【感染拡大防止と教育機会の確保】

 昨日(5月5日)みやま市内の児童でPCR検査陽性者が判明し、感染拡大防止の為連休明け初日から2校が二日間休校。濃厚接触者は今日PCR検査を受ける予定との事。今後囲い込みを進めて、なるべく早く授業を再開する方向。

 第四波と呼ばれる、今回の陽性者増においては児童の感染が目立ちます。学校側の対策として「感染防止」はもちろんですが、感染防止対策を理由に子供達が学ぶ機会を失わないような対応を前広に検討して欲しい旨お願いをしました。

 オンライン授業が理想ですが、現状、オンライン授業はインフラも、教える側のスキルも整備されておらず、長期休校になった他校の事例では最初に纏めて宿題を渡すのが精一杯だったと聞きます。休校になった分の補習に、夏休みなど長期休暇の活用するなど、現場で柔軟に対応出来るようなガイドライン策定を連休前に県側にもお願いしたばかりでした。

 また、お子さんが急に休校になると、保護者のお仕事にも差し障りが出てくる可能性があります。学校だけでなく、放課後児童クラブはどう運用するのかなど、BCP的な視点での対応も必要となります。

 感染拡大防止と経済の両立が社会で求められていますが、教育現場では感染拡大防止と教育機会確保の両立が急務です。働きかけを進めます。