「与謝野氏は名古屋市民に失礼で許し難い」 河村市長が反論

河村たかし名古屋市長は22日、公約の市民税減税について与謝野馨経済財政担当相が「(減税分を)市債残高を減らすのに使うべきだ」と批判したことに対し、「市で自由に使える金を減らそうというのなら、地域主権は全然進まない」などと反論した。

引用元: 「与謝野氏は名古屋市民に失礼で許し難い」 河村市長が反論 – MSN産経ニュース.

これは無茶苦茶なロジックでは。

「市の借金はそのまま、国から貰う交付金もそのまま、で市民税は減らす」

って事でしょう?それって前回総選挙の民主党のマニフェストそのままに見えるんですが。まったくの財源無視。

地域主権を振りかざすなら、先ずは自主独立出来るように財政健全化を目指すべきかと思います。「自由」と「責任」の議論に似たモヤモヤとした感覚。

市債発行してでも景気・雇用対策をするって言うのならまだ議論の余地はあるだろうけど。まぁ市債は基本的に市の借金だから国にとやかく言われる筋合いがないとも言えるだけに、与謝野大臣も「市債残高」より「地方交付税」の視点で発言したらもっと議論が深まったでしょう。

つぶやきで政策論争可能?

簡易投稿サイト「ツイッター」での政策論争は是か非か--。大阪府の橋下徹知事が、大阪市の平松邦夫市長に仕掛けた議論を巡り、論争が広がっている。橋下知事は「議論を府民に見てほしい」としてツイッターでの意見交換をあおるが、平松市長は「字数が少なく議論に不向き」と応じていない。専門家の間でも賛否が分かれる政治家の「つぶやき論争」。4月の統一地方選を前に、果たして広がりを見せるのか。
(中略)
 政治とネットに詳しい国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの庄司昌彦・主任研究員は「(字数の)制限があるので、やり取りが簡潔になる。一問一答形式になりやすく、会話がかみあう」と、「140字制限」がむしろ論戦に適していると評価。昨春に国会議員同士のツイッター対談をした民主党の藤末健三参院議員も「文字がネット上に残り、どんどん広がる。若い世代にアプローチできるのも大きい」とメリットを語る。

 これに対し、メディアジャーナリストの津田大介さんは「ツイッターは議論がまとまらない。ネットで生中継して意見交換したケースもあり、公開討論が望ましい」と否定的。服部孝章・立教大教授(メディア法)も「実際に本人がツイッターをしているのか分からないし、果たして社会的責任の持てる言論なのか。140字では真意は尽くせず、政治家の言葉とは異なる」と批判する。

引用元: <ツイッター>つぶやきで政策論争可能?橋下知事・平松市長(毎日新聞) – Y!ニュース.

Twitterでの議論については自分は否定的。発言が断片的になるし、それぞれの発言の関連性などがわかりにくいし参考資料などを絡めた説明は難しい。140文字に含まれた言葉のインパクトだけで印象が決まってしまうような、口喧嘩的結末になりそうな気がする。

一方でTwitterの面白いところは凄いフラットでオープンな点。
e-mailもフラットだけど、その発言が万人の目に触れるという点では断然Twitterの存在意義が増す。フォロワーが相当数いるような有名人に対してメールしても「見てないだろうな」って感じがするが、Twitterだとやりとりがネットに公開されている点でリアクションが有ろうが無かろうが満足度は高い。
その意味で情報発信より、情報収集の点で政治家にはTwitterは有効な手段ではないだろうかと思っている。

離脱はするけど離党はしない

会派を離脱する方向で調整を進めているのは、民主党の比例代表選出の当選1回と2回の、10人を超える衆議院議員です。小沢元代表に近い議員の中では、党執行部が、小沢氏が強制的に起訴されたことを受けて、裁判で判決が確定するまでの間、党員資格を停止する処分の案を決めたことに、反発が強まっています。こうしたなか、小沢氏に近い10人を超える若手議員は、菅政権は、民主党が掲げた政治主導ではなく、官僚主導になっているうえ、消費税の増税を進めようとするなど、国民と約束した政権公約=マニフェストを見直そうとしており、認められないと批判しています。そして、17日にも、民主党の会派「民主党・無所属クラブ」を離脱し、新たな会派を結成することを表明する方向で調整を進めています。ただ、若手議員は「おととしの衆議院選挙で民主党で当選した責任は大きい」として、離党する考えはないということです。

引用元:民主若手議員 会派離脱で調整 NHKニュース

民主党会派は離脱するけど離党はしない?!
つまり党内からの倒閣運動と理解して良いのだろうけど、それにしても小沢元代表の処分に不満だから倒閣とかちょっと志が低すぎないか?

