生産者をはじめとする活気ある産地作りの取り組みについて))そして最後にみやま市消防本部会議室にてみやま市の町づくりに尽力されている皆様(商工会長、漁業協同組合長、本郷校区まちづくり協議会事務局長、農産物加工研究グループ『ふきのとう』代表、みやま市観光協会副会長、県立山門高校生徒会副会長)との対話集会という流れになりました。

全ての視察先で、関係者の皆様から大変熱くご丁寧な説明を頂き知事には熱心に耳を傾けて頂きました。特に、知事は経産省出身という事も有り、自らも採択の際には一肌脱いで頂いたHEMSプロジェクトをはじめ、自治体PPSの話には大変興味津々でいらっしゃいました。

また、対話集会では「ふるさと訪問」史上初の試みとなる高校生の参加。高齢化が枕詞のようなみやま市だからこそ、これから地域を担う若者の声を是非聞いて頂きたいとという趣旨で、テスト中にもかかわらず地元の県立山門高校生徒会からお二方にご出席頂きました。高校2年生とは思えない堂々とした発言で地域の課題と想いを伝えて頂き感心しきりです。

この「ふるさと訪問」の模様は季節毎に発行されている「グラフふくおか」の春号に掲載されるほか、3月20日(日)16:54〜17:00 RKBテレビ「福岡県庁知らせた課『みやま市を訪ねて〜知事のふるさと訪問〜』」で放送予定です。後日またご案内しますが、どうぞご覧下さい!

 

【総務企画地域振興委員会管内視察 春日市・大野城市・北九州市】

【総務企画地域振興委員会管内視察 春日市・大野城市・北九州市】
委員長として第二回となる管内視察は春日市・大野城市・北九州市へ参りました。備忘録代わりに書き留めます。

春日市「埋蔵文化財などを活用した地域振興の取組について」
春日市立「奴国の丘歴史資料館」を視察しました。冒頭では公務ご多忙の中、井上澄和市長にご挨拶を頂き有り難うございました。
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春日市は須玖岡本遺跡をはじめとし特に弥生時代の遺跡が多数発掘されており、全国の弥生時代の研究者の聖地となっているそうです。これを文化財行政のみならず「弥生の里かすが、奴国の丘フェスタ」を毎年開催するなど地域振興にも積極的に活用されています。
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総務企画地域振興委員会は私自身邪馬台国のみやま市ですし、それ以外に大野城市・太宰府市・糸島市・宗像市など古代に縁の深い地域から選出された議員が所属しており、途中から春日市職員の方を巻き込んで「奴国」や「邪馬台国」の論争となり大いに盛りあがりました。

大野城市「コミュニティによるまちづくりについて」
こちらも公務ご多忙の中、井本宗司市長と田中健一議長にご挨拶を頂きました。
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1月25日発売の日経ビジネスの特集記事「活気ある都市ランキング」で大野城市は武蔵野市に続いて全国第二位になっており井本市長もお慶びのご様子。大野城市は市施行の昭和47年に36752人だった人口が、大型団地や区画整理事業から急激な都市化が進み、平成27年には99254人と約2.7倍の人口増となっており、市は住民融和運動として「まどか(円)運動」を提唱して住民同士の交流をはかられるなど以前よりコミュニティを中心に先進的なまちづくりが進められています。その歩みや基本理念、また先進事例として「地域活動インターンシップ研修制度」「買物代行『ごきげんお届け便』」「新コミュニティ交付金事業」「使ってバンク事業」などを解説頂きました。特に「地域活動インターンシップ研修制度」をはじめとするコミュニティ構想推進の為の人的支援制度として、市職員を様々な形でコミュニティに関わらせる取り組みは大変参考になりました。

また、井上・井本両市長は福岡県議会議員の先輩でもあり、県政から市政へ、そして議員から首長という違うステージでしっかり活躍されている姿を拝見すると大変刺激になります。

北九州市「日明工場及び粗大ゴミ資源化センター」
日明工場と粗大ゴミ資源化センターは隣接する施設です。こちらで北九州市が進める資源ゴミリサイクルと余熱を使った発電事業について説明を頂きました。
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電力の自由化にともない、みやま市は市内を中心とした太陽光余剰電力の買取と買電を行う「みやまスマートエネルギー(株)」という会社を立ち上げましたが、北九州市は日明工場にてごみを焼却するさいに発生する余熱を有効利用し、高効率のタービン式発電機を設置しています。太陽光や風力と違い、24時間コンスタントに約6000kwを発電することが可能で、規模的には約1万世帯の電気をまかなうレベル。北九州市はこの電力を企業向け専用として販売するとの事です。余談ですがゴミピットとゴミクレーンを見学したのですが、UFOキャッチャーの巨大版を見ているかのようでワクワクしてしまいました。自分はこういう巨大な施設を見るとテンションが上がるのです!
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駆け足の報告になりましたが、大変有意義な視察となりました。井上副委員長をはじめ委員の皆様のご協力に感謝致します。

【地域の次世代の皆さんへ】

【地域の次世代の皆さんへ】
2月6日未明に台湾南部を震源としてM6.4の大地震が発生しております。
ニュースで流れる倒壊したビルなどショッキングな映像からも分かるように、多くの犠牲者・行方不明者・被害者が発生しております。日本からも支援チームが既に派遣されておりますが、一日も早い復旧を心からお祈り致します。
日本赤十字社でも「2016年台湾地震義援金」の募金が開始されました、東日本大震災の際に巨額の義援金等破格のご支援を賜った台湾の皆さんを応援したいと思われる方は是非ご活用下さい。
http://www.jrc.or.jp/contribute/2016/index.html

さて、2021年の世界水泳が福岡市で開催されることが決定しました。現在、筑後広域公園では50m競技用プールと25m温水プールを備えたプール施設が着々と工事されております。2020年のパラリンピック・オリンピック、2021年世界水泳と世界的スポーツイベントのキャンプ地などとして是非地域の盛り上がりに一役買って欲しいと思っております。その工事現場を地元の県立山門高校の1年生が見学に来られました。

冒頭、ご挨拶の機会を頂きましたが、その中で高校生達にお伝えしたのが、「地元で巨大建設プロジェクトの現場に触れる事はめったにある事ではありません。生徒さん達の将来の夢が少しでも広がるきっかけになることを期待する」また「18歳投票権の導入に伴い、この見学会が公共事業の持つ意義を考えるきっかけにして頂き、政治への関心を高めて貰いたい」という事でした。

現場視察後、生徒代表の感謝の言葉の中で「自分は文系でしたが、今日の見学を通じて進路を改めて考え直したいと思いました」という発言。なんか嬉しかったなぁ、

これからも地域の次代を担う皆さんに一石を投じるような機会を作っていきたいと思います。