【イングランド・ロンドン視察 その1】

【イングランド・ロンドン視察 その1】
10月29日から11月4日迄小川知事と県議団有志にてイングランドを視察しました。
ロンドンで開催されていたラグビーワールドカップの次回試合会場開催地として世界中からご参集頂くラグビーファンの受入体制を実際に学び、またラグビーワールドカップ2019、東京オリンピック・パラリンピック2020のキャンプ地誘致や観光客誘致の為のプロモーションを主たる目的としております。
主要な視察内容について備忘録代わりに、2回にわたり書き留めます。

福岡プロモーション:
到着初日に行われた、メディア関係者・在英旅行代理店・英政府関係者向けに行われた「福岡プロモーション」には在英日本大使の林様、VisitJapan大使のMartin Barrow氏、そしてラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長の島津様など多くのご来賓にお越し頂き、賑やかに楽しく福岡の事をPRする機会を頂きました。
小川知事も英語とスライドを駆使して福岡のプレゼンテーション。01-DSC00751
見聞きするだけで無く、福岡の食を体験して頂こうと、県産日本酒を含めて設けられた飲食ブースも大人気。特に一風堂さんが提供された博多ラーメンは長蛇の列でした。最後に琴の生伴奏で舞う日本舞踊が披露され、大きな拍手のなか終了しました。
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トラファルガー広場ファンゾーン:
トラファルガー広場に開設された「ファンゾーン」。超大型の特設スクリーンで、決勝戦では約4万人を向かえてのパブリックビューイングが予定されているとの事。我々が訪問したのは昼間でしたが、子供がラグビー体験を出来るスペースがあったり、仲間とトライシーンを再現する写真撮影コーナーがあったり(これが意外に大人も盛りあがる)と試合が無くてもラグビーファンが気軽に立ち寄れるような交流スペースになっていました。日本も「Japan Pavilion」の宣伝ブースを開設し、時期開催国としてのPRに余念がありません。
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ジャパンパビリオン:
Japan Pavilionを訪問。当日はレセプションが開催されており、小川知事・高島福岡市長をはじめとする試合開催地の首長が勢組織委員会揃い。ラグビーフットボール協会、ラグビーワールドカップ2019組織委員会の会長はじめ役員の皆様。それ以外にも森元首相、初代スポーツ庁長官鈴木大地氏、現在ロンドン在住の布袋寅泰氏など錚々たるメンバーが集いました。その後、小川知事と井上議長は英国オリンピック協会の「キャンプ地選定責任者」を訪問し福岡県のPRと福岡県におけるキャンプ実施の検討を依頼しております。
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ラグビーワールドカップ3位決定戦:
「南アフリカ VS アルゼンチン」で行われた3位決定戦をオリンピックスタジアムにて観戦。運営・セキュリティ体制を中心に会場内外を視察させて頂きました。もちろん試合も観戦。前評判ではアルゼンチンが優勢で、応援団もアルゼンチンの声が圧倒的に大きかったのですが、序盤より日本が下した南アフリカが攻め続け危なげなく勝利。
何より嬉しかったのは、会場内で販売されていた「3位決定戦試合ガイド」の巻頭に特集されていた「10 Magic moments from RWC2015」の中で、最も観客を魅了した瞬間として日本VS南アフリカの試合が一番最初に紹介されていた事です。あの試合の素晴らしさは日本だけで無く、世界のラグーファンも認めてくれているんだと本当に実感する事が出来ました。会場内でもボランティアや観客の方に日本から来たと言うと、皆さん「おお、あの日本か!」と随分喜んでくれました。ラグビーを通じて日本に対する親近感が増している事を感じます。この流れを2019に向けて加速させたいものです。
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【イングランド・ロンドン視察 その2】に続く http://itahashi.info/blog/20151108124157

【イングランド視察に行ってきます】

【イングランド視察に行ってきます】
本日より小川知事と県議団有志にてイングランドを視察します。現在ラグビーワールドカップ2015が開催されているイングランド。次回開催地は日本です。福岡県は試合会場を持ち、多くの地域がキャンプ地候補として名乗りを上げています。次なる受入側の目線で試合会場・ファンゾーン(世界中のラグビーファンが集い交流を深める場所)の運営やイベント、セキュリティ体制などを視察予定です。またラグビーW杯2019・東京オリンピック・パラリンピックのキャンプ地誘致ブース等を設けた福岡プロモーションを行い、英国政府・メディア・在英旅行代理店などの関係者を招待し福岡の猛烈PRも行う予定です。
私自身一般質問などでスポーツによる広域地域振興やキャンプ地誘致を要請し、また現在スポーツ議連副会長を仰せつかっております。しっかり福岡の魅力をPRして、2019/2020に繋がる充実した視察にしたいと思います。
写真は結団式前に取材を受ける小川知事と井上議長。では行ってきます!

