第16回木ろうの里みやまキャンドルナイトに参加してきました。
以前、平成25年2月議会の一般質問「伝統産業のレッドデータ」でも取り上げましたが、みやま市にはクスノキを原料とする天然樟脳、国産線香花火、そしてハゼの実を原料とする木蝋など、世界的に見ても大変希少価値の高い伝統産業が存在します。
木蝋から作られる和ロウソクは300年近くの伝統を持ちますが、その地位を石油由来のロウソクに取って変わられました。しかし、和ロウソクの油煙が少なく色々な表情を見せる大きく温かい灯火は、「電気を消してロウソクの灯火の下、ひとりひとりがゆっくりと考える時間を持とう」というイベントの趣旨に見事に合致します。
コンサートの部では、二川のスコップ三味線
そしてプロ琴奏者のLeiHaさん
スペシャルゲストとして鬼太鼓座。世界的にも有名な創作和太鼓集団の鬼太鼓座が「なぜ、みやまに?!」と訝る方もいらっしゃるでしょう。これは、福岡県が行っている「ちくご移住計画」で現在みやま市に在住のクリエイター渡部さんの御縁で特別にお越し頂いたとの事。
途中、みやま弁を操るサンタクロースが子供達の為にクリスマスプレゼントを持って登場。我が家含めちびっ子達も大満足のキャンドルナイトでした。毎年夏至と冬至の頃に行われる「木蝋の里みやまキャンドルナイト」、テレビだネットだスマホだ、でお疲れ気味の貴方、ちょっと癒やされに来ませんか。