会派離脱を企てた民主党議員は
「おととしの衆議院選挙で民主党で当選した責任は大きい(から離党はしない)」
と仰っているようだが、その当時「国民の生活が第一」と言っていた事こそ忘れないで欲しい。

U3-X Personal Mobility Prototype

YouTube – U3-X Personal Mobility Prototype.

HONDAが2009年に発表したU3-Xという乗り物(?)セグウェイは立った状態で両手を使って操作したが、これは両手は使わず座った状態で移動できる。発表から2年が経つが今だその斬新さに感動する。

将来これが会社の椅子代わりに使われて、社内会議となるとあちらこちらの部署からU3-Xに乗った社員が会議室に集合するなんて想像しただけで楽しくいね。夢が広がるよなぁ。こういう夢が広がる製品を世に送り出す企業って素晴らしい。

清水山ロードレース大会参戦記

山門高校(一人)第二陸上部として2月13日(日)の清水山ロードレース5キロの部に出場してきましたのでそのレポートを。

受付会場はみやま市瀬高体育センター。IMG_0362
中では63卒の松尾君を発見!
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清水山ロードレースは大人のレース。なぜなら男は40歳以上でないと出場資格が無い(笑)第二陸上部として参加するにはちょうどお手頃なレースと思っていたんです。しかし!頂いたパンフレットを見ると5キロの歴代優勝者は軒並み20分切るレベル!早い年は17分台!60歳代でも優勝者は20分を切るタイムで走ってある。さらに出場者名簿には「所属 ○×走ろう会」とかが並んでいる。これはいかんぞ!正直1キロ5分ペースでも結構きついと思う自分はひょっとしてとんでもない場違いな参加者なのか?無茶苦茶緊張感が高まります。

受付を済ましてスタート・ゴール地点のタカ食品前へ移動。天気は大荒れが予想されていましたが奇跡の晴れ間が!
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公約通り想い出の61Tシャツを着用してポーズです。

緊張の父を応援するために我が息子と娘も登場
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出走前に参加者名簿に3年2組だった桒原君の名前を発見!9.7キロの部に出場するとの事。目標タイムを聞くと「40分切り!」だって!!やばいガチンコのランナーがここにも居た。更に緊張が高まります。

そんなこんなでスタート時間が迫る
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ヨ~~~~~~イ
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スタート!!!

足取り快調!とりあえず嫁さんと子供の前では良い格好したいので張り切って走る。瀬高薬局の角を曲がって清水山方面に向かう当りでちらっと時計に目をやると1キロ3分15秒ペース。いかんいかん、これは明らかにオーバーペース。ちょっとスローダウン。

するとあっという間に10人程に抜かれる。ひえー、さすがみんな本気ばい。心なしか心臓が苦しくなってきた、更に足も力が抜けるような感覚。ちょっと緊張が走る。

その後8組善子ちゃんの家の前を走る。ひょっとしたら善子ちゃんが応援に来てるかもと気を取り直して颯爽と走っている風に取り繕う。きょろきょろ探してみるが善子ちゃんの姿は無し。格好付けた分どっと疲れが出てくる。うわー、完走できるとかいな、俺?!更に5人ほど抜かれる。