 

【果樹議連でみやま市のみかん産地を視察頂きました】

【果樹議連でみやま市のみかん産地を視察頂きました】
議員連盟、略して議連。有志の議員により特定目的の調査を行い県政に反映させようというグループです。その中に果樹産地選出議員有志で構成される福岡県果樹振興議員連盟(略して果樹議連)というのがあります。

昨日は果樹議連の皆様にみやま市を視察して頂きました。視察先は(1)今年度建て替えられたJAみなみ筑後山川総合集出荷施設、(2)伍位軒地区におけるみかん栽培の状況、(3)道の駅みやま、でした。

JAみなみちくご柑橘部会は部会員370名、生産面積370haの国内有数のみかん産地を形成しています。
生産者の意欲向上、産地活性化の為に、園地(いわゆるみかん畑)を3つに区分。それぞれ別集荷、別販売、別計算して差別化を図っています。生産者にしてみれば、園地を区分されるのは抵抗があったと思いますが柑橘部会長の強いリーダーシップにより園地区分のポリシーが浸透し、今では北原早生を中心とする山川みかんのブランド戦略の要諦となっています。

また伍位軒地区は以前ブログでも紹介しましたが
http://itahashi.info/blog/20150613113428
11月上旬に発表される平成27年度「豊かなむらづくり全国表彰事業」で、みかんを中心とした村づくりが評価され選考に残っております。
低コスト園地整備や農道拡幅、鳥獣害防止対策などを直接視察していただき、美しいみかん畑を眺めながら山川みかんトップブランドである「北原早生黒箱」を議連メンバーにご賞味頂きました。

この視察を機会に、県議会の中でJAみなみ筑後柑橘部会の取組に理解が深まり一層のご支援を頂ければと思います。

 

【こども・子育て特別委員会で田川・みやこ町を視察しました】

【こども・子育て特別委員会で田川・みやこ町を視察しました】
先週は総務企画地域振興常任委員会の視察を報告させて頂きましたが、本日は所属している「こども・子育て支援調査特別委員会」の管内視察で田川・京都郡みやこ町を訪問しました。
以下、視察先と備忘録

