【みやま市遺族会「故郷から見たアジア太平洋戦争」上梓】

戦後78年を迎え、戦争の記憶が希薄化しているなか、みやま市遺族会の皆さんが、故郷みやま市においてアジア太平洋戦争を巡る関わりがどのようなものであったか、遺族の視点から討論会を開催され、その議事録を書籍化されました。

大東亜戦争(第二次世界大戦)に関する様々な情報は知っていたものの、普段お付き合いのある遺族会の皆様が発する体験談がこんなに心に響くとは思いませんでした。遺族会の方々は、戦争の記憶を次世代に紡がなければならないと思いながらも、自分の子供や孫に積極的に語る事は無かったそうです。

生々しい記述もありますが、大東亜戦争と私達は地続きで、その尊い犠牲の上で今の社会が成り立っていると実感出来る書籍でした。1000部印刷して、図書館や小中学校に配布をされております。もし許可が頂けるならPDF化して公開したいくらい、一人でも多くの皆様に目を通していただく事ができないかと思案しております