総選挙戦最終日、投票率低下・白票・棄権について私の見解

選挙最終日です。【藤丸さとし候補】は最後の激励集会をみやま市柳川市にて下記の通り開催します。
14:30- 柳川市筑後中部魚市場
16:30- みやま市JAみなみ筑後本所3階
皆様、奮ってご参加下さい!
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さて、今回の選挙戦、投票率の低下が危惧されておりますが、それについて自分の見解を明らかにしておきます。

議会制民主主義というルールの中では主権者によって選ばれた代表達によって政治について議論がなされ物事が決められていきます。投票率が低くても、無効票が多くても、棄権をした人・白票を投じた人それぞれが持つ真の想いを代弁する人がいない限り、それが議場において斟酌される可能性は低いでしょう。

「つまらん選挙しやがって」という気持ちは分からないでも無いけど、選挙は娯楽ではなく、なんらかの決断をする際に民意を問うことは至って民主的です。今回の消費税率引き上げ時期の延長は、それを財源に見込んでいた多くの施策に影響を与え、また延長する間にどのような景気対策を打って経済を立て直すかという様々な議論の余地が有り、国民生活に大きな影響を及ぼします。選挙をしないという選択も可能でしたが、それをやったらやったでもの凄い批判が起こったのではと考えます。

そして立候補している人は自らの主張を明らかにしてリスクを負って立候補しているし、今の選挙制度の中で、政権交代が2回起こったってことは、与党にだけ有利な選挙制度じゃないので解散するのもリスクがある(もちろんリスクを低下させるための最大限の努力はするでしょうが)。だから、「つまらん」「無駄」という憤りの矛先を立候補者や解散した側に向けるのは無理があります。

そんな方の想いを議会で代弁する「つまらん選挙をさせません党」とか「無駄な選挙しません党」があると一番良いでしょうけど。そういう主張をする党や候補者がいないのは、それじゃ民意を得ることが出来ないからでしょうか?いや、もしかしたら眠った民意は喝采をもってその主張を受け入れるかもしれません。それを誰がやるのか、そこが問題だと思います。

参考までに、無駄な選挙とか白票・棄権については下に挙げている辛坊治郎さんと河野太郎さんの主張に私は賛同します、興味あればご一読を↓

辛坊治郎コラム【辛坊持論】700億円の意味
河野太郎「民主主義の権利と義務」

今回の総選挙においては既に立候補の締切が行われております、今から立候補することは出来ませんので投票をする事こそが議会制民主主義において唯一無二で最良の意思表示だと考えます。選挙区、比例区、二つの投票が出来ます。是非、皆さん選挙に行きましょう。