(1)田川児童相談所
児童福祉法や児童虐待防止法に基づき相談援助活動を行う児童相談所は、平成21年度から児童虐待などの相談に迅速に対応するために6カ所体制で運営されています。
田川児童相談所が管轄する地域は旧産炭地域、生活状況(経済的)が不安定な世帯が多い、生活保護受給率が高いなどの特徴があります。平成26年度の相談件数は1665件とここ3年は減少傾向にあります。その内122件が虐待の相談との事。
児童虐待事案に適確に対応するために平成27年度から警察官を配置し、援助要請、対置入り検査、臨検・捜索などに関する所轄警察署との連携体制推進が図られています。
視察では実際に保護された児童の居室なども見せて頂きましたが、不安定な精神状態から壁が蹴破られていたり、壁紙が引きはがされていたり、乱暴な落書きがあり、その心中にある我々では計り知れない闇を目の当たりにしました。職員の皆様も24時間体制で対応が求められ、体力・メンタル面共に厳しい職場環境で頑張っておられます。
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(2)豊津寺子屋
平成16年に開設された、子育て支援事業「豊津寺子屋」は「子供の元気・熟年の元気・女性の元気」を目的に、「保育」と「教育」を統合した安心安全な「居場所作り」+「活動づくり」を中核機能としています。
放課後児童クラブ(学童保育)とアンビシャス広場と放課後子供教室を足して割ったようなイメージ。
ボランティアの有志指導者は55名いらっしゃいますが、タダでは絶対に長続きしないとの信念の下、3時間程度の指導に対し1500円の活動支援を行っています(この活動支援費はみやこ町からの補助金)。
また、「体力」「我慢強さ」「約束や決まりを守る」「思いやりや協力の心を持つ」「発表力、発言力」などの目指す子供像を設定。時には厳しい指導も行うそうで、そういった指導方針や必要経費(1日100円)に賛同された保護者が同意書を添えて申込みをするスタイルだそうです。
実際の指導現場を見学しましたが、最初に寺子屋の理念と宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の暗唱からはじまり、規律ある中にも伸び伸びと群れ遊びに興じる子供達の姿をみてこちらも元気になりました。
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(3)認定こども園「太陽の森」
太陽の森は県内では大変珍しい「保育所型認定こども園」です。平成26年に認定されました。
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最大の特徴は施設に併設して妊婦や就園前の乳児を抱えたお母様が集い育児に対するサポートを受けることができる「子育て支援センター(いわゆる、子育てひろば)」や小学生の放課後の居場所を確保する「放課後児童クラブ」を併設していること。またこの園のとなりには小学校があり、妊娠時期から小学校6年になるまで一貫して子育てサポートが受ける事が出来ます。まさに地域に密着した安心して子育てが出来る環境が構築されており、これから子供を持とうというご夫婦にとって凄い魅力に映るのではないでしょうか?
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また外観・内装ともに非常にお洒落!写真だけみたらちょっとしたCafeですよ。そして、見た目だけではなく、いたる所に子供が喜びそうな隠れ場所やハシゴがあり、遊び心が刺激される作りでした。また1階は仕切り扉を開放すると大きなホールに変身し、入園式・卒園式はそこで行われるそうです。
施設自体は国のこども園建設の補助金を含め、過疎債なども上手く活用しているとの事。運営的にも工夫が凝らされており、大変参考になりました。
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【東京・石川・富山方面、管外視察備忘録】

【東京・石川・富山方面、管外視察備忘録】
総務企画地域振興委員会として最初の管外視察に行ってきました。視察には福岡県内を視察する「管内視察」と県外に向かう「管外視察」があります。前者は2年の任期で大体4-5回ほど、日帰りか一泊二日。後者は任期中に大体2回、一泊二日か二泊三日の旅程となります。
今回の訪問先と目的及び所感を備忘録代わりに書き留めておきます

(1)東京臨海広域防災公園「防災学習施設と内閣府所管の防災拠点施設について」
湾岸エリアに基幹的広域防災拠点として平成20年に竣工された施設。東京湾沿いなので津波や地盤が心配かと思ったが、このエリアは防災を前提とした埋め立て地で、建物の耐震設計や津波の高さも含め綿密に計算をされているとの事。大地震の時は逆に外に出ずに建物の中で待機を呼びかけているそうです。
防災拠点機能であるオペレーションルームは約960平米、300インチのモニターを備え圧巻でした!写真を撮ったのですが、ネットでの公開には内閣府の許可が必要とのことですのでまた後日。
また併設されている防災体験学習施設は、エレベーター内にて震度7の首都直下地震が発生して、そこから避難までの流れが体験出来ます。これがもの凄くリアル。避難所を再現してあったりと、非常事態をシミュレーションする事が出来ました。

