【みやま市議会議員選挙始まる】

【みやま市議会議員選挙始まる】
昨日7月19日、みやま市議会議員選挙が告示されました。

定数が2削減されて、19から17に減った議席を目指し、現職12人、元職1人、新人9人の合計22名が立候補する激戦となりました。

地方議会において議会は二元代表制の一翼となり、首長へのアクセルやブレーキとなり行政運営を健全に行う大変重要な役目です。

一人だけの首長に対し、議員は地域毎の諸課題について住民の声を行政に届ける役割もあります。

県や国の行政だけで地方創生がどうにかなるというものでは有りません。市政こそがまちづくりの基礎の基礎です。

多くの住民の皆さんが、前向きな議論の中で、今回の市議会議員選挙の関心を高めて頂き投票率が上がる事を期待しております。

投票日は7月26日(日)です!

 

【6月議会最終日、福岡よかとこバスツアー出発式】

【6月議会最終日、福岡よかとこバスツアー出発式】
改選直後の、長い長い6月議会もやっと最終日になりました。予算特別委員会を含め、内容については県政レポートや地元の県政報告会にて随時行いたいと思います。また、最終日に総務企画地域振興委員長として付託された議案について、審査の結果報告議場にて行います。

本会議前に、県庁では「福岡よしもと芸人と行く、福岡よかとこバスツアー」の出発式が行われました。
この事業は「ふるさと名産品・旅行消費拡大事業」の一貫で行われ、お一人様1000円で、福岡よしもとの芸人さんがエスコートして県内選りすぐりの観光コースを巡る日帰りツアーです。

コンバット満さんはじめ福岡よしもと芸人の方も多数参加されたので、出発式は凄い賑わいでした。

栄えある出発式のツアーに選ばれたのは、「産業革命遺産と筑後の特産をめぐる旅」!

みやま市では日本唯一の国産線香花火を生産して、オリジナル花火体験が行える筒井時正花火玩具製作所が見学先に入っています。

 

【世界遺産観光土産に石炭シュー】

【世界遺産観光土産に石炭シュー】
みやま市高田町の「あづまや」さんが石炭を模ったシュークリームを発売されています。

ネーミングもそのまま「石炭シュー」

見かけは石炭そのままですが、なんと食べると中のクリームが衝撃の真っ黒!まさに黒いダイヤ。

お味も、しつこい甘さではなく大人の風味。「自分は酒飲みで辛党だけど」と仰る先輩にも気に入って頂けました。

あづまやさんは福岡県の経営革新センターから経営革新計画を承認されており、新商品の開発、販路拡大など様々な新しい取組をされている中、今回の世界遺産登録も更なる追い風にしようと、パッケージの見直し含め販売促進に力を入れようとされているそうです。

こういう地元の皆様の盛り上がりに触れると、今回の世界遺産登録は地域に活力をくれる本当にありがたいことだと感じます。

石炭シューは注文を受けてから中にクリームを詰めるそうです。だいたい作って2時間以内が食べ頃。
高田町の店舗以外に、みやま市の道の駅でも売っていますので、お越しの時は是非。

 

【喜んでばかりいられない、世界遺産登録】

【喜んでばかりいられない、世界遺産登録】
明治日本の産業革命遺産が世界遺産に登録されました。おめでとうございます。

8県23遺産で構成され、私のお隣の大牟田市にも「三池港」「宮原抗」等があり、地方版を含む新聞各紙には関係者や地域住民の喜びの声が溢れています。

構成自治体においては、知名度向上や観光客増など地域振興へ繋がる期待感は最高潮。荒尾市で遊園地を運営している「グリーンランド」の株価が世界遺産登録決定翌日にストップ高になったのも、海外旅行客の増加を見越した思惑買いが原因と言われています。

しかし、世界遺産に登録されたという事は、これを人類共通の貴重な遺産として後世に伝えていく責任も同時に発生するわけです。

例えば1993年に世界自然遺産登録された屋久島は、急激な訪問者・登山客急増によりゴミ問題・登山道の荒廃・自然破壊・島民生活への悪影響などが発生し、島民のなかでも世界自然遺産登録に関する賛否両論がわき起こったり、本来の世界遺産の趣旨を逸脱しかねない状況となり、入山規制をはじめとする対応策が必要となりました。

活用と保護、この両面をバランス良く行い、地域だけでなく人類の宝として明治日本の産業革命遺産が末永く愛される事を祈ってやみません。
(写真は、登録を記念して頂いたポスターです)