【戦争では無く平和のゲーム 囲碁】

【戦争では無く平和のゲーム 囲碁】
昨日は囲碁サミット2015 in みやま・柳川が開催されました。

みやま市では毎年プロ棋士をお招きして、「囲碁フェスティバル」を2011年から開催しています。この囲碁サミットはその全国大会みたいなもので、囲碁を活用したまちづくりを行う全国14自治体と日本棋院和田紀夫理事長、大竹英雄碁聖をはじめとするプロ棋士の皆様がみやま市と柳川市に集結。

昼の部はみやま市まいピア高田にて石倉昇九段の基調講演、14自治体の市長や教育長をパネリストとしたパネルディスカッション、プロ棋士による指導碁や子供・初心者教室。その後柳川市御花に移動して交流会が開催されました。

石倉昇九段が「教育における囲碁の効用」と題して行った基調講演は、囲碁をよく知らない私にも大変示唆に富んでいました。
特に記憶に残ったのは

「囲碁は相手の言い分も少し聞いてやるゲーム。チェスやテレビゲームのようにボスを攻略するのと違い、殺しあいのゲームではない。相手にもある程度取らせるが、相手よりちょっとだけ多く取るゲーム。すなわちgive & take。戦争では無く平和のゲーム。」

という一節。地方議員として、今後の活動に是非活かしたいと思います。その為にはまず囲碁を嗜まなければ!

実は石倉昇九段監修の「囲碁講座ー入門編」というiphoneアプリを持っていたのですが、石倉九段からは「それよりパンダネットのヒカルの碁っていうビデオ講座が役に立ちますよ」とのアドバイス。がんばります!

そして今年も柳川市出身の大渕盛人九段にお越し頂きました。紳士で知的で更にダンディーな佇まいの大渕九段。会う度にファンになります。

母君が私と同じ山門高校卒業と聞き、益々親近感を覚えました。今後とも故郷の囲碁を活用したまちづくりの為に引き続き力を貸して頂くようお願いをしました。

写真上「石倉九段と金子柳川市長」下「大渕九段と和田日本棋院理事長」