オルレは韓国済州島からはじまったトレッキングコースの総称です。ここ九州においては、九州観光推進機構が2012年から韓国からの観光客誘致を目的に「済州オルレ」の姉妹コースとして「九州オルレ」を立ち上げ4コースを選定したのが始まりです。すでに九州に17コースが存在していますが、この度第6次認定が行われ「みやま・清水山コース」と「出水コース」が新たにコースに加わり19コースとなりました。福岡県内にはこれで「宗像・大島コース」「久留米・高良山コース」「八女コース」に続き4コース目、九州内では一番多いんだそうです。
「みやま・清水山コース」は女山の麓にある八楽会教団がスタート地点。国指定文化財である女山神護石をはじめ多くの史跡や美しい竹林がある女山史跡森林公園を通り、清水山の本坊庭園、五百羅漢などを抜けて清水寺・三重塔へ向かい、最後は道の駅みやまでゴールする全庁約11.5キロ(所要時間4−5時間)のコースです。
今日のオープン初日にはなんと600名近くのオルレファンが韓国はもちろん日本からも参集頂き大盛況だったそうです。
一方で、昨日は駐福岡韓国総領事金玉彩さん、済州オルレ理事長Sun Myung Sookさん、そして韓国のテレビ・新聞など多くのメディアの皆さんや旅行代理店関係者40名以上をお招きし祝賀会が開催されたのですが、その中で、九州観光推進機構の高橋専務理事が「オルレはコース認定されてからが大変。コースを美しくメンテナンスし続けるには地元の皆さんの理解と努力が必要になります」と仰いました。
認定されることだけで安心せずに、これを地域の観光資源として磨き上げ、九州オルレの人気コースになるべく周遊性やリピーター向上を目指しみんなで頑張りましょう!