もう2キロ程走った気になっていたけど、まだまだ折り返し地点の高速道路下までは距離がある。「あーあ、なんでレースとか出ろうとおもったんやろ」とちょっと後悔の念が。

すると沿道のおばちゃんが自分の着ている61Tシャツに描かれた山門高校の校章を発見したのか

「あら、山門高校ばい!」

と声を掛けてくれた。一気にラブではなく元気注入された感じ。シャキーンとなって

「61年卒です!!」

と答えると「がんばらんね~!」と応援を頂く。やる気充填!もう二度と追いつくことが無いだろうと思ってた前のランナーの背中が何故か近づいてきた。

そうそう、この感覚。ホノルルマラソンでも感じたけど、もうすっからかんになってきつくてしょうがない筈なんだけど沿道の人の声援、拍手、暖かいまなざしがガソリンとなって自分の体を前へ前へと押しやる。これがレースの醍醐味なんだよね。順位とかタイムとか関係ない。「あー俺、みんなに走らせて貰ってる」という多幸感。そして、これは大きな勘違いかも知れないけど、沿道に立つ人たちに必死になりながらも走る自分の姿は「ひょっとしたら元気を与えているかもしれない?」というナチュラルハイ。

額からの汗に混じって、寒さと向かい風のせいだろうけど目からも汗が出てきやがった。ついでに鼻水も。「うぉーーーー!」と叫びたい衝動に駆られるが交通整理のお巡りさんにそのまま連行されるのも困るので声援を送る人に軽く右手を挙げる事で感謝の気持ちを表すことにする。

ゴール近くでは5組良介君の家の前を通過。「まさか良介は応援とかせんよね」と思いながらもかすかな期待を持って目をやると、本人は居なかったがお母さんが居た!「良介のお母さん!」(今思えばこの呼び方はちょっと変だな)と手を振ると「あら!がんばって!」と声援を貰う。よっしゃーラストスパート!!

もう心臓バクバクでちゃんと走れているかどうかも分からないけどとにかく足を動かす。早く、早く、ゴールへ。

ゴール地点最後の直線。脇には沢山の応援が。ホノルルマラソンのカピオラニ公園の光景がフラッシュバックしてゴールへなだれ込む。順番札を渡す係の人から18と書いてる札を受け取り、その後ろの係の人が片手を挙げているのでハイタッチしようとしたらちょっと変な顔をされた。ここはカピオラニ公園のノリじゃダメなんだな。ちょっと寂しい。

その後ゴール受付で順番札に名前を書いて、嫁さんを探すと息子が駆け寄ってきた
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おー!息子よ!!
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ガシッ!熱い抱擁。
でも完走した直後に20kg超の大型犬がじゃれつくのは結構きつい。顔も若干ゆがんでいる。

ここでストップウォッチを止めていないことに気付く。慌ててストップボタンを押して時計を見ると22分10秒。多分21分台で5キロ走り切れたのかな?25分切りが目標だった自分にとっては信じられないタイム。これも沿道の人、一緒に走った人たちから頂いたガソリンのお陰。

おっと、そろそろもう一人の山門高校第二陸上部桒原君が9.7キロ走って帰ってくる頃。ゴール地点でカメラを構えて待っていると

来た来た来た来た!
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9.7キロも走って来たのにこの人余裕ですよ!この笑顔!しかもお子さんの部活の応援団が来ているらしく、黄色い声援が凄い!
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正真正銘、歓喜のハイタッチ責め。羨ましい!

桒原君は9.7キロの部なんと5位。凄い!

聞くと、彼はトライアスロンなんかにも出ていたらしくみやま市走ろう会の所属、さすがやね。

最後に二人で記念写真
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見て下さい、二人のこの年甲斐も無く一点の曇りも無い清々しい笑顔。自分で見ても笑っちゃう。これがスポーツの力です。

40歳を過ぎると徐々に体力も衰えてくるけど、だからといって何もしないのはもったいない。その年齢年齢で出来るスポーツはきっとあるはず。なんか最近調子悪いな~、楽しいことないなぁ、気分が盛り上がらないなぁ~、とお嘆きの貴方!山門高校第二陸上部はそんな貴方をお待ちしています。来年の2月、清水山ロードレース、一緒に汗と涙と鼻水垂らしながら走りませんか?

桒原君「来年は9.7キロの部ば一緒に走ろい!」
自分「いやー、坂道は膝とか痛めそうやしぃ~。俺は5キロくらいが向いてると思うっちゃんねぇ~」