(2)東京都議会「東京オリンピックへの取組状況などについて」
なにかと話題になっている2020東京オリンピック・パラリンピック。視察を受け入れて貰えるか心配しておりましたが、東京都オリンピック・パラリンピック準備局大会準備部施設調整担当課より大会準備の状況をご説明頂きました。IOC会長がロゲ氏からバッハ氏に交代し打ち出されたオリンピックアジェンダ2020や、近年IOCが最も力を入れているテーマの一つである「オリンピックレガシー」を東京都として取り込んでいるとの事。新国立競技場の問題はこのオリンピックレガシーを理解すると全く見方が違ってきます。
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(3)金沢海みらい図書館「図書館を起点とした地域コミュニティづくりなどの取組について」
武雄市のTSUTAYA図書館が注目を浴びておりますが、図書館は年齢を問わず多くの方々が交流出来る地域コミュニティの核となる施設。金沢市は住民が4キロ圏内で図書館にアクセス出来るような配置を目指し、道路整備の為に移転をした工場跡地を利用して、平成23年5月に新たに海みらい図書館をオープンさせました。外壁に約6000もの丸窓をつけた、斬新なデザイン。それからの採光により照明を徹底的に工夫し、省電力化と「明るすぎない、読書に最適な環境」を構築。また書架の下から送風したり館内全体の空気を循環させ熱交換を活用するなどの省電力化も素晴らしかったです。「世界で最も美しい公共図書館25」「BBC 世界のスーパーライブラリーベスト4」「世界の魅力的な図書館ベスト20」日本建築家協会賞・日本図書館協会建築賞など数々の賞などに選出されています。学生の時ならここで「図書館デート」したいくらい素敵な施設でした。図書館機能以外にも約200席のホールやコミュニティスペースもあり、開業4年で約300万人の来場者で賑わっています。
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(4)富山県議会「空き家を活用した定住者受入に積極的な地域取組への支援について」
富山県では、大都市圏から富山県への移住・交流を促進する「くらしたい国、富山」推進本部を平成19年より設置。北陸新幹線開業や地方創生の気運を逃さず、人口減少や空き家対策などの取組を行っており、その説明を頂きました。
就職相談会などを併せて実施してUターンへのきっかけになることを目指す「30歳の同窓会in富山」。空き家バンクの登録から、更に流動化を促す仕掛けとして宅建協会・不動産協議会を巻き込み行う「空き家コーディネートの推進事業」など特徴有る取組を行われています。これらは福岡県やみやま市でも参考になりそうです。

(5)石川県議会「北陸新幹線金沢駅開業効果の最大化と持続・発展に向けた新たな石川の魅力づくりについて」
石川県においては、大変ご多忙な中、中村勲県議会議長にお出迎え頂きご挨拶を頂きました。
東京からの移動は今年3月に開通した北陸新幹線を使ったのですが、金沢駅に降り立った直後からその賑わい振りは凄かったです。過去3時間47分掛かっていた東京~金沢間の移動が2時間28分となり、東京近郊から来訪者が激増。首都圏からの入り込み客数を500万人に設定。開業効果を県内全域に波及させ、リピーターを増やすよう「おもてなし」をキーワードに、観光事業者等の指導者層の底上げや、観光客の意見の把握・迅速な改善の仕組みを構築し、県民自らもおもてなしを考えるきっかけづくりの機会を作ったり、全県挙げての取組が進んでいます。
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【地方創生総合戦略の議論がNHKにて紹介されました】

【地方創生総合戦略の議論がNHKにて紹介されました】
福岡県議会9月定例議会は10月9日に約3週間の会期を経て無事終了しました。

今回は自民党福岡県議団の代表質問という大役を務めることが出来、意義深いものとなりました。

また委員長を務める総務企画地域振興委員会では、現在県が策定中の「福岡県人口ビジョン・地方創生総合戦略」等が議題となりました。

人口ビジョンとは、人口減少社会の諸課題に対処し、持続的な地域社会・経済を実現するため、本県における人口の現状と県民の希望する子供の数などを踏まえた本県独自の将来人口を展望するものです。また地方創生総合戦略は、昨年策定された「まちひとしごと創生法」に基づき閣議決定された「地方創生総合戦略」の福岡県版となり、平成27年から平成31年度までの5カ年について4つの基本目標を設定し具体的取組を推進するものです。

この議題についてNHKから取材に来て頂き、10月7日の「NHKニュース8:45」と翌8日の「ロクいち!福岡」にて2分ほどにわたり紹介をして頂きました。

この総合戦略を元に今後5年間の福岡県の舵取りが決まるわけで、大変重い内容です。しかしながら、県民の皆様にとっては取っつきにくい為、メディアの方に分かりやすく簡潔に解説を頂けるのは、政治意識を高める上でもとても大事だと思います。

私も今後の県政報告会等で、人口ビジョン・地方創生総合戦略の詳細については皆様にご報告差し上げます。

 

【戦争では無く平和のゲーム 囲碁】

【戦争では無く平和のゲーム 囲碁】
昨日は囲碁サミット2015 in みやま・柳川が開催されました。

みやま市では毎年プロ棋士をお招きして、「囲碁フェスティバル」を2011年から開催しています。この囲碁サミットはその全国大会みたいなもので、囲碁を活用したまちづくりを行う全国14自治体と日本棋院和田紀夫理事長、大竹英雄碁聖をはじめとするプロ棋士の皆様がみやま市と柳川市に集結。

