【筑後広域公園プールいよいよオープン】
12月1日に県営筑後広域公園のプール施設がいよいよオープンします。はそれに先駆け11月27日(日)に竣工式とオープニングセレモニー、そして一般無料開放が行われました。
筑後地域で唯一の日本水泳連盟公認の屋外50mプールと屋内施設には温水の25mプール・子供プール・幼児プール・ジャグジーを備え、トレーニングルームとフィットネスルームを完備しています。
私が子供の頃は瀬高町営プールという50m公認プールがあり、各種県大会や九州大会が開催され、この地域の競泳のレベルは大変高かったと聞いております。リオオリンピックで柳川出身の坂井聖人選手が銀メダルを取りましたが、筑後広域公園プールも地域の水泳熱を高め競技人口を増やすきっかけとなり、健康増進は勿論、多くの活躍選手を輩出できればと期待します。
特に屋外50mプールは約1400席の観客席があり、九州大会などは十分開催が可能となりました。ハイレベルな競技に間近で触れるのは地域全体のレベル向上に寄与できる事でしょう。
更に25m温水プールにはスロープがついており、若い方だけでなく足腰に不安を抱える高齢者の方や障がいのお持ちの方にも優しい設計となっています。
私が常日頃口にする「スポーツを核とした広域地域振興」へ向けて大きな一歩が踏み出せました。
オープニングセレモニーにはオリンピック北京大会とロンドン大会に背泳と自由形で出場し、現在はJOCオリンピック・ムーブメント・アンバサダーとして全国を飛び回る伊藤華英先生が登場。
地元本郷小学校、下庄小学校の子供達にオリンピック精神や自身のオリンピック出場の体験談などを熱く語って下さいました。
その後の泳ぎ初めは、伊藤先生と子供達、そして今年の日本身体障がい者水泳選手権大会、背泳・視覚障害の部で日本新記録を出して優勝した地元本郷出身の浅山賢一さんをはじめとする水泳を愛する障がい者で結成された福岡クローバーシャークSCの皆さんが飾ってくれました。
私の夢は、このプールに2020年東京オリンピック・パラリンピックのキャンプを誘致したい!子供達に夢を!そして2020年東京大会の熱気を是非県南の皆様とこの地で共に味わいたいんです!その為には地元自治体はじめ多くの皆さんのご理解ご協力が不可欠です。筑後広域公園プール施設の完成が、その機運を醸成することを心から願っております。