つぶやきで政策論争可能?

簡易投稿サイト「ツイッター」での政策論争は是か非か--。大阪府の橋下徹知事が、大阪市の平松邦夫市長に仕掛けた議論を巡り、論争が広がっている。橋下知事は「議論を府民に見てほしい」としてツイッターでの意見交換をあおるが、平松市長は「字数が少なく議論に不向き」と応じていない。専門家の間でも賛否が分かれる政治家の「つぶやき論争」。4月の統一地方選を前に、果たして広がりを見せるのか。
(中略)
 政治とネットに詳しい国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの庄司昌彦・主任研究員は「(字数の)制限があるので、やり取りが簡潔になる。一問一答形式になりやすく、会話がかみあう」と、「140字制限」がむしろ論戦に適していると評価。昨春に国会議員同士のツイッター対談をした民主党の藤末健三参院議員も「文字がネット上に残り、どんどん広がる。若い世代にアプローチできるのも大きい」とメリットを語る。

 これに対し、メディアジャーナリストの津田大介さんは「ツイッターは議論がまとまらない。ネットで生中継して意見交換したケースもあり、公開討論が望ましい」と否定的。服部孝章・立教大教授(メディア法)も「実際に本人がツイッターをしているのか分からないし、果たして社会的責任の持てる言論なのか。140字では真意は尽くせず、政治家の言葉とは異なる」と批判する。

引用元: <ツイッター>つぶやきで政策論争可能?橋下知事・平松市長(毎日新聞) – Y!ニュース.

Twitterでの議論については自分は否定的。発言が断片的になるし、それぞれの発言の関連性などがわかりにくいし参考資料などを絡めた説明は難しい。140文字に含まれた言葉のインパクトだけで印象が決まってしまうような、口喧嘩的結末になりそうな気がする。

一方でTwitterの面白いところは凄いフラットでオープンな点。
e-mailもフラットだけど、その発言が万人の目に触れるという点では断然Twitterの存在意義が増す。フォロワーが相当数いるような有名人に対してメールしても「見てないだろうな」って感じがするが、Twitterだとやりとりがネットに公開されている点でリアクションが有ろうが無かろうが満足度は高い。
その意味で情報発信より、情報収集の点で政治家にはTwitterは有効な手段ではないだろうかと思っている。