昼の部はみやま市まいピア高田にて石倉昇九段の基調講演、14自治体の市長や教育長をパネリストとしたパネルディスカッション、プロ棋士による指導碁や子供・初心者教室。その後柳川市御花に移動して交流会が開催されました。

石倉昇九段が「教育における囲碁の効用」と題して行った基調講演は、囲碁をよく知らない私にも大変示唆に富んでいました。
特に記憶に残ったのは

「囲碁は相手の言い分も少し聞いてやるゲーム。チェスやテレビゲームのようにボスを攻略するのと違い、殺しあいのゲームではない。相手にもある程度取らせるが、相手よりちょっとだけ多く取るゲーム。すなわちgive & take。戦争では無く平和のゲーム。」

という一節。地方議員として、今後の活動に是非活かしたいと思います。その為にはまず囲碁を嗜まなければ!

実は石倉昇九段監修の「囲碁講座ー入門編」というiphoneアプリを持っていたのですが、石倉九段からは「それよりパンダネットのヒカルの碁っていうビデオ講座が役に立ちますよ」とのアドバイス。がんばります!

そして今年も柳川市出身の大渕盛人九段にお越し頂きました。紳士で知的で更にダンディーな佇まいの大渕九段。会う度にファンになります。

母君が私と同じ山門高校卒業と聞き、益々親近感を覚えました。今後とも故郷の囲碁を活用したまちづくりの為に引き続き力を貸して頂くようお願いをしました。

写真上「石倉九段と金子柳川市長」下「大渕九段と和田日本棋院理事長」

 

【平成27年9月議会代表質問無事終了】

【平成27年9月議会代表質問無事終了】
9月29日に自民党福岡県議団の代表質問者として大役を果たす事が出来ました。
質問骨子は下記の通り
○知事の政治姿勢について
ー中小企業振興条例について
ースポーツの振興による地方創生と地方活性化について
ー総合戦略の概要と策定スケジュールについて
ー若者の結婚・家族形成のための意識づけについて
ー政府関係機関の地方移転について
ー移転が実現した場合の県勢振興と移転実現のための具体的施策について
ー本県への本社機能の誘致について
ー新たな財政改革の目標について
ー県債残高に占める臨時財政対策債の割合について
ー平成26年度決算について
○新社会推進部の組織改編について
ー新社会推進部の名称について
ー男女共同参画推進課が担う機能、業務及び名称について
ー今後のアンビシャス広場事業について
○乳幼児医療費支給制度の拡充について
ー乳幼児医療費支給制度の改正時期について
ー乳幼児医療費支給制度の自己負担額の設定について
ー乳幼児医療公費負担に対する国の考え方について
ー乳幼児医療費支給制度改正にかかる市町村との協議について
○耕作放棄地対策について
ー耕作放棄地再生への取組について
○「全国豊かな海づくり大会」の本県開催について
ー全国豊かな海づくり大会を「福岡県らしい大会」とすることについて
ー県を挙げた大会とするための取組みについて
○教育問題について
ー新たな科目「歴史総合」について
ー新たな科目「公共」について
ー全国学力・学習状況調査の目標を達成できなかったという結果と要因について
ー学力向上に向けたこれまでの施策の成果と課題について
ー学力向上に向けた今後の取組について

以上25項目。NHKニュースにも取上げて頂きましたが、総合戦略をはじめとし全て今後の県政運営のなかでも基本となるべき重要な問題ばかりです。
知事答弁に関しては議会が落ち着いてからまた後日レポートしたいと思います。
質問・知事答弁を含めたインターネット録画中継は10月2日頃から視聴可能になる予定です。URLは下記の通り↓
http://www.fukuoka-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=388
後援会有志の皆さんも応援に駆けつけて頂き心強かったです。本当に有り難うございました。

 

【9月議会開会、初めての代表質問を行います】

【9月議会開会、初めての代表質問を行います】
昨日より福岡県議会9月定例議会が開会しました。

人件費や資材高騰による伊良原ダムの予算増額や服部副知事の人事案件などが議題として上っています。

私は自民党県議団の代表質問者にご指名頂き、9月29日に代表質問を行う事となりました。

議員個人が普段の政務活動から得た視点で行う一般質問と違い、県内幅広く選出されている自民党県議団所属議員43人の総意として、県政の方向性や知事の政治姿勢を問う質問内容となります。質問の持ち時間も45分が上限(知事答弁時間は除く)。質問項目は30近くに及びそのボリューム・内容ともに自民党県議団として恥ずかしくない重みのあるものとなっております。

その詳しい内容については質問当日まで取扱注意で門外不出。様々な情勢に応じて修正や変更がかかる場合もあります。プレッシャーたるやたまりませんが、しっかり務めたいと思います。

自民党県議団の一般質問は9月29日(火)午前11時からです。傍聴希望の方は事務所まで御連絡ください。
またネットにて生中継も行われます(録画中継は10月2日頃から)
http://www.fukuoka-pref.stream.jfit.co.jp/
どうぞ宜しくお願いします!

 

【熊本県に延伸!新たな生活圏を創造する有明海沿岸道路】

【熊本県に延伸!新たな生活圏を創造する有明海沿岸道路】
有明海の沿岸地域を結び新たな生活圏を創造する地域高規格道路「有明海沿岸道路」

現在福岡県内を中心とした一期工事は、三池ICから徳益ICまでの自動車専用道路部を中心に順調に工事が進んでおります。その中で、本日初めて熊本県側への延伸工事の端緒を開く「三池港IC連絡路中心杭打ち式」が本日荒尾競馬場跡地にて開催されました。

有明海沿岸道路は無料ということもあり、当初の予想をはるかに超えた利用率を誇ります。しかし事業開始当初は、「コンクリートから人へ」で象徴される公共工事への逆風もあり大変な苦労があったと、期成会特別顧問である古賀誠先生のお話がありました。また、それを受けて野田毅衆議院議員から「公共事業は乗数効果(ストック効果)だけで語れない、先行投資という視点を忘れてはならない」とのお話し。

生まれてくる子供達は故郷を選べません、その中で国土の保全と均衡ある発展を強く願う者として大変心強いお言葉を頂いた気がします。

有明海沿岸道路が熊本方面に延伸されれば、そこから徳益ICで下車し、みやま柳川IC経由で九州自動車道を活用される熊本県民も増えるでしょう。ではみやま市柳川市はどうやってこのインフラを活用していくのか。市も県もぬかりなく策を練らねばなりません。

福岡県・熊本県から国会議員・県知事・県議会関係者・市町長・市議会議員・期成会関係者が集い、杭打ち式は有明沿岸地域の未来を彷彿させるとても華々しいものとなりました。

そして違和感無くダークスーツの集団に紛れ込むあやしい黒い影。。。。

 

【がんばれ女性消防団員!】

【がんばれ女性消防団員!】
本日は第二回福岡県女性消防操法大会が福津市の福岡県消防学校にて開催。私が委員長を務める総務企画地域振興委員会は防災危機管理局も所管しており、視察をして参りました。

この大会は女性消防団員の士気高揚を図り地域における消防活動を充実させるために2013年に第一回が開催され、それを見学された7名の女性が新たに消防団に加入されたそうです。

前回優勝の久留米市女性消防隊から優勝旗が返還され、飯塚市女性消防隊の指揮者が堂々たる選手宣誓。

出場9団体、その全てが普段の厳しい訓練を彷彿させる素晴らしい操法を披露されました。
そして栄えある第二回優勝は福岡市早良女性消防隊。10月に開催される全国大会でのご活躍を祈念しております。

福岡県では消防団員を自主防災組織の指導者として要請する「福岡方式」と呼ばれる防災対応を推進しており、高齢化や独居世帯増加が進む中、女性消防団員への期待も高まっています。この大会が女性消防団の士気高揚や団員加入に貢献することを期待します。

 

大家敏志参議院議員の政経フォーラムにて司会を務めさせて頂きました。

大家敏志参議院議員の政経フォーラムにて司会を務めさせて頂きました。
記念講演として麻生太郎副総理、金美齢先生が登壇。会場も立ち見が出る大盛況でした!貴重な機会を頂きまして、大家先生有り難うございます。
フォーラムの内容については大家先生のFacebookページをご覧下さい(click!)

