九州自立の会政策提言とスポーツの秋

東京一極集中と中央と地方の格差拡大を打破するため、福岡県議会議員が中心となり広く九州の政財界の賛同を頂き、平成23年9月に発足した「九州の自立を考える会(略称『九州自立の会』)」が約半年間の時間をかけて政策提言を取りまとめ、10月8日に発表しました。

その提言内容は、以下の5つの柱からなっています
(1)観光振興
(2)農林水産業の経営力強化
(3)先端中小企業の育成とエネルギー供給戦略
(4)空港、港湾等の機能強化その他インフラの整備
(5)スポーツの振興、スポーツ関連産業の育成

特に「(5)スポーツの振興、スポーツ関連産業の育成」は私が今年の2月議会にて質問した「スポーツによる広域振興」とリンクする部分も多く、今後の展開に大変期待を抱いています。

提言ではスポーツを、トップを目指し見るものを感動させる「チャンピオン・スポーツ」と、老若男女・上手下手を問わず皆で楽しむ「スポーツ・フォア・オール」の二つに定義し、それらを車の両輪と捉え、相互補完的・一体的に推進すべきと論じてあります。私も全く同感で、特に地方では「チャンピオン・スポーツ」に直接触れる機会が少なく、スポーツがテレビの先にある手の届かないエンターテイメントになってしまい結果的に「スポーツ・フォア・オール」の精神が根付き難いような気がしてなりません。そういう意味で提言にある「政策2 各種の国際スポーツ大会やキャンプ地の誘致」は面白い。特に、注目度が低くても継続的に開催する事による効果に言及してあるところが現実的で、その先にある「政策4 スポーツ関連産業、健康産業等のスポーツビジネスの振興」とイメージをもって結びつけられます。

今後この提言により大きな方向性が提示されたと考えます。この流れをうまく組み込んで県南の振興に繋げていきたいと考えます。

これらの政策提言は下記のリンクから概要版と全文が読めます。ご参考までに
【「九州の成長戦略に係る政策提言】概要版
【「九州の成長戦略に係る政策提言】本文

さてスポーツ繋がりですが、私を支援頂く有志の皆様により恒例のゴルフコンペを10月16日17日の二日間にわたり開催して頂きました。
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昨年は季節外れの台風に直撃をくらい、記憶に残るコンペとなり参加者の皆様に大変苦労を強いることとなりましたが、今年は無事二日とも晴天無風!
気持ちよくラウンドして頂いたのではないでしょうか。私はプレイせずスタートホールで皆様のお見送りをさせて頂きましたが、最高の秋空のもと、次々と放たれる豪快なティーショット(たまにミスショット)に見ている此方も気分爽快でした。

そしてその後の表彰式でも皆様満面の笑顔!スポーツの後、勝った負けたは置いておいて楽しく談笑するのは最高です。
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ご参加頂いた皆様、またゴルフ場の段取りからメンバー取りまとめ、懇親会の準備・進行まで色々な工夫をして盛り上げて頂いた世話役の皆様本当に有り難うございました!
これからも春のグラウンドゴルフ大会と秋のゴルフ大会を通じ、スポーツで地域の皆様と交流を深めたいと思う次第です。