 

【レインボー九州少年ソフトボール大会開催】

【レインボー九州少年ソフトボール大会開催】
今年で35回目となる、レインボー九州ソフトボール大会がみやま市高田町で開催されました。

旧三池郡高田町の頃から少年の健全育成を目的に開催されているこの大会。今年も福岡県内はもとより鹿児島や宮崎など九州一円から合計48チームが参加しました。

高田町では冬に九州選抜少年剣道大会も開催されており、一自治体として二つの九州大会を開催している事は昔よりこの地がスポーツを通じた青少年育成・地域振興に大変力を入れていたことが窺えます。

チーム旗に囲まれた選手宣誓。今年は高田オールジュニアの原田君が清々しい感動的な宣誓をしてくれました。

接近する台風が心配されましたが、予想を覆す晴天。明日の決勝戦までは問題なさそうです。
熱中症や怪我がなく、全てのチームが全力を出し切る試合を期待しております。

 

やっと第一回の常任委員会視察の報告をアップします。

やっと第一回の常任委員会視察の報告をアップします。第一回はみやま・柳川・大牟田・筑後の地方創生をテーマに勉強させて頂きました。それぞれ地域の特色を活かす施策が行われており、大変勉強になりました。委員の皆様方と福岡県のまちづくりに活用していければ幸甚です。しかし相変わらず落ち着かない日々が続きます。インプットとアウトプットのバランスを取りながら、頑張っていきたいと思います。

【みやま市議会議員選挙始まる】

【みやま市議会議員選挙始まる】
昨日7月19日、みやま市議会議員選挙が告示されました。

定数が2削減されて、19から17に減った議席を目指し、現職12人、元職1人、新人9人の合計22名が立候補する激戦となりました。

地方議会において議会は二元代表制の一翼となり、首長へのアクセルやブレーキとなり行政運営を健全に行う大変重要な役目です。

一人だけの首長に対し、議員は地域毎の諸課題について住民の声を行政に届ける役割もあります。

県や国の行政だけで地方創生がどうにかなるというものでは有りません。市政こそがまちづくりの基礎の基礎です。

多くの住民の皆さんが、前向きな議論の中で、今回の市議会議員選挙の関心を高めて頂き投票率が上がる事を期待しております。

投票日は7月26日(日)です!

 

【6月議会最終日、福岡よかとこバスツアー出発式】

【6月議会最終日、福岡よかとこバスツアー出発式】
改選直後の、長い長い6月議会もやっと最終日になりました。予算特別委員会を含め、内容については県政レポートや地元の県政報告会にて随時行いたいと思います。また、最終日に総務企画地域振興委員長として付託された議案について、審査の結果報告議場にて行います。

本会議前に、県庁では「福岡よしもと芸人と行く、福岡よかとこバスツアー」の出発式が行われました。
この事業は「ふるさと名産品・旅行消費拡大事業」の一貫で行われ、お一人様1000円で、福岡よしもとの芸人さんがエスコートして県内選りすぐりの観光コースを巡る日帰りツアーです。

コンバット満さんはじめ福岡よしもと芸人の方も多数参加されたので、出発式は凄い賑わいでした。

栄えある出発式のツアーに選ばれたのは、「産業革命遺産と筑後の特産をめぐる旅」!

みやま市では日本唯一の国産線香花火を生産して、オリジナル花火体験が行える筒井時正花火玩具製作所が見学先に入っています。

 

【世界遺産観光土産に石炭シュー】

【世界遺産観光土産に石炭シュー】
みやま市高田町の「あづまや」さんが石炭を模ったシュークリームを発売されています。

ネーミングもそのまま「石炭シュー」

見かけは石炭そのままですが、なんと食べると中のクリームが衝撃の真っ黒!まさに黒いダイヤ。

お味も、しつこい甘さではなく大人の風味。「自分は酒飲みで辛党だけど」と仰る先輩にも気に入って頂けました。

あづまやさんは福岡県の経営革新センターから経営革新計画を承認されており、新商品の開発、販路拡大など様々な新しい取組をされている中、今回の世界遺産登録も更なる追い風にしようと、パッケージの見直し含め販売促進に力を入れようとされているそうです。

こういう地元の皆様の盛り上がりに触れると、今回の世界遺産登録は地域に活力をくれる本当にありがたいことだと感じます。

石炭シューは注文を受けてから中にクリームを詰めるそうです。だいたい作って2時間以内が食べ頃。
高田町の店舗以外に、みやま市の道の駅でも売っていますので、お越しの時は是非。

 

【喜んでばかりいられない、世界遺産登録】

【喜んでばかりいられない、世界遺産登録】
明治日本の産業革命遺産が世界遺産に登録されました。おめでとうございます。

8県23遺産で構成され、私のお隣の大牟田市にも「三池港」「宮原抗」等があり、地方版を含む新聞各紙には関係者や地域住民の喜びの声が溢れています。

構成自治体においては、知名度向上や観光客増など地域振興へ繋がる期待感は最高潮。荒尾市で遊園地を運営している「グリーンランド」の株価が世界遺産登録決定翌日にストップ高になったのも、海外旅行客の増加を見越した思惑買いが原因と言われています。

しかし、世界遺産に登録されたという事は、これを人類共通の貴重な遺産として後世に伝えていく責任も同時に発生するわけです。

例えば1993年に世界自然遺産登録された屋久島は、急激な訪問者・登山客急増によりゴミ問題・登山道の荒廃・自然破壊・島民生活への悪影響などが発生し、島民のなかでも世界自然遺産登録に関する賛否両論がわき起こったり、本来の世界遺産の趣旨を逸脱しかねない状況となり、入山規制をはじめとする対応策が必要となりました。

活用と保護、この両面をバランス良く行い、地域だけでなく人類の宝として明治日本の産業革命遺産が末永く愛される事を祈ってやみません。
(写真は、登録を記念して頂いたポスターです)

 

【一般質問の要旨と答弁骨子】

【一般質問の要旨と答弁骨子】
一般質問は先週の金曜日無事終了しました。
新たなメンバーも加わった県議会、心新たに演壇に向かいましたが2期目になっても相変わらず緊張します。
特に、今回は2期目の小川体制に対して一般質問トップバッターという事で気合いを入れて挑みました。

質問原稿をブログに上げております。また同じページから中継録画が7月1日頃から観ることが出来ます。

平成27年6月議会一般質問「景気回復の地域格差と地域の人材多様性確保について」

質問要旨と知事の答弁骨子は下記の3点

板橋「景気回復の県内地域格差についてどう考えるのか?また、景気回復の振れ幅が小さい地方に対する具体的・効果的な施策について」

知事: 景気回復の道筋に関する基本的考え方を披瀝。県の民間設備投資刺激・地域消費喚起・民間賃金アップに関する具体的取組を表明。公共事業を「幅広い分野で生産誘発効果が有る」とした上で、必要に応じた事業量確保し、国からの補助減少について県単費で補い、地域毎にメリハリをつけて執行する旨答弁。

板橋「給与格差により地方における技術人材の確保が困難になっている、人材多様性の確保のためにどのような施策を打つのか」

知事: 中小企業が必要な人材を確保し、地域のものづくり企業等が多様性を維持することの重要性を共有。「正規雇用促進企業支援センター」における新しい取組により企業が行う多様な人材確保を支援する事を表明。

板橋「中小企業振興条例は公共事業を担う企業の意見や、地域後の特徴もしっかり反映させて、地方の景気回復に実効性のある条例を目指すべきではないか」

知事: 条例制定の為に行っている、約1200社に対するアンケート調査は県内企業の業種構成を反映し、サービス業4割、小売業2割、建設業、製造業、卸売業が各1割程度の比率に設定している。一方で92社に対して行った経営者に対するヒアリングは 製造業53社、サービス業16社、小売業7社、建設業4社、卸売業3社、その他9社。引き続き出来るだけ幅広く経営者の声を聞き、県内各地域の中小企業の課題やニーズの把握に努めて条例に反映させるとの答弁。

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引き続き、この答弁を基本に、県内各地で景気回復を実感して頂けるような施策が行われているかしっかり執行部と協議して参ります。

 

【福岡よかもん広場にキジ車登場】

【福岡よかもん広場にキジ車登場】
今年4月にリニューアルされた、福岡県庁11階にある「福岡よかんもん広場」にみやま市の郷土玩具である「キジ車」。子供が乗れる大型版がキジ車保存会の皆様から寄贈されました。
寄贈式には、キジ車保存会の宮本会長、県観光物産振興課武濤課長はじめとする関係者がご出席。

キジ車は約1200年前、伝教大師が現在のみやま市にある清水寺を訪れた際、道に迷い、そこを一羽の雉が道案内をしたという伝説が由来です。

今までも何体か寄贈して頂いておりましたが、今回は子供が乗って遊べる大きさ。
たまたま飯塚市の小学四年生が県庁見学にお越しで、早速初試乗